歴史に想いを馳せる産業遺産観光スポット
マイントピア別子東平(とうなる)ゾーンは、市内の中心部から車で約45分、標高約750mの山中の「東平」と呼ばれる地域にあります。
東平は、大正5年から昭和5年までの間、別子銅山の採鉱本部が置かれた所で、地中深くから掘り出された銅の鉱石を坑内電車で東平まで運搬し、そこで選鉱した後、貯鉱庫に貯め、索道を利用して、現在のマイントピア別子(端出場ゾーン)のある端出場へと輸送していた中継所となっていたところです。
最盛期には、社員・家族を含めて約5,000人が周辺の社宅で共同生活する鉱山町でもあり、病院や小学校、郵便局、生協、プール、娯楽場、接待館などの施設も整備され、一時期の別子銅山の中心地として賑わっていました。
当時の施設の多くは取り壊され、植林によって自然に還っていますが、貯鉱庫、索道基地、変電所、第三通洞、保安本部などの鉱山関連施設の一部が風化の痕跡を残しつつ現存し、中でも重厚な花崗岩造りの索道基地跡の石積みは、東平の産業遺産観光の目玉となっています。
◆観光一口メモ
「東洋のマチュピチュ」と呼ばれています。
映画「船を降りたら彼女の島」(2003年公開)のロケも行われました。
自然散策も人気です。晴れ渡った日には、しまなみ海道が見えるポイントもあります。
◆天空のまち 東平
採鉱本部が置かれていた頃の東平が、高精細3DCGでよみがえります。貯鉱庫、索道基地、第三通洞など主要な施設を再現しています。
また、東平歴史資料館では、新居浜ふるさと観光大使の水樹奈々さんがナレーションを担当する「天空のまち 東平」(本編)を上映していますので、ぜひご覧ください。
天空のまち東平
◆天空に浮かぶ歴史的産業遺産へ 「別子銅山ハイランドプラン」
東平ゾーンへのオプショナルツアー(着地型商品)をご紹介し、お申込みもできるサイトです。
VISIT 愛媛県・松山        

東平の産業遺産めぐり
所要時間は、順路1~3で約1時間、少し足をのばして順路4~6へ進めば約2時間です。銅細工も体験できるマイン工房にも是非お立ち寄りください。お近くのガイドにお気軽にお声がけください。
◆(順路1)インクライン跡
インクラインは傾斜面や勾配を意味する言葉です。現在220段の階段として整備されたこの場所には、当時、端出場から索道を通じて運搬された物資を索道基地で受け、さらに高地にある電車ホームへ運ぶための施設(ケーブルカーのようなもの)が整備されていました。斜長95m、仰角21度で、動力は電気巻上げでした。複線の斜路は連動していて、片方が上がれば片方が下がる仕組みになっており、生活用品などが引き上げられ、坑木などが引き下ろされていました。貯鉱庫・索道場跡へは、この階段を下りていきます。
◆(順路2)貯鉱庫・索道場跡
東平にある第三通洞から搬出された鉱石は、電気鉄道により、大マンプ、福井橋、小マンプを通って、終点の新選鉱場へ運ばれました。選鉱場で鉱石と岩石に選別された後、鉱石は貯鉱庫に貯められ、順次索道で黒石駅へ下ろされました。後には端出場へ下ろされ、最終、新居浜市の沖合いにある四阪島の製錬所まで運ばれました。
◆(順路3)東平歴史資料館
山の町として栄えた最盛期の東平の生活文化をジオラマや写真・映像で紹介しているほか、銅に係わる様々な製品や鉱石、赤石山系の自然も紹介展示しています。
◆(順路4)小マンプ
東平資料館の建物の左手奥に残っている鉱山鉄道のトンネルです。マンプは坑道のことを「間符(マブ)」と呼ばれていたところからきています。現在は、当時の鉱山関連機械器具類が展示されており、人々の運送を担った「かご電車」や索道に吊られていた「索道バケット」の実物も見ることができます。
◆(順路5)第三変電所
明治37年に落シ水力発電所からの電気を変電するために建設されたものです。赤煉瓦造り建物で当時のままの外観が残っています。周辺は、少し開けた場所になっていますが、かって東平採鉱本部が設置された所で、第三通洞前に暗渠を築き、その上に2階建てで建設されていました。
◆(順路6)第三通洞
明治35年に貫通した東延斜坑底と東平坑口を結ぶ延長1795mの水平坑の東平坑口跡。掘り出した鉱石を坑内電車で東平の選鉱場まで運びました。昭和13年には、籠電車の運転を開始し、日浦と東平を結び、一般人の輸送も担いました。
◆(順路7)マイン工房(旧東平保安本部)
保安本部が置かれていたレンガ造りの貴重な産業遺産を活用したもので、銅板レリーフなどを遊びごころで体験し、手作りの楽しさを味わうことのできる工房です。
◆専門ガイド付き観光バス
東平ゾーンまでの道中は大変狭く、離合ができない区間もありますので、マイントピア別子発着の観光バス(ガイド付き・有料)のご利用をお勧めいたします。時刻など詳細はこちらをご覧ください。
お問合せ・お申込み マイントピア別子(TEL:0897-43-1801)

所在地 〒792-0846 新居浜市立川町654-3
営業時間 10:00~17:00
定休日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
12月1日から2月末日までは施設は休館します。
料金 東平歴史資料館の入場は無料です。
マイン工房の銅細工体験は540円です。
(所要時間:1~3時間)
駐車場 71台(内、障がい者用3台)
交通 新居浜ICから約18km、車で40分。
・県道47号線(新居浜別子山線)から入り、東平に至るまでの区間は、道幅が狭いため、マイクロバスまでしか通行できません。
・車高2.8m、車幅2.1m、車長7.1m以上の車は通行困難です。
・また、繁忙期には同区間の通行規制を実施し、30分程度お待ちいただくことがありますので、ご了承ください。
TEL/FAX 0897-36-1300(FAX無)
飲食施設 自動販売機(飲料)
周辺の宿泊施設 銅山の里自然の家
マイントピア別子ウェブサイトURL http://besshi.com/machu-pikchu/
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