担当: 秘書広報課 / 掲載日: 2012年04月25日
平成24年4月 月例記者会見
【日時】 平成24年4月25日(水) 11時00分〜11時45分
【場所】 市庁舎3階 応接会議室
<司会>定刻が参りましたので、ただいまから月例記者会見をはじめます。本日の案件はお手元にお配りいたしております3件についてでございます。では、最初に市長からごあいさつを申し上げます。市長、よろしくお願いいたします。
<市長>本日は月例記者会見にご出席をいただきましてありがとうございます。平成24年度に入って初めての月例記者会見ということでございますので、改めてご挨拶をさせていただきます。平成18年度から、定期的な市からの情報提供・情報発信を行いたいということで、議会月を除いて、原則毎月、記者会見を開催しております。基本的には、議会開催月の前月末に、議会日程に合わせた議案の発表、予算の発表を、定例記者会見として発表させていただいております。それ以外の月は、日にちは不定期でございますけど、月例という形で、記者会見をさせていただきますので、今年度もよろしくお願いいたします。報道各社の中にも人事異動等で新しく新居浜市を担当していただく記者の方もいらっしゃいますので、改めてよろしくお願い申し上げたいと思います。
<司会>ありがとうございました。続きまして、副市長、よろしくお願いいたします。
<副市長>石川でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
<司会>続きまして、事務局の自己紹介をさせていただきます。
<企画部長>引き続きになります企画部長の田中です。よろしくお願いいたします。
<秘書広報課長>このたびの人事異動で変わって参りました秘書広報課長の岡松でございます。よろしくお願いいたします。
<担当>秘書広報課の田所です。よろしくお願いします。
<司会>本日司会を務めさせていただく岡田です。よろしくお願いいたします。
では、本日の記者会見項目に移ります。それでは市長、よろしくお願いいたします。
<市長>それでは予め項目としてあげておりました3件、
(1)羊蹄丸の一般公開について
(2)第2回高校生笑い日本一決定戦「笑顔甲子園 絆in新居浜」の開催について
(3)新居浜市森林公園ゆらぎの森の指定管理者の募集について
以上3件を、まず続けてご説明させていただきます。
市制施行75周年記念ならびに新居浜高専創立50周年記念として、羊蹄丸の一般公開事業を、一般公開実行委員会を主催者として取り組んでおります。この目的につきましては、船舶解体研究に役立てるため、社団法人えひめシップリサイクル研究会が日本海事科学振興財団から譲り受けた、旧青函連絡船“羊蹄丸”を、解体の前にもう一度最後の機会となりますが、多くの方に見ていただくということで、研究会と高専及び市が連携して、最後の一般公開を行うということでございます。内容については資料にも配布しておりますが、従来の展示内容であった操舵室や昭和30年代の青森駅周辺のジオラマ、DE10系機関車、あるいは客車等々の見学、また新居浜での一般公開ということで休日には新居浜産品の物販、ご当地グルメ、コンサートなどを企画中でございます。また、4月29日11時には、青森市長と青森のミスりんごによるりんごジュース等の配布等もしていただけるという連絡もいただいております。また、マイントピア別子とも連携した新居浜の「海」と「山」を楽しんでいただきたいと考えております。既にご案内のとおり、本日13時30分から報道あるいは旅行会社関係者の皆さま方にご案内をして内覧会をさせていただきます。既に報道等でご紹介いただいているところもあり大変感謝いたしておりますが、いっそうの盛り上げをしてまいりますのでご協力よろしくお願いしたいと思います。
2点目につきましては、第2回高校生笑い日本一決定戦「笑顔甲子園“絆”in新居浜」の開催についてでございます。昨年、笑顔プロジェクトとして、全国の高校生に門戸を開いた、落語、漫才、コントによる高校生笑い日本一決定戦「笑顔甲子園」を開催いたしましたが、本年も引き続いて開催をいたします。これによります、地域で人と人を繋ぐ「笑い」と「元気」を生み出して、新居浜市が目指す「笑顔輝くまちづくり」を推進してまいります。内容につきましては、お手元の資料のとおり、演目は昨年と同じでございまして、まず予選を行なって、その後本選ということで、手順としては昨年と同じようにな手順でございます。最終的には8月26日(日)に決勝バトルということで、市民文化センター大ホールで開催をするということでございます。これからいろいろな広報を行っていきながら参加者の募集をしてまいります。
3点目が新居浜市森林公園ゆらぎの森の指定管理者の募集についてということでございます。新居浜市森林公園ゆらぎの森につきましては、指定管理者として平成23年度、24年度の2ヶ年、有限会社悠楽技を指定して管理運営を行っております。しかしながら、有限会社悠楽技の経営は慢性的な赤字が続いていたということ、また、今回の不法投棄事件に関連して水質や土壌の検査手数料、投棄物の撤去処分費等、多額の経費が必要となってまいります。さらに今後、不法投棄に対する法人への罰金等の支出も見込まれ、会社として債務超過に陥ることが懸念される事態となってきております。仮に債務超過ということになって会社の経営が成り立たないということになりますと、指定管理者としてその業務にあたることができなくなるということであり、その後大きな問題、あるいは空白を生んでしまいます。そういう状況を踏まえまして、どう対応するかということですが、まずは有限会社悠楽技としての考え方をまとめて、そしてそれを受けて新居浜市の考えをまとめました。私が一人二役のところもありますが、手順としてはこのように考えております。その基本には、ゆらぎの森、オーベルジュゆらぎ、森林公園、悠楽技の営業は継続的に行って、別子山地区だけでなく新居浜や広く多くの地域の皆さまに親しまれる施設として今後とも新居浜市としては継続をしていきたいということが基本にございます。それらを踏まえ、ます有限会社悠楽技の臨時株主総会を開催いたしまして、悠楽技の経営問題について株主の皆さまにご審議を賜ったところでございます。会社を存続させるための方法として一つは公的支援を行って増資を行う、あるいは補助金を出すということも考えられますが、現状の有限会社悠楽技における財務状況、あるいは労務管理等、経営基盤が弱いということ、また、事件による企業のマイナスイメージ、またこの件に関するけじめをつけなければいけないということがございます。3月市議会でこの問題に関してご質問をいただき、不法投棄に関して必要になる処分費等については公的な支援は認められないのではないかというのが、私が受け止めた議員皆さん方のご意見であると思います。行政としても、不法投棄に関する処分費に公費を支出するということは出来ないと考えておりました。そうなりますと、将来的には会社を解散せざるを得ない状況であるという説明を行い、株主総会での審議、了承をいただいたところであります。これを受けて有限会社悠楽技から新居浜市に対して文書で、4月18日付でゆらぎの森及び別子観光センターの指定管理について、6月末をもって指定解除を申し出る旨の申出書を提出いたしました。4月19日付で指定取り消しについての通知を新居浜市の方から出しております。今後は森林公園ゆらぎの森の営業は6月末までは有限会社悠楽技が行ないますが、先ほど申し上げたように、ゆらぎの森、オーベルジュゆらぎ含めて営業は継続していきたいということから、空白を生まないために7月以降の新たな指定管理の募集をいたします。ここからは新居浜市としての方針でございますが、5月1日から31日までに募集要項を配布して5月22日から31日までの間、応募書類を運輸観光課まで提出していただきます。これは、いわゆる公募でございます。6月に指定管理候補者の選定を行い、6月市議会での手続きを経たうえで7月1日からは森林公園ゆらぎの森の運営を新指定管理者にゆだねたいと考えております。なお、指定管理の期間は平成24年7月1日から平成27年3月31日までの2年9ヶ月です。また募集にあたりましては株主総会等でのご意見の中で、方針についてはやむを得ないが、地域雇用が確保できるような配慮をしてほしいというご意見もございました。新たな募集先に対しては有限会社悠楽技が現在雇用している社員について、可能な限り継続雇用を検討していただけるよう要請していきたいと考えております。なお別子観光センターについても同様に指定管理解除の申し出を行っておりますが、別子観光センターは4月から休業しておりますので手続きを経たのち、7月以降、園地管理は残りますので、市の直営で別子観光センターの園地管理を行うという方針でございます。並行して別子観光センター筏津山荘の改築計画について地域審議会をはじめ地域の皆さんと協議もしていくということでございます。なお、別子木材センターにつきましては保健所への手続きおよび改善策が全て完了いたしまして、3月23日から通常操業に戻っております。焼却炉の使用も再開いたしております。後先になりましたが、4月1日以降の動きに関しては、3月末の焼却灰等の分析結果に関しては皆さん方にもお知らせしたと思います。4月4日に四国中央警察署によるゆらぎの森臨時駐車場奥の投棄物の見聞と計量がありました。4月17日、筏津から不法投棄された焼却灰の撤去を西条保健所、地権者、四国中央警察署立会のもと撤去を行っております。その後、焼却灰撤去後の土壌を採取して、土壌汚染対策法の有害物質26項目及びダイオキシン類について分析機関に委託をしているところです。4月以降の流れは以上です。それに併せて、指定管理の改善に向けた臨時株主総会を4月16日に開催したということでございます。私の方からは以上でご説明を終わらせていただきます。
<司会>ありがとうございました。それでは、ご説明いたしました3件につきまして、何かご質問がございましたらよろしくお願いいたします。
<記者>悠楽技の件についてお伺いいたします。第3セクター有限会社悠楽技は元々、施設を管理運営するための第三セクターとして誕生した経緯がございます。7月以降、別の団体さんを募集するということは臨時株主総会で解散を決定したという理解で良いのでしょうか。
<市長>解散をせざるを得ないという方針をご説明いたしましたが、手続きとしてはもう一度解散をするという決定は株主総会で行なわなければなりません。その決議はしておりません。ただ、罰金等々の問題についてはっきりしない間は解散出来ないと言うことになります。方針は説明しご了解いただきましたが最終的な手続きは行なっていないというところです。
<記者>臨時株主総会で方針は確認了解し、今後、警察からの法人への罰金等々の処理を経たうえで方針に従って進めていくということでしょうか。
<市長>株主総会を招集して精算手続きを行うという議決を改めていただくということです。いただいてからその手続きに入ります。
<記者>解散するという取締役会の決定もまだとういことでしょうか。
<市長>解散の方針については取締役会を4月3日に行いまして、それを受けて株主総会で方針の説明を行いました。指定解除の問題で言えば取締役会の決定で行なえる行為ではありますが、やはり株主の皆さまにもご説明したいということです。指定管理については方針の説明をさせていただいてご理解いただきました。その後正式にそれを受けてもう一度取締役として指定解除の申し入れを行ったということです。
<記者>4月3日の取締役会では会社の解散について決めたわけではなく、会社の方針を決定したということでしょうか。
<市長>そうですね。指定管理解除の申し出、その後解散という方針にならざるを得ないだろうということを、株主総会で説明しましょうと決めました。そして株主総会で説明してご了解をいただけたということで、改めて4月18日に申し入れ書として指定解除の申し入れを文書で有限会社悠楽技から新居浜市に対して行いました。
<記者>その株主総会はいつだったのでしょうか。
<市長>4月16日です。
<記者>念の為の確認ですが、取締役会としての共通認識は解散?
<市長>そうですね。解散せざるを得ないという方針ですね。先ほどおっしゃったように経営するために別子山村時代に作った会社で、資本金の93%を村が出資したという経緯があります。思いは別子山の皆さんにもありますのでその意味では大変申し訳ないと株主総会で申し上げました。しかし、施設として全体はもう一度再建をして維持をしていくというために、会社の指定管理の解除と清算はやらざるを得ないと思います。また、現在の指定管理の契約は来年の3月までになります。それが切れた後、会社が存続出来る状態であってもそこには指定管理をさせることは出来ません。重大な不祥事を行ったところに引き続き指定管理を行なわせるということは、三セクといえども出来ないであろう前提がありました。
<記者>先ほど出資金の話が出たので確認させてください。元々別子山村時代の税金3000万円でスタートして、現在はおそらく1000万円まで減資されていると思います。3月議会でも議員の方から質問等々で、今後の罰金に対する問題、処理費等々に公的資金の支出は認められないという意見を受け止め、市の方でもこういう認識だったということでした。資本金を充てると、形上は既に会社に出資しているので会社の資金で間違いありませんが、既に2000万円程経営上の問題等々で減ってきてしまっているところへ、実質税金をさらに1000万円・・・100%厳守という形で解散するという形に見えるのですが、その資本金を使い切ってしまうことに関してはいかがでしょうか。
<市長>出資者からの覚悟としては、会社という形態からいけばそういうこともあるというのが会社組織です。ただ第三セクターということで出資をしたところが結果的にそのお金が全て使用されてしまって、担保出来ないということは申し訳ないと言うことだと思います。
<記者>本来であれば出資者に覚悟が必要でしたが、三セクだと思って安心して出資したというような、そういった覚悟がない個人株主の方の中には、行政の方で株を買い取ってくれという申し出があるのではないか、という質問が議会でありましたが。
<市長>そのような申し出は実際にはありません。
<記者>そのような個人株主さんの保護をする気はない、ということでしょうか。
<市長>そのような特別な対応は予定しておりません。最後に清算して、ゼロ清算は実際なかなか無いかと思いますが、それは弁護士等にも相談してどういう形があるかということは確認したいと思います。残った中の話ですね。
<記者>債務超過に陥る可能性の方がむしろ高いかもしれない、ということでしたがマイナスが出た時には株主さんもその債務を?
<市長>いえ、株主がその債務を負うと言うことはありません。その有限責任ですよね。出資した中の。
<記者>悠楽技の経営は慢性的な赤字が続いていたようですが、直近で累積赤字はいくらぐらいなのでしょうか。
<市長>前年度末で資本金残高が1000万円のところまできています。今年度の決算をやらなくてはいけませんが、書類関係が押収されているということもありまして正確なところはまだ出ておりませんが、今年度500万円程度の赤字で前年度末の1000万から言いますと500万円程度・・・決算は後ほどきちんと行ないますが、見込みとしてはそうなります。この状況では少し厳しいですね。急にもう来月駄目です、といって指定管理を出来なくなると、施設そのものが休業状態に陥らざるを得ない空白ができますのでそれを避けるためには、会社側から言うと早く指定解除の申し出をするべきだということです。また、行政側からいうとそれを受けて次の指定管理者の対応にあたるべきだという判断です。
<記者>空白の期間を作らないということで新規募集する方は森林公園ゆらぎの森ですが、別子観光センターに関しては市直営であるのですが、一方で3月議会で、場合によっては6月議会に公施設の取り消し等々申し入れをしようかなとお聞きしていたのですが、いかがでしょうか。
<市長>これは6月議会に向けて指定管理の申し出はありましたので条例としては指定管理ではない条例に変えないといけません。それは条例としての手続きがあります。ただ、施設そのものも廃止してしまうのか条例上残したまま直営でも出来ることにするのかは、最終的に6月議会の提案時期までにはっきりさせると。ただ現在の別子観光センターとしての施設の営業は行なわないとういことだけははっきりしております。
<記者>現在決まっているのは、施設は既に休業中ですが、それは引き続き休業して再開させる予定はないということと、園地管理はしばらくは市が行なうということだけでしょうか。
<市長>そうですね、あとは全体の問題を含めて地域審議会の委員の方や株主の方にはこういうご説明をして、その中にも地域住民の方もたくさんいらっしゃいますが、ごみの問題全体も含めて別子山全体の住民の皆さんに説明をしたいと思います。その中で筏津山荘、別子観光センターも行いたいと思います。十分に情報が伝わらないと、いきなりやめたり壊したりとすると不安も持たれるかと思いますので、その説明は5月には行ない、それを受けて6月議会の別子観光センターの方の廃止や変更等々、何らかはしないと直営で出来ません。今は指定管理で行なうという条例になりますので、解散することは間違いないです。この説明も併せた上で6月議会にのぞみたいと思います。
<記者>ゆらぎの森の方ですが、指定管理の募集をしてもしやり手がいなかった場合は?
<市長>5月末にはいらっしゃるかどうかがはっきりするでしょう。5月末にいない場合には、選択肢としては公募から随契で協議をすることはあります。公募条件、指定管理条件に何らかのネックがあるのであれば見直す等、非常にタイトな日程ですが6月議会には対応できるようしたいと思います。5月末であるかないかが分かりますので判断が出来ると思います。
<記者>現在有力なところはいるのでしょうか。
<市長>いえ、それはありません。まず公募したいと思います。
<記者>先ほど募集に至った理由として、社長としては撤去費用等の債務超過をあげられていて、市長としては事件に対してけじめをつけなければならないということですが、一人二役なのでどちらの方が大きいのかよくわかりませんでしたが、理由としてはどこが一番なのでしょうか。
<市長>赤字と今回の処理の負担によって会社経営が破たんする恐れがある、ということです。それをずっとそのままにしていきなり破たんということになると、施設が成り立たなくなります。それを防ぐためには、会社としては予め指定解除を申し出て新居浜市行政としては空白を生まないように施設や全体は良いものとして継続していきたいので、このような選択になったということです。けじめと言いますのは、資金的に今年度はまだ大丈夫であろうということで来年の3月まで継続しても、その時点では次の指定管理者へはこのような不祥事を起こしたところはなれません。市の入札指名停止等と同じような考え方になりますので、けじめとして伸びたとしても来年3月までの話になります。
<記者>先に債務超過について言う前に、市長として来年度末の前に不法投棄など不祥事を起こしたから取り消しというのが先に立ったというわけではない?
<市長>理論上は取り消しというのは契約上と重大な場合があると思います。多くの場合、入札等の関係もそうですが、現在行なっている事業は完成をさせ、その次から契約出来ませんという処分です。それに準ずると事件を起こしたから市の方から指定管理の取り消しを、今の契約を取り消すわけではなく、次の更新時には対象になりませんよという前提はあります。状況によれば市の方から指定管理を取り消すことも可能ですが、今回は当てはまりません。
<記者>撤去費用や罰金など全部あわせるといくらぐらいになるかという予想は出ているのでしょうか。
<市長>現在まで支出したものと、まだ請求がきていないものがありますが150万円程度です。これに含まれないのが、現在悠楽技の臨時駐車場に置いている不法投棄物、これはまだ警察から保全の指示がありますのでこれの撤去費用と、あとは罰金です。150万円と悠楽技臨時駐車場にある投棄物の撤去費用、罰金です。
<記者>新しい指定管理者になるところには、地域雇用の配慮を申し出たいというお話でしたが、元々の設立経緯や施設の正確化からもそうですが、現在いる職員の中に今回の不法投棄にかかわっていて今後の捜査次第では被疑者になっている可能性もあるかと思います。その人たちの雇用に関して市はどのように申し出るのでしょうか。
<市長>契約上、指定管理者に対して継続的な雇用を義務付けたり条件をつけたりすることは出来ません。ただし、雇用につとめていただきたいという要請は出来ます。これまでも民間移管や委託をする際にそういうこともありました。あくまで、最終的には新しい指定管理者がその方を雇用するかどうかを決定されます。捜査の状況によっては個人の罰金等々科せられることがあろうかと思います。その時期がいつになるかにもよると思います。ただ責任としてはより取締役の方が重たいとは思います。
<記者>最後は指定管理者さんがご自身で判断していただければ良いですが、その前提として行政として要請は出来る。その要請の中に捜査過程で強制捜査等々が入った際に令状などがあって被疑者ということで市の方へ情報は上がってきているはずですが、既に被疑者になっている人に関しても雇用継続の要請はされるのでしょうか。
<市長>個人名を挙げてということはしません。現在雇用されている職員については出来るだけ雇用に配慮していただきたいと思います。その過程で今どのような捜査の状況になっているのかという情報は、新しく指定管理を受けるところにお知らせしなければいけないと思います。
<記者>情報提供は行ない、また、おそらくこの人なんだろうと言う人もいますが、特別ピックアップはせずに、現在雇用している全社員の継続雇用を要請するという理解でよろしいでしょうか。
<市長>文書的には選考にあたっては配慮いただきたいという形になると思います。
<記者>全社員?
<市長>そうですね、正規職員です。
<記者>新しく指定管理を選ぶにあたっても関係すると思いますが、有限会社悠楽技さんは来年3月までの予定ということで指定管理を受けていました。そもそも指定管理を受けるための組織ではありましたが、今回指定管理を受けたこと自体がどうだったのでしょうか。ずいぶん前からここはおかしいよという意見も出てしばしば指導をする立場にあったにも関わらずこのような事件になりました。あまりにも新居浜市としての指導がどうだったのかという意見等々、現在指定管理を行うにあたってどのような審査をして、なぜここが資本金も食いつぶしながら経営難になっていることがわかりながら再指定を受け続けていたのか等々、新しく指定管理を行うにあたり検証作業が必要になるだろうと思います。その点、どのように検証作業を行う予定があるのかもしあれば教えてください。
<市長>他の指定管理に比べれば短い期間ですが、現在の指定管理は2年間ということでした。これはオーベルジュゆらぎのフレンチの新しい取り組み等々への期待もあり、行政も一緒にバックアップしていこうということがありました。ただ経営上の不安点もあるので2年間という中でどういう成果があがるのかを見たいという意味での今回の指定管理でした。累損まではカバーできないと言うことはありましたが、単年度黒字は期待できるのではないかなという期待でやっておりました。それが出来なくなったということは、さかのぼると2年前に違う選択肢があったのだということにはなりますが、施設を管理するために村時代に設立した会社を最大限活かしていきたいということを重視したということです。その辺りがどうだったのかということは大いに見直すべき点であると思います。他にございませんか。
<記者>羊蹄丸で青森市長さんが来られますよね。交流含め何かあるのでしょうか。
<市長>昨日付で青森市の方から報道発表された資料を皆さん方にも資料として提供させていただきましたが、青森のほうで新聞報道によりますと羊蹄丸の中の展示ジオラマの青森の風景を保存したい、して欲しいという動きがあって、それを青森市長宛に要望されたということは事実としてお聞きしております。直接今回来られるということのやり取りはいだけしましたが、どういう意図で来られるかは詳しくは聞いておりません。
<記者>来られてからまたお話をするのでしょうか?
<市長>そうですね。展示品等に関しては研究会が現在の所有者になりますので、そことのお話があるのではないかと思います。それも含めて当日13時から公開対談があります。午前中に高専の方で研究会との話もされるようですので、その日の内に何らかのお話があるのだと思います。青森は非常に盛り上がっていらっしゃるようで、青森からのツアーも計画していただいているようです。
<記者>それは市としては歓迎する?
<市長>もちろん大歓迎です。
<記者>あと、笑顔甲子園で地元枠はもう無くしたのでしょうか。
<市長>前回も最初の要綱の時点からは持っておりませんでした。無条件で最終審査まで行くというのはレベルとして問題があります。1次審査のところでは地元枠で出ていただいて、そこで一定のレベルがあれば最終日に臨めるという配慮をしました。何らかの地元の人たちが予選のところに出られるということは考えなければいけないかと思いますが、レベルの問題もありますので。
<記者>今回はまだ昨年と同じように、というところまでは考えていない?
<市長>そうですね。予選に申し込んでくれる皆さんと公平にしないといけません。そこの枠を削るというのではなく、何らかの段階で地元枠があるのであれば、別枠でプラスするという考えです。本選は地元も含め一定レベルがあるところでないといけないと考えております。
<記者>現時点での募集要項では、特に地元枠を前提にはしていないということですね。
<市長>はい。ではよろしいでしょうか。
<司会>以上で月例記者会見を終了いたします。どうもありがとうございました。


