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新居浜市の公共下水道事業は、昭和28年に既成市街地の一部である港町から西原町に至る区域を主として、雨水排除を目的とした合流式による公共下水道を計画し、昭和35年から旧都市計画法による事業決定によって事業に着手しました。
昭和40年代に入って、都市環境整備の根幹となる下水道整備が緊急なものとなったため、昭和48年に終末処理場を含む公共下水道の基本計画を策定し、そのうち既成市街地322haを対象に第一期事業として着手し、昭和55年3月に新居浜市下水処理場(処理能力22,300m3/日)の供用を開始しました。
その後、面整備の進捗に合わせ11回の事業計画変更を受け、区域の拡大を行い、現在事業計画区域面積は2,367haとなっております。
平成28年度末の整備実績は、約1,971haの整備が完了しており、汚水処理人口は74,838人、整備率77.6%、普及率61.7%となっております。
また、平成29年度には、愛媛県全県域汚水処理構想の見直しを行っており、汚水処理システムの早期概成へ向け、下水道整備に関するアクションプランの策定を行っております。
本事業計画変更では、新居浜市汚水処理構想のアクションプランに基づき、事業計画区域の拡張及び計画目標年次の延伸、施設計画の変更を行うものです。主な変更内容を以下にお示しします。