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中学3年生の自由研究のための体験学習

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ページID:0063091 更新日:2019年4月1日更新 印刷用ページを表示する
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自作ろ過器を作ったり、日頃から水のろ過について興味を持たれている中学3年生のKさんが、自由研究のために下水処理場での体験学習を希望され、下水処理場についてのDVDや概略の説明を受けた後、実際に水処理施設を見学し、顕微鏡での微生物の観察や水質試験の体験しました。

採水体験

最初沈殿池で流入してくる汚水を採水しました。
採水体験最初沈殿池
反応タンクで水の浄化の主役である微生物と汚水の混合液を採水しました。
採水体験反応タンク
最終沈殿池では汚れを吸収した微生物の固まりが沈降した後の水を採水しました。
採水体験最終沈殿池

水質検査体験

採水した最初沈殿池、最終沈殿池の水を透視度計を使い目で測ることで、下水処理場へ流入する汚水がどのくらい汚れているのか、処理した後の放流水がどのくらい綺麗になったのかを実感することが出来ました。
透視度試験
水の汚れの指標となるCOD試験を体験し流入する汚水の汚れの程度、処理した水はどのくらい綺麗になっているかをCOD値で確認することが出来ました。
COD試験体験

微生物観察

採水した反応タンクの活性汚泥の中には水を綺麗にするために活躍している微生物がいます。顕微鏡を使って数種類の微生物を観察する事が出来ました。
微生物の顕微鏡での観察
微生物の観察
下水処理場ではどのようにして水を綺麗にしているかを目にし、水を浄化しているのは微生物の力であることを学び、その微生物を顕微鏡で観察したり、水の汚れを測る試験をしたりと実体験出来たことが自由研究の役にたてればと思います。