上本郷のむくの木 | [種類] | ムク(椋) | [地域] | 上部 | | 新居浜市大生院上本郷 |
| その昔、土井構(どいがまえ)であった高橋伊賀守の居城にある。この墓所は、秀吉の四国攻略の兵に倒れて高橋正次とすれば1620年没の墓所である。その後、家臣や子孫の手によって植えられたものであるとすれば、300年以上の歳月が経過している。その昔、目のクリクリした愛らしい「フクロウ」が木肌の洞穴(どうけつ)に巣くっていた。夕刻になると「ホウ、ホウ」といかにも夜のとばりが降りるのを告げるかのような鳴き声が聞こえ幼子達は、その声に誘われて家路を急いだものであった。 [ひとこと] ぼくんちのちかくだったけど、あまりはっきりと見ていなかった。こんなに大きな木だと思わなかった。 大生院小5年 曽我部純貴 |
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