大野山の椿 | [種類] | ヤクシマツパキ(屋久島椿) | [地域] | 上部 | 市指定天然記念物(一名リンゴツバキ) | 新居浜市大生院大野山 |
| このあたりの山野に自生している常緑樹のヤブツバキの種類ですが、とくに果実が普通のものより大きいのが特徴です。鹿児島県の屋久島の山中には、このように果実の大きいツバキが各地に群生しているところからヤクシマツバキの名がついたのでしょう。伝説によると天正の乱(1585)のころ、土佐の長曽我部軍が食べ物や重い荷物を馬の背に積んで運んでいました。ところがよく働いていた馬が病死したため、その馬をこの地に埋めそこへ小さな祠(ほこら)を作りその目印にツバキを植えました。このようなことからこのツバキを「ウマツバキ」とも、伝えられています。 [ひとこと] 「うちの椿の何倍か、いや何十倍か、いや何百倍だろうか、これは大きいすごい木だ。」 大生院小5年 白石健吾 |
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