えの木 | [種類] | エノキ(榎・ニレ科) | [地域] | 上部 | | 目通り3.2m 株周り11m | 新居浜市大生院大野山 |
| 昭和43年に廃校となった大生院小学校、中の成分校の近くにひっそりとたたずむ「えの木」の巨木である。明治25年に開校し、多い時には60余名いた児童の学舎(がくしゃ)の近くで、育つ姿を見守ってきた。 近年に至って過疎が急激におとずれ、今は人の気配もなく、静寂の中で孤独と闘うように立つその姿には、昔日(せきじつ)の感を抱かせるものである。 [ひとこと] こんな山奥に人が住んでいて学校があったなんて全然知らなかった。ちょっぴり怖かった。 大生院小5年 寺田寛幸 |
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