瀛津神社の榎 | [種類] | エノキ(榎・ニレ科) | [地域] | 川東 | | 新居浜市高津町13−22 |
| 瀛津(おきつ)神社。「沢津神社」 昔、沢津の小野元治居館から少し離れた小高い所に大エノキがあった。天正19年(1591)7月18日夜。雨風もないのに大エノキが倒れた。その倒れた地響きがあまり大きかったので何事かと老人も子供も走り出てみて唖然とし、恐れおののいた。ところが、夜明け頃倒れていた大エノキが元のように立ち上がった。 そこで村人があつまって1度倒れた大エノキの下に祠(ほこら)を作ってお祭りをした。元治の頃(1864)に神様のお告げで、エノキの樹の下の神様は瀛津(おきつ)姫の神だといわれ、地域の人はもちろん、近郷の人のいっそう崇敬するところとなった。 |
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