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『むかしばなし』データベースから【六郎池の眼神様】を表示
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六郎池の眼神様
上部のおはなし(挿絵はありません)
旦ノ上の白石という所に、六郎池があります。
その中ほどには小さな島がありまして木が茂っています。その島には、昔、旦ノ上の合戦で敵の矢に眼を射たれて命を落としたウマを葬っているということです。馬上の兵はそのウマの霊をなぐさめ続けたということです。
その後、そこに池をつくりましたが、ウマの墓を島として残して祀っていました。
その島には、いつか白いヘビが凄み、そのヘビが片目であるといわれ、池に棲む、ウナギもまた片自がつぶれているということです。
(萩生 豊田博眼 記)
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