議員氏名
永易英寿
本会議年
平成30年
定例会月
12月
内容
(質問)
○それでは次に、街灯設置についてお伺いいたします。
愛媛県の男性の健康寿命は、2016年時に全国ワースト2位で71.33歳です。平均寿命が全国40位で80.16歳になっております。女性は、平均寿命35位で86.82歳、健康寿命32位で74.59歳という数値になっております。新居浜市の健康寿命、平均寿命の状況はいかがでしょうか。今後、いかに健康寿命を延ばせる環境づくりをしていくのか、行政施策の重要課題だと思います。新居浜市においては、あかがねマラソンなどの影響で、市民の間でも幅広い世代でジョギングやウオーキングをする方々がふえており、健康志向の高まりを見せております。新居浜市市制80周年記念事業映画ふたつの昨日と僕の未来のあらすじでも、マラソンに強くスポットが当たっております。この健康志向をさらに加速していくためにも、日ごろのジョギングやウオーキングコースの整備は必要だと思います。中でも私が市民の皆様からよく耳にするのは、街灯の設置要望です。
1点目は、沢津・垣生海岸堤防周辺の街灯です。
沢津・垣生海岸堤防が整備され、道幅も拡張して、以前より通行者も増しております。防波堤の規模、構造上や利用目的で街灯設置は不要なのかもしれませんが、実際の利用状況は、多くの市民の方々が行き来しております。また、沢津・垣生海岸堤防周辺には、宇高遊水池があり、通行者の安全確保のためには、街灯が必要だと思います。特に、松の木町から宇高ポンプ場までの間は真っ暗です。宇高遊水池沿いの農道に街灯の設置ができないでしょうか、御所見をお伺いいたします。
(福祉部長答弁)
○福祉部長(白石亘)(登壇) 街灯設置についてお答えいたします。
健康寿命、平均寿命についてでございます。
本市では、平成26年3月に健康増進計画であります第2次元気プラン新居浜21を策定し、健康寿命の延伸を目標として各種施策に取り組んでおり、来年度は中間評価を実施する予定でございます。厚生労働省が公表しております平成27年の本市の平均寿命は、男性が80.1歳、女性が86.7歳でございます。健康寿命につきましては、県単位の公表はございますが、市町村単位での公表はされておりません。また、健康寿命の算定には、さまざまな算定方法がございますが、65歳の人が健康な状態で生活することができる期間の平均を平成27年の国勢調査のデータ等をもとに算出いたしますと、男性が17.11年、女性が20.28年となっております。
(経済部長答弁)
○経済部長(鴻上浩宣)(登壇) 沢津・垣生海岸堤防周辺の街灯設置についてお答えいたします。
永易議員さん御指摘の宇高遊水池沿いの農道は、農振農用地の圃場が広がっており、新居浜市吉岡泉土地改良区が管理する農道でございます。当該農道への照明施設の設置につきましては、営農活動上において、現状では特に必要性がないことから、土地改良事業による設置は難しいものと考えております。
なお、地域の防犯上必要な街灯につきましては、自治会の要望により設置する市の補助制度等もございますので、地域において御検討いただきたいと考えております。
(再質問)
○15番(永易英寿)(登壇) 宇高遊水池周辺の農道への設置なんですが、最近では稲の生育に影響のないLEDも開発されておりますので、かといって土地改良区の範囲ではなかったり、または自治会の環境整備というふうな点で考えても、やはりあれだけの範囲のところで民家も少ないということになりますので、自治会員が減少している中、自治会に設置をということはなかなか非常に難しい。特に、松の木から宇高ポンプ場までは、そこのエリアは宇高自治会となっても、宇高自治会というよりほかの地域の方がそこを多く歩かれておりますので、自治会に負担を求めるというのは難しいのではないかと私は思っておりますが、いかがでしょうか。
それと、もう一点は、暗がりをなくすということで、犯罪の抑制力にもなりますので、ぜひ市として検討をしていただけないかということを再度お聞きしたいと思います。
(市民部長答弁)
○市民部長(岡松良二)(登壇) 永易議員さんの再質問にお答えをいたします。
防犯という面での、防犯灯の設置に関しましては、新居浜市にも防犯灯維持管理事業ということで、自治会が防犯上必要と判断いたしました場合には、自治会が設置する防犯灯の設置事業に対し助成をする制度がございます。あくまでも自治会が必要と判断したことが条件になりますので、そのあたりは自治会のほうで防犯性について判断をしていただけたらと考えております。