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2 子供の遊び場創出と運動能力の向上について

印刷用ページを表示する 更新日:2018年1月17日更新
<外部リンク>

議員氏名

永易英寿

本会議年

平成27年

定例会月

9月

内容

(質問)
○それでは次に、子供の遊び場創出と運動能力の向上についてお伺いいたします。
 マイントピア別子に子供用遊戯施設が来年4月にオープンする予定で、大変楽しみにしております。しかしながら、それが完成しても新居浜市には幼児期の運動発達に応じた遊び場や公園の遊具などは非常に少ないと感じております。幼児期の基本的な動きには、二、三歳の未熟な段階からさまざまな身体活動の経験や学習を通して、およそ11歳、12歳の少年期のころまでに大人の動作に近い成熟したレベルまで発達していくと考えられています。幼児期に遊びを中心とする身体活動を十分に行うことは、多様な動きを身につけるだけでなく、心肺機能や骨形成にも寄与するなど、生涯にわたって健康を維持したり、何事にも積極的に取り組む意欲を育んだりするなど、さまざまな効果が期待できます。幼児期から小中高生への発達段階に応じた運動能力向上と遊び場、スポーツ施設の整備をどのように捉え、施策展開しているのでしょうか。
 また、各種スポーツ分野などにおける幼児期と小学生時期、または小中高生の連携、交流の促進をどのようにお考えでしょうか、お聞かせください。
 次に、子供の遊び場創出についてお伺いいたします。
 例えば、新居浜市市民プールにおいて、水遊び用おむつは禁止されており、おむつがとれていない乳幼児の利用は禁止されています。愛媛県内でも西条市や今治市、松山市などはおむつが外れていない幼児でも利用できる市民プールです。他の市町では安全、衛生面を考慮した上で水遊び用おむつを着用していれば乳幼児でも利用可、あるいは水遊び用おむつを着用せずにおむつがとれていない乳幼児専用のプールを設けるなどして、誰でも楽しめるプールになっております。新居浜市もハード面の整備、安全、衛生面の配慮を行い、市民、親子連れにより親しまれるプールにするべきではないでしょうか。おむつの外れていない幼児の利用も可能にするべきだと思います。
 また、雨や天候を気にせずに遊べる運動施設や丹原総合公園のような近隣からも親子連れが訪れる遊具施設の整備は今後お考えか、お聞かせください。
(教育長答弁)
○教育長(阿部義澄)(登壇) 子供の遊び場創出と運動能力向上についてお答えいたします。
 まず、発達段階に応じた運動能力向上と遊び場、スポーツ施設の整備をどのように捉えて施策展開をしているのか、そして各種スポーツ分野における世代間の連携、交流の促進についてでございます。
 本市におきましては、平成26年3月に、新居浜市スポーツ推進計画を策定いたしまして、市民のライフステージに応じて親しむ・楽しむ・育てるスポーツまちづくりを基本理念に、各ライフステージごとの施策に取り組んでいるところでございます。幼児期は、体を動かす遊びを中心とした身体活動を十分に行うことにより、基本的な動きを身につけるだけでなく、生涯にわたって健康を維持し、豊かな人生を送るための基盤づくりの重要な時期であり、幼児期に身体を動かせることの楽しさを遊びの中から体験し、喜びを感じ取ることが大切であると考えております。そのため、保育園、幼稚園を初めとする子育て施設と連携し、幼児期の運動遊びを推進してまいりますとともに、地域とも連携いたしまして、親子で楽しめる外遊び、運動遊びを推進してまいりたいと考えております。
 小学生期は、幼児期の運動遊びから培った体を動かす楽しみを基礎として、運動、スポーツに親しむ時期であり、また技術や身体能力の向上が期待される時期でもあるため、小学生で始めた競技を中学校、高校へ進学しても継続し、一人でも多くの優秀な選手が生み出されるような環境づくりが必要でございます。小学生期から青少年期は、生涯にわたる心身のもとを築く大切な時期であるため、この時期の運動、スポーツに親しみ、楽しむ経験が、生涯にわたり運動、スポーツをする、見る、支えることにつながってまいりますので、学校体育の充実、地域スポーツや各種目協会等関係機関との連携に努めてまいります。
 施設につきましては、市民体育館を初めとする公共の体育施設、小中学校の体育施設、また公園施設等を有効活用できるよう、効果効率的な施設運営や計画的な施設改修を継続して実施いたします。
 次に、東雲市民プールについてでございます。
 東雲市民プールは、10円プールとして市民に親しまれている施設であり、本年も約4万人を超える方々に利用していただきました。しかしながら、プールの構造上、おむつを着用している幼児につきましては、プール利用の制限をさせていただいております。永易議員さんの御提案のとおり、今後もより多くの市民、親子連れに親しまれるプールとして整備する必要性を感じておりますので、水遊び用おむつを着用している幼児も利用できるプールの整備につきまして検討してまいります。
(建設部長答弁)
○建設部長(原一之)(登壇) 子供の遊び場創出と運動能力の向上についてお答えいたします。
 新居浜市内の公園においては、雨天時に使用できる施設整備の計画はございませんが、現在、マイントピア別子におきまして子供用の屋内遊戯施設を建設中でございます。
 また、公園の遊具につきましては、公園施設長寿命化計画に基づき、既存施設の効果的な更新、維持管理を順次実施することとしております。今年度から2カ年計画で黒島海浜公園の再整備を進める計画でございまして、複数の遊具機能を持つコンビネーション遊具やスケートパーク等の施設整備を実施してまいります。今後におきましても、遊具等公園施設の更新、新設につきましては、利用状況や利用者の要望を踏まえ、幼児や保護者も含め多くの利用者に喜ばれる公園整備に努めてまいります。
(再質問)
○15番(永易英寿)(登壇) 先ほど教育長の答弁の中で、各種スポーツ分野などにおける幼児期と小学生時期、また小中高生の連携、交流促進をどのようにお考えでしょうかという質問をさせていただいたら、種目協会との連携等を図っていただいているということをお聞きいたしましたが、小中高生の連携、特に中高の間で連携を図っていただくことが優秀なスポーツ選手の市外流出防止につながると思いますので、例えば学校現場と中学生、高校生と種目協会のその3者で協議の場とか設けている事例等がありましたらお聞かせください。
(教育長答弁)
○教育長(阿部義澄)(登壇) 永易議員さんの再質問にお答えいたします。
 中高との、または専門協会とのつながりについてですが、主に私が把握しているところでは、例えば重量挙げは小中高のつながりを持っています。特に、小学生につきましては、ジュニアクラブをつくって取り組んでおります。また、バドミントンにつきましては、中高の連携で、ナショナルチームのコーチを招聘して同時に練習、または心構えであるとかを学んでおります。また、バスケットボールにつきましては、名古屋の桜花学園の監督であるとか、大阪体育大学から来ていただいて、市内の高校、または中学校の生徒も同時に集まっての合同訓練、研修を行ったり、そういう形で行っています。
(再質問)
○15番(永易英寿)(登壇) 先ほど言われた特に重量挙げとかは、新居浜の子供さんが全国でも非常に記録を出しておりますので。特に一番多く種目で出ているのは野球の生徒さんだと思いますので、野球の生徒さんについても、今後またそういった仕組みづくりにぜひとも御協力いただけたらと思います。これは要望です。