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1 子育て支援の充実について/(1) 兄弟で別保育園の解消

印刷用ページを表示する 更新日:2018年1月17日更新
<外部リンク>

議員氏名

永易英寿

本会議年

平成29年

定例会月

6月

内容

(質問)
○15番(永易英寿)(登壇) 通告に従いまして質問いたします。
 子育て支援の充実についてお伺いいたします。
 毎年、保育所入所調整の時期になると、希望する園に入れなかったというお母様たちから相談をいただきます。全国的にも問題になっておりますが、待機児童問題は新居浜市でも現実的なこととなっております。きょうは希望する園に入れなかったお母様たちの悲痛な声を代弁させていただきたいと思います。
 まず、兄弟で別保育園の解消についてお伺いいたします。
 子育て支援の充実を図る上では、保護者の子育てへの不安や負担、孤立感などを解消し、子供の目線に立ち、安心して健やかに子供が育つための環境づくりを推進していかなければなりません。新居浜市は、子ども・子育て支援事業計画で、子どもがまんなか、家庭と地域を笑顔でつなぎ、みんなが育つあかがねまちの推進に取り組むと基本理念を掲げています。しかしながら、隠れ待機児童問題、そして特定の保育所への希望が殺到する中で、兄弟で同一の保育所に入所できない問題も生じています。基本理念に掲げるとおり、適切に子供が真ん中の支援ができているのか、家庭と地域を笑顔でつなぐ施策展開が図られているのか、保育園の入所問題等を通して再構築する必要があると思います。
 そこで、子育て支援の充実について質問させていただきます。
 兄弟で別保育園の解消について伺います。
 保護者の送迎の負担解消、兄弟愛の育成のためには、兄弟姉妹が同じ園に通えるよう配慮が必要だと思います。兄弟別保育園だと、毎日の送迎の負担は言うまでもなく、行事が重複したときの大変さ、何より災害時のお迎えの問題等、負担ははかり知れません。過去3カ年度で兄弟別々で新居浜市内の保育所等に通った人数はいかがでしょうか。
 平成29年度入所調整に関する基準で兄弟、姉妹が同一の施設、事業所等の利用を希望する場合に加点するようになりました。採点基準の見直しで改善はあったのでしょうか、あわせてお聞かせください。
(福祉部長答弁)
○福祉部長(白石亘)(登壇) 兄弟で別保育園の解消についてお答えいたします。
 過去3年度で兄弟別々で本市の保育所に通った人数につきましては、世帯数ではございますが、平成27年度39世帯、平成28年度33世帯、平成29年度32世帯でございます。
 今年度、兄弟姉妹が同一の施設等を優先的に利用できるよう、入所調整に関する採点基準の見直しを行いましたが、希望保育園で受け入れできる人数が、保育室面積及び保育士の配置に係る国の基準により限定されること、また在園児は持ち上がりで卒園まで同じ保育園を利用することが多く、新園児の受け入れ枠は少なくなる傾向があり、兄弟が同一の施設利用で優先入所ができる点数であっても、基準を超えての受け入れはできないことから、兄弟で別保育園への入所となっている世帯があります。今後は、認可定員を満たしていない公立保育園において、希望があれば定員枠までの園児が入園できるよう、保育士の確保に努め、課題解決につなげてまいりたいと考えております。
(再質問)
○(登壇) 先ほど年度途中の受け入れに対しては、フォローアップしていただけるということだったんですが、兄弟別で1年間通園させた後の対策として、例えば1年間は別保育園に通うのかとか、転園を希望するのか聞いた上で、途中でどちらかの園にあきがあれば兄弟一緒になるよう転園の御案内をするとかというふうなサービスを行う予定はございますでしょうか。
(福祉部長答弁)
○福祉部長(白石亘)(登壇) 永易議員さんの再質問にお答えいたします。
 年度途中での転園、来年度の当初に向けての転園ということでございますが、今現在、別々の保育園になっている世帯で、来年度は同じ保育園での申し込みをしたいということは受け付けをできておりまして、採点基準においても、できるだけ兄弟が同じ保育園になるようにということで加点の要素がございます。
 それから、年度途中でも転園の申し込みをしていただいて、あきがあればその入所調整の中で可能かとは思います。
(再質問)
○15番(永易英寿)(登壇) ありがとうございます。