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3 公共施設の計画的改築、整備について/(1) 総合運動公園の早期実現

印刷用ページを表示する 更新日:2019年11月26日更新
<外部リンク>

議員氏名

永易英寿

本会議年

令和元年

定例会月

9月

内容

(質問)
○17番(永易英寿)(登壇) 次に、公共施設の計画的改築、整備についてお伺いいたします。
 新居浜市が保有する公共施設の多くは、高度成長により需要が拡大した昭和40年代から昭和50年代にかけて集中的に整備されております。今後、更新時期が集中して到来し、多額の更新費用が必要となります。対して、人口減少、少子高齢化の進行による市税収入の減少など、財政状況は今後ますます厳しいものとなることが予想されます。
 このような状況におきまして、新居浜市では平成24年1月に新居浜市アセットマネジメント推進基本方針を策定し、長期的な視点に立ち、公共施設の維持管理に要する全体経費の削減を図り、効率的な施設運営を行っていくための取り組みをスタートしています。
 また、平成26年8月には、将来人口予測や市の財政状況を踏まえた上で、施設の維持管理に係るコストや利用状況などについて、ソフト、ハードの両面から施設の実態を把握するため、新居浜市公共施設白書を作成し、平成28年9月に改訂しております。これまでの取り組み内容を踏まえ、多様化する市民ニーズに対応した公共サービスを提供することを前提に、本当に必要なサービスを見きわめるとともに、本市の身の丈に合った施設保有量を実現するため、施設の適切な規模やあり方を検討し、次世代に過大な負担を残さない効果的、効率的な本市の公共施設のあり方の方向性を定め、公共施設の再編の考え方をまとめることを目的に新居浜市公共施設再編計画を策定しています。
 まず、総合運動公園構想の進捗状況についてお伺いいたします。
 平成29年3月に総合運動公園構想が策定されました。ようやく念願の総合運動公園構想が動き出しております。
 しかしながら、陸上競技場群、総合体育館群、野球場群の測量、用地取得、実施設計、基盤整備工事、そして供用開始へはまだまだ道のりが遠く、数十年の年月がかかります。国の補助金である国土交通省所管の社会資本整備総合交付金の獲得も必要です。社会資本整備総合交付金は、来年の東京オリンピックなどの影響で健康志向、スポーツに対するニーズが高まっており、全国のそれぞれの自治体も獲得を目指しています。競争率も高まって、しっかりとした計画で獲得に向けた戦略がないと実現は容易ではないと思います。新居浜市はいつごろ社会資本整備総合交付金の獲得を目指しているのでしょうか。現況のスケジュールをお聞かせください。
(教育委員会事務局長答弁)
○教育委員会事務局長(加藤京子)(登壇) 総合運動公園の早期実現についてお答えいたします。
 総合運動公園につきましては、平成29年3月に総合運動公園構想を策定し、現在は公園建設予定地であります観音原地区及び光明寺地区の一部の地籍調査に、3年後の令和4年3月末をめどに取り組んでおります。
 御承知のとおり、総合運動公園が完成するまでは長い道のりが続き、多額の費用が必要でございます。御指摘の社会資本整備総合交付金につきましては、総合運動公園を整備する上で有効な公的資金の一つであると認識しております。限られた財源の中でより有利な資金を活用するためにも、この公園の位置づけや機能、資金の種類、事業方式などにつきましては、基本計画の中で慎重に検討することといたします。
 現況のスケジュールといたしましては、地籍調査の進捗状況を確認しながら、次のステップである総合運動公園基本計画に取り組む予定でございますので、その中で永易議員さん御案内の社会資本整備総合交付金も含め、本市にとってより有利な資金の活用について検討してまいります。