議員氏名
永易英寿
本会議年
令和元年
定例会月
9月
内容
(質問)
○次に、公立幼稚園についてお伺いいたします。
公立幼稚園については、今後の方向性について、先日、教育委員会が王子幼稚園と神郷幼稚園の2園の保護者さんたちに説明に行かれたと伺っておりますが、どのような内容だったのか、お聞かせください。
また、公立幼稚園については、今後、運営体制の見直しを図り、魅力を高める必要があります。例えば、2年保育を3年保育に見直すとか、預かり保育を実施して、地域の実態や保護者の要請に応えていくことも必要だと思いますが、いかがお考えでしょうか、御所見をお聞かせください。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 四国一子育てしやすいまちの実現についてお答えいたします。
公立幼稚園についてでございます。
まず、保護者説明会の結果についてでございます。
8月27日に王子幼稚園、8月29日に神郷幼稚園の保護者の皆さんを対象に、令和3年3月末をもって王子幼稚園を閉園する旨の説明を行いました。
説明会での御意見といたしましては、王子幼稚園では、私立幼稚園の来年度の新入園児募集の時期を目前にして早急過ぎる、下のお子さんの入園について下調べをし、検討する時間もないとの御意見を多数いただきました。
また、両園保護者から、公立幼稚園が3年保育を実施してこなかったために園児数が減少したのではないか、今後3年保育等を実施すべきである等の御意見をいただきました。
この結果と10月から実施の幼児教育・保育の無償化後の動向も踏まえる必要もありますことから、再検討した結果、公立幼稚園につきましては、保育園も含めた総合的な検討を行った後に今後のあり方について判断することといたしました。このため、来年度の王子幼稚園の園児募集は実施することとし、新入園児が卒園するまでは閉園しないことといたしました。
内部的な検討に時間を要し、結果的に説明の時期がおくれ、保護者を初め関係者の皆様に多大な御心配、御迷惑をおかけいたしましたことを心よりおわび申し上げます。今後は、関係者の皆様の御理解をいただくために、時間をかけた丁寧な説明を心がけてまいります。
次に、公立幼稚園の3年保育への見直しや預かり保育の実施についてでございます。
今後の保育園も含めた総合的な検討の中で、市内での全体的なバランスや公立幼稚園での実施の必要性についても勘案した上で検討をしてまいりたいと考えております。
(再質問)
○17番(永易英寿)(登壇) 先ほどの公立幼稚園について再質問をさせていただきます。
2年保育を3年保育に見直すとか、預かり保育の実施については今後検討していただくということですが、今年度もまた12月ぐらいに募集が始まると思います。やはりその募集時期に合わせて検討結果がお知らせできるように早急な対応が必要だと思いますが、いかがでしょうか。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 永易英寿議員さんの再質問にお答えをいたします。
12月の募集に向けて早急に3年保育等の検討を行うべきではないかという御質問であったかと思います。そうした点を踏まえまして、早急に対応をしてまいりたいと考えております。