本文
1 子ども・子育て支援の充実について/ (3) 公立保育園の施設改修計画及び保育園、幼稚園の再編計画
議員氏名
永易英寿
本会議年
令和4年
定例会月
2月
内容
(質問)
○ 次に、公立保育園の施設改修計画及び保育園、幼稚園の再編計画についてお伺いいたします。
第六次長期総合計画の現況と課題の中で、公立保育所については、老朽化に伴う計画的な施設改修の必要があると示されております。また、令和4年度の施政方針では、少子化が進む中、将来の保育需要に適切に対応できるよう、保育園、幼稚園の再編計画の策定に取り組んでまいりますと石川市長は表明されております。公立保育園の施設改修計画と公立、私立を問わず、保育園、幼稚園、認定こども園等の再編計画は、表裏一体で進行していくものであると思いますが、公立保育園の第六次長期総合計画での具体的な施設改修計画とそれに関連した保育園、幼稚園の再編計画をお聞かせください。
(福祉部長答弁)
○福祉部長(古川哲久)(登壇) 公立保育園の施設改修計画及び保育園、幼稚園の再編計画についてお答えいたします。
まず、公立保育園の第六次長期総合計画での施設改修計画についてでございます。
公立保育園のほとんどの施設は、築後40年を超えており、限られた予算の中、施設の長寿命化を図っていく上では、計画的な施設改修が非常に重要であります。
このため、新居浜市アセットマネジメント推進基本方針に基づき、予防保全の観点から施設改修を行うことにより、安全性とサービス提供体制を確保するとともに、改修費用の平準化を図っているところでございます。
具体的な改修につきましては、年次で見直し、改修を行う対象の施設と箇所を決定しております。
次に、施設改修計画に関連した保育園、幼稚園の再編計画についてでございます。
昨年8月に公立保育園・幼稚園の再編に関する基本的な考え方を決定し、再編計画策定に向けた取組を進めているところでございます。この基本的な考え方には、3つの視点を設けております。
1点目は、川西、川東、上部西、上部東の各圏域の保育需要予測に基づき、公立、私立の施設全体での適正な施設量、定員規模等の検討を進めること、2点目は、各圏域において民間の安定的運営を優先し、公立はその補完的役割を担うことを基本とし、また将来にわたり安定的な運営が見込める公立施設については、民営化を検討すること、3点目は、子育て世代のニーズとして顕著に表れている地域の園としての機能の確保を検討するというものでございます。
今後、各施設の状況や運営の意向調査の後、検討作業を進め、各施設の再編に係る個別計画を含めた基本計画を令和4年度末をめどに策定したいと考えており、各施設の老朽化や改修の必要性を踏まえたものとなる予定でございます。