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身元調査お断り運動について

人権に関わる身元調査をなくしていきましょう! -新居浜市-

 新居浜市では「-あかがねのまち、笑顔輝く-産業・環境共生都市」を都市像に掲げ、「あらゆる垣根をこえて、あたたかい心で交わり合うことのできる新居浜市」の実現をめざして、人権に関わる「身元調査」をなくしていく運動を進めています。

 身元調査って?

身元調査お断り運動における市の取り組みについて

  1. 今までの経緯・経過
  2. 新居浜市の現況と今後の取組み
  3. 最後に

身元調査って?

 身元調査とは、結婚や就職のときなどに、本人に関する情報を調査会社に依頼して調べたり、知人などに「聞き合わせ」をしたりして、本人の知らないところで調べることです。

 身元調査を依頼したり、引き受けることは、人間の尊厳を無視した差別意識や偏見を助長する行為であり、決して許されるものではありません。身元調査をなくしていくためには、自分自身が身元調査をしないことはもちろんですが、人が訪ねてきて、隣近所のことを聞かれたときにも、毅然とした態度で協力を断り、「身元調査をさせない、許さないことをはっきり伝える」ことが重要です。

 これらの身元調査によって引き起こされる人権に関わる差別を防ぐため、知らないうちに協力することがないように日頃から問題意識をもち、問い合わせに応じないなど身元調査を「しない・させない・協力しない」取り組みを進めています。

 その啓発のために、身元調査お断り運動のステッカーを市民公募によって作成し、身元調査の追放を呼びかけていきます。

 市民の皆さん、この運動の趣旨をご理解いただき、各家庭で「身元調査お断り」のステッカーを掲げ、私たちみんなの力で人権に関わる身元調査をなくし、お互いの人権が尊重される差別のないまちづくりをめざしましょう!

ステッカーはご家庭の玄関など見やすいところに貼ってください。


身元調査お断り運動における市の取り組みについて

1 今までの経緯・経過

 運動への素地

 平成11年度に、市民・行政職員・教職員が参画して差別解消に向けて行動する実践の場として「差別をなくする市民の集い~ハートFULL新居浜~」を開催し、人権啓発劇『冬のぬくもり』を上演しました。「就職差別」をテーマとして、採用試験の際の面接で身元調査を行う不当性を訴え、社会の矛盾に対して立ち向かい差別をなくしていく仲間を一人でも多く増やしていこうとする姿を取り上げたものでした。

 さらに平成14年度には、40数年前に本市(当市)において身元調査が原因で発生した結婚差別事件を題材とした『未来への手紙』を上演しました。女性の尊い命が奪われたこのような悲劇を二度と繰り返さないためにも身元調査の不合理と差別の醜さを市民に訴えることでこの運動の機運が少しずつ盛り上がっていきました。

 具体的な地域の動き

 市内では、早くからこのことについて、地域での論議を巻き起こすことに取り組み、ステッカーを製作し、差別解消への実践行動化を推進した地域があります。

 平成11年度に、東中学校PTA同和教育部が市長部局や教育委員会などに足を運んだり、市PTA連合会で発表したりして、この運動の大切さを訴えました。平成13年度には、金栄公民館が中心となり、「人権を守る会」が発足し、ステッカーが作成されました。さらに、泉川中学校では平成14年のPTA活動の中で、子どもたちから図案を募集してステッカーが作成され、家庭や保護者に配布するなど、それぞれの地域で自主的に運動の輪が着実に広がっていきました。

 平成15年度には、西中学校でもステッカーが作成され、この身元調査お断り運動を推進していきたいという願いが、市内の人権・同和教育主任会や校区別人権・同和教育懇談会で取り上げられました。そして、市内のすべての地区別懇談会で「身元調査お断り」を統一テーマとして啓発・推進に取り組むこととなりました。


2 新居浜市の現況と今後の取組み

 そういう気運が高まる中、平成15年9月に中萩校区で「身元調査お断り運動推進委員会」が発足し、企画委員会を設けて学校と地域が一体とになった初めての取組みが実践されました。中萩中学校では当初、生徒の保護者向けに、ステッカーを製作・配布しました。生徒会代表が地域へ出かけ、自分たちの取組みを発表し、協力を呼びかける行動を起こしました。

 平成15年、16年度の地区別懇談会は、市内で統一した身元調査お断り運動をテーマとして行政職員も企画・立案に参画し、学習を深めていきました。

 「身元調査お断り運動」は個人情報の漏洩を阻止する運動であり、市民全体の共通の課題です。

 市の啓発活動として、地区別懇談会をはじめ、お茶の間人権教育懇談会や各種講座・セミナーを開催してこの運動を広げています。また、出前講座の開設や市政だより、ポスター、チラシ、CATV広報等を通して広く市民に情報を発信しています。。

 現在のポスターは、市内中学生から応募のあった中から選考したものを原案として作成しました。また、ステッカーは、平成16年度に市政だよりで公募し、市民や中学校生徒からの応募があり、その中から選考して作成しました。市民からの公募はこの運動の手順を踏まえて、市民の意識を少しでも高め関心を持ってもらうために実施したものです。

 ポスターは市内一円に掲示し、ステッカーは各家庭に配布することでこの運動が全市に広がり、人権意識が高まっていくように繋げていきたいと考えています。

身元調査お断り運動ステッカー


3 最後に

 「身元調査お断り運動」は、個人情報の保護、市民一人ひとりの人権を守る一つの方策で、自分に関する個人情報や他人の個人情報を大切にする運動です。

 いつどのような調査員が来ても「うちは身元調査お断りですよ」とすぐ分かるステッカーを玄関などに貼り、人権侵害に対する態度を明確にし、知ることから行う人権教育への転換を図り、自分たちが住んでいるまちを誇りに思えるまちづくりに繋げていきましょう。


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