「RSウイルス感染症」に注意しましょう [PDFファイル/304KB]
RSウイルスが流行しています!
夏から増加傾向となり、秋にピークがみられていましたが、2021年以降は春から初夏に継続した増加がみられ夏にピークがみられています。
感染予防行動をとり、感染しないように気をつけましょう!
感染経路
接触感染
飛沫感染
※2歳までにほぼ全員が少なくとも一度は感染します
症状
2日~1週間(通常4~5日)の潜伏期間の後に、初感染の乳幼児では上気道症状(鼻汁、咳など)から始まり、その後下気道症状が出現します。
38~39℃の発熱が出現することがあります。
25~40%の乳幼児に気管支炎や肺炎の兆候がみられることもあります。
1歳未満、特に6か月未満の乳児、心肺に基礎疾患を有する小児、早産児が感染すると、呼吸困難などの重篤な呼吸器疾患を引き起こし、入院、呼吸管理が必要となる場合があります。
乳児では、細気管支炎による喘鳴(呼気性喘鳴)が特徴的です。
その後、多呼吸、陥没呼吸などの症状あるいは肺炎を認めます。
新生児期あるいは生後2~3か月未満の乳児では、無呼吸発作の症状を呈することがあります。
再感染の幼児の場合には、細気管支炎や肺炎などは減り、上気道炎が増えます。中耳炎を合併することもあります。
症状がある場合
機嫌がよく、つらそうでなければ、慌てずに様子をみたり、かかりつけ医にご相談ください。
ただし、
呼吸が苦しそう
食事や水分摂取ができない時 は医療機関への受診をご検討ください。
受診を迷った場合や夜間・休日の場合は「こどもの救急」などのWEBの参照や#8000(こどもの医療相談)にご相談ください。
予防
石けんでの手洗い
アルコール消毒
子どもが日常的に触れるおもちゃなどの消毒
鼻汁、咳などの症状がある場合はマスクの着用
参照
・RSウイルス感染症
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-15.html<外部リンク>
・RSウイルス感染症Q&A(令和5年7月14日一部改訂)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html<外部リンク>
<外部リンク>
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