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平成15年度 第2回 議事録

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ページID:0000378 更新日:2014年12月1日更新 印刷用ページを表示する
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平成15年度第2回新居浜市高齢者保健福祉計画推進協議会


平成15年9月25日(木曜日)
13時30分~14時40分
市役所3階33会議室

(事務局)定刻が参りましたので、ただいまから平成15年度第2回新居浜市高齢者保健福祉計画推進協議会を開催いたします。正副会長が決まりますまで、福祉部介護福祉課長日野が進行を努めさせていただきます。

(課長)福祉部介護福祉課長の日野でございます。大変僭越ではございますが、座長が決まりますまで進行を努めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。まず開催に先立ちまして、新居浜市長佐々木龍がご挨拶申し上げます。

(市長)(あいさつ)

(課長)ありがとうございました。本日は、改選後初めての会議ですので、委員のみなさまの自己紹介をお願いいたします。

(委員自己紹介)

(課長)事務局職員もお願いします。

(職員自己紹介)

(課長)要綱第6条により、委員定数15人に対し、出席委員11名で、本日の会議は、成立要件を満たしております。次に協議会の会長、副会長の選出に移らせていただきます。要綱第5条により、会長、副会長は委員の中から互選することとなっており、また、要綱にはございませんが、慣例によりまして今後、会議の座長もお願いしたいと存じます。どなたかご推薦いただけますでしょうか。

(委員)事務局案があれば示して欲しい。

(課長)それでは、事務局から会長、副会長につきまして事務局案をお示しさせていただいてよろしいでしょうか。

(異議なし)

(事務局)それでは僭越ではございますが、事務局より提案させていただきます。会長は、新居浜市社会福祉協議会会長の渡邉健様に、副会長は新居浜市食生活改善推進協議会会長の秦榮子様にお願いしたいと存じます。

(課長)ただいま、事務局から会長は新居浜市社会福祉協議会会長の渡邉健様に、副会長は新居浜市食生活改善推進協議会会長の秦榮子様にお願いしたいとの提案ですが、いかがでございましょうか。

(異議なし)

(課長)ありがとうございます。皆様方のご賛同をいただきまして、会長に渡邉健様、副会長に秦榮子様が選出されました。それでは、会長さん、副会長さんは恐れ入りますが、前の席への移動をおねがいいたします。それでは、代表して渡邉会長に就任のご挨拶をお願いいたします。

(会長)(あいさつ)

(課長)ありがとうございました。ここで市長、他の公務のため退席させていただきます。なお、これからの議事進行につきましては、渡邉会長にお願いいたしたいと存じます。よろしくお願いいたします。

(会長)それではただいまから議事に入りますが、ご協力をよろしくおねがいいたします。まず、「平成14年度介護保険事業実績(別子山村)」について事務局から説明をおねがいします。

(事務局説明)

(会長)ありがとうございました。ただいま事務局から「平成14年度介護保険事業実績(別子山村)」について説明していただきましたが、ご質問・ご意見はございませんか。

(委員)報告書の中で施設サービス52人という風に書かれておりますが、これは52人の方が既に施設に入所されているということですか。

(事務局)これは年間累計で1ヶ月ごとの合計ですので、実際入所されている方の数

は、入退所の関係から多少のばらつきはありますが、4,5人程度ということになります。

(委員)サービス利用者15人のうち在宅サービス利用者が10人ということは、残りの5人が施設に入所しているということですか。

(事務局)はい。特別養護老人ホームに1名、老人保健施設に4名入所しております。

(委員)事業者につきましては社協の居宅介護支援と訪問介護のみということですが、別子山のほとんどの方がこちらを利用されているのですか。また、ケアマネジャーさんは何人いますか。別子山に住んでいる方はおられますか。

(事務局)ケアマネジャーにつきましては、今のところ合併前から利用なされている伊予三島の「くりのみ館」を継続して利用されている方がほとんどです。ケアマネジャーさんも通勤しておられると思います。また最も利用されているサービスも「くりのみ館」のデイケアとなっております。

(委員)どちらの施設に入所されておられますか。

(事務局)老人保健施設が「くりのみ館」、「百の里」、「ふなき久和園」、特別養護老人ホームが「萬翠荘」となっております。やはり今までは交通の便からも伊予三島方面の施設をご利用される方が多かったようです。

(会長)それでは、「敬老会事業」について事務局から説明をお願いします。

(事務局説明)

(委員)敬老会の問題とは違いますが、金婚式のお祝いは当人の話を聞きますと大変ありがたい、意義のある事業ということですが、それに対する補助もなくなるわけですか。

(事務局)その事業につきましては、市民活動推進課が行っておりますので敬老会事業とは全く関係ございません。

(委員)8月に新居浜市元気プランができたと思いますが、高齢者に対する食生活の指導、生活習慣病の改善として市の予算が10分の10余っているのに、愛媛県も、新居浜市も、申し込みがないのですが、よくよく聞いてみますと九州や沖縄では8月までに例えば1千万円全額立て替えておいて、8月以降に国の予算が決まってから戻ってくるという形で10分の10の予算がとれて、高齢者に対する食生活改善や様々な福祉事業を行うことができるということをよく耳にします。私も10年ほど前からこのことについて散々申し上げているのですが、一度もご回答をいただいたことがありません。4,5年前からとにかく新居浜市は胃ガンや糖尿病等の病気で病院に通っている方があまりにも多いので、やはり食生活の改善が必要だと思います。農林水産課や厚生労働省でも子供達の健全育成や高齢者の食生活改善に対する支援事業があるにもかかわらず、新居浜市の方ではどうなっておられるのかご回答お願いします。

(事務局)現在、介護福祉課で行っております在宅福祉の国庫補助の中では、今おっしゃられました食生活改善事業というのは私の覚えている範囲ではないと思いますが、おそらくそれ以外の事業であるのではないかと思いますので調べさせていただきます。

(委員)私は厚生労働省の会議に何度か出席しているのですが、予算は余っているのに申し込みがないそうです。ですから、こちらに戻ってこういう事情ですと申し上げているにもかかわらず反応がないので、新居浜市も予算がないのは分かっておりますが、少し立て替えたら8月以降に戻ってくる予算ですのでご検討いただきたいと思います。昨年、例えば若宮や松神子など健康に関心を持つ公民館と協力して、私たちがボランティアで保健センターの職員さんと一緒に糖尿病に関する食事の改善指導なども行いましたが、予算がもらえる、もらえないにかかわらずこういう分野に目を向けていただき、市民の健康に十分気をつけていただきたいと思います。

(委員)私は年に一度の敬老会のお祝いがありきたりであまり意味があるとは思えませんが、それならばその費用を健康な生活を送るための食事であったり、栄養士さんによる食生活改善指導であったり、そういうことに利用していただきたいと思います。

(会長)資料に敬老会事業に関する転換施策についての案とありますが、これについて事務局からご説明していただけますか。

(事務局説明)

(会長)ただいま新規事業として5つの事業が考えられる、既存事業の拡大として2つの事業が考えられるということですが、これらの事業につきまして質問があればお聞きしたいと思います。

(委員)高齢者筋力向上トレーニングの希望者が多い場合はどういう風に対応するのですか。

(事務局)希望者が多い場合はその範囲内で行うことになると思います。

(委員)場所はどこで行うのですか。

(事務局)具体的な場所までは決まっておりません。ただ、この事業につきましてはトレーニング器機などが必要となりますので、ある程度広い場所になってくると思います。

(委員)敬老会で飲み食いしたり、スポーツしたりする人は当然元気な方が多いわけですけれども、病気の方はそういう恩恵に授かれないのが現状だと思います。ですから、例えば年に1回あるいは3ヶ月に1回病院で総合的な検診を受けて、そういう方に補助を出したらどうでしょうか。定期的に検診を受けるようになれば自分の生活をコントロールするようになって、病気も総合的に、ある部分だけが悪いということがなくなり、そうなれば医療費も少なくなるし、介護保険も節約することができると思います。健康な方に対する補助だけでなく、弱者に対する補助が必要だと思います。健康な方も元気な時に生活環境をコントロールしていくことができるように指導していくべきだと思います。

(事務局)ご提案いただきました高齢者の健康診断につきましては、保健センターで基本健康診査というものを実施しております。これにつきましては40歳以上の方が対象で、自己負担は1200円となっておりますが、70歳以上の方については無料で行っております。

(委員)敬老会事業の補助金については廃止ということで話を進めるのでしょうか。

(事務局)敬老会事業につきましては、70歳以上の高齢者に対しまして2600円、事務費含めて2700円の補助を行っておりますが、今年度につきましてはまだ最終は出ておりませんが2万500人余りの対象者となり、予算で言えば5500万程度となっております。前回の会議で助成金の使われ方について問題があると申し上げました。高齢者保健福祉計画の中にも、廃止を視野に入れた新しい施策への転換という目標もあり、先程副課長が説明した転換施策については、転換したとすれば、事務局で検討した結果こういう案がございますということで提案させていただいております。見直しというのは、このまま継続というのもひとつの方法ですし、事業を縮小するのも見直しですし、廃止して他の事業に転換するのも見直しだと思います。今の時点では幅広く意見をいただいたらと思っております。

(委員)平成15年度は既に補助金の支給が行われたのですか。

(事務局)はい。

(委員)それでは来年度からの話ですね。ひとつ質問ですが、保健センターが実施しておりますインフルエンザの予防接種について、これは敬老会事業として予算は出してないですよね。補正を組んだのですか。

(事務局)そういうことではなく、現在敬老会に使っているお金を若干でもそちらに当てようかというひとつの考え方です。

(委員)インフルエンザ一回3600円で、自己負担が1000円ですよね。その自己負担を敬老会の補助金で当てるということですね。

(事務局)そうです。そういうこともできるということです。あくまでも検討課題ですが。

(委員)先程言われた基本健康診査は無料だから関係ないですよね。

(事務局)そうですね。すべてをひとつの事業にもってくるのではなく、多目的に使うことも考えて、今現在の敬老会事業を継続するのもひとつの方法ですし、色々な方法が考えられるということです。そのあたりみなさんのご意見をもとに16年度の考え方をまとめていきたいと思います。

(委員)今の基本健康診査に関することですが、歯科検診については行われておりませんので、例えば60歳70歳の節目で検診を受けるとか、是非検討していただきたいと思います。

(事務局)はい、検討いたします。

(委員)インフルエンザ一回につき3600円で自己負担は1000円ということですが、皆さん大勢利用なされております。自分の健康に関心を持つという点からも、1000円払ってもいいのではないかと思います。補助金は他の事業に回して、これはこのまま続けたらいいと思います。

(会長)先程事務局から提案していただいた事業について、ここがいいとか、悪いとか、そういった意見はございませんか。

(委員)長寿祝金の支給についてですが、私はもらってもあまりうれしいとは思わないのですが。

(事務局)節目のお祝いというのは他の市町村でも実施しているということで、ひとつの案として紹介させていただきました。

(委員)老人会から申し上げますが、今までの敬老会は自治会の方々にお世話になっていましたが、これからの老人会についてはもっと若い方に入っていただいて、高齢者のことについては老人会でやれることはやっていくべきだと思います。

(委員)高齢者やすらぎの場整備支援事業についてなんですが、実施団体がNPO法人、ボランティア団体等ということですが、このような事業を行える団体が新居浜市内にあるのでしょうか。

(事務局)現在ボランティアという形で、民家を借り、高齢者を集めて、こういったことを行っている団体が、私どもの把握している範囲で一箇所あります。ただいま調査中です。

(委員)補助はないのですか。

(事務局)現在補助はありませんので、ボランティアの方、利用者の方々が費用を出し合って行っている状況です。

(委員)この事業はいいと思いますが、敬老会事業ということを考えますと、地理的な配置、例えばあそこにあって、あそこには無いといった問題も出てくると思います。

(委員)また、敬老会事業として補助金を支給し始めると、商売目的の団体が必ず出てくると思います。それに対するチェック機能も考えなければなりません。どの事業も全部市役所が責任を持ってすることができますか。どこかに委託するようでは、補助金はどこにいくかわからなくなりますよ。そこまで考えて出してきた案ですか。

(事務局)事業によっては、直接市ができないものもありまして、委託しなければならないものもあります。

(委員)委託するのならば、完全に監視下に置くようにしないといけませんね。

(事務局)はい。

(委員)長寿のお祝い金の話ですが、私の母が今年ちょうど77歳でお祝いをいただきましたが、あまりうれしくないと申しておりました。自分の老いを確認させられ、ありがたいけれどもつらいそうです。いいことかもしれませんが、違う方向も検討していただきたいと思います。

(事務局)はい、参考にさせていただきます。

(会長)それでは、予定いたしておりました議題はすべて終了いたしました。長時間にわたりまして、熱心にご協議いただきましてありがとうございました。これはもちまして、本日の会議を終了させていただきます。

(事務局)本日は皆様お忙しい中、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。