ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

5 クールシェア施策について

現在地 トップページ > 組織でさがす > 議会事務局 > 議会事務局 > 5 クールシェア施策について

本文

ページID:0130269 更新日:2023年11月28日更新 印刷用ページを表示する
<外部リンク>

議員氏名

伊藤謙司

本会議年

令和5年

定例会月

9月

内容

(質問)
○それでは、次に参ります。
 クールシェアについて質問させていただきます。
 2011年、東日本大震災直後の多摩美術大学のゼミで生まれたクールシェアは、2012年に環境省の施策として取り入れられ、10年が経過しています。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、環境省は、2020年以来、屋内でのクールシェアの呼びかけは控えていたようです。今年の夏は、ロシアによるウクライナ侵攻に発するエネルギー供給不足の懸念に猛暑が重なり、電力消費ピーク時の節電の要請が高まっています。しかしながら、新型コロナウイルス、インフルエンザなどの感染は、完全には終息していませんでしたので、今年は感染拡大防止策を講じた上でのクールシェアの実施を呼びかけているようです。
 このような背景から、環境省では、屋外で涼めるスポットでの自然でクールシェアも推奨していました。2023年度現在も様々な感染問題もなかなか完全終息に至らない中、本年度は記録的に暑い夏になりました。日々報道で国内各地で熱中症アラートが警告され、熱中症で搬送されるニュースが流れました。特に、高齢者の搬送、また死亡事故も流れたのは、皆さんもニュース等で耳にしたと思います。現在、電気代高騰により、高齢者のエアコン代節約はおのずと熱中症事故を引き起こすこととなっているのは皆さん承知のことと思います。毎年日本の気温は上昇し、地球温暖化は世界的な問題であることは避けられない状況です。そう考えますと、来年も同じような気温が高い日が続くと思います。節電、エアコンをつけずにいての高齢者の熱中症対策を考えると、クールシェアは行政として夏場には率先して進めていかなければならない施策ではと思います。
 そこで、お尋ねしますが、まだまだ暑く、今現在も行わなければならないクールシェア施策ですが、新居浜市はどのような施策を展開されていますか。
(市民環境部環境エネルギー局長答弁)
○市民環境部環境エネルギー局長(松木伸)(登壇) クールシェア施策についてお答えいたします。
 クールシェアは、熱中症対策だけでなく、節電によりゼロカーボンシティーへの貢献にもつながる取組でありますことから、地球温暖化対策地域計画におきましても、市民の省エネ行動の推進の施策の一つとして位置づけしております。
 この一環として、以前は愛媛県が実施していたえひめクールシェア・ウオームシェアキャンペーンに参加し、あかがねミュージアムや広瀬歴史記念館等の市有施設をクールシェアスポットとして開放しておりましたが、令和2年度以降につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響もあり、実施しておりません。
 クールシェアを持続的な取組とし、定着させるためには、公共施設に限らず、本来の集客施設にクールシェアを求めて行動する市民意識、受入れ側の事業者、施設の意識の向上が重要であると考えておりますことから、今後とも広く市民の皆さんや事業者の皆さんに対し、定着できるよう、工夫した啓発に取り組み、積極的な情報発信に努めてまいりたいと考えております。
(再質問)
○22番(伊藤謙司)(登壇) 市民の皆さんに啓発でクールシェアっていうのをしていただくっていうのは、新居浜市としてまず広報活動はすべきだと思います。
 一つ提案というか質問させていただきたいんですが、近所の方を誘って、じゃあ涼しいところに行きましょうっていう話になったとしても、今の施設っていうのは、何か座るところが少ないような気がするんですよね、どこ行ってもね。広報活動の中に、椅子も用意しておりますんでどうですかっていうような施設への椅子の増設っていうのも必要じゃないかと思うんですけども、そういうことはできませんでしょうか。考え方の中に、どうでしょうか。
(市民環境部環境エネルギー局長答弁)
○市民環境部環境エネルギー局長(松木伸)(登壇) 伊藤謙司議員さんの御質問にお答えいたします。
 クールシェアをするのに、各施設の椅子の増設はどうかという御質問かと思います。
 正直申し上げて、今椅子の増設ということに関して検討はしたことはございませんけれども、これに関しましては公共施設中心になろうかと思いますけども、今後そういうことも施設側と協議する機会があればそういう意見交換もしたいというふうに考えております。
(再質問)
○22番(伊藤謙司)(登壇) これを何で言うかというと、最近、私もいろんな会合に行きまして、会食のあるところで前回も市長とも一緒になったんですが、立食パーティーというのがかなり多いです。新居浜人には少し合ってないかなと。市長も座ろうとしたんですが、横に椅子を置いとってそこに座ろうとするんで、椅子ありきで新居浜市民というのはその場所に寄るんじゃないかなあと。長い間おるには、椅子というのは大事なんじゃないかなと思いまして、少し抽象的なお話になったんですが、そういうことも考えていただけたらなと思います。
 すみません、もう一つ、クールシェアマップというのをネットで引くと、新居浜も出てくるんですが、あかがねミュージアムと瀬戸児童館と中央児童センターと民間でフジの駅前店しか出てこないんですけど、私がよう探さんかったからなんですかね。今クールシェアマップというのは、新居浜市としては把握されとって、運用というのはされとんですか。
(市民環境部環境エネルギー局長答弁)
○市民環境部環境エネルギー局長(松木伸)(登壇) 伊藤謙司議員さんの御質問にお答えいたします。
 クールシェアマップを市が把握しているかということだと思いますけれども、先ほど御答弁申し上げましたように、以前は県がやっていた事業を連携してやっていたということなんですけども、今現在、この事業を県はやっておりませんので、そういう意味でマップというのは、市のほうでは把握しておりません。先ほど御紹介いただいた施設のほかにも何店か、以前あったところは全部公共施設だったんですけども、そういったところを出していたということはございますけれども、今現在は事業をやっておりませんので、どちらかというと、本来の集客施設に対して夏の暑いときにクールシェアを求めて行こう、クールシェアスポットというか、マップとしたらそこしか駄目よということになると、やはりクールシェアというのは進まないと思いますので、今現在は考え方として暑いときにはそういう本来の集客施設に、目的の施設のところに行って、その目的を果たしながらクールシェアができるような、そういう意識啓発が大事だというふうに考えております。
(再質問)
○22番(伊藤謙司)(登壇) 夏もここまで暑いとさすがにこたえます。電気代も家計をかなり圧迫しているところだと言われております。エコがどうとかと言ってる場合じゃないような暑さでございます。何年か前に新居浜市、日本で一番暑い町ということで、えらい大騒ぎなって、市民みんなで喜んだんか何かよう分からんですけど、そういったときもありました。そう思うと、今回は、新居浜市民全部で暑さをしのぐ町というので、クールシェア施策というのを進めていくと、少し新居浜市としても暑さも盛り上げていくというのでそういう施策もやっていただけたらなと思っております。