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(質問)
○次に、市民による応急手当ての不安解消のために、的確な救急活動ができる映像通報システムLive119を導入する自治体が増えております。映像通報システムLive119とは、通報者のスマートフォンでビデオ通話を行い、通報現場の映像を共有する新しい通報システムのことです。音声のみの119番通報では把握が難しかった現場の詳しい状況をリアルタイムで把握でき、通報を受けた通信指令員が、音声に加えて、現場の状況を動画で確認できるため、通報者への的確な応急手当ての指導や消防隊の効果的な現場活動が期待できます。このようなシステムが導入されると、市民の積極的な応急手当ての行動にもつながると考えます。
そこで、質問ですが、映像通報システムLive119の導入について、本市の御見解をお伺いいたします。
(消防長答弁)
○次に、Live119映像通報システムの導入についてでございます。
高塚議員さん御提案のとおり、このシステムは、通報者が携帯電話にて現場映像をリアルタイムで撮影し、通信指令員が映像を確認しながら適切な指導ができるという救命率の向上には大きな可能性を秘めたシステムではないかと認識しております。
本県では、松山市消防局、今治市消防本部が今年度実証実験を行っており、令和6年度、本格運用を目指しております。
本市におきましても、Live119をはじめとする最新技術の導入を見据え、費用対効果や他市の運用方法など情報収集に努めてまいります。