ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

1 地域交通の進化に向けた取組について/(1)組織再編

現在地 トップページ > 組織でさがす > 議会事務局 > 議会事務局 > 1 地域交通の進化に向けた取組について/(1)組織再編

本文

ページID:0130333 更新日:2023年11月28日更新 印刷用ページを表示する
<外部リンク>

議員氏名

白川誉

本会議年

令和5年

定例会月

9月

内容

(質問)
○12番(白川誉)(登壇) 自民クラブの白川誉です。
 今日は2期目最初の登壇となります。今年の選挙から約5か月がたちました。今回の選挙では、1期目4年間の審判をいただくことと、これから私が進めていきたいまちづくりの考え方である残すべきものは残し、新居浜を変えていくを市民の皆様へお訴えをさせていただき、2期目のステージへと押し上げていただきました。残すべきものは残し、新居浜を変えていく、これは今の新居浜市を否定しているわけではありません。今の新居浜市をつくってくれた先人への感謝の気持ちを忘れることなく、これからの時代を見据えて、残すべきものは残し、新居浜を変えていきたいと私は本気で思っています。先憂後楽という言葉があります。中国北宋の政治家范仲淹が書いた天下の人々に先んじて憂い、天下の人々に後れて楽しむという為政者の心構えを言った岳陽楼の記に記されている言葉です。経営の神様と言われている松下幸之助氏も経営者の心構えとしても重要であると繰り返し発信されていたことでも有名ですが、この言葉を新居浜市に置き換えたとき、政治をつかさどる行政も、私たち市議会議員も、目先のはやりや自分の評価ばかりを気にすることなく、これからの新居浜市に起こり得る地域課題を今以上に想像力を働かせ、深掘りし、発想の転換も積極的に行いながら進めていく必要があると思います。残すべきものは残し、新居浜を変えていく、できない理由を並べる前にできる方法を考える、今回の一般質問に対しても、先憂後楽、利他の心を判断基準として、発展的な答弁をよろしくお願いいたします。
 それでは、通告に従い質問させていただきます。
 地域交通の進化に向けた取組について質問させていただきます。
 まず最初に、現状の再確認として質問します。
 人口減少や少子高齢化が進展する中、持続可能な公共交通ネットワークを形成するためのマスタープランとして、新居浜市地域公共交通網形成計画を策定しています。
 本計画をざっくり言うと、路線バスを中心とした計画で、行き届かない部分を周りの交通手段が補完するという中身という認識で間違いないでしょうか。
 一方で、財源確保の課題がある中、MaaSなどの時代の進化や市民ニーズとのずれがあり、新たな地域交通の考え方を検討しているという認識で間違いないでしょうか。
 そして、もう一つ、深掘りしてお聞きしますが、今年の3月にスタートした川西地区のデマンドタクシーについて、そもそも川西地区にある大型商業施設にはなぜ行けないのでしょうか。併せて御所見をお聞かせください。
 私は、この地域交通に対しては、経験者としても思い入れがありましたので、これまで様々な角度から一般質問させていただき、要望するだけではなく、実際に川西地区住民の方々と一緒に動いて、民間企業を誘致し、民間資金を調達し、実際に運行できる状況まで進めてきた経緯があります。何が言いたいかといいますと、今回の質問項目をあえて地域交通の進化に向けた組織再編としたように、一つの仮説として、今の所管である経済部では限界があるのではと行政の皆様と一緒に考えていきたいということであります。これは、今の経済部を否定しているわけではありません。そもそも経済部は、交通事業者を含む市内事業者を支援するという立場です。地域交通の進化については、必要不可欠である交通事業者との調整について、事業者を支援する立場と地域の足に困っている人を支援する立場を同じ部署で並行して進めることは困難ではないのかと私は考えます。これまで経済部の運輸観光課での所管を分離し、地域交通課として再編していただいた流れには感謝いたします。ただ、都市計画を所管する部署が、交通施策を行っている自治体も多数存在します。
 一方、タクシーやバスドライバーの現在の平均年齢を考えると、移住ドライバー施策が必要になってくるかもしれません。となれば、移住推進の所管は企画部になりますし、都市計画の所管であれば建設部、子育て支援や健康寿命の切り口での医療タクシー等を考えると福祉部となります。これからますます進化が求められる地域交通について、この機会に新居浜市でも市長直轄事業にするなど思い切った組織再編に着手するお考えはないでしょうか、御所見をお聞かせください。
(総務部長答弁)
○総務部長(高橋聡)(登壇) 白川議員さんの御質問にお答えいたします。
 地域交通の進化に向けた取組についてでございます。
 まず、組織再編についてお答えいたします。
 現在の地域交通課は、令和3年度の組織機構の見直しにおいて、当時の運輸観光課から運輸部門を独立させ、地域公共交通のさらなる活性化に取り組むことを目指して設置したものでございます。
 本市における交通施策を効果的に推進するためには、交通事業者支援という観点にとどまらず、福祉をはじめとする他の行政課題からの視点も重要であると考えております。そのため、地域公共交通計画の策定に当たり、庁内関係部署の若手職員で構成する地域公共交通確立プロジェクトチームを設置し、公共施策の検討などに取り組んでいるところでございます。
 今後におきましても、交通機関の利用者の意見や要望を参考にしながら、関係する部局間の情報共有と連携を密にすることにより、地域公共交通の充実を図ってまいりたいと考えており、組織再編に着手するという考えは現時点ではございません。
 おわび申し上げます。
 「交通施策」と言うべきところを「公共施策」と申し上げました。訂正しておわび申し上げます。
(経済部長答弁)
○経済部長(宮崎司)(登壇) 新居浜市地域公共交通網形成計画についてお答えいたします。
 まず、新居浜市地域公共交通網形成計画は、基幹公共交通軸及び支線交通軸を担う路線バスと公共交通空白地を補うデマンド交通を基軸とし、その他各輸送手段が担う役割を位置づけて、使いやすい持続可能な公共交通網の形成を目指す計画でございます。
 次に、新たな地域交通の考え方につきましては、国におきまして、自動運転やMaaSなどデジタル技術を実装する交通DXも大きな柱として位置づけ、地域公共交通のリ・デザインを推進する方針が示されております。
 新居浜市におきましても、MaaSシティー実現に向けた取組として、本年3月からオンデマンド配車システムを導入したデマンドタクシーの運行を川西地区で開始いたしました。
 また、昨年度実施いたしました住民アンケート調査結果から、スマートフォン予約やキャッシュレス決済などの市民ニーズがあることから、現在、地域公共交通計画の策定の中で検討しているところでございます。
 次に、川西地区のデマンドタクシーで地区内の大型商業施設に行けない理由についてでございます。
 デマンドタクシーの運行を行うに当たり、交通事業者との協議の結果、大型商業施設についてはバスやタクシーが乗り入れ、来客者の移動手段が充実していることから、乗降地点に指定をいたしておりませんが、今後、利便性の向上に向け、利用者の声を伺いながら、乗降地点の見直しについても交通事業者と協議をしてまいります。
(再質問)
○12番(白川誉)(登壇) 1点お願いします。
 組織再編せずにプロジェクトチームでやってますということなんですけど、じゃあそのプロジェクトチームでこの長年懸念されてた地域交通をスピード感を持ってやるために、具体的に何か工夫していることはありますか。例えば、期限を切るとか、目標をきちっと決めてここまでやるみたいなことを決めているのか教えてください。
(経済部長答弁)
○経済部長(宮崎司)(登壇) 白川議員さんの御質問にお答えいたします。
 先ほど答弁いたしました地域公共交通確立プロジェクトチームについて、期限等を決めてやっているのかというような御趣旨の質問だったかと思います。
 現在、地域公共交通計画策定に向けて、特に様々な部署から若手職員の将来にわたっての交通施策の考えなんかを集約するために、いろんなセクションから出て来ていただいておりまして、検討を進めているところでございます。そこには、やはり今年の大きい目標としては、地域公共交通の策定というようなことになっておりまして、今、そこで検討してもらっているのは、実際にこの新居浜市でどういった交通施策をやっていったほうがいいのか、どういう市民の声を聞きながらどういう形で移動手段を確保していくのがいいのかというような視点で様々な意見を出していただいてるような状況でございます。ですので、1つ目の区切りとしては、地域公共交通策定というのが一つの達成目標にはなろうかというふうには考えております。
(再質問)
○12番(白川誉)(登壇) ありがとうございます。いろいろ考えても、結局行き着くところは、交通事業者といかに話合いをして、時にはけんかになるかも分からないですけども、その嫌われる覚悟といいますか、本当にやり切る勇気、そしてやることによって今は目先は大変かも分からないんだけども、持続可能を考えたら、交通事業者も一緒にハッピーになると、そういうようなことをもう少し踏み込んで、引き続きやっていただきたいなというふうに思います。