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3 医療的ケア児支援について/(2)非常用電源購入費助成

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ページID:0130340 更新日:2023年11月28日更新 印刷用ページを表示する
<外部リンク>

議員氏名

白川誉

本会議年

令和5年

定例会月

9月

内容

(質問)
○大分市では、医療的ケアが必要な方に対して、災害時にも必要となる電源を確保するため、非常用発電装置等の購入費に係る補助金を交付しています。補助額上限12万円で、補助回数は5年に1回、対象条件としては、個別避難計画を作成中、もしくは作成済みの方としており、先ほど質問させていただいた個別避難計画の推進にもつながるため、有効な事業であると考えますが、新居浜市にはありません。日本各地で毎年のように大規模自然災害が発生し、いつ自分が被災してもおかしくない状況があります。南海トラフ地震もあした起こるかもしれません。医療的ケアが必要なお子さんにとって、長時間の停電は、命に危険を及ぼす可能性があります。新居浜市の医療的ケア児の数は、30名前後であることを考えれば、財源確保についてもハードルは高くないと考えますし、このような取組は、シティブランドの向上にもつながると思います。
 ちなみに、現在開会中の四国中央市9月市議会では、補正予算にて、医療的ケア児に対しての非常用電源購入補助を新規事業として上程されています。この医療的ケア児に対する非常用電源の購入費助成事業を新居浜市でも実行していただけないでしょうか、御所見を伺います。
(福祉部長答弁)
○福祉部長(古川哲久)(登壇) 非常用電源購入費助成についてお答えいたします。
 先ほどの個別避難計画の答弁で御説明いたしましたように、現在医療的ケア児の状況調査において、御家庭における非常用電源の充足の状況、必要とされる非常用電源機器の種類など、追加調査を行うこととしており、その中で適切なバッテリータイプや必要台数を把握し、災害時を想定した貸出方法等対象となる方々のニーズに合った支援の方法を検討いたしたいと考えております。
(再質問)
○12番(白川誉)(登壇) ありがとうございます。もう待ったなしという気持ちで調査を進めていただきながら、これから引き続きよろしくお願いいたします。
 最後になります。種明かしというわけではありませんが、今回の一般質問は、今後財源不足によって起こり得る可能性のある市民サービスの縮小や削減を想定して質問させていただきました。先憂後楽、天下の人々に先んじて憂い、天下の人々に後れて楽しむ、政策立案は仮説を立てることが大切であり、発想の転換が必要不可欠です。愛着を持ってくれている方へお願いするのと、愛着を持ってくれていない方へお願いするのは、受け取り方は全く違います。困ったときだけお願いされてもとならないためにも、今こそ新居浜市への愛着を感じていただく、そして何があっても新居浜市なら大丈夫という安心感を市民の皆様へ御提供するというマインドを忘れることなく、私もそのチームの一員として、これからも勘違いすることなく、新居浜市のために尽力することをお約束して、質問を終わります。ありがとうございました。