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(質問)
○4番(野田明里)(登壇) 御答弁ありがとうございます。
次に、不法投棄させない仕組みづくりについてお伺いいたします。
長年ごみ拾いの活動をされている方たちから、まちなかのごみ箱の数が減っており、それが小さなごみのポイ捨てにつながっているのではとの声を聞きました。確かに、まちなかのごみ箱は年々減っているように思います。不法投棄やごみのポイ捨てをさせないためには、ごみ箱は必要だと思いますが、これは何か意図があってのことなのでしょうか。
また、その方たちからも少しずつですがごみは減っているように感じているが、人目につかないところには変わらずたくさんのごみが捨てられており、不法投棄されやすいスポットがあるとも伺いました。
不法投棄されやすい場所の把握や現地調査等は行われていますか。また、それはどの程度の頻度で行われていますか。
また、ある休日、公園に子供と遊びに行った際、1人の女性が目に留まりました。その方はごみ袋とトングを持ってお一人で公園内のごみを拾いながらうろうろされていたので声をかけてみました。いつも車にごみ拾いセットを乗せていて、時間ができたら不法投棄されやすい場所や公園などのごみを日常的に拾ってくださっているそうです。本当にありがたく頭の上がらないことをしてくださっているのですが、何とお一人でごみを拾っていると変な目で見られたり、中身の不明な液体、恐らく尿だそうです、が入ったペットボトルを拾ったりと、嫌な思いや危険な思いをすることが少なくないそうです。また、人の力だけでは拾い切れない大きなごみや危険なごみも多く、手がつけられないことも多いそうです。日頃から足で歩き、不法投棄と向き合ってくださっているボランティア団体の方に、パトロール車で回れない細かなところの見回りを行っていただき、その活動をもっと安全に気持ちよく行っていただけるようなサポートを行えないでしょうか。
また、パトロール車でのパトロールも、日頃からごみの収集を行ってくださっている民間のごみ収集会社のような方に委託し、大型で危険な不法投棄ごみの撤去を行っていただけないものでしょうか。
そして、ボランティア団体の方と民間の業者の方に連携していただき、不法投棄をそもそもさせない見回り体制を構築することはできないのでしょうか、お答えください。
(市民環境部環境エネルギー局長答弁)
○市民環境部環境エネルギー局長(松木伸)(登壇) 不法投棄させない仕組みづくりについてお答えいたします。
まず、まちなかのごみ箱が減っていることにつきましては、家庭ごみが持ち込まれてごみがあふれるなどの問題により、全国的に公園等のごみ箱の撤去が進んだ時期があり、本市においても、同様の背景から、撤去が進んだ結果と考えております。
次に、不法投棄されやすい場所の把握や現地調査等につきましては、過去に悪質な不法投棄があった場所や山間部、海岸沿いの不法投棄の多い場所を中心に、箇所ごとに週に1回程度、ほぼ毎日パトロールを行っております。
次に、不法投棄と向き合っているボランティア団体の方々へのサポートにつきましては、きれいなまち新居浜をみんなでつくる条例、通称まち美化条例に基づき、環境美化の啓発、指導、市への情報提供、提案などを担っていただく環境美化推進員制度を設け、活動時に身につける身分証明書、腕章などを配布し、委嘱しているほか、公園や河川などの美化活動に対し、公共施設愛護事業、アダプトプログラム制度を設けており、清掃道具の支給や貸与、保険対応などのサポートをさせていただいております。
また、大きなごみや危険なごみにかかわらず、清掃で回収していただいたごみは、公共施設管理者と連携し、可能な限り回収しております。
次に、民間のごみ収集会社への委託につきましては、現在も急傾斜地に落とされた大型ごみなど回収が困難な不法投棄ごみは民間事業者に委託し、専用機材を使用して回収しており、今後も必要に応じ、民間事業者と連携してまいります。
次に、ボランティア団体と民間事業者の連携による見回り体制の構築につきましては、環境美化推進員の皆さんによる日頃の活動のほか、新居浜市環境美化推進協議会によるまち美化キャンペーンや市民一斉清掃、廃棄物処理事業者で構成するえひめ産業資源循環協会との合同不法投棄パトロール、様々なボランティア清掃活動への支援や意見交換を積極的に行い、環境美化意識の向上に努め、不法投棄をさせない体制の構築に取り組んでまいります。
(再質問)
○4番(野田明里)(登壇) 3点質問させてください。
まず1つ、海岸などをパトロールされているとのことだったのですが、そのパトロールはどのようにされていますか。パトロール車、車でされているのかどうか教えてください。
2つ目、推進員制度ですが、どんな人が何人ほど、今現在推進員として活動してくださっていますか。
また、どのようにして推進員になることができるのか教えてください。
3つ目、ごみのポイ捨てを防ぐためには、やはりごみ箱が必要なのではと思います。まずはポイ捨てされやすいスポットから試験的にごみ箱を置いてみるのはいかがでしょうか。3点お願いいたします。
(市民環境部環境エネルギー局長答弁)
○市民環境部環境エネルギー局長(松木伸)(登壇) 野田議員さんの御質問にお答えいたします。
1つは、パトロールの方法についてだったかと思います。2点目は、推進員の人数であるとか推進員になる方法、それから3点目は、ごみ箱の試験をしてはどうでしょうかということだったかと思います。
まず、1点目、パトロール車につきましては、これはほかの日常の業務との兼ね合いがありますので、必ず同じ方法でするわけではないんですけれども、基本的に、パトロールする悪質な不法投棄箇所をあらかじめ決めておいて、そこに車で行って、必要に応じて降りて確認するというような方法を取っております。
2点目の推進員ですけれども、今現在、推進員さんがたしか62名だったかと思います。
方法としましては、各自治会から推薦をいただく方法と公募による方法がございます。現在62名中、2名が公募委員さんだったかというふうに記憶しております。
それから、3点目、ごみ箱が必要ではないかということで試験的に置かれてはどうかということなんですけども、これは過去においても同じようなことがされてまして、やはりごみ箱がないほうがまち美化に対してはいいというような結論が、これは全国的にもそういうふうに考えられているのが実情だと思います。ただ、それぞれのごみ箱の設置といいますのは、公共施設の管理者の考え方で設置するかどうかというふうに定めていくべきだと思いますけれども、今までのいろんな試行錯誤の結果、ごみ箱はないほうがよいというような結論になっているというふうに考えております。
(再質問)
○4番(野田明里)(登壇) もうあと一点だけ。
推進員なのですが、例えばボランティアで今ごみ拾いをしてくださっているような方たちが、私はもっと新居浜をきれいにしたいわ、もっと活動したいわということで推進員になりたいわと、もし申し出てくだされば、推進員になっていただくことはできるのでしょうか、教えてください。
(市民環境部環境エネルギー局長答弁)
○市民環境部環境エネルギー局長(松木伸)(登壇) 野田議員さんの御質問にお答えします。
推進員に希望したらなれるかということだったと思います。
環境美化推進員の要件というのがございまして、それは地域環境の美化について熱意と見識を有する20歳以上の市民のうち、公募により選出された者ということと、あと校区連合自治会長から推薦された者というような要件がございます。この要件に合致すれば、推進員になることは可能です。応募の時期とかというのは、随時しているわけではないんですけども、その時期に、その要件に合致すればなることは可能でございます。
(再質問)
○4番(野田明里)(登壇) カメラや罰金のような大きな対策も必要ですが、まずは一人一人が自分さえよければ、ちょっとぐらいという気持ちは駄目だという意識を持ち、ごみはごみ箱に当たり前に捨てることが本当に必要だと感じます。一緒にごみ拾いの活動に参加した小学3年生の息子は、衝撃的な光景を目の当たりにして、それ以来ごみの分別やリサイクル、ごみを減らすことに興味を持ち、主体的に行動するようになりました。幼い頃からの意識づけは、本当に大切だなと感じます。子供に向けた取組ももっと増やしていただきたいと思いますし、自分たちの住む町は自分たちできれいにする、整える、そのような啓発活動をどうかよろしくお願いいたします。