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(質問)
○ 続きまして、別子銅山の語り部育成についてお伺いいたします。
住友企業の幹部社員や中堅社員、新入社員も別子銅山の見学や研修に来ています。また、住友グループの発展の礎となった旧別子をはじめとして、別子銅山記念館、広瀬公園、日暮別邸記念館にはかなり多くの方が訪れていると推測されます。住友グループ各社により日程は異なると思いますが、あるグループ会社の方に聞くと、大阪からオレンジフェリーで西条に来て、バスで日浦に行って、夜にオレンジフェリーで帰ると聞いており、新居浜での宿泊はないとのことでした。住友グループ発展の礎の地である新居浜市としては、この状況はあまりにも寂しいと思いませんか。少し知恵を出して、新居浜市内のホテルに泊まっていただき、食事をしていただくことによって、経済効果が上がることはもちろん、住友グループの社員の皆様が、住友グループの歴史と起業家精神等の学習とともに、おもてなしの心を持った市民との交流を深めることによって、新居浜市に対してより愛着を持っていただき、将来幹部となっても新居浜を覚えていてくれるなどの絆の醸成が大切でないかと思います。
ここで提案ですが、研修の講師が高齢となり、各グループ企業において研修講師の確保が難しいと聞いております。
そこで、新居浜市において、産業遺産をメインとした説明をする観光ガイドではなく、住友の歴史、先人の偉業、起業家精神、地元新居浜市との深いつながりなどを含めた別子銅山や住友グループについて総合的に語れる語り部を養成し、研修の講師として活動していただくとともに、語り部の方を中心に、住友の従業員の方々との連携のシステムを構築し、新居浜との継続的なつながりを維持するとともに、別子銅山に興味を持ってこられた方々、一般の方に対しても、同様の対応をしていただき、新居浜のファンを増やす取組が必要と考えますが、市のお考えをお伺いいたします。
(市長答弁)
○市長(石川勝行)(登壇) 別子銅山の語り部育成についてお答えをいたします。
本市は元禄4年の別子銅山開坑以来、住友グループと深い関わり合いを持ちながら発展してまいりました。
住友グループ各社におかれましても、グループ発展の礎である別子銅山操業の地、新居浜を特別な場所として捉え、たくさんの社員の皆様が、研修のために市内各所を訪れ、学び、体験していただいており、大変ありがたく感じているところでございます。
そのような中、住友の歴史、先人の偉業、企業精神、市とのつながり等を含め、総合的に語れる語り部を養成し、新居浜市のファンを増やすといった御提案をいただきましたことは、研修講師の高齢化という課題も踏まえますと私も共感をいたすところでございます。
そのような語り部に御活躍をいただくことにより、将来にわたって充実した研修が実施でき、一般の方についても一層の厚みを持った観光をお楽しみいただけるものと思います。
300年余りにわたる住友の歴史や数々の先人たちの偉業、さらには住友と新居浜市との関わりを複合的に理解し、人に伝える人材を養成することは、一朝一夕になし得るものではないと推察いたします。
また、平成29年度に制定いたしました新居浜市先人を未来につなぐ条例に定める5人の先人の功績を未来へつないでいくことも大切であり、特に鷲尾勘解治氏の鉱山なき後の新居浜を考えた地方後栄策は、まちづくりの原点であり、その精神は将来にわたり新居浜市民の心に受け継がれるべきものであると考えております。
今後におきましても、住友グループ各社と協力しながら、共存共栄の精神を持って、語り部の育成を進め、連携の維持強化や別子銅山観光の魅力向上に努めてまいります。
(再質問)
○21番(篠原茂)(登壇) 私ももう少しして時間が取れましたら、語り部になれるよう、一生懸命頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。