本文
(質問)
○ それでは、最後に、新居浜太鼓祭りについてお伺いいたします。
1番目、2025年大阪・関西万博への太鼓台の派遣の件ですが、日本国際博覧会協会では、募集に当たって、いのち輝く未来社会のデザインをテーマとして、国、地域、文化、人種、性別、世代、障害の有無にかかわらず、万博を通じ、挑戦者の思いを社会が後押しすることで共感の輪が広がり、社会課題解決のきっかけとなることを目指しています。参加型のイベントでは、「まつり」など地域のコミュニティが一体となって参加できる場を提供しますとされています。1次募集期間は、2023年9月15日から同年12月31日となっていますが、新居浜市も太鼓台派遣の応募をしたそうですが、選ばれることを祈ります。
想定の質問で大変恐縮なんですけど、応募に当たり何点か質問いたします。
1番目、太鼓台の派遣は何台でしょうか。また、新居浜市には54台の太鼓台がありますが、選定はどのようにされるのでしょうか。
2番目、かき夫は何名ぐらい予定され、宿泊は何日を予定されていますか。
3番目、太鼓台派遣の予算は、幾らぐらい予定されていますか。
4番目、参加太鼓台の持ち出しは、幾らぐらいになりましょうか。
2番目、次に、新居浜太鼓祭りの今後なんですけど、新居浜市でも著しい人口減少が進んでいますが、新居浜太鼓祭りの300年の歴史を300年後の未来に引き継ぐ必要があると考えています。2017年現在ですが、太鼓台1人当たりの新居浜市の人口は、川東西部地区8台、約2,150人、川東地区9台、約1,250人、川西地区13台、約2,710人、上部地区20台、約2,530人、大生院地区4台、約1,000人となっています。太鼓台1台当たりの人口は、約30年間で45%減少している状況です。今後、全市の太鼓台54台を運営していくことが大変困難になってきており、今後も減少していくものと思います。
そこで、提案ですが、祭り開催を週末開催にする、2番目、各地区の地方祭の日程をずらすなどの対策が考えられますが、市としてはどのような対策を考えておられますか、お伺いいたします。
新居浜市民が誇りを感じている太鼓祭りが、今後も継続して発展していくことを要望します。
3番目、地域文化財総合活用推進事業ですが、この事業の地域伝統行事・民俗芸能等継承振興事業は、文化庁が令和3年度補正予算から実施されていますが、御存じと思われますが、太鼓祭りの関係ですと、伝統行事等を次代に継承するためには、担い手や資金の不足を克服するための取組を自ら行う団体等に対して用具の修理、後継者育成など、伝統行事の基盤整備を支援するとともに、取組内容の促進等を行うことで、持続可能な基盤形成を図り、地域の活性化を目的としています。注意事項として、補助対象経費の上限は、要望する全ての事業を合わせて1,000万円で、補助対象経費の85%までの補助となっています。応募書類の提出締切りは、令和6年2月1日でした。
そこで、何点かお伺いします。
1、新居浜市の太鼓祭りの関係でどのような事業が申請されていましたか、教えてください。
2、文化庁からは、各地方公共団体に、地域の文化遺産を活用した取組が計画的に効果的に実施されるよう、地域活性化に資する特色がある総合的な取組に関する計画を策定と言っておりますが、地域の団体の皆さんとどのような相談をしていますか、お伺いいたします。
(加藤副市長答弁)
○副市長(加藤龍彦)(登壇) 新居浜太鼓祭りについてお答えいたします。
まず、2025年大阪・関西万博への太鼓台派遣についてでございます。
2025年大阪・関西万博への参画につきましては、新居浜を世界にPRするため、昨年12月、新居浜太鼓祭りで一般参加催事への申込みをいたしております。
申込みに当たりましては、万博テーマへの親和性に配慮し、太鼓台の演技等を通じて、世界中の方々とわくわくを共有できるイベントとして提案を行っております。
今後、日本国際博覧会協会事務局によるヒアリング、外部委員で構成される審査会での審査を経て、4月中には選考結果が通知される予定となっております。
なお、派遣台数、選定方法など、派遣の詳細につきましては、採択結果を見ての判断となりますことから、予算を含め現時点では決まっておりませんが、今後選考結果が出ましたら、新居浜市太鼓祭り推進委員会とも協議しながら決定していきたいと考えております。
次に、新居浜太鼓祭りの今後についてでございます。
現在、市内には54台の太鼓台がありますが、少子高齢化に伴う人口減少や若者を中心とした祭り離れなどにより、新居浜太鼓祭りの担い手不足が進行していると認識いたしております。
市といたしましては、開催日程の変更は、祭礼の主催者である神社や太鼓台の所有者である自治会等、また運営主体である各地区太鼓台運営委員会・協議会それぞれでの検討が基本であると考えておりますことから、その動向に注視してまいります。
いずれにいたしましても、新居浜太鼓祭りは、郷土愛や地域の絆を深め、地域コミュニティーの活性化にもつながりますことから、次世代への継承に向け取り組んでまいります。
(経済部長答弁)
○経済部長(宮崎司)(登壇) 地域文化財総合活用推進事業についてでございます。
まず、令和6年度の太鼓祭り関係の申請事業につきましては、全て用具等整備事業での申請を行い、太鼓台の修繕やはっぴの新調を予定いたしております。
次に、取組に関する計画の策定に係る地域団体との連携についてでございますが、関係団体に対しては、令和6年度補助事業の周知に努めるとともに、応募を希望する主体に対しては、取組内容等を整理する事業計画書作成のための助言や相談に応じるなど連携を図っており、令和6年1月15日付で全体としての事業計画の概要や目標と期待される効果などを整理した実施計画書などを添えて応募いたしております。
(再質問)
○21番(篠原茂)(登壇) 少しお伺いしたいんですけど、お祭りですけど、お祭りは神事は宗教やと思いますね、神事は宗教。祭りごとは余興やと思います、余興。新居浜市は、各太鼓台に補助金を出してますね。これは、催事、余興のほうですよね。
では、お祭りの日程やかでしたら、新居浜市で決めれるんじゃないんでしょうか、どんなんでしょうか。
(経済部長答弁)
○経済部長(宮崎司)(登壇) 篠原議員さんの再質問にお答えいたします。
太鼓台関係のほうに補助金を出してるので、祭りの日程等は新居浜市で決定できるのではないかというような御趣旨の御質問だったかと思います。
先ほど加藤副市長の答弁にもございましたように、祭りというのは基本的には主催者である神社が日程を決定しているというふうに理解をしております。そのため、イベント等を新たに設定する場合は、新居浜市が主催者となってイベントを実施する場合は決定することは可能だというふうには思っておりますが、基本的には、新居浜太鼓祭りは、祭礼と同時に行っているというふうに理解しておりますので、日程については先ほど申し上げたとおりだというふうに御理解いただきたいと思います。
(再質問)
○21番(篠原茂)(登壇) 今回の質問は、自分たちでできることは自分たちでやろうが基本でした。今後も市民の皆さんと協力しながら、新居浜市が少しでもよくなるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。