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2 樹木管理について/(4)樹木の選定

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ページID:0138080 更新日:2024年6月3日更新 印刷用ページを表示する
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議員氏名

田窪秀道

本会議年

令和6年

定例会月

2月

内容

(質問)
○ 次に、樹木の選定でありますが、市内の街路樹として植え込まれている樹木は、割と落葉樹が多く見受けられます。市役所通りのイチョウ、神郷小学校から城下橋にかけてのケヤキ、新居浜駅から滝の宮公園にかけてのカエデなどであります。カエデやケヤキは、北陸・東北地方では鮮やかに紅葉し、目を楽しませてくれますが、本市では気候に合わないのか、色づく前に葉を落としてしまいます。ケヤキは環境さえよければ、大木になりますが、このような樹木を選定し植栽されたのですから、遅かれ早かれ、幹や枝が電線を超え、台風のたびに停電の心配が増え、いずれ根が大きく張り出し、歩道の縁石を持ち上げるはずです。何が言いたいのかと申し上げますと、植栽する前に、その木がどれだけ育つかといった樹木特性を勘案して植栽されているのか否かということです。樹木特性を考慮すれば、必然と植栽する間隔も決まります。
 また、落葉樹は葉を落としますので、雨の日にはスリップし、側溝にたまり、清掃作業や点検も必要になります。ならば、今後植栽する場合は、あまり大木にならない中木の常緑樹を選定すれば手間や経費もかからず、かつ花も楽しめ、よいのではと考えますが、樹木の選定について、過去どのように選定をされてきたのか、誰が最終決定を下されてきたのか、お答え願います。
 あわせて、今後はどのような樹木を選定されるおつもりなのかの御所見をお聞かせ願います。
(建設部長答弁)
○ 次に、樹木の選定についてでございます。
 過去道路の植樹帯に植えられている樹木の選定につきましては、各道路管理者が気象条件等の地域の条件や沿道の土地利用状況、また植樹後の景観などを考慮して樹種を選定してきたものと考えております。
 しかしながら、一部の道路においては、樹木の経年的な成長についての予測が不十分であったのではないかと思われる箇所もあり、御指摘のとおり、維持管理面において様々な問題が発生していることは認識しております。
 このようなことから、現在樹種選定に当たりましては、上部東西線におけるクロガネモチや宇高西筋線におけるハナミズキなど、樹木の特性や将来の成長状況を十分考慮し、維持管理の容易な樹種を選定し、植栽を行っております。
 今後におきましても、現状で問題になっている路線の植栽状況を十分踏まえ、維持管理面を重視した植栽を行っていくことにより、管理費の低減を図りながら、安全かつ円滑な交通を確保し、潤いや安らぎのある道路景観の創出に努めてまいります。