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(質問)
○2番(伊藤義男)(登壇) 自参改革クラブ、参政党の伊藤義男です。
初めに、能登半島地震により被害に遭われた皆様へ心からのお見舞いを申し上げます。
そして、御家族や大切な方々を亡くされた皆様へ謹んでお悔やみを申し上げます。
さて、議員になりあと少しで1年になりますが、まだまだ市民の政治参加を促せていない状況です。感染症や災害など、重大な事態が発生した場合に、国が自治体に必要な指示を行えるようにする地方自治法の改正案が閣議決定され今国会に提出されるなど、我々の自由や権利を脅かすおそれが考えられることが普通に通る世の中になってしまっています。そして、我が国がグローバリズムの波にのみ込まれている事実を、一人でも多くの方に政治へ参加することで気づいていただけるように、今後も議員活動に精進してまいる所存です。
それでは、通告に従い質問いたします。
初めに、太陽光発電の現状について御質問します。
メガソーラーについてです。
現在、市内を車で走ると、至るところにソーラーパネルが設置されています。急な斜面に無理やり設置しているのを見ると、大雨が降ったときに土砂崩れの原因にならないのか、心配になります。実際に毎年台風シーズンになると、強風によりパネルが飛ばされ、他の施設や車などを損傷したりする被害や山肌を削ることで土砂崩れが起こりやすい状況になり、大雨で土砂崩れが起きたり、設備ごと土砂で流されるといったことが起きています。
また、能登半島の震災でも、経済産業省が、太陽光パネルは破損した場合でも、日の光が当たると発電をする可能性があるため、むやみに近づかないように御注意ください。また、復旧作業に当たられる際も十分御留意くださいと発表していますが、太陽光パネルがあることで、復旧作業の支障になっている現状があります。幸い近年では、本市において大規模な土砂災害や強風被害は出ていませんが、そういった災害に起因する可能性や復旧の妨げになる可能性がある太陽光発電設備の把握は、災害対策にも重要と捉えます。
そこで質問いたします。
メガソーラーの総設置数や設置状況及び設置場所を市で把握しているのか、お聞かせください。
(市民環境部環境エネルギー局長答弁)
○市民環境部環境エネルギー局長(松木伸)(登壇) 伊藤義男議員さんの御質問にお答えいたします。
太陽光発電の現状についてでございます。
メガソーラーについてお答えいたします。
太陽光発電を設置する場合の届出先は国であり、市への届出制度がないことから、本市におきましてメガソーラーの総設置数等について直接的に把握することはできません。
しかしながら、再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法に基づく固定価格買取り制度の利用を申請し、認定を受けた発電容量20キロワット以上の太陽光発電事業につきましては、国から一定の情報が公表されており、これによりますと、本市における1,000キロワット以上の大規模な太陽光発電設備であるメガソーラーの設置状況は、令和6年1月末時点で7件、出力約6万1,400キロワットの発電設備が設置されている状況であり、設置場所につきましても同様に公表されている状況でございます。
(再質問)
○2番(伊藤義男)(登壇) ありがとうございます。
メガソーラー設置状況の把握は、自然災害の予測や予防に重要です。しっかりした調査、把握を要望いたします。