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2 新型コロナワクチン接種被害救済及びワクチン対応について/(2)接種ロット番号から見る健康被害対応

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ページID:0140982 更新日:2024年8月27日更新 印刷用ページを表示する
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議員氏名

伊藤義男

本会議年

令和6年

定例会月

6月

内容

(質問)
○ 次に、接種ロット番号から見る健康被害対応についてです。
 まず初めに、新居浜市で接種されたワクチンのロット番号は、何通りあったのかお答えください。
 次に、資料1・2・3を御覧ください。
 資料1は、新居浜市へ予防接種健康被害救済制度による医療費、医療手当等請求書などの申請書及び同時提出のあった診療録など、新型コロナワクチンに関して接種開始から申請時点までの分を基に、以下項目についての一覧表、性別、年代、疾病、給付の種類、手帳の発行有無、市区町村受付日、市区町村審査日、県進達日、認定結果及び認定日、接種日、ワクチンの種類、ロットナンバー、医療機関による副反応疑い報告の有無の情報開示を求めて出てきた資料です。個人情報に結びつく部分は黒く塗られています。
 資料2は、先ほどの内容で、西条市へ情報公開請求をして出てきた資料になります。
 資料3も先ほどの内容で、今治市へ情報公開請求をして出てきた資料になります。
 私が注目している部分は、ロット番号です。資料1の新居浜市で健康被害救済制度を提出された方のワクチン接種ロット番号ですが、EY0572が3件、FJ1763が2件と同じロット番号になっています。FJ1763、000234Aについては、今治市の資料にも1件ずつ記載があります。資料2の西条市の資料には、給付種類で死亡一時金が2件あり、そのうちの1件、EW0201は今治市の資料に1件記載があります。そのほかにEY0573が2件記載されています。資料3の今治市には、FA2453が2件、FJ5929が2件記載されています。
 このように、ワクチン健康被害救済制度を申請されている方に、ワクチン接種ロットナンバーの偏りが見られます。この資料から考えられることは、ロット番号には健康被害が出る確率が高いロット番号が存在しているということが考えられるのではないでしょうか。
 そこで、お伺いします。
 私はこのことから、健康政策の面で、危険なロットを接種した市民への聞き取り調査やワクチン接種開始から現在までの市内で亡くなられた方のロット番号を調べるなど、調査、検証するよう提案しますが、市の見解をお聞かせください。
(福祉部長答弁)
○福祉部長(久枝庄三)(登壇) 接種ロット番号から見る健康被害対応についてお答えいたします。
 まず、本市で接種したワクチンのロット番号は何通りあったかについてでございます。
 令和6年3月31日までの特例臨時接種において、本市の市民であって、ワクチン接種歴がある人のロット番号は428通りですが、これは市外で接種した人のロット番号も含まれます。
 次に、危険なロット番号や市内で亡くなられた方のロット番号に係る調査、検証についてでございます。
 本市では、ロット番号ごとの全ての接種者数や健康被害件数を把握することはできないことから、特定のロット番号に係る健康被害が出る確率等を検証することや危険なロット番号を特定して聞き取り調査等を行うことは困難であると考えております。
(再質問)
○2番(伊藤義男)(登壇) ありがとうございます。
 新型コロナワクチン後遺症患者の会で、このロットナンバーに関しての調査を行っています。国も県も市も新型コロナワクチン健康被害の調査に消極的なように感じます。一度は安全だという号令の下で開始されたワクチン接種ですが、現実的に健康被害が出て、報告もされているわけです。しかも、これまでの全てのワクチン3,666件に対して、新型コロナワクチンは7,384件が予防接種健康被害救済制度の認定を受けています。これは、大薬害以外の何物でもありません。国、県、市には、このことに真摯に向き合っていただきたいと思います。