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(質問)
○ 次に、女性消防団についてお聞きします。
平成15年に女性30人で発足しました本市の女性消防団も減少傾向にあり、令和6年では15人になったようです。
女性消防団の活動は、毎月の定例会や応急手当て、普及員講習の受講、ドローン操作訓練など、年間を通じて様々な活動をしているそうですが、ドローンの操縦などは、女性でも災害現場の最前線で活躍できるのではないかと思います。
新居浜市では、男性消防団員8名と女性消防団員2名の計10名で構成されるあかがねドローン隊を結成し、定期的に操縦訓練を行っているそうですが、ドローン操縦に興味のある若者がいると思います。ぜひ、あかがねドローン隊を積極的に広報していただき、女性消防団への加入促進を図っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
また、消防庁では、第5次男女共同参画基本計画において、消防団員に占める女性の割合について10%を目標にしつつ、令和8年度までに当面5%とする目標を掲げています。
現在、新居浜市消防団における女性消防団員の割合は約2%、団員数665名のうち、女性15名であります。性別に関係なく、一人一人が尊重され、自分らしく活躍できる社会実現に向けて、女性消防団員の確保が課題と考えますが、どのように確保されていくお考えか、お伺いします。
(消防長答弁)
○ 次に、女性消防団についてでございます。
まず、あかがねドローン隊を積極的に広報し、女性消防団への加入促進を図ることにつきましては、昨年度、災害情報をいち早く収集するため、ドローンを活用したあかがねドローン隊を結成し、女性消防団員2名が隊員として配置され、新たな活躍の場が広がりました。
今後は、SNS等を活用し、女性隊員がドローンを操縦する訓練を積極的に発信することにより、ドローン操縦に興味のある若い世代にアピールし、加入への動機づけにつなげてまいりたいと考えております。
次に、女性消防団員をどのように確保するかにつきましては、女性団員が救命講習の指導員資格を取得し、市民に対して救急講習を行うなどの様々な活動を若い世代に知ってもらうことが、女性消防団を継続的に維持する上で非常に重要であると考えております。
このようなことから、市内の高等学校に女性消防団員が出向き、地域社会に貢献する団活動のやりがいや魅力を伝え、興味を持ってもらう機会を設けるなど、積極的な啓発活動を通じて、今後の女性団員の確保につなげてまいります。
(再質問)
○24番(伊藤優子)(登壇) 御答弁ありがとうございます。ぜひ、青年団、また高校などに出向き、入団促進を図っていただくことをお願いします。(ブザー鳴る)