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(質問)
○ 次に、レプリコンワクチンについてです。
世界で日本だけが承認したレプリコンワクチンですが、秋の定期接種から使用可能となります。少しレプリコンワクチンを説明します。
レプリコンワクチンとは、自己増殖型のmRNAワクチンです。体内で自己増殖することで、少量のワクチンでも長期間にわたって免疫効果を持続させることが期待されています。レプリコンワクチンには、スパイクたんぱく質をコードする遺伝子が含まれており、これが体内で自己増殖しながらスパイクたんぱく質を産生するものとなっています。そもそもスパイクたんぱく質は、血管疾患や心臓疾患、多臓器不全を引き起こす可能性があると言われているものです。そのものを体内で長期間産生することは、誰が聞いてもおかしいと思います。定期接種では、従来のmRNAワクチンかレプリコンを使用するかの判断は、医療機関に委ねられます。
新居浜市として、レプリコンワクチンのメリット、デメリットをホームページで周知できないか、お聞きいたします。
(福祉部長答弁)
○ 次に、レプリコンワクチンについてでございます。
厚生労働省によりますと、今シーズンのコロナワクチン供給量は約3,224万回分で、そのうちmRNAワクチンが約2,527万回分、レプリコンワクチンが約427万回分、残り270万回分が組み替えたんぱくワクチンで、合計で対象者の8割程度に行き渡る量を見込んでいます。
伊藤義男議員さん御指摘のとおり、定期接種においてどのワクチンを使用するかの判断は、医療機関に委ねられておりますが、どれも国の承認を受けたものでありますことから、各医療機関においては、適切な判断がなされるものと想定しております。
しかし、ワクチン接種を不安に感じる市民の方はいらっしゃると思われますので、今後市のホームページ等で適切に周知に努めてまいりたいと考えております。