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4 子どもたちのSNSトラブルについて/(1)現状

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ページID:0144588 更新日:2024年11月26日更新 印刷用ページを表示する
<外部リンク>

議員氏名

加藤昌延

本会議年

令和6年

定例会月

9月

内容

(質問)
○ 続いての質問に移らせていただきます。
 大項目4番目、子どもたちのSNSトラブルについて。
 携帯電話の普及とともに、子供たちがSNSを利用する年齢が低年齢化しています。SNSが子供たちの生活や教育に与える影響は多岐にわたります。
 まず、SNSは、コミュニケーションの場として、友達や家族とつながる手段を提供し、情報交換や社会的スキルの発達を促進する可能性があります。
 しかし一方で、過度な使用や不適切なコンテンツに触れることで、学業への集中力が低下したり、いじめや誤情報の拡散などのトラブルに巻き込まれるリスクもあります。
 また、他者との比較や自己肯定感の低下を引き起こすこともあり、精神的な健康にも及ぼすことがあります。
 したがって、SNSの利用には、適切な指導とバランスの取れたアプローチが必要です。
 そこで、お伺いいたします。
 1つ目、現状について。
 子供たちがSNSを利用する際に直面する主なトラブル、例えばいじめ、個人情報の漏えい、有害情報のアクセス等の種類と頻度について具体的な事例や報告はありますか。
 2つ目、教育と予防策について。
 SNSトラブルを予防するために、学校や家庭でどのような教育や啓発活動が行われていますか。具体的なプログラムや教材の内容を教えてください。
 3つ目、今後について。
 今後のSNS利用に関する教育や啓発活動の強化について、具体的な計画や取組の案がありましたら教えてください。
 また、市民やコミュニティー全体で子供のSNS利用を見守るための仕組みやプロジェクトの導入についてどのようなアイデアがありますか。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 子どもたちのSNSトラブルについてお答えいたします。
 まず、現状についてでございます。
 SNSトラブルの種類と頻度につきましては、友人関係のトラブルや仲間外しが割合としては多く、そのほかには写真や動画の無断アップロードによるトラブルなどがあり、不適切な画像等のアップロードの報告もございました。
 次に、教育と予防策についてでございます。
 インターネットの正しい使い方や情報モラルにつきましては、タブレットに含まれているネットモラルの教材、保健体育科や道徳科の教科書など学年に応じ情報モラルの向上を目的とした学習を進めております。
 また、保護者に向けましては、教育委員会と新居浜市PTA連合会が作成した新居浜スマホルールを活用して、トラブル防止に向けた啓発を行っております。
 次に、今後の取組についてでございます。
 現在、コミュニティ・スクールでの地域学校協働活動の中で、SNSによるトラブルを地域や家庭の問題として捉え、解決に向け取り組んでいただいている校区もございます。また、先日ワクリエ新居浜で開催されましたeスポーツの大会におきましても、参加した小中学生約170名の保護者に向けまして、主催者である新居浜市PTA連合会がこどもスマホ管理についてのチラシを配布し、スマホのフィルタリング設定等の啓発を行ったほか、夏休み前にはスマホ・SNSのルールについて、マチコミメールを通じ、保護者への注意喚起とスマホ等を子供に与える責任について周知をしております。
 今後におきましても、子供たちがSNSによるいじめや犯罪の被害者にも加害者にもならないよう、地域運営組織をはじめ、PTAや警察、愛媛県人権啓発センターなど関係機関と連携してまいります。
(再質問)
○5番(加藤昌延)(登壇) 1つ質問ですけども、教師や保護者に対するSNS利用に関する研修やサポートはどのように行われていますか。効果的な研修プログラムの事例があれば教えてください。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 加藤議員さんの再質問にお答えいたします。
 教師や保護者に対するSNS利用に関する研修等についてでございます。
 先ほどの答弁でも申し上げましたように、まず教師に対しましては、インターネットの正しい使い方や情報モラルにつきまして、タブレットに含まれているネットモラルの教材を活用し、著作物の利用や想定される事例などについて研修を行ってまいります。
 保護者に対しましては、PTA連合会の御協力もいただきながら、新居浜スマホルールやスマホのフィルタリング設定等の啓発を行うことで、注意喚起とスマホ等を子供に与える責任について周知をしてまいります。
(再質問)
○5番(加藤昌延)(登壇) 御答弁ありがとうございます。
 子供たちが安心してSNSを利用できる環境づくりと、被害に遭った子供たちのサポート強化、そして親、学校の先生など誰にも相談できない子供たちが相談できる窓口の創設、案としまして、窓口の創設と言っても、子供が一人で市役所に来るというのはとてもハードルが高いです。また、電話をかけるのもとてもハードルが高いと思われます。そういった中で、メールやLINEで相談できる窓口の創設に向けて、引き続き取り組んでいただきますようよろしくお願いいたします。
 最後に、石川市長とはこの議会でお会いすることというか、議会で御答弁をいただくことが終わるようになりました。短い間でしたが、大変ありがとうございました。
 これで質問を終わります。