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3 公共交通の在り方について/(2)デマンドタクシー

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ページID:0146905 更新日:2025年2月18日更新 印刷用ページを表示する
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議員氏名

大條雅久

本会議年

令和6年

定例会月

12月

内容

(質問)
○ また、現在、新居浜市では、おでかけタクシーの名称でデマンドタクシー事業が実施されていますが、使い勝手が悪い、対応が親切でないなどの御意見が多々寄せられており、事業内容の見直しが必要と私たちは考えております。
 見直ししたほうがよいと考える点を幾つか挙げますと、JR新居浜駅を中心に結節点と表現していますが、川西、川東、上部西、上部東と新居浜市内を4地区に分けて、地区を越える利用に条件をつけています。また、基本的には路線バスのバス停から300メートル以内にお住まいの市民は、利用登録が制限されています。私たちは、市民なら誰でももっと気楽に利用できるデマンドタクシー事業に改善すべきとさきの市長選で訴えました。古川市長も、交通弱者の市民に寄り添ったデマンドタクシー事業にすることには賛同いただけるかと思いますが、いかがでしょうか、市長のお考えをお聞かせください。
(市長答弁)
○ 次に、デマンドタクシーについてでございます。
 選挙期間中、多くの方々からデマンドタクシーが不便だという切実な声をお聞きしました。デマンドタクシーは、バスとタクシーの中間に位置する公共交通であり、各事業者の経営を考慮しながら見直しを図り、地域交通を維持していく必要があるものと考えております。
 また、デマンド交通とは、複数の予約をまとめることで、乗り合いをつくって効率を高めるものであり、行き先がばらばらで広域にわたると、迂回距離や乗車時間が長くなり利便性も悪くなることから、一定のエリア内に制限し、効率的な運行を図る必要がございます。
 今後は、交通事業者等関係者とも協議しながら、デマンドタクシーの改善を進めるとともに、路線バス等他の公共交通との連携も含めて、市民がもっと便利に利用できる公共交通体系の構築を目指してまいります。
(再質問)
○23番(大條雅久)(登壇) 古川市長も既にお気づきだと思うんですが、おでかけタクシーがなぜ不便か、運転手さんが親切かどうかというのは置いといて、それも結構言いたいことが市民からあるんだと言われましたが、例えば川西地区のデマンドタクシーは、イオンへ行けない。行けないというか、行く場所を決めてますから、目的をね、行く場所からなぜイオンが外れてるのか、よく分からない。これは全般的で、地域バスを新居浜市は古くから走らせてます。別子山から新居浜市内をつなぐバスです、御存じのとおりですが。市内のバス停の宣伝とか活用が十分でないと従来私は聞いてきたんですが、聞いてきたというのは、質問に取り上げてきましたが、変わりません。なぜか。タクシーもデマンドタクシー事業も地域バス事業も、既存のバス会社、タクシー会社に遠慮している。遠慮しているというよりも既得権を崩せないでいる。これに対してどういう対応をしていくかで次のスタイルが決まると思うんですよ。市長も18年、市議会議員、県議会議員をされてきて、お伺いしたい意味は分かるかと思うんですが、ここで既存の既得権をどう打破していくか、これが新しいスタイルをどうつくれるかにかかると思うんですが、今お考えになっていることがありましたらお聞かせください。
(市長答弁)
○市長(古川拓哉)(登壇) 大條議員さんの既得権をどう打破するかという質問についてお答えをしたいと思います。
 私自身は、既得権ということを守るのではなく、市民にとってどうすれば便利になるのかということを考えていきますとともに、やはり先ほどからお伝えしているとおりでありまして、ドライバーの不足であるとか、様々な事情も出てきております。そのような中で、市内の業者さんとは共存共栄を図りながら、どのようにしてより市民が便利に使っていただけるかということを念頭に置いて考えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
(再質問)
○23番(大條雅久)(登壇) ぜひとも市民にとって使い勝手がいい、よかったなと思える新しい公共交通機関、交通弱者に優しいデマンドタクシー、地域バスを進めていただきたいと思います。