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2 少子高齢化の改善のための子供への取組について/(2)部活動など成長期の様々な活動/ア 合理的かつ効果効率的な取組

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ページID:0146958 更新日:2025年2月18日更新 印刷用ページを表示する
<外部リンク>

議員氏名

野田明里

本会議年

令和6年

定例会月

12月

内容

(質問)
○ では、次の質問に移ります。
 部活動など成長期の様々な活動について質問いたします。
 運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン及び文化部活動の在り方に関する総合的なガイドラインが、平成30年にスポーツ庁と文化庁によりそれぞれ策定され、それを基に平成30年6月に愛媛県が運動部活動の在り方に関する方針を策定、新居浜市でも、新居浜市立中学校に係る部活動の方針を平成30年8月に教育委員会が策定され、そのガイドラインに合わせた部活動改革が行われてきたとお聞きしています。さらに、令和4年夏に取りまとめられた部活動の地域移行に関する検討会議の提言を踏まえ、前述のガイドラインを統合した上で全面改定し、新たに学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドラインが令和4年12月、今から2年前に策定され、部活動改革が加速しています。平成30年に策定されたガイドラインでは、部活動の運営上の留意点や体制整備、活動時間や大会の参加について、そして休養日についてなどが定められています。ほかにも熱中症等の事故防止の観点から、活動の中断、延期、中止を含めた適切かつ柔軟な対応を行うことや安全管理の徹底、体罰、ハラスメントの根絶、顧問の指導力の向上など、従来の部活動の教育的な側面に加えて、合理的でかつ効率的、効果的な活動を行うための細かな取決めが示されています。また、新居浜市の方針では、運動部、文化部及び学校が主体となって行うスポーツ・文化活動、駅伝や朝練、全般についての方針とすると明記されています。部活動に関する関心事と言えば、目下地域移行に関してだと思いますが、今回はこのガイドラインを基に質問させていただきます。
 まずは、合理的かつ効果効率的な取組についてです。
 大変暑さの厳しかった今年の夏休みに、熱中症を予防する目的で、部活動などの活動が中止になったことはありましたか。
 また、夏場の活動中に緊急搬送になったことはありましたか。
 熱中症を予防する目的で、活動内容を工夫等して行うなどはありましたか。
 これらの活動において、体罰やハラスメントなどを含む心身の安全管理は、どのように行われていますか、お聞かせください。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 部活動など成長期の様々な活動についてお答えいたします。
 合理的かつ効果効率的な取組についてでございます。
 近年、子供たちの活動場所の気温や暑さ指数から、学校長の判断により、熱中症予防のために活動を中止したことがございました。
 また、夏休み期間の活動中における熱中症による救急搬送は1件あり、運ばれた生徒は、病院で点滴処置を受け、回復後帰宅したと報告を受けております。
 次に、熱中症予防に向けての取組といたしましては、生徒の活動場所に暑さ指数計測器を設置、教員は携帯型の計測器を常備するほか、活動時間の短縮や場所によっては活動をちゅうちょなく中止することとしております。
 また、活動指導中におきましても、顧問等は細かく児童生徒の体調を確認し、可能な範囲で複数の教員で活動に携わっております。
 次に、体罰やハラスメントなどを含む心身の安全管理につきましては、日頃から教職員への指導を行っております。また、部活動指導員に対しましては、県教育委員会主催の研修会への参加を義務づけ、適切な指導に努めております。
(再質問)
○4番(野田明里)(登壇) 1点お伺いさせてください。
 恐らく来年以降も夏休みの暑さはとても厳しくなるものと思われるのですが、来年以降の対策、今年よりさらに強化していくような対策は、部活動において何かありますか。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 野田議員さんの御質問にお答えをいたします。
 暑さが厳しくなる来年以降、どのように取り組んでいくのかということですけれども、現在、取り組んでいることの中で生じた課題を整理しながら、これを基本として、来年も取り組んでいくというところです。