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4 小中学校の統廃合について

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ページID:0146966 更新日:2025年2月18日更新 印刷用ページを表示する
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議員氏名

伊藤謙司

本会議年

令和6年

定例会月

12月

内容

(質問)
○ 次に行きます。
 小中学校の統廃合について質問させていただきます。
 この件については、前回の一般質問において、藤田誠一議員が質問していますが、再度詳細にお聞きしたいことがありますので、質問させていただきます。
 統廃合の計画は、前期15年、後期15年と計画期間を策定しているとお聞きしています。特に、私の地域である北中学校は、統廃合の対象が、前期に新居浜小学校と宮西小学校を統合、北中学校と西中学校を統合し新中学校の設置、後期に新小学校、新中学校及び惣開小学校を統合し、小中一貫校の設置を検討すると前回の議会で答弁されています。なぜ私が統廃合について質問しているかと言うと、宮西小学校と新居浜小学校、どちらが残るのという質問が前回議会の答弁の後、多く聞かれるようになりました。15年スパンで考える中で、現在小学校に通われている保護者にすると、義務教育9年間の間に統廃合が行われるのではという疑問がついて回るのは分かります。15年間で行いますとは言われていますが、急に統廃合が進み、制服や体操服など費用がかかることを懸念する保護者がいることも容易に想像がつきます。また、現在、小中学校の統廃合が検討されているということは、前回の議会答弁を教育長が丁寧にされたことにより、市民に周知されて、逆にそのことにより、変なうわさだったり臆測が出回っているのも現実であります。教育委員会としては、5年ごとの見直しも踏まえ、各校区に説明すると言われていますが、ここまで学校名まで出しているのなら、せめて前期の対象の小中学校には、事前に説明をされてもいいのではと思いますが、いかがでしょうか。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 小中学校の統廃合についてお答えいたします。
 前期計画期間に対象となっている小中学校区への事前説明についてでございます。
 現在、教育委員会では、令和5年4月に策定いたしました新居浜市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本計画に基づき、他校よりも小規模化が進んでおります浮島小学校において、校区説明会やアンケート調査を実施しております。年明けより計画期間前期において統合を検討している新居浜小学校、宮西小学校につきましても取組を始める予定といたしております。まずは、校区の学校運営協議会において、小中学校の現状や見込み、適正規模、適正配置の基本的な考え方や進め方など、基本計画について説明し、その後、保護者の方や地域住民の皆様にも、順次説明会を実施してまいります。
 今後におきましても、先行して進めている取組を踏まえ、基本計画に沿って進めてまいりますが、基本計画策定時よりも想定以上に少子化が進んでおり、計画の見直しも念頭に取組を進めていくことが必要であると考えております。
 教育委員会といたしましては、児童生徒にとってよりよい教育環境を整備し、教育の質のさらなる充実を図るため、保護者の方や地域住民の皆様が混乱することのないよう、丁寧な説明と十分な対話を通じ、共通理解を図りながら、規模適正化、適正配置の取組を進めてまいります。
(再質問)
○22番(伊藤謙司)(登壇) 統廃合は、もう15年、前期は決定だと思ってもいいんかなと今御答弁の中で思ったんですが、統廃合した場合のいろんなシミュレーションがあると思います。特に、公民館の統合、廃止などももちろんシミュレーションに入っていると思うんですが、このことについて、公民館ですね、今の時点で事前に相談、説明が本当は必要であると思います。公民館についても、学校の統廃合のタイミングで校区へは同じように説明はされるのでしょうか。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 伊藤謙司議員さんの御質問にお答えをいたします。
 統廃合時、公民館の対応をどうするかということを、説明時にするのかという質問であったかと思いますが、次世代を担う子供たちが、将来にわたってよりよい教育環境で学びを続けることができるよう、望ましい学校の規模の見直し、その学校規模に沿った学校の配置を進める取組をしているところです。
 そういうことで、公民館の統廃合については、現在のところ、検討はいたしておりません。
(再質問)
○22番(伊藤謙司)(登壇) 教育長、もう一つだけ。
 統廃合になると、生徒らの通学時間というのも変わってくると思うんです。そうなった場合、そのタイミングでよく言う校区の線引きというのを変えるとかというようなお考えはありますでしょうか。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 伊藤謙司議員さんの御質問にお答えします。
 統廃合のタイミングで、通学校区の線引きが行われるのかどうかということだったかと思いますけれども、統廃合という方針が決まりましたら、地域の各種団体等から成る協議会というのを立ち上げます。その中で、通学区域の見直し等も含めて、実施の時期や校区における課題などの協議も行ってまいりますので、その協議会の中で、様々な課題については議論していくという、そういう考えでおります。
(再質問)
○22番(伊藤謙司)(登壇) 個別の案件で申し訳ないんですけども、新居浜小学校、宮西小学校の統廃合は、若宮小学校と惣開小学校の統廃合とは別次元の話になると思います。変な話、紛糾するのは確実かなと思っております。前回のような統廃合のスケジュールで考えるならば、ぜひリスケジュールをしないといけないかなと思います。学校は、毎年年度初めより早いスケジュールで動きますので、丁寧な説明はもちろん当たり前ですけれども、前倒しの早い段階での時間をかけた説明をお願いしたいと思います。これは要望でお願いします。