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6 小学生の通学時の荷物について

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ページID:0146968 更新日:2025年2月18日更新 印刷用ページを表示する
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議員氏名

伊藤謙司

本会議年

令和6年

定例会月

12月

内容

(質問)
○ それでは、次に行きます。
 小学生の通学時の荷物について質問させていただきます。
 私には、今年から小学校に入学した孫が新1年生にいます。しかも、双子の男の子です。学校帰りの通学路が、私の会社の前ということがあり、下校時には集団下校の班が3時頃に通ります。新1年生であり、まだまだ体も小さく、ランドセルが歩いている感じです。逆に、高学年は、さすがに体も大きく、ランドセルが似合わない感じすらします。孫たち新1年生は、入学から半年も過ぎ、現在は学校にも慣れ、元気に登下校しています。
 しかしながら、今年の猛暑の中、下校する小学生を見て感じたことがあります。まあ荷物の多いこと。特に、週末、金曜日はとてつもない量の荷物を持って帰ってます。そう思い、少し調べさせていただいたことを述べさせていただきます。
 資料、パネルの説明をさせていただきます。これです。(パネルを示す)
 これは、あるめっちゃ暑い夏の日の入学間もない小学校1年生の下校時の荷物の写真です。民間調査会社が、2022年7月、小学生の子供を持つ保護者を対象に行った通学時の荷物の重さについての調査結果ですが、小学校の授業で使用する教材が増えたり、タブレットが導入されたりと、小学生の通学時のランドセルや荷物が重たくなっている。全国の小学生の子供を持つ保護者666人に聞いたところ、通学時の小学生の荷物の重さは、平均4キロであることが分かった。荷物が重くなった原因として、教材の増加に続いて水筒やタブレットを持っていくようになったことが上げられたそうです。保護者自身が小学生だった頃と比較すると、子供の通学時の荷物が重いと感じますかと聞いたところ、とても感じるが39.2%、少し感じるが33.9%と合わせると73.1%の保護者が今の小学生の荷物のほうが重いと感じていることが分かりました。私も実際に新1年生の荷物量を見て、持ってみて、ここにあるんですが(パネルを示す)、ランドセル、鍵盤ハーモニカ、体操服、手提げ袋2個、水筒、ちょっとびっくりするような荷物でした。真夏の午後3時の下校にこの荷物はさすがにないなと思える重さでした。私のイメージで申し訳ないんですが、タブレットを導入すれば、教科書やドリルが必要なくなり、登下校時の荷物も格段に減るイメージでしたが、実際に調べてみると、教科書はゆとり教育が始まった2002年からすると、約2倍の重量になっていると聞いております。
 そこで、お尋ねしますが、教育現場で、小学生の登下校時の荷物の量ということを考えたことはありますでしょうか。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 小学生の通学時の荷物についてお答えいたします。
 教科書の大型化とタブレットの導入などにより、小学生の荷物の重量が増していることから、本市におきましても、文部科学省が平成30年9月に発出しました児童生徒の携行品に係る配慮についてに基づき、登下校時の荷物が、必要以上に重くならない配慮をするよう、各小中学校に周知しております。学校現場では、荷物が重くなりがちな週明け、週末、学期初めに集中しないよう、荷物を分散させたり、学期終わりには懇談会に来られた保護者にお持ち帰りいただくほか、毎日持ち帰る必要のない教科書や文具等につきましては、学校でも保管できるよう、配慮を行っております。
 今後におきましても、家庭学習に支障の出ない範囲で、通学時の荷物の負担軽減に努めるよう、重ねて学校を指導してまいります。
(再質問)
○22番(伊藤謙司)(登壇) 先ほど文部科学省からの通達があったということで、置き勉という、私も初めて聞いたんですけども、置き勉強道具、略して置き勉と言われているそうなんですけども、新居浜の学校のほうでは、置き勉は認めているんですかね、その辺をちょっとお答えください。
(教育長答弁)
○教育長(高橋良光)(登壇) 伊藤謙司議員さんの再質問にお答えをいたします。
 置き勉を認めているかということですが、いわゆる置き勉を認めております。各学校に調査も行っておりますが、それぞれの学校が置いて帰ってよいもの、教材等、細かく決めて、それぞれどの学校、小中学校全てで対応しているという状況を認識しております。
 あと細かな点につきましては、それぞれの学校長の裁量の中で工夫ができるものと思っておりますが、全ての小中学校で、全部持ち帰らないといけないということはないということを確認しております。
(再質問)
○22番(伊藤謙司)(登壇) 先ほど来、今回のいろんな質問の中でもなんですけども、今は気温も低くなって、何とか子供らも頑張れているんですが、今後は一夏ごとに温暖化していくと。来年の夏までには、児童生徒の荷物の軽減策として、置き勉をもっと進めていって、できたら小学校低学年、1年生は、あれはもう無理なんで、その辺は1年生だけでもように見てあげてください。これは要望でお願いしておきます。
 最後になりますが、古川新市長におかれましては、継続・新規事業と様々な施策を進めていかれると思いますが、ぜひ議会や市民へ丁寧な説明をしていただき、よりよいもの、よりよい施策を進めていただくことをお願いして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。