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5 教育行政について/(2)睡眠教育

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ページID:0146982 更新日:2025年2月18日更新 印刷用ページを表示する
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議員氏名

河内優子

本会議年

令和6年

定例会月

12月

内容

(質問)
○ 次に、不登校の予防策として、睡眠教育の導入についてお伺いします。
 スマホやゲーム、学習塾などで就寝時間が遅くなり、原因不明の体調不良や無気力による不登校になる生徒が多いようです。熊本大学の三池名誉教授は、不登校の多い学校と少ない学校の違いは、睡眠時間の差が考えられると分析し、睡眠不足が続くと体内時間が乱れ、自律神経や脳機能の低下、無気力などが生じる。その結果、本来の力を発揮できず、自信喪失や人間関係の悪化など、睡眠不足が不登校に陥る原因を招くことを学び、生活を見直す睡眠教育を推進することを推奨しております。他市では、睡眠の重要性を学ぶ授業や面談などを通して子供の生活習慣の改善を図る睡眠教育を実施し、不登校の改善が図られたようです。教育と医療の連携、教医連携を軸として、幼稚園等では眠育絵本の読み聞かせ、小中学校では睡眠朝食調査やみんいく授業、みんいく面談などを実施しているようです。
 そこで、新居浜市の睡眠教育の取組状況と睡眠教育の導入についてお考えをお伺いいたします。
(教育長答弁)
○ 次に、睡眠教育についてでございます。
 睡眠教育に関する本市の取組といたしましては、庁内関係課が連携して設置いたしております健康づくり推進本部の活動の中で、睡眠不足は、日中の眠気や疲労に加え、心身の不調や学業の低下等多岐にわたり影響を及ぼすことを念頭に、睡眠習慣の改善指導に取り組んでおります。
 去る11月15日には、愛媛大学大学院医学系研究科の河邉准教授を迎え、子供の眠りとデジタルメディアの関係と題し、眠育を含めたゲーム・スマホ世代の子供との向き合い方について講演をいただいたところです。
 小中学生にとって、睡眠は心身の健康のために大変重要であり、睡眠時間の確保や生活リズムを整えることは、集中力の維持や情緒の安定、また不登校の未然防止にもつながると考えられます。
 学校では、健康教育の中で眠育に積極的に取り組んでおりますが、家庭での教育、指導が非常に大きな役割を果たしますことから、今後におきましても、保護者の方に対して啓発を行うことで、子供たちの健康教育としての眠育を進めてまいりたいと考えております。
(再質問)
○8番(河内優子)(登壇) 丁寧な答弁ありがとうございました。
 以上で質問を終わります。ありがとうございました。