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3 太鼓台の大阪・関西万博派遣について

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ページID:0151892 更新日:2025年6月2日更新 印刷用ページを表示する
<外部リンク>

議員氏名

藤田誠一

本会議年

令和7年

定例会月

2月

内容

(質問)
○ 最後に、私恒例の太鼓台派遣に関する質問でございます。
 太鼓台の万博派遣に関し、昨年9月議会において、日本の伝統文化であるお祭りを、直接体験できる機会を提供し、訪れる世界中の皆さんと、喜びや達成感を共有できる実施内容を検討しているところであるとの答弁をいただき、また、1月末の記者会見においては、今後、決定した太鼓台関係者との、細かい打合せや、会場下見等を実施し、演出内容や、派遣の詳細について決定してまいりたいと述べられております。
 しかし一方で、出場される太鼓台関係者からは、市からは、演技において、統一した演技等の具体的な要請はない。それぞれに任せると言われているとの声も聞こえてきております。
 実際には、記者会見で述べられたとおり、今後、細かい打合せをしていくのだと思いますが、より多くの観客を魅了し、記憶に残るには、心に響き、感動を共有していただける演出も必要です。
 太鼓台派遣事業の目的は、施政方針で述べられているとおり、本市への誘客であり、5,000万円もの多額の経費を予定していることから、当然のことながら、相応の効果が求められます。
 今回出場される太鼓台は、川西と上部に分かれており、市として一律に、こうしろ、ああしろといった細かな指示はできないまでも、できれば、こうしてほしいといった内容、例えば、多くの観客がかき夫として参加できる、体験型の演出、また、寄せ太鼓の演技披露により、大きな感動を与えるような演出等、密に連絡を取りながら、できるだけ早急に、市としての強い希望をしっかりと伝えておくべきだと考えています。
 そこで、改めてお伺いしますが、万博会場へ新居浜市を代表して派遣される太鼓台3台の演出内容について、市の具体的な希望、考え方についてお伺いします。
(経済部長答弁)
○経済部長(宮崎司)(登壇) 太鼓台の大阪・関西万博派遣について、お答えいたします。
 2025年大阪・関西万博への太鼓台派遣につきましては、川西地区から口屋太鼓台、中萩地区から岸之下太鼓台、萩生東太鼓台と2地区、3台の太鼓台を派遣することといたしております。
 催事におけるプログラムといたしましては、午前、午後に各2回、各100名を対象とした、かき夫体験と、午前、午後、夕方の3回、かき夫による、かきくらべの披露。ダンスパフォーマンスや高校生による新居浜市紹介などのステージイベントを予定いたしております。
 御案内のとおり、新居浜太鼓祭りは、地区や太鼓台ごとに個性があり、演技の特徴もそれぞれ大きく異なっておりますが、魅力ある演技となるよう、現在、参加予定の太鼓台において、実施可能な演技構成について、協議を行っていただいており、寄せ太鼓の披露についても検討されていると伺っております。
 市といたしましては、御覧になる方が、ぜひ、新居浜市へ訪れてみたいと思っていただけるような迫力あるパフォーマンスを期待いたしており、引き続き、催事本番に向け、関係者と密に連携協力しながら準備を進めてまいります。
(再質問)
○15番(藤田誠一)(登壇) 現在、この事業へのガバメントクラウドファンディングが実施されていると思うんですが、目標額達成の見込みはいかがでしょうか。
 派遣される太鼓台への応援と寄附への協力依頼を兼ねた、カウントダウンイベントなどの実施は、意識の高揚を図るためにも有効ではないかと思いますが、御所見を伺います。
 あわせて、残念ながら5月21日の万博イベント会場に出向くことができない市民も多くいらっしゃると思います。皆さんに、万博の雰囲気や、太鼓台の演技を伝えることができるパブリックビューイングなどは、検討されていますか、お伺いします。
(経済部長答弁)
○経済部長(宮崎司)(登壇) 藤田議員さんの再質問にお答えいたします。
 2点ほどあったかと思います。ガバメントクラウドファンディングの状況とそれを喚起するためのカウントダウンイベントの実施及び市民向けのパブリックビューイングの実施についての御質問だったかと思います。
 クラウドファンディングの概要につきましては、プロジェクト名を大阪・関西万博で新居浜太鼓祭りを世界へ発信しようというプロジェクトで、目標額1,000万円を目標に、募集期間2月21日から5月20日までの89日間を予定いたしております。
 現在のところ、市政だよりであるとか、ホームページであるとか、SNSによる広報とか、あと、にいはま倶楽部の会員様向けにチラシの配布を行ったりというPR活動に取り組んでいるところでございまして、引き続き、各方面への働きかけの強化を図ってまいりたいというふうに考えておりまして、可能な限り目標金額の達成に向けて、それを達成できるように目指してまいりたいというふうに考えております。
 その意識を、もっと醸成するために、カウントダウンイベントなんかも考えたらどうかということだったかと思います。
 万博催事の開催に向けた、市民への機運醸成効果が一定あるというふうに考えております。そのため、SNSの活用であったり、取組可能な手法について、早急に検討した上、実施するような方向で、検討を進めていきたいというふうに考えております。
 あと、パブリックビューイングの件についてでございますが、パブリックビューイングの実施につきましては、現在のところ、会場を設けて実施をするというような予定はいたしておりません。
 しかしながら、55年ぶりの太鼓台派遣ということでございますので、市民の皆様の期待も、非常に高いというふうに思っておりますことから、当日、現地に行くことができない方に向けて、ユーチューブであったり、ケーブルテレビなどの媒体を含めて、現地でのリアルタイムの配信について、現在、検討を進めているところでございますので、詳細が決まりましたら、市民向けにそういうふうな広報も併せてやっていきたいというふうに考えております。
(再質問)
○15番(藤田誠一)(登壇) 私も、東京ドームのほうに、太鼓台の派遣で準備から行ったんですが、夜中1時から日付変わってすぐやりだして、7時、8時までかかって、昼からの演技でも、相当、体がえらかった思い出があります。3台のみなさんが、ハードスケジュールの中、行ってもらいます。そして、その日に演技があります。だから、ちょっとでも新居浜市民の皆さんが盛り上げて、はい、行ってらっしゃいじゃなくて、市役所の1階ロビーとかで、手作りで、イチローのイチメーターのように、あと何本とかいう感じで、あと四十何日とか、それをみんなでユーチューブで流すとか、市長さんがフェイスブックとかで、あと32日ですとかいうふうにやってもらったら、非常に盛り上がるんで、3台の皆さんが元気づくようなカウントダウンをお願いしたいと思います。
 そして、世界中から数多くの人が集う万博の会場で、新居浜のシンボル太鼓台が、日本一だ、世界一だと絶賛され、誇りに感じたいと思います。それにつきます。出場される太鼓台関係者の皆さんと、密に連絡を取りながら、金銭面以外の支援もしっかりとしていただき、最高の演出を期待しております。
 最後になりますが、今年度をもって、部長職を退任される宮崎経済部長、長井市民環境部長、入庁以来長年培った専門的知識と、数々の経験、そして、持ち前の積極性と行動力でもって、日々、私たちと接していただき、大変ありがとうございました。
 定年が延長され、引き続き、市役所でお勤めのこととは存じますが、これからも、新居浜市をなんとか活性化したい、住みよい町にしたいといった熱い志を持ち続けていただき、立場が変わっても、私どもと、ぜひ一緒に、新居浜市のため、市民のために頑張っていきましょう。大変お疲れ様でした。ありがとうございました。以上で質問を終わります。