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(質問)
○4番(野田明里)(登壇) お疲れさまです。みらい新居浜、野田明里です。
一般質問も、いよいよ残すところ、私一人となりました。皆さん、連日の白熱した議論でお疲れのことと思いますが、最後まですばらしいやり取りになりますように、そして、これ以上、皆さん疲労がこんぱいしませんように、明るく、そしてなるべく爽やかに質問させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは通告に従いまして、質問させていただきます。
近年、学校給食は単なるお昼御飯ではなく、子供たちの健康と成長を支える命のインフラとしての重要性が注目されています。
しかし、給食を取り巻く状況は大きく変化しており、課題も多く存在しています。
昨今の物価高騰、地産地消、オーガニック給食、自治体独自の無償化など、給食をめぐる取組は多様化しています。
その中で、国による無償化の動きも注目されています。
新居浜市においては、昨年9月より稼働を開始した、はまっこ給食センターも稼働から9か月が経過し、様々な立場の方からそれぞれの意見や思いが寄せられています。
そこで、まずは新居浜市の学校給食の現状と課題について、質問いたします。
この9か月、トラブルは何かありましたか。
これに対して、どのような対処を行い、再発防止としてどのような取組をされていますか。
子供や保護者、学校からの意見や要望などはどのようなものがありますか。
給食の残菜はどの程度でしょうか。
これは、自校式の頃と比べてどのような違いがありますか。
コロナ禍での感染症対策として行われていた個食や黙食の取組は、現在も行われていると伺いましたが、元の形に戻すことはないのでしょうか。友達と食べる楽しさを分かち合うことは、残渣を減らすことにもつながると思います。
また、給食試食会を望まれている保護者も多いのですが、再開の御予定はありますか。
先日、給食の視察に伺った大阪府豊中市では、配送時のトラブルに迅速に対応できるよう、センター名義のスマートフォンiPhoneSEを1台、月額2,000円から3,000円程度で5台導入されているそうです。
新居浜市でも同様の取組が可能ではないかと考えられますが、いかがでしょうか。
また、このような物価の高騰の中、これ以上質を落とすことなく給食を提供することは可能なのでしょうか。
今後も安全な食事を安定して提供し続けるために、現在の状況や課題、または認識について、詳しく教えてください。よろしくお願いいたします。
(教育委員会事務局長答弁)
○教育委員会事務局長(竹林栄一)(登壇) 野田議員さんの御質問にお答えいたします。
学校給食についてでございます。
現状と課題について、お答えいたします。
まず、はまっこ給食センター稼働後の子供や保護者、学校からの意見や要望、トラブルとその再発防止の取組についてでございます。
中学生からの給食アンケートや栄養教諭を通じての児童の感想では、おいしかった、温かくてよい、栄養のバランスがよいとの意見が、現在は大半でございますが、はまっこ給食センターが稼働して間もなくは、味が薄かった、御飯の炊き方にむらがあるなどの意見がございました。
米の炊き加減や副菜等の味つけについて、栄養教諭と委託業者が試行錯誤を重ね、だしの取り方やスパイスを工夫すること、新たなメニューの開発などで改善に努めております。
本市の給食は、御飯、パン等の主食、主菜、副菜、汁物、牛乳の5品を基本に、毎日の献立においては、栄養素のバランスやエネルギー等を十分に考慮して提供しております。
食塩の摂取抑制や野菜やキノコ類など、多様な食品を使った学校給食は、濃い味つけや偏った栄養摂取に慣れている児童生徒にとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、嗜好の偏りをなくし、健全な食習慣を身につけるための重要な教材でもあると考えております。
また、学校からの要望には、給食時間を確保するために、配送時間や食器の回収時間を見直してほしいとの意見があり、配送ルートの見直しなどを行い、給食の時間が取れるようにいたしました。
昨年12月には、包丁の刃こぼれが見つかり、給食に異物の混入が疑われた事例がございましたが、発見が調理中であったため、直ちに提供を中止し、代替品に切替え、保護者の方にも通知するなど対応をいたしました。
現在では、工程ごとに調理器具を確認することの徹底や専門業者による定期点検により、再発防止に努めております。
次に、給食の残菜についてでございます。
センター方式になってから調べた給食の残菜率は、小学校で約7.5%、中学校で約5.5%となっております。
自校式の頃とデータの取り方が異なるため、単純には比較ができませんが、残菜率に大きな変化はございません。
今後もメニューや調理法を工夫し、食べ残しを減らすための食育を行い、残菜の削減に努めてまいります。
次に、個食や黙食についてでございます。
感染症対策や食事マナーの観点から、個食や黙食を続けている学校もございますが、現在は学校給食の場面において黙食は必ずしも要しないことから、子供たちが楽しんで食事ができる環境づくりに努めてまいります。
次に、給食試食会につきましては、今年度から再開しており、学校長を通じて保護者の方への参加の案内をしております。
再度、各小中学校のPTAの方へも直接御案内し、多くの保護者の方にも試食をしていただき、率直な御意見をいただきたいと考えております。
次に、配送トラブルへの対応につきましては、本市では2センターで18台の配送車を配置しており、1台当たり2校程度に配送しております。運転手と補助員が同乗しており、緊急連絡が取れる体制を整えておりますが、他市の事例も参考に、より効果的な対応方法を調査研究してまいります。
次に、物価高騰の中での給食の状況や課題についてでございます。
物価高騰に伴い、食材費が上昇している中で、献立を工夫することで、質を落とすことなく、安全で栄養価の高い食事の提供に努めております。
現在、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して、食材価格の急騰による保護者の負担を軽減しておりますが、栄養バランスの取れた給食を安定して提供し続けるためには、引き続き食材価格の動向に注視していく必要があると考えております。
(再質問)
○4番(野田明里)(登壇) 丁寧に御答弁ありがとうございました。
稼働して間もない頃は、たくさん小さなトラブルがあると思いますが、それを一つずつ解決していただき、これからも安全な給食を提供していただけるよう、保護者や子供たちに向けての情報の提供なんかもしていただけるとありがたいなと思います。