第一通洞南口より東延谷に沿って上流に行くと、巨大な石積がダムのように築かれているが、この堰堤の上に採鉱本部が置かれた東延集落の中心地で、採鉱課事務所、東延斜坑、選鉱場などがありました。
東延地区の開発は、別子近代化のために雇ったフランス人鉱山技師ルイ・ラロックの提言に基づくもので、採鉱の合理化のため、1番坑道準から三角の富鉱帯のある8番坑道準までの約526mの東延斜坑を開さくしました(明治28年貫通)。
現在、立入禁止区域となっている草むらの中に斜坑口があり、隣接地に東延斜坑で使用するための巻揚機が設置されていた、赤煉瓦造りの東延機械場の建物の一部が残っている。
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