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平成12年第4回新居浜市議会定例会会議録 第5号

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平成12年第4回新居浜市議会定例会会議録 第5号 

目次

第5号議事日程 
本日の会議に付した事件 
出席議員           
欠席議員           
説明のため出席した者  
議会事務局職員出席者  
開議(午前10時01分)
日程第1 会議録署名議員の指名 
日程第2 副議長辞職の件 
休憩(午前10時04分) 
再開(午前10時28分) 
 表決            
 副議長辞職のあいさつ  
休憩(午前10時31分) 
再開(午前11時04分)
副議長の選挙      
 副議長就任のあいさつ 
市長、新旧副議長に対するあいさつ
日程第3 議案第49号、議案第50号、議案第52号               
 白籏総務委員長報告   
 佐々木教育福祉委員長報告
 岡田産業環境委員長報告 
 田坂都市建設委員長報告 
 鈴木連太郎君の討論   
 表決          
休憩(午前11時53分) 
再開(午後 2時10分) 
日程第4 請願第1号、陳情第3号、陳情第4号 
 白籏総務委員長報告   
 岡田産業環境委員長報告 
 高須賀順子君の討論   
 表決          
日程第5 委員会の閉会中の継続審査について  
 表決          
佐々木龍君の議員辞職の件 
 表決          
 佐々木龍君のあいさつ  
休憩(午後 2時36分) 
再開(午後 2時58分) 
教育福祉委員長の選任   
教育福祉委員長就任のあいさつ                        
市長、新教育福祉委員長に対するあいさつ 
特別委員の選任                                 
 表決 
議案第53号、議案第54号、諮問第2号
 伊藤市長の説明 
 委員会付託省略 
 表決                
新居浜港務局委員会の委員の推薦について
 表決                
休憩(午後 3時17分)       
再開(午後 3時18分)       
議案第55号             
 伊藤市長の説明           
 委員会付託省略           
 表決                
休憩(午後 3時21分)       
再開(午後 3時21分)       
議会議案第6号            
 村上悦夫君の説明          
 委員会付託省略           
休憩(午後 3時24分)       
再開(午後 3時24分)       
 表決                
市長あいさつ             
閉会(午後 3時31分





本文

平成12年9月22日 (金曜日)

  議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 副議長辞職の件
第3 議案第49号 新居浜市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例
        の制定について
         (教育福祉委員長報告)
   議案第50号 新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
         (総務委員長報告)
   議案第52号 平成12年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)
         (各常任委員長報告)
第4 請願第1号 NTT新居浜営業支店「営業窓口」閉鎖計画の中止を求める
        意見書の提出方について
         (総務委員長報告)
   陳情第3号 消費税率の引き上げをしないよう求める意見書の提出方に
        ついて
         ( 同   上 )
   陳情第4号 新居浜市独自の無担保・無保証人融資制度の創設について
         (産業環境委員長報告)
第5 委員会の閉会中の継続審査について
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 副議長辞職の件
副議長の選挙
日程第3 議案第49号、議案第50号、議案第52号
日程第4 請願第1号、陳情第3号、陳情第4号
日程第5 委員会の閉会中の継続審査について
議員辞職の件
教育福祉委員長の選任
特別委員の選任
議案第53号、議案第54号、諮問第2号
新居浜港務局委員会の委員の推薦について
議案第55号
議会議案第6号
――――――――――――――――――――――
  出席議員(34名)
 1番   豊 田 康 志 君 2番   藤 田 統 惟 君
 3番   竹 林   偉 君 4番   岡 崎   溥 君
 5番   高須賀 順 子 君 6番   伊 藤 優 子 君
 7番   伊 藤 初 美 君 8番   菅   秀二郎 君
 9番   真 木 増次郎 君 10番   佐々木 文 義 君
 11番   石 川 尚 志 君 12番   白 籏 愛 一 君
 13番   渡 辺   豊 君 14番   岡 田 光 政 君
 15番   近 藤   司 君 16番   山 本 健十郎 君
 17番   伊 藤 萬木家 君 18番   杉 本 真 泉 君
 19番   加 藤 喜三男 君 20番   仙 波 憲 一 君
 21番   小 野 豊 實 君 22番   佐々木   龍 君
 23番   田 坂 重 只 君 24番   井 上 清 美 君
 25番   鈴 木 連太郎 君 26番   小 野 利 通 君
 27番   橋 本 朝 幸 君 28番   藤 田 若 満 君
 29番   堀 田 正 忠 君 30番   神 野 幸 雄 君
 31番   原   月 美 君 32番   村 上 悦 夫 君
 33番   世 良 賢 克 君 34番   中 田   晃 君
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
な   し
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長         伊 藤 武 志 君
 助役         神 野 秀 明 君
 収入役        近 藤 宗 治 君
 企画調整部長     山 中 嘉 一 君
 財務部長       稲 見 重 幸 君
 保健福祉部長     神 野   彰 君
 市民環境部長     原   敏 彦 君
 産業振興部長     高 橋 鎮 雄 君
 都市開発部長     柴 田 晋八郎 君
 下水道部長      小 泉 光 照 君
 消防長        小 林 史 典 君
 水道局長       岡 松 建 二 君
 教育長        西 原 洋 昂 君
 教育次長       山 下   倖 君
 監査委員       加 藤 治 繁 君
 港務局事務局長    加 地 信 義 君
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長       近 藤   収 君
 庶務課長       鈴 木 一 生 君
 議事課長       日 野   清 君
 議事課副課長     岡   正 士 君
 庶務課庶務係長    高 橋 純 子 君
 議事課主査      原   正 夫 君
 議事課主査      井 上   毅 君
 議事課主事      濱 岡 里 枝 君
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時01分開議
○議長(世良賢克君) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第3終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(世良賢克君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において村上悦夫君及び中田晃君を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 副議長辞職の件
○議長(世良賢克君) 次に、日程第2、副議長辞職の件を議題といたします。
 まずその辞職願を朗読いたさせます。
○議事課長(日野清君) 平成12年9月19日。新居浜市議会議長世良賢克様。新居浜市議会副議長杉本真泉。辞職願。このたび、都合により副議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。杉本真泉君の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 異議ありということでありますので、暫時休憩いたします。
 なお、休憩に入る前にお知らせをしておきます。
 会議規則で議事日程は議長が作成して配付することになっております。副議長の辞職願は9月19日に提出されておりますので、議会開会中のため、議長の許可ではなく議会の許可事項であります。しかもあらゆる議題に最優先することから、本日の日程の冒頭に掲げたということであります。
 それでは、暫時休憩いたします。
  午前10時04分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時28分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 御異議がありますので、起立により採決をいたします。杉本真泉君の副議長の辞職を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(世良賢克君) 起立多数であります。よって杉本真泉君の副議長の辞職を許可することに決しました。
 杉本真泉君の入場を求めます。
  〔18番杉本真泉君、入場〕
―――――――――― ◇ ――――――――――
  副議長辞職のあいさつ
○議長(世良賢克君) 杉本真泉君より副議長辞職のあいさつがあります。杉本真泉君。
○18番(杉本真泉君)(登壇) 都合により副議長を辞職させていただきます。1年4カ月の長きにわたりまして、議長初め議員の皆様方そしてまた理事者の皆様方には各面から御指導をいただき、まことにありがとうございました。心から感謝を申し上げ、辞職とお礼のごあいさつにかえさせていただきます。
 ありがとうございました。
○議長(世良賢克君) ただいま副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。
 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(世良賢克君) この際、暫時休憩いたします。
  午前10時31分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時04分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 御異議なしと認めます。よってこの際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  副議長の選挙
○議長(世良賢克君) 議場の閉鎖を命じます。
  〔議場閉鎖〕
○議長(世良賢克君) ただいまの出席議員数は34人であります。
 投票用紙を配付いたさせます。
  〔投票用紙配付〕
○議長(世良賢克君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
  〔投票箱点検〕
○議長(世良賢克君) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
 点呼を命じます。
  〔事務局長氏名点呼、各員投票〕
○議長(世良賢克君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(世良賢克君) 開票を行います。
 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に豊田康志君、竹林偉君、真木増次郎君を指名いたします。よって3人の諸君の立ち会いを願います。
  〔立会人投票箱のところへ参集、開票〕
○議長(世良賢克君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数 34票
 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち
  有効投票 30票
  無効投票 4票
 有効投票中
  近藤  司君 28票
  高須賀順子君 2票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は8票であります。よって近藤司君が副議長に当選されました。
 ただいま副議長に当選されました近藤司君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  副議長就任のあいさつ
○議長(世良賢克君) 副議長に当選されました近藤司君からあいさつがあります。
○15番(近藤司君)(登壇) お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 ただいまの副議長選挙におきまして、不肖私が当選させていただきました。まことに光栄に存じますとともに、責任の重さを痛感いたしております。この上は公平、公正で開かれた議会運営に誠心誠意努めてまいりたいと存じます。
 市長初め理事者の皆さん、また議員の皆さん方の今までと変わらぬ御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、私の副議長就任に当たりましてのごあいさつにかえさせていただきます。
 まことにありがとうございました。よろしくお願いいたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  市長、新旧副議長に対するあいさつ
○議長(世良賢克君) この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 杉本前副議長さんにおかれましては、議会運営はもとより、市民福祉の向上と市政の発展に御在任中私ども理事者とともに御尽力をいただきました。その御労苦とその御功績に対しまして、衷心より感謝と敬意を表する次第でございます。どうか今後とも大所高所から市民のため、市政のためにより一層の御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げ、お礼にかえさせていただきたいと思います。
 また、ただいまの選挙におきまして、第54代副議長として御当選されました近藤議員さんに、心から御当選を御祝福申し上げたいと思います。
 今当市は来るべき21世紀に向けまして、第四次の長期総合計画を市民の主体的参加のもとに策定の途中にございます。また、新しい行財政改革も山積をいたしておる昨今でございますので、どうか近藤議員さんにおかれましては、さらなる市政の発展のために私ども理事者に対し、適時適切な御指導をいただきながら、郷土新居浜市の発展にお力添えのほどをお願い申し上げ、言葉足らずでございますが、副議長御就任のお祝いの言葉にかえさせていただきたいと思います。おめでとうございました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 議案第49号、議案第50号、議案第52号
○議長(世良賢克君) 次に、日程第3、議案第49号、議案第50号及び議案第52号の3件を一括議題といたします。
 以上の3件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、白籏総務委員長。
○12番(白籏愛一君)(登壇) ただいまから総務委員会の報告をいたします。
 本委員会は、9月19日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第50号及び議案第52号の2件につきまして、本委員会における審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。
 まず、議案第50号、新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本委員会は、本案につきまして理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査をいたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第50号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第52号について御報告申し上げます。
 議案第52号、平成12年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中歳入全部、歳出第2款総務費、第3表地方債補正変更であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、地方交付税が70億円余りとなっているが、このうち景気対策、経済対策で交付税算入で見てくれるのはどのくらいあるのか。また、今回地方債の限度額の変更がなされており、金利が6%以内となっているが実際はどのくらいの金利で調達するのかとの質疑に対し、平成12年度で一般会計分として推計で補正後19億2,000万円程度、特別会計で18億3,000万円弱である。借入金利は現在は2%であるとの答弁がありました。
 次に、中間処理施設関連の予算が出ているが、予算が決定すれば業者を決めることになると考えるが、業者決定の考え方、今後どのような日程でこの事業を具体化していくのかとの質疑に対して、今後の日程は現在建築課で建築物や電気等を中心に仕様書のチェックをしており、建築課のチェックが終わった時点で本市における建設物各種土木構造物の規模、質、経済性等に関する審査を実施する新居浜市公共建造物規模等適正化検討関係者会議に諮り、仕様書を決定する予定である。また、仕様書や設計書作成等の事務に3カ月程度要するようである。業者決定の考え方については、現在仕様書のチェックをしている段階であり、まだそういう時期ではない。業者決定の方針については、まだ契約課の方へ事務が行っておらず、現状、業者の決定をどうするかという段階でないとの答弁がありました。
 次に、全体が何百何十億円で内容がどうなのか、素人わかりするよう教えてほしいとの質疑に対し、総額は補正前、補正後とも同じで113億5,723万1,000円である。今回国から厚生省に予備費から65億7,000万円が生活関連の廃棄物処理分として割り当てがあり、平成13年度、14年度の計画額の一部を12年度に前倒しする内容となっている。工事費の総枠は変わらず、焼却能力201トンであるとか、破砕能力が40トンであるとか、工事の内容については変わらない。また、総額の中にはプラントの建設費、建物、道路舗装、事務費等の関係一切が入っているとの答弁がありました。
 また、スケジュールについては12月議会に間に合えば12月議会に出したいという程度しか現状ではわからないとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第52号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で総務委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) 次に、佐々木教育福祉委員長。
○22番(佐々木龍君)(登壇) ただいまから教育福祉委員会の報告をいたします。
 本委員会は、9月19日委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第49号及び議案第52号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず議案第49号、新居浜市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 議案に関連して市内小中学校の校区調整について考え方、どういうことをしようとしているかとの質疑があり、これに対しては教育委員会としても現状を見たときに検討していく時期が来ているということだが、統廃合をやるやらないということについては今の時点では申し上げるのは難しいと思うとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第49号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第52号について御報告申し上げます。
 議案第52号、平成12年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第3款民生費、第1項社会福祉費、3目身体障害者福祉費、4目老人福祉費、第2項児童福祉費、第4款衛生費、第1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、第10款教育費であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 市民文化センター電気設備の改修工事の期間はいつからいつまでか。銅山の里自然の家は冬は上水道は使えないのか。上水道を年間通じて使えるような方法はないのかとの質疑に対し、市民文化センター電気設備の改修工事の期間は11月から予定しており、夜間の二、三日間でできる。自然の家については、冬場は凍り危ないため安全を第一に考えて条例により12月から2月まで休みとしているとの答弁があり、また市内の小中学校の自然の家の利用状況はどうかとの質疑に対し、毎年小中学校合わせて約半数の学校が利用するよう指導しているとの答弁がありました。
 関連して、中学校給食の問題であるが、管理部門は市が持つということであったが、現業部分についてはそろそろ結論が出ているのではないかと思うがぜひお願いしたいとの意見が述べられました。
 さらに、陽だまりの部屋は何年計画で改造していくのか、どういう方針で整備するのかとの質疑に対し、陽だまりの部屋は自治会館を新築するときに陽だまりの部屋への備品を整備する事業であり、平成11年度までに68館整備されている。今年度は6館計画をし、来年度は3館の申請が出ており、1館当たり24万円の備品整備を行っているとの答弁がありました。
 また、児童手当の対象者は今回拡大されて何人になるのか。公立、私立の障害児保育対策費はことしは何園で、対象者数は何人かとの質疑に対し、児童手当は今まで給付対象が3歳未満児であったが、小学校入学前まで拡大された。今回拡大された3歳以上小学校入学前の児童数は3,809人であり、3歳未満の実績75.3%を掛けると2,869人を対象者として予定しており、第1子、第2子には1カ月5,000円、第3子には1カ月1万円を支給する。平成12年度の障害児保育の公立の対象者は児童数26名、私立の対象者は児童数28名、計54名である。それに対する加配保育士は27名で、公立9園、私立7園、合計16園で行っているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第52号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で教育福祉委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) 次に、岡田産業環境委員長。
○14番(岡田光政君)(登壇) ただいまから産業環境委員会の報告をいたします。
 本委員会は、9月18日委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第52号につきまして、本委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 議案第52号、平成12年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第3款民生費、第1項社会福祉費、6目交通安全対策費、第4款衛生費、第1項保健衛生費、4目葬祭施設費、第2項清掃費、2目ごみ処理費、第6款農林水産業費、第2表継続費補正変更、第4款衛生費であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、廃棄物中間処理施設整備事業の継続費補正変更の内容を詳細に説明してほしいとの質疑があり、これに対しまして今回の補正予算では平成12年度の国の内示に伴い年割額の変更をするものである。焼却施設については、特に平成12年度内で可能な範囲で進捗率を上げていきたいと考えているが、具体的なことはメーカーが決まった後に打ち合わせの中で詰めていくことになるので、現時点では工事の内容は未定であるとの答弁がありました。
 次に、継続費補正変更について平成13年度、14年度の予定はどうなのかとの質疑があり、これに対しまして廃棄物中間処理施設整備事業は当初予算で113億5,723万1,000円計上しているが、施設能力としては焼却施設が1日201トン、破砕施設が40トン、5時間と設定しており、基本的には規模、総額も変えずに、今回の補正変更で国からの18億4,063万円の補助内示に伴い年割り額を変更して、平成13年度、14年度分を前倒しして行おうとするものであるとの答弁がありました。
 次に、廃棄物中間処理施設整備事業の経過の中で、年割額の変更とのことであるが、全体として100億円余りの予算になるので、内容についてもっと具体的な資料を委員会に提示すべきであるとの質疑があり、これに対しまして仕様書による発注のため、施設能力、排ガス対策基準、公害関係基準などの明記となり、詳細な部分はメーカーにより異なることになるため、具体的にはメーカー決定後の実施設計の段階に決まってくることになるとの答弁がありました。
 次に、現段階で入札参加業者は絞り込んでいるのかどうかとの質疑があり、これに対しまして業者の指名については契約課の所管となるため、お答えできかねるとの答弁がありました。
 次に、ストーカー炉を採用しているメーカーは国内で何社あるのかとの質疑があり、これに対しましてすべては把握していないが、約16社くらいであるとの答弁がありました。
 次に、交通安全推進費400万円の内容はどうなのかとの質疑があり、これに対しまして、当市の現状としては今年度死者9名のうち高齢者が6名で67%を占めている。昨年度は13名のうち高齢者が7名であった。このため高齢者の死者を出さないことが交通死亡事故を減らすことにつながるということから、高齢者の交通死亡事故対策を重点目標として、高齢者の事故内容などいろいろ調査した結果、全員交通安全用反射たすきをつけていなかったことが判明した。高齢者が外で活動する際に、反射たすきをつけていただく運動を全市的に展開しようとするもので、自治会などを通じてお願いしている。当市では、現在約2万7,000人いる65歳以上の高齢者に対して、配布できるよう反射たすきを購入するため今回補正予算を計上した。また、たすきの単価は165円から170円程度であるとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、まず廃棄物中間処理施設整備事業については、3カ年にわたり老朽化した施設を更新するわけだが、仕様書に基づく発注など問題のないよう取り組んでいただきたいことを要望して賛成する。
 次に、地域農業活性化対策事業については、イチゴ、トマト、キュウリなどについて在来型のハウスによる取り組みと聞いているが、今後水耕栽培を取り入れるなど新しい農業の方法を研究していただき、活性化に取り組んでいただきたいことを要望して賛成する。
 次に、当市は農業関係では特に県内でも予算的には国、県の採択基準に該当する範囲が少ないと思われるので、当事業のように国、県の補助事業に該当するような場合は、地域環境や特性に適した事業として普及させるようにJAとも協議して進めていただき、地域農業の振興につなげていただきたいことを要望して賛成する、などの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第52号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で産業環境委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) 次に、田坂都市建設委員長。
○23番(田坂重只君)(登壇) ただいまから都市建設委員会の報告をいたします。
 本委員会は、9月18日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第52号につきまして、本委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 議案第52号、平成12年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第4款衛生費、第3項下水道費、第8款土木費、第2項道路橋りょう費、第5項都市計画費であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、下水道費は前年度対比で4.2%増になっているとのことであるが、一般下水路整備事業の工事箇所はどこか。また、清掃等委託料の400万円の内容は何かとの質疑に対し、一般下水路整備事業の工事予定箇所は、菊本一丁目排水路、港町排水路、滝の宮排水路、政枝町二丁目排水路、宇高二丁目排水路、宇高五丁目排水路、田の上一丁目排水路、白浜遊水池、大島排水路、上本郷上排水路、上本郷中排水路、岸の下排水路、旦の上排水路、横山排水路、治良丸排水路、岸の上町一丁目排水路、北内二丁目排水路、御蔵排水路、元船木排水路、関の戸排水路の20カ所である。
 また、清掃等委託料の内容は、下水道管のコンクリート管等の劣化調査ということで、今回愛媛県より適切な点検を実施するよう指導があり、今回その点検を実施するものであるとの答弁がありました。
 次に、道路改良事業及び道路整備事業の具体的な工事箇所と関連して緊急経済対策事業で5億円が以前計上されていたが、現在の工事の進捗状況はどうなっているかとの質疑に対し、道路改良事業の4,000万円の内訳は、全部で9路線で、新田楠崎線は橋梁かけかえ、前新開中通り線、泉池新須賀線、新田南通り線の3路線は測量委託、金子小学校南通り線は道路改良、河内庄内線は用地補償、土橋山根線、北内本線、喜光地井出の下線の3路線は測量委託である。
 また、道路整備事業の7,000万円の内訳は、全部で9路線で、原地庄内線、前田多喜浜線、高専北通り線の3路線は舗装である。萩生出口本線は路側整備及び舗装である。又野筋線は路側整備、大生院船木線は側溝整備、新田種子川線は路側整備、沢津北通り線は側溝整備、それに生活道路舗装として1路線としているが、箇所としては25カ所の予定である。
 また、5億円の緊急経済対策事業の工期は9月末であるので、現在の時点では98%の事業が完了しているとの答弁がありました。
 次に、道路改良事業及び道路整備事業のそれぞれの事業費は、平成11年度と比べてどのようになっているかとの質疑に対し、道路改良事業は平成11年度は1億円で、今年度は9,000万円であり、前年度比90%である。また、道路整備事業は平成11年度は5億円の緊急経済対策事業費を入れて7億円であるが、緊急経済対策事業費を除けば2億円となる。本年度は1億7,000万円であることから、緊急経済対策事業費を除けば前年度の85%であるとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に対し討論に付したところ、道路改良や下水道について、市道でなく農道や業者の開発道路などで生活道路となっているところが市内にたくさんある。市に要望に行った場合に、たらい回しされる場合があるので窓口の一本化、連携をはっきりさせるようにしていただきたい。また、緊急経済対策事業で市道についてはアスファルト舗装をしていただき、大分よくなっているが、農道とか開発道路においては今回の対象になっていないところがたくさんあるので、そちらの方にも予算をつけていただくことを要望し賛成する。
 また、広域行政の立場から、一たん地震とかなんとかの災害が発生し、山手の方が不通になれば海岸線ということになるので、海岸線の土居、伊予三島とのつなぎの路線を拡充することを考えていただくことを要望し、この議案には賛成するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第52号については全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で都市建設委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
 ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。鈴木連太郎君。
○25番(鈴木連太郎君)(登壇) ただいまより議案第52号、平成12年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)について、前回同様討論を行います。
 今回補正は歳入歳出それぞれ65億円余を追加し、総額それぞれ479億9,000万円余とするものであり、近年にない大型補正であります。その内訳は、長年懸案でありました廃棄物中間処理施設の本体工事着工にかかわるものが大半であります。今人々の最大関心事は、景気とごみ処理、福祉の問題であります。ごみ処理についても地球環境問題と人間生活とのかかわりの中、国においても循環型社会基本法ほか各種リサイクル法等の法整備を含め、懸命の努力を重ねております。今我が国は、年間7億トン余を輸入し、うち約1.5億トンを輸出、差し引き5.5億トンのうち約3億トンが廃棄物すなわちごみとして堆積されます。要するに、私たちは年々3億トンのごみを輸入していることになります。リサイクルが強く叫ばれ、廃棄物処理が国を挙げての大事業であるゆえんであります。その中で、廃棄物の焼却処分は各論あるところですが、今日では環境負荷の最も少ない合理的な方法とも言われております。人々の健康な生活のためにも、美しい日本を守るためにも、今回施設が十分その能力を発揮することを願って本案に賛成いたします。
 つい先日までの厳しい暑さも過ぎ去り、さわやかな初秋実りの秋を迎えましたが、いよいよ明年より輝かしい21世紀が始まろうとしており、当市においても今世紀の掉尾を飾る市長選が11月12日執行されます。4年間を清算し、次の4年を目指し、21世紀の新居浜を占う重要な選挙でもあります。しばらく時間を拝借しこのことに触れたいと存じます。
 新居浜もまたこの日本も今歴史的転換点、またそのための苦難の時期を迎えております。明治以来一途に成長を求め、発展を遂げてまいりました新居浜、また我が国も、ここへ来て豊かな中にも打ち続く不況、そして人心の荒廃、少年犯罪の多発、前途に光明見出し得ない環境条件の中、人々は立ちすくみ、その日その日の満足に日を費やし過ごしているかに見えます。日本も新居浜も世の中変わりました。次の時代私たちは何を求めて生きがいとし、生きる糧としていくのでしょうか。歴史は繰り返すのでしょうか。歴史に学び、私たちは新しい道を開けるのでしょうか。人々の住まいも見違えるように立派になってまいりました。しかし、新居浜の町はかわりばえがいたしません。市長の唱える住んでよかったと思える町のためにも、一朝一夕にはまいりませんが、町並みを整え、自然とともに美しい町、健康で文化的な町にしていかねばなりません。そこにゆとり、潤い、いやし、そして人々の生きる力の源が求められることになりましょう。一方福祉、教育、環境も大切です。しかし、経済が変わっていかねば何にもできません。よりよく使うためにも、しっかり収入の道を図らねばなりません。
 昨今新居浜は沈滞し、伊予三島、西条が浮上発展していると言われます。しかしこれも歴史の必然でもあります。新居浜は住友とともに成長発展、そのために全国から職を求めて働く人々が集まりました。すなわち労働者の町であります。そのことから、泉社会党市政20年が誕生しました。今日人口も高齢化し、働く人よりも使う人、その立場の人々がふえたのではないでしょうか。一方伊予三島、西条では使う人よりも働く人、稼ぐ人の比率が高いのではないでしょうか。このことは先日の質問にもあったとおりであり、そのことが今日の新居浜と伊予三島、西条との差異になってあらわれているのではないでしょうか。新居浜は泉市政以来今日でも民生費が県下トップの高い数値で終始、反面投資的経費、教育費などは全国的にも低いレベルにあります。この高いレベルの民生費を何が支えておりましょうか。税収であります。人々が汗を流し、辛苦して納めた税収であります。福祉を支え、そのための税収を上げるためにも経済を立て、未来を築く人材を育てねばなりません。
 今回市長選に現伊藤市長、また佐々木現議員が出馬すると言われております。両者それぞれに立場、思想、信条が異なりますが、当市きっての人材であり、市民のために全身を傾け市政を進展させようとするその姿勢に、市民に変わり心から敬意を表したいと思います。お二人には全力を尽くし、知恵を絞り、論戦し、正々堂々と戦い、市民のため、新居浜のために頑張ってほしいと思います。その中で、伊藤市長には5選を迎えるわけですが、多選のよしあしはその中身にあります。16年間よく頑張ってこられたことと思いますが、市長のお言葉には往々にして実態との乖離が見受けられます。巷間言われました「さきの西条市長の口べたと新居浜市長の雄弁と」と。今日でも沈黙は金は生きております。すなわち雄弁より実行が金であり、論より実行であります。伊藤市長には能力も才覚もあり余るはずであります。心底市民のためにどうか全身全霊を打ち込んで市政に取り組んでいただきたいと存じます。
 また、今回立候補しようとされる佐々木議員についても、人柄、人格についても私もよくよく存じておりますし、市政についても同じ立場から深く語り合ったこともありました。しかし、あなたの今日までの言動を見る限り、福祉、行革ほか本質的に大変重要な問題でありますが、一方に傾き過ぎているように思います。本人にお会いしたときにも、泉市政の再来では今日市民は決して納得しないでありましょうし、そのことによって新居浜のあすを築くことにはならないであろうと申しました。人は変わります。また変わらねばなりません。市民のために何がベターであるかよくよく考えられ、全力を尽くしてほしいと思います。要は自分のためではなく、市民のためであります。市民のために身を捨て、全身を打ち込んで努力するから市民は市長さんと敬意をもって接してくれるものであります。お二人にはこのことを十分に肝に銘じてほしいと思います。
 今ちょうどオリンピックであります。想像を絶する精神力でピンチを切り抜け、勝利をおさめた選手がおりました。田村ではありません。暗い世相の中にありますが、このような人たちがいる限り日本の将来も決して暗くはないと感動を覚えました。期日まで残り多くありません。お二人には全力を振り絞って健闘され、新居浜のあすを築いていただきますよう心から祈念して今回の討論といたします。
○議長(世良賢克君) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議案第49号、議案第50号及び議案第52号の3件を一括採決いたします。
 以上の3件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の3件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって議案第49号、議案第50号及び議案第52号の3件は、いずれも原案のとおり可決されました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前11時53分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 2時10分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第4 請願第1号、陳情第3号、陳情第4号
○議長(世良賢克君) 次に、日程第4、請願第1号、陳情第3号及び陳情第4号の3件を一括議題といたします。
 以上の3件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、白籏総務委員長。
○12番(白籏愛一君)(登壇) ただいまから総務委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました請願第1号及び陳情第3号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、請願第1号、NTT新居浜営業支店「営業窓口」閉鎖計画の中止を求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨はNTT西日本の中期事業計画において、現在NTT新居浜支店に開設されている営業窓口が閉鎖されることとなっており、利用者である市民の利便性や地域振興に重大な影響を与えるものであるため、事業の公共性をかんがみ、その計画の中止を求める意見書の提出方を請願されているものであります。
 審査の中で、NTTは民営化されたが実質まだ半官半民で、内容的にも資本的にも公的な性格が強く、それだけに社会的な責任も大きい。また、新居浜営業支店は東予一体の中心である。相次ぐ人減らしの一環として、営業窓口を閉鎖するということが出ている。そうすると、新居浜の従業員が松山へ集約され、当然本市経済に与える影響は小さくなく、それと非常に不便になる。本件については、新居浜経済のためにも従業員、市民のためにもぜひ存続させてほしいので、採択をお願いしたい。
 次に、11月1日から営業窓口が廃止されるということが決まっているとのことだが、料金の支払いについては振り込み制度があり、コンビニでも扱っており、その他のさまざまな利用対応は113番で対応するとのことだが、高齢者等非常に不便をこうむる。地域振興や顧客への対応等々、営業窓口を開いておいてもらうことは、市民にとって大切であることから賛成する等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、請願第1号については全員異議なく、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり採択すべきものと決しました。
 次に、陳情第3号、消費税率の引き上げをしないよう求める意見書の提出方についてでありますが、本陳情の趣旨は、政府税制調査会の答申を受けて、消費税が増税される方向で進めば、年金生活者や低所得者などの生活、中小零細業者の営業に深刻な影響があるため、消費税率の引き上げを具体的に着手しないよう意見書の提出方を陳情されているものであります。
 審査の中で、消費税は高齢化社会のためだとか福祉のためと言われて導入され、それが5%に引き上げられた。総選挙が終わるとすぐ税制調査会が引き上げる必要があると答申した。この答申では、具体的な数値の明示はなかったが、20%というような話も出ている。この税は、租税の民主的原則に反して低所得者に重い負担となっている。福祉目的税にとの動きもあるが、実際やるとこの分他の予算に振り向けられる。市民の生活を守るという立場から採択を願いたい。
 次に、消費税は低所得者に逆進性が強く、今回は介護保険の負担増があり、また高齢者の医療負担の問題も控えており、そういう時期にすべきではないということで、この陳情の趣旨に賛成する。
 次に、福祉目的税にすべきで、ある程度薄く広くという負担はやむを得ない。今早急にという問題でもなく、様子を見ながらということでいいと思う。
 次に、逆進性ということもわかるが、5%に上げた例もあり、国も真剣に考えそう簡単には上げられないだろう。国の様子を見たいので継続か反対をしたい。
 次に、本案については社会保障制度とか全般を考える中、税制改革をやっていかねばとの大前提がある。この陳情は、一方的に不安をあおるような文面も見られるので、不採択にしたい等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て、まず閉会中の継続審査を諮りましたが可否同数で、委員長裁決の結果、継続審査にしないこととなったため、採決の結果、陳情第3号については賛成少数をもって、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり不採択とすべきものと決しました。
 以上で総務委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) 次に、岡田産業環境委員長。
○14番(岡田光政君)(登壇) ただいまから産業環境委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました陳情第4号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 陳情第4号は、新居浜市独自の無担保・無保証人融資制度の創設についてでありますが、本陳情の趣旨は、中小企業に対し新居浜市独自の無担保・無保証人融資制度を創設し、支援すべきとの内容であります。
 本件につきまして意見、討論に付したところ、まず中小企業支援の融資については、市の融資制度のほかに平成10年10月から実施されている国の中小企業金融安定化特別保証、また国民生活金融公庫の小企業等経営改善資金など政府系金融機関の融資制度についても整備、充実している。今回の陳情趣旨である市独自の無担保・無保証人の融資制度創設については、市民の税金を財源とするため、もし返済不能となった場合には債務負担は市民が負うことになり、公平性に欠けることが予想されるので、本件については不採択とすべきである。
 また、他の県や市では同様の融資制度を実施し、貸し倒れになるものも数%あるというデータも出ていると聞くが、社会問題となっている貸し渋りも現実にあるとも聞かれるので、今後も慎重に審査していくため継続審議としたい、などの意見が述べられました。
 陳情第4号については、まず閉会中の継続審査とすることを諮りましたが、賛成少数で継続審査としないこととなったため、採決の結果賛成する者なく、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
 以上で産業環境委員会の報告を終わります。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
 ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。高須賀順子君。
○5番(高須賀順子君)(登壇) 陳情第3号、消費税率の引き上げをしないよう求める陳情書に賛成して討論します。
 自公保3党はいよいよ消費税の大増税に向けて走り出そうとしています。政府税制調査会も消費税を増税すべきだとの答申を出しました。選挙の間はだんまりを決め込み、選挙が終わると税制調査会が答申を出し、それを尊重すると言って政府与党が増税を強行する。これが消費税をめぐって何度も繰り返されてきたやり方です。初めて導入されたときも、5%に引き上げられたときもそうでした。こんなやり方を今度は決して許すわけにはいきません。5%への値上げがもたらしたこの深刻な不況、その中での国民の悩み、苦しみははかり知れないものがあります。それを今度は10%以上の税率にするなど、どうして認めることができるでしょうか。
 しかも、消費税は福祉のため、高齢者のためと盛んに言われました。しかし、89年4月1日から実施されてから、年金は削られる、病院代は上がる、欠陥だらけの介護保険が押しつけられるなど、福祉は次々と押しつぶされてきました。消費税の使い道を福祉に限ればよいとして、消費税を福祉目的税にしようという動きもあります。99年10月4日自公民3党は、連立政権発足に向けての政策協議で、消費税を福祉目的税に改めることに合意しました。福祉目的税化とは、消費税を介護、年金、高齢者医療などの社会保障に限定して使おうというものです。三菱総研理事の高橋乗宣氏は、日刊ゲンダイ99年10月9日付で、国民に地獄の選択を迫る消費税の福祉目的税化という衝撃的な見出しのもと次のように述べています。皆さんの中には変なことに使われるよりまし、悪い話じゃないじゃないかと思われる方がおられるかもしれませんが、これはとんでもない話である。自自公連立という目先の政治目的のためにこんなことがまかり通ると、国民生活も日本の経済もひどいことになると発言しています。福祉を充実してほしいといえば、それなら消費税をアップしようということになります。また、消費税アップは反対だといえばそれなら福祉を削ろうということになります。消費税を福祉目的税にするなど、国民にとっては到底選ぶことのできないことではないでしょうか。庶民の暮らしと福祉、営業を破壊する天下の悪税消費税、この大増税を何としてもやめさせましょう。
 しかも、国民に増税を押しつける一方で、税金を使って借金を棒引きするそごう救済や、元建設大臣の収賄事件まで引き起こしている大型公共事業など、間違った税金の使い道に対して多くの国民が厳しい批判の目を向けています。
 また、多くの国では食料品に消費税をかけていませんが、日本では課税しているため、所得の低い人が一層重い負担に苦しんでいます。食料品への非課税は1兆3,000億円あれば可能です。むだな公共事業を削れば実現可能です。
 以上の趣旨に立ち、消費税率の引き上げを具体的に着手しないよう政府に意見書を提出することを求めて賛成討論をいたします。
 陳情第4号、新居浜市独自の無担保・無保証人融資制度の創設を求める陳情書に賛成の立場で討論します。
 今、中小企業は景気の底打ちが言われる中その実感もなく、売り上げや利益の減少に悩み、その打開を痛切に求めるとともに、将来の営業、経営の展望を見出そうと懸命になっています。今の政治は中小企業、業者の切実な願いにこたえるものとなっているでしょうか。一口で言って、中小企業は日本経済の主役です。産業を支え、国民生活を豊かにしています。中小企業は全企業数の99%、製造業出荷額の51%、小売販売額の76%、サービス業売上額の52%を占めています。生産、流通、サービスの各分野で大きな役割を果たし、中小企業抜きに日本の産業は語れません。ここで働く人は勤労者の78%を占めています。大企業がリストラ、人減らしを進めている中で、中小企業が雇用を担い生み出しているのです。
 今日銀行の中小業者への貸し渋りが大問題になり、国会でもたびたび取り上げられてきました。しかし、銀行の中小業者への貸し渋りは今に始まったものではありません。また、銀行が融資を行う際、担保をとったり保証人をつけさせますが、そのことは力のない中小企業にとっては大変なことです。それだけに無担保・無保証人の融資制度の創設は中小業者の切実な願いであります。無担保・無保証人の融資制度はほとんどの都道府県と幾つかの市区町村で設けられています。中小企業にとって法的な融資制度は命綱とも言えるものですが、その制度の中でも無担保・無保証人の融資制度は中小企業者の営業と経営に欠かすことのできないものになっています。
 現在全国でこの制度の利用者が多い県の一つである埼玉県は、革新県政が誕生した年の72年11月無担保・無保証人の融資制度をスタートさせました。現在埼玉県下43市のすべてにこの制度が確立し、また県下の町においてもこの制度が創設されています。新居浜市の中でも銀行の貸し渋りや不況の中、高利の商工ローンや日栄での借り入れがふえ、廃業の危機に直面している業者の数は日増しにふえています。市内の中小業者の苦境を救うためにも、無担保・無保証人融資の借りかえも含めた制度融資を創設すべきであると考えます。
 以上、賛成の立場で討論を終わります。
○議長(世良賢克君) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず陳情第3号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第3号は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(世良賢克君) 起立多数であります。よって陳情第3号は不採択と決しました。
 次に、陳情第4号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第4号は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(世良賢克君) 起立多数であります。よって陳情第4号は不採択と決しました。
 次に、請願第1号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は採択であります。
請願第1号は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって請願第1号は採択と決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第5 委員会の閉会中の継続審査について
○議長(世良賢克君) 次に、日程第5、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 各委員長から目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第102条の2の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 認定第1号、認定第2号及び請願第2号の3件については、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって以上の3件については、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
  〔22番佐々木龍君、退場〕
―――――――――― ◇ ――――――――――
  佐々木龍君の議員辞職の件
○議長(世良賢克君) ただいま佐々木龍君から議員の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。
 この際、佐々木龍君の議員辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、佐々木龍君の議員辞職の件を日程に追加し、議題といたします。
 まず、その辞職願を朗読いたさせます。
○議事課長(日野清君) 平成12年9月22日。新居浜市議会議長世良賢克様。新居浜市議会議員佐々木龍。辞職願。このたび、都合により議員を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。
 佐々木龍君の議員の辞職を許可することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって佐々木龍君の議員の辞職を許可することに決しました。
  〔22番佐々木龍君、入場〕
○議長(世良賢克君) 佐々木龍君より発言を求められておりますので、これを許可します。佐々木龍君。
○22番(佐々木龍君)(登壇) それではお許しをいただきまして、議員辞職に際してごあいさつを申し上げます。
 ただいまは私の都合により議員辞職を願い出ましたところ、皆様に御許可いただきありがとうございました。
 私自身ちょうど14年目の議員生活を送っている途中ではございますが、去る8月22日にことしの秋に行われます新居浜市長選挙に立候補するという出馬表明をいたしました。しかし、議員の本分である9月議会は務めたいという気持ちからきょうまで議員を続け、この最終日に辞職を願い出た次第でございます。
 これまで振り返りますと、既に御勇退された先輩議員の皆様方も含め、議員の皆様また伊藤市長初め理事者の皆様には大変お世話になりました。この議場を通じて皆様といろんな論議をし、また特に理事者の皆様にはまた質問をさせていただきましたが、お互いに新居浜市の発展、市民生活の安定、健康で安心して暮らせる社会づくり、そういうことを願ってのことでございますので、それぞれ思い出深いものがございます。
 今後におきましては、私現在考えております3つの考え方、1つは本物の市民参加、1つは本物の地方分権に備える組織づくり、人づくり、そして本物の確かな構想に基づく計画的な行財政運営、そういうことについて私自身目指す市政のあり方をこれから一市民として訴えていきたいと思っております。議員の皆様方にも、また理事者の皆様方にもそれぞれのお考え、お立場の中で新居浜市の明るい未来、21世紀の新居浜市が本当に私たちにとって、全市民にとって安心して生活できるそういう町になるようそれぞれの立場でまた御努力いただき、私に対しても今後変わらぬ御厚情、御指導を賜りたいと思っております。
 本当に長い間お世話になりました。
○議長(世良賢克君) この際、暫時休憩いたします。
  午後 2時36分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 2時58分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  教育福祉委員長の選任
○議長(世良賢克君) 佐々木龍君の議員の辞職に伴い、教育福祉委員長が欠員となりました。
 お諮りいたします。
 この際、教育福祉委員長の選任を日程に追加し、選任を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、教育福祉委員長の選任を日程に追加し、選任を行います。
 教育福祉委員長の選任につきましては、単記無記名投票により行うことにいたします。
 教育福祉委員長の選任を行います。
 議場の閉鎖を命じます。
  〔議場閉鎖〕
○議長(世良賢克君) ただいまの出席議員数は33人であります。
 投票用紙を配付いたさせます。
  〔投票用紙配付〕
○議長(世良賢克君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
  〔投票箱点検〕
○議長(世良賢克君) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
 点呼を命じます。
  〔事務局長氏名点呼、各員投票〕
○議長(世良賢克君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(世良賢克君) 開票を行います。
 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に豊田康志君、竹林偉君、真木増次郎君を指名いたします。よって3人の諸君の立ち会いを願います。
  〔立会人投票箱のところへ参集、開票〕
○議長(世良賢克君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数 33票
 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち
  有効投票 33票
  無効投票 なし
 有効投票中
  竹林  偉君 18票
  加藤喜三男君 15票
 以上のとおりであります。
 この選任の会議規則における必要得票数は9票であります。よって竹林偉君が教育福祉委員長に当選されました。
 ただいま教育福祉委員長に当選されました竹林偉君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  教育福祉委員長就任のあいさつ
○議長(世良賢克君) 教育福祉委員長に当選されました竹林偉君からあいさつがあります。
○3番(竹林偉君)(登壇) ただいまは教育福祉委員長に御選任をいただきましてまことにありがとうございます。心より厚く御礼を申し上げます。
 もとより私は非力でございますが、皆々様の御指導、御支援をいただきながら、諸課題の前進に向けて全力を尽くしてまいります。
 甚だ簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  市長、新教育福祉委員長に対するあいさつ
○議長(世良賢克君) この際、市長より発言を求められておりますので、これを許します。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) お許しをいただきまして、一言お喜びのごあいさつを申し上げます。
 ただいま御当選されました竹林教育福祉委員長さんに心からお喜びを申し上げたいと思います。おめでとうございました。
 特に教育福祉行政は私が申し上げるまでもないわけでございますが、介護保険、さらにはまた少子高齢化への対応、また次代を担う青少年の教育問題等々、極めて国民的関心のある諸問題が山積いたしておる現況であろうとこのように深く認識をいたしておるわけであります。どうか委員会に付託されております重要諸案件の解決を通じ、市民福祉の向上とさらなる市政の発展のために、より一層の御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げまして、お祝いの言葉にかえさせていただきたいと思います。おめでとうございました。
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  特別委員の選任
○議長(世良賢克君) 次に、特別委員の選任を日程に追加し、選任を行いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、特別委員の選任を日程に追加し、選任を行うことに決しました。
 特別委員の選任を行います。
 本件は、道路交通網整備促進特別委員会の委員の辞任に伴い、後任委員の選任を行うものであります。
 お諮りいたします。
 特別委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、杉本真泉君を道路交通網整備促進特別委員に指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました杉本真泉君を道路交通網整備促進特別委員に選任することに決しました。
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  議案第53号、議案第54号、諮問第2号
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。
 ただいま市長から議案第53号、議案第54号及び諮問第2号の3件が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、議案第53号、議案第54号及び諮問第2号の3件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 提案理由の説明を求めます。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) ただいま上程されました議案第53号、議案第54号及び諮問第2号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 まず議案第53号、新居浜港務局委員会の委員の任命につきましては、新居浜港務局委員会の委員加藤敏夫氏及び平野昭一郎氏は、平成12年10月8日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜港務局委員会の委員に加藤敏夫氏及び平野昭一郎氏を任命するにつき、御同意をいただきたく本案を提出いたしました。
 次に、議案第54号、新居浜港務局の監事の任命につきましては、新居浜港務局の監事永井誠司氏は、平成12年9月27日をもって任期が満了をいたしますので、新たに監事の任命を必要といたしますため、新居浜港務局の監事に永井誠司氏を任命するにつき、御同意をいただきたく本案を提出いたしました。
 次に、諮問第2号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員村上秀實氏、佐々木千惠子氏、柴田愛子氏及び小・多美子氏は、平成12年11月30日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に佐々木千惠子氏、柴田愛子氏、小・多美子氏及び渡・謙氏を推薦いたしたく本案を提出いたしました。
 よろしく御審議賜りますようにお願いを申し上げます。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
 議案第53号、議案第54号及び諮問第2号の3件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第53号、議案第54号及び諮問第2号の3件については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって議案第53号、議案第54号及び諮問第2号の3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって討論なしと認めます。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず議案第53号及び議案第54号の2件を一括採決いたします。
 以上の2件はいずれもこれに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって議案第53号及び議案第54号の2件は、いずれもこれに同意することに決しました。
 次に、諮問第2号を採決いたします。
 本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって諮問第2号は異議ない旨答申することに決しました。
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  新居浜港務局委員会の委員の推薦について
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。
 この際、新居浜港務局委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、新居浜港務局委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
 新居浜港務局委員会の委員の推薦についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 新居浜港務局委員会の委員として、港湾法第17条第1項の規定により、小野利通君を推薦することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって新居浜港務局委員会の委員として小野利通君を推薦することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 3時17分休憩
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  午後 3時18分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  議案第55号
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。
 ただいま市長から議案第55号が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、議案第55号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議案第55号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) ただいま上程されました議案第55号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第55号、新居浜港務局委員会の委員の任命につきましては、新居浜港務局委員会の委員小野利通氏は、平成12年10月8日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜港務局委員会の委員に小野利通氏を任命するにつき、御同意をいただきたく本案を提出いたしました。よろしく御審議賜りますようにお願いを申し上げます。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
 議案第55号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第55号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって議案第55号については委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって討論なしと認めます。
 これより議案第55号を採決いたします。
 本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって議案第55号はこれに同意することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 3時21分休憩
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  午後 3時21分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  議会議案第6号
○議長(世良賢克君) お諮りいたします。
 ただいま村上悦夫君外7人から、議会議案第6号が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よってこの際、議会議案第6号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議会議案第6号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。村上悦夫君。
○32番(村上悦夫君)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第6号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 議会議案第6号は、NTT新居浜支店「営業窓口」閉鎖計画の中止を求める意見書の提出についてでありまして、今日の情報通信事情を勘案すれば、より一層の細やかな対面サービスこそが求められておりますことから、地域利用者の利便を確保するため、NTT新居浜支店営業窓口の閉鎖が行われないよう特段の措置を講ずるように関係行政庁に対しまして意見書を提出しようとするものでございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(世良賢克君) これより質疑に入ります。
 議会議案第6号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。
 ただいまの議題となっております議会議案第6号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって議会議案第6号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 3時24分休憩
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  午後 3時24分再開
○議長(世良賢克君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって討論なしと認めます。
 これより議会議案第6号を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(世良賢克君) 御異議なしと認めます。よって議会議案第6号は原案のとおり可決されました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって会議を閉じます。
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  市長あいさつ  
○議長(世良賢克君) 市長からあいさつがあります。伊藤市長。
○市長(伊藤武志君)(登壇) 閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
 今議会におきまして、御審議を賜りました平成12年度一般会計補正予算を初めといたしまして、市政が今日当面いたしております重要諸案件に対し、議員の諸先生方には連日、終始御熱心に御審議をいただき、ただいまは原案のとおり御議決、御承認をいただきました。ここに改めて厚くお礼を申し上げたいと思います。
 また、本議場さらには各常任委員会におきまして、その審査の過程でいろいろと市民福祉の向上と市政のさらなる発展のために御指導をいただきました御意見、御提言、御要望等々につきましては、今後の市政の運営に積極的に取り組んでまいる所存であります。
 さて、今議会が私の任期の中で最後の議会になったわけでございます。平成8年市民の皆様方の温かい御理解と御協力を賜りまして、ふつつかで浅学非才な私が引き続き市政を担当をさせていただいたわけでございますが、この4年間を振り返ってみますと、既に御承知のように、20世紀最後の波乱とこのような言葉で表章されるであろう、国際的にも国内的にもまさに激動、変革、波乱に満ちた4年間だったとこのように認識をいたしておるわけであります。
 また、特に長引く景気の低迷を官民一体で何とか活性化していこうという政府のさまざまな諸事業の推進、そして私ども地元圏域におきましても議員各位の御理解と御協力によりながら、地域経済の活力創出に向けまして、全身全霊の努力をいたしてまいったわけでございますが、しかしながら一部回復基調のいわゆる明るい展望も見出しつつはありますものの、まだまだ依然として厳しい現況が推移いたしておるのではないかとこのように考えるわけであります。
 また一方、四国に視点を当てますと、四国430万人の悲願でございましたしまなみ海道の開通、またエックスハイウエーという新たな3橋高速交通時代を実質的に迎えたという大変歴史的にも記念すべき期間であったのではないかと、このようにも思うわけであります。そのことはすなわちこれからの新しい21世紀の地方分権による行政運営のあり方、またこの新居浜市が21世紀に向けてどのような飛躍発展の道を求めていくか。今議会を通じまして、それぞれ議員の皆様方から貴重な御提言をいただいてまいったわけでございますが、私は東予は一つと、四国道州制を視野に入れながら、東予は一つ、その東予の先導的、四国の中核都市というものを目指していくということが市民大勢の一つは期待にこたえる道ではないかと、このように確信をいたしておるわけでございます。
 また同時に、第三次の長期総合計画の最終年度ということで、第三次長期総合計画を基本に、時代の潮流に対応したさまざまな施策を推進いたしてまいったわけでございますが、平成9年の市制60周年、また市民待望の新都心新居浜駅前土地区画整理事業への本格的な着手、中心市街地活性化への官民による新たなる対応というものが今芽生えつつある昨今であります。しかしながら、行政課題はエンドレスでありまして、いろいろな問題が山積いたしておりますことも十分承知をいたしておるわけでございますが、冒頭申し上げましたように、市民が21世紀に誇りと夢を持てる町、子供たちに大きな感動を与える町、そういうまちづくりが今世紀末に生きる我々一人一人の市民の使命ではないかと、このようにも深くその責任を痛感いたしておるわけであります。微力ではございますが、先ほど来申し上げましたような課題解決に向けまして、私のすべてをかけて、全力を挙げて郷土新居浜市の発展に邁進をしていく決意であります。どうか議員の皆様方を初め、市民の皆様方の温かい御指導、御協力のほどを切にお願いを申し上げたいと思います。
 終わりに、市民の皆様方のますますの御健勝と御多幸、郷土新居浜市のさらなる発展を御祈念申し上げまして、お礼の言葉にかえさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
○議長(世良賢克君) これにて平成12年第4回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
  午後 3時31分閉会