ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

平成14年第4回新居浜市議会定例会会議録 第1号

現在地 トップページ > 組織でさがす > 議会事務局 > 議会事務局 > 平成14年第4回新居浜市議会定例会会議録 第1号

本文

ページID:0001247 更新日:2014年12月1日更新 印刷用ページを表示する
<外部リンク>
目次

議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開会(午前10時00分)
市長議会招集のあいさつ
議長報告
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
 表決
日程第3 報告第7号
 佐々木市長の説明
日程第4 議案第53号、議案第54号
 佐々木市長の説明
 佐々木都市開発部長の説明
 西原市民環境部長の説明
 委員会付託
日程第5 議案第55号
 佐々木市長の説明
 大西財務部長の説明
 委員会付託省略
休憩(午前10時20分)
再開(午前10時21分)
 表決
日程第6 議案第56号~議案第59号
 佐々木市長の説明
 西原市民環境部長の説明
 佐々木都市開発部長の説明
 橋本消防長の説明
 委員会付託
日程第7 議案第60号、議案第61号
 佐々木市長の説明
 大西財務部長の説明
 委員会付託
日程第8 認定第1号、認定第2号
 佐々木市長の説明
 決算特別委員会の設置
 委員会付託
 決算特別委員の選任
日程第9 議員の派遣
 表決
散会(午前10時53分)

本文

平成14年9月3日 (火曜日)

  議事日程 第1号
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 報告第7号 平成13年度新居浜市継続費精算報告について
第4 議案第53号 工事請負契約について
         (総務委員会付託)
   議案第54号 新居浜市と宇摩郡別子山村との間における燃やすごみの処理事
        務の受託について
         (産業環境委員会付託)
第5 議案第55号 新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について
         (委員会付託省略)
第6 議案第56号 新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につい
        て
         (産業環境委員会付託)
   議案第57号 新居浜市環境基本条例の制定について
         ( 同     上 )
   議案第58号 新居浜市営渡海船設置及び管理条例の一部を改正する条例の制
        定について
         (都市建設委員会付託)
   議案第59号 新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
         (総務委員会付託)
第7 議案第60号 平成14年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)
         (各常任委員会付託)
   議案第61号 平成14年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
         (教育福祉委員会付託)
第8 認定第1号 決算の認定について
   認定第2号 決算の認定について
第9 議員の派遣
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
――――――――――――――――――――――
  出席議員(32名)
 1番   藤 田 幸 正 2番   豊 田 康 志
 3番   伊 藤 優 子 4番   藤 田 統 惟
 5番   伊 藤 初 美 6番   菅   秀二郎
 7番   竹 林   偉 8番   真 木 増次郎
 9番   佐々木 文 義 10番   石 川 尚 志
 11番   仙 波 憲 一 12番   加 藤 喜三男
 13番   杉 本 真 泉 14番   渡 辺   豊
 15番   岡 田 光 政 16番   村 上 悦 夫
 17番   白 籏 愛 一 18番   近 藤   司
 19番   山 本 健十郎 20番   高須賀 順 子
 21番   岡 崎   溥 22番   原   月 美
 23番   堀 田 正 忠 24番   藤 田 若 満
 25番   橋 本 朝 幸 26番   小 野 利 通
 27番   伊 藤 萬木家 28番   鈴 木 連太郎
 29番   神 野 幸 雄 31番   世 良 賢 克
 32番   田 坂 重 只 33番   中 田   晃
 34番     欠 員
――――――――――――――――――――――
  欠席議員(1名)
 30番   井 上 清 美
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長        佐々木   龍
 助役        片 上 孝 光
 収入役       稲 見 重 幸
 企画調整部長    鈴 木 暉三弘
 財務部長      大 西 宏 明
 保健福祉部長    井 下 文 夫
 市民環境部長    西 原   寛
 産業振興部長    合 田 仁 千
 都市開発部長    佐々木 俊 洋
 下水道部長     山 口 三七夫
 消防長       橋 本 憬 範
 水道局長      小 林 史 典
 教育長       阿 部 義 澄
 教育委員会事務局長 鈴 木 嘉 明
 監査委員      渡 邉 易 雅
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長      井 上 三千年
 庶務課長      岩 崎 紀 生
 議事課長      日 野   清
 議事課副課長    岡   正 士
 庶務課庶務係長    山 岡 昭 治
 議事課調査係長   原   正 夫
 議事課議事係長   井 上   毅
 議事課主事     岩 崎 美由紀
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開会
○議長(藤田若満) ただいまから平成14年第4回新居浜市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  市長議会招集のあいさつ
○議長(藤田若満) 市長より今議会招集のあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) おはようございます。
 開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
 本日平成14年第4回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には早速御出席をいただきましてありがとうございます。
 まず、8月27日に公表いたしました国民健康保険料賦課誤りにつきまして深くおわびを申し上げます。実施しておりますすべてのプログラムの点検を早期に進め、事務処理システムの見直しや徹底した意識改革を図る中で信頼回復に努めたいと考えております。
 さて、今議会に提案をいたします案件は、環境基本条例の制定を初め、平成14年度一般会計補正予算と市政が当面いたしております重要諸案件についてでございます。
 また、後日追加を予定いたしております案件もございますので、議員の皆様には十分御審議をいただきまして、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げまして、開会のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  議長報告
○議長(藤田若満) この際、議長報告を申し上げます。
 報告事項は、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告、株式会社マイントピア別子の事業についての報告、会議出席報告並びに海外都市行政調査報告であります。
 まず、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告につきましては、監査委員から平成14年4月から平成14年6月までの間に行った監査の結果に関する報告書及び平成14年4月、5月、6月に行った例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出があり、配付しておきましたから御了承願います。
 次に、株式会社マイントピア別子の事業についての報告につきましては、経営状況を説明する書類の提出があり、配付しておきましたから御了承願います。
 次に、会議出席報告であります。全国市議会議長会第147回理事会及び第103回地方行政委員会の報告は、議長報告書のとおりであります。お手元の議長報告書をお目通し願います。
 次に、海外都市行政調査報告についてであります。先般、全国市議会議長会主催により実施されました海外都市行政調査の結果については、村上悦夫議員から欧州に出張した結果の報告書が提出されましたので、報告をいたします。
 これより日程に入ります。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(藤田若満) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において佐々木文義議員及び石川尚志議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 会期の決定
○議長(藤田若満) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月20日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。
 なお、今期定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会議日程表のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 報告第7号
○議長(藤田若満) 次に、日程第3、報告第7号を議題といたします。
 説明を求めます。佐々木市長。
市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました報告第7号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 報告第7号、平成13年度新居浜市継続費精算報告につきましては、一般会計において継続費を設定して事業を取り進めておりました都市基本計画策定費、都市計画マスタープラン及び中学校校舎改築事業、西中学校南棟について事業が完了いたしましたことから、所定の継続費の精算報告をいたすものでございます。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
 報告第7号に対して質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 質疑なしと認めます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第4 議案第53号、議案第54号
○議長(藤田若満) 次に、日程第4、議案第53号及び議案第54号の2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第53号及び議案第54号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第53号、工事請負契約につきましては、泉川公民館新築工事でございまして、去る8月8日に一般競争入札によりまして、落札業者の決定を見ましたので2億685万円で株式会社伊藤建設と契約を締結するため本案を提出いたしました。
 次に、議案第54号、新居浜市と宇摩郡別子山村との間における燃やすごみの処理事務の受託につきましては、宇摩郡別子山村からの依頼により燃やすごみの処理事務を受託するため、地方自治法の規定に基づき議会の議決をいただきたく本案を提出いたしました。
 なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田若満) 補足説明を求めます。佐々木都市開発部長。
都市開発部長(佐々木俊洋)(登壇) 議案第53号、工事請負契約について補足を申し上げます。
 本工事は、平成14、15年度の2カ年で泉川公民館を建設するものでございます。
 建物の構造及び規模でございますが、木造平家建て、延べ面積は979平方メートルでございます。
 外部仕上げでございますが、外壁は弾性吹きつけ、建具はアルミサッシ、屋根は鋼板にアルミニウムと亜鉛をメッキいたしましたカラーガルバリウム鋼板でございます。
 また、主な内部仕上げでございますが、床はビニール床シート、壁はビニールクロス張り、天井は化粧石膏ボードでございます。
 次に、部屋の構成でございますが、バレーコートが1面入る広さの体育館、事務室、学習室、会議室、図書室、調理実習室、和室などとなっております。
 この建物の特徴といたしましては、木造建築の持つ木の香りとやわらかな肌ざわりといった特性を生かしたぬくもりと潤いのある空間をつくり、多目的に利用ができる体育館や開放感が味わえるギャラリー等を整備いたしまして、地域における生涯学習活動の拠点として、幅広い世代の市民が気軽に利用できるような設計といたしております。
 また、すべての建具へ2枚のガラスの間に断熱性の高い空気層を密封した、いわゆる複層ガラスの採用によりまして冷暖房負荷の低減、人にやさしいまちづくり条例の基準の遵守などによりまして、人や環境にやさしい施設となるような設計といたしております。
 また、室内空気汚染、いわゆるシックハウス問題への対応といたしましては、合板及び複合フローリングなどのホルムアルデヒドの放散量は、日本農林規格で定めるFc0のものを使用いたしまして、快適で安全な室内空間が確保できるように計画をいたしております。
 なお、外部整備につきましては、駐輪場、倉庫及び車いす使用者用駐車場1台を含む、計30台の駐車場の整備を計画をいたしております。
○議長(藤田若満) 西原市民環境部長。
市民環境部長(西原寛)(登壇) 議案第54号について補足を申し上げます。
 議案書の14ページ及び15ページをお目通し願います。
 議案第54号、新居浜市と宇摩郡別子山村との間における燃やすごみの処理事務の受託についてでございますが、平成14年12月からダイオキシン類対策特別措置法が施行され、別子山村で地区ごとに設置している10基の小型焼却炉が使用できなくなるため、先般別子山村から平成14年12月から平成15年3月までの間、村内の燃やすごみを新居浜市の焼却施設で処理してほしいとの依頼があったところでございます。
 ごみの量は、4カ月間で30トン程度でございますことから、受け入れは十分可能と考えておりますが、新居浜市が別子山村のごみを処理することは自治体間の事務委託に当たりますので、地方自治法第252条の14に基づき規約を制定しようとするものでございます。
 規約の内容についてでございますが、委託事務の範囲は、別子山村が区域内で収集する一般廃棄物のうち燃やすごみの処理に関する事務とすること、燃やすごみの施設までの搬入は別子山村が行うこと、処理費用については新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例第8条第1項に規定する手数料を納付することとしております。
 以上で補足説明を終わります。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
 議案第53号及び議案第54号の2件に対して質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 質疑なしと認めます。
 議案第53号及び議案第54号の2件は、いずれも議事日程に記載のとおり、総務委員会及び産業環境委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第5 議案第55号
○議長(藤田若満) 次に、日程第5、議案第55号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第55号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第55号、新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定につきましては、法人税法等の一部を改正する法律及び地方税法の一部を改正する法律が公布施行されたことに伴い、法人税における連結納税制度に関し、所要の条文整備が必要となったため本案を提出いたしました。
 詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田若満) 補足説明を求めます。大西財務部長。
財務部長(大西宏明)(登壇) 議案第55号、新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について、補足を申し上げます。
 今回の改正につきましては、連結納税制度の創設に関連し、法人税法等の一部を改正する法律及び地方税法の一部を改正する法律が平成14年7月3日に公布され、8月1日から施行されたことに伴います条例改正でございます。
 連結納税制度は、国税の法人税に適用される制度でありまして、同じグループ内の個々の法人の所得と欠損を通算して課税する仕組みでございます。
 一方、地方税の法人市民税につきましては、従来どおり単体法人での申告納付となっており、税額や手続等何ら変わるものはございませんが、用語整備や条文移行等の必要がありますことから、所要の条文整備を行うものでございます。
 それでは、条文を追って御説明申し上げます。
 参考資料2ページをお開きください。まず、第19条、納期限後に納付し又は納入する税金又は納入金に係る延滞金についてでございますが、いずれも適用条項のずれによる条文整備でございます。
 次に、第31条、均等割の税率についてでございますが、法人市民税の均等割額の基準となります資本金等の金額及び均等割の月割り計算につきましては、連結法人に対し同様に適用するための条文整備でございます。
 次に、5ページをお開きください。第48条、法人等の市民税の申告納付についてでございますが、第1項から第5項につきましては適用条項のずれ等による条文整備でございます。
 また、新たに追加しました第6項につきましては、連結法人の災害等による期限延長について単体法人と同様に規定いたしたものでございます。
 次に、7ページをお開きください。第50条、法人等の市民税に係る不足税額の納付の手続についてでございますが、適用条項のずれ等による条文整備を行いますとともに、修正申告、更正、決定に伴う延滞金計算につきまして、これまでの単体法人と同様に連結法人においても適用しようとするものでございます。
 次に、8ページをお開きください。第52条、法人の市民税に係る納期限の延長の場合の延滞金についてでございますが、延滞金の納付に関しまして連結法人においても同様に適用するため、第2項として新たに追加いたしたものでございます。
 次に、附則第4条、納期限の延長に係る延滞金の特例についてでございますが、延滞金計算の特例措置を連結法人においても同様に適用しようとするものでございます。
 この条例の施行期日につきましては、公布の日から施行いたすもので、平成15年3月31日以降に終了する事業年度分の法人について適用しようとするものでございます。
 なお、今回の改正に伴います市税への影響につきましてはないものと考えております。
 以上で補足説明を終わります。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
 議案第55号に対して質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時20分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時21分再開
○議長(藤田若満) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより議案第55号を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第6 議案第56号~議案第59号
○議長(藤田若満) 次に日程第6、議案第56号ないし議案第59号の4件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第56号から議案第59号までの4件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第56号、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、健康保険法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、患者一部負担金の見直しを行うため本案を提出いたしました。
 次に、議案第57号、新居浜市環境基本条例の制定につきましては、環境の保全及び創造に関する施策の基本事項等を定めることにより、施策を総合的かつ計画的に推進し、現在及び将来の市民の健康で文化的な生活の確保に寄与するため本案を提出いたしました。
 次に、議案第58号、新居浜市営渡海船設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定につきましては、予備船、大島丸の老朽化による代替船建造に伴い、経営改善に努めるため、新船舶就航にあわせ使用料の改正を行うため、本案を提出いたしました。
 次に、議案第59号、新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきましては、消防法の一部を改正する法律及び消防法施行令の一部を改正する政令が公布され、立入検査及び措置命令に係る規定の整備、避難上必要な施設等の管理の義務づけ、罰則の引き上げ等が行われたことに伴い条例の一部を改正するため、本案を提出いたしました。
 なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田若満) 補足説明を求めます。西原市民環境部長。
市民環境部長(西原寛)(登壇) 議案第56号及び議案第57号について、補足を申し上げます。
 まず、議案第56号、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国民健康保険法の一部改正に伴い、患者の一部負担金を改正するものでございます。
 お手元の参考資料の11ページ及び12ページをお目通し願います。まず、第4条の第1号につきましては、条文の整備を行うものでございます。
 次に、第2号につきましては、3歳未満の被保険者の一部負担金を2割とするものでございます。
 次に、第3号についてでございますが、老人保健法の改正により昭和7年10月1日以後に生まれた者については、老人医療の受給年齢が現行の70歳以上から75歳以上になりますことから、引き続き国保の被保険者でありますが、この70歳以上、75歳未満の者の一部負担金を1割とするものでございます。
 次に、第4号につきましては、70歳以上、75歳未満の被保険者で一定以上の所得を有するときは一部負担金を2割とするものでございます。
 次に、第5号につきましては、退職被保険者の範囲から70歳以上75歳未満の被保険者を除くものでございます。
 次に、第6号につきましては、退職被保険者の被扶養者の範囲から3歳未満の被保険者及び70歳以上75歳未満の被保険者を除くものでございます。
 なお、第6号中ア及びイにつきましては条文の整備でございます。
 次に、第8条の2につきましても条文の整備でございます。
 なお、この条例は平成14年10月1日から施行いたします。
 次に、議案第57号、新居浜市環境基本条例につきましては、良好で快適な環境の保全及び創造を図るための基本理念、市、市民、事業者の責務、施策の基本事項等を定めることにより、現在及び将来の市民の健康で文化的な生活を確保するために制定するものでございます。
 本条例に基づき今後環境基本計画、環境保全行動計画を策定し、あわせて推進体制の整備を行います。
 議案書の22ページから27ページをお目通し願います。まず、前文では一刻も早く市、市民、事業者が一体となって環境の保全及び創造に取り組むために持続可能な社会を目指し、環境先進都市新居浜となることを願って、環境基本条例を制定することを宣言しています。
 第1条は目的、第2条は用語の定義でございます。
 次に、第3条では3つの基本理念を掲げています。良好で快適な環境を将来の世代に引き継ぐこと、持続可能な社会を構築すること、地球環境の保全を積極的に推進することでございます。
 第4条では、市の責務を定めています。施策を総合的、計画的に策定、実施すること、資源、エネルギーなどの有効利用や廃棄物の発生の抑制などにより、環境への負荷の低減に努めること、市民などの環境保全活動に協力することでございます。
 第5条では、市民の責務を定めています。資源、エネルギーなどの使用や廃棄物の排出などによる環境への負荷の低減に努めること、市の施策や事業者の環境保全活動に協力することでございます。
 第6条では、事業者の責務を定めています。みずからの責任において環境保全対策を推進し、資源、エネルギーなどの有効利用や廃棄物の発生抑制により環境の負荷の低減に努め、市の施策や市民の環境保全活動に協力することでございます。
 次に、第7条において環境の保全及び創造を図るための施策の基本方針として6つの方針を定めています。人の健康の保護や生活環境の保全、自然環境の保全、潤い、安らぎのある都市環境の実現、環境への負荷の少ない循環型社会の構築、清潔で美しいまちの実現、地球環境の保全でございます。
 第8条で環境基本計画を、第9条で環境保全行動計画を、第10条で年次報告書を、第11条で調査研究を、第12条で監視等の体制整備を、第13条で協定の締結を、第14条で規制的処置をそれぞれ規定いたしました。
 第15条では、環境負荷の低減する施設整備の設置など、環境保全活動を支援するため必要かつ適正な経済的措置を講じることを規定しています。
 次に、ふだんの活動の中で環境に配慮した自主的な取り組みを推進するためには、環境教育や学習の推進が重要であることから、第16条では環境教育及び学習の推進を定め、第17条ではそれに必要な情報の収集や提供、公開を規定しました。
 第18条では、市民等の環境保全活動への支援を定めています。
 第19条では、主要な施策の策定、実施状況等について必要に応じ市民等の意見を聞くことを定めました。
 第20条では、推進体制の整備を、第21条では国や他の地方公共団体との協力について定めました。
 第22条の環境審議会については、従来環境審議会条例で規定していたものを本条例に移行させたものでございます。
 なお、本条例は平成15年4月1日から施行いたします。
○議長(藤田若満) 佐々木都市開発部長。
都市開発部長(佐々木俊洋)(登壇) 議案第58号、新居浜市営渡海船設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について補足を申し上げます。
 渡海船事業は、本市唯一の離島であります大島と黒島間約2.5キロメートルを結ぶ生活航路として、大島港発午前6時20分を始発、黒島港発午後9時45分を終便として、1日15往復の運航をいたしております。
 今回の改正の主な理由といたしましては、昭和57年に建造いたしました予備船、大島丸の老朽化に伴う代替船の建造に当たり、その建造費を起債に求めましたが、事業の経営改善を図ることを前提条件として強く指導されたため、新船舶を19トン型小型船舶とし、維持管理費の削減を図るとともに、新船舶就航に合わせ使用料の改正を行うことにより、経営改善に努めることといたしております。
 今回の改正による現行料金体系に対する平均改正率は、約30%アップで、そのうち旅客運賃は約46%アップとなっておりますが、回数券を現行の5枚つづりから12枚つづりへ、また定期券の3カ月、6カ月及び12カ月の新設により、旅客運賃増額の軽減を図っております。
 また、自動車の平均改正率は約25%アップ、特殊手荷物は約32%アップとなっておりまして、自動車、小荷物の回数券の新設、自転車及び原動機付自転車と人との組み合わせた定期券の新設を行い、増額の軽減を図る料金改正案といたしております。
 なお、増額軽減措置の内容といたしましては、大人の普通乗船券が50%アップとなっておりますが、回数券12枚つづりを購入していただくことにより、25%に軽減をされます。
 また、定期券の一般につきましても、1カ月定期が50%アップとなっておりますが、3カ月定期を購入していただくことにより39%に軽減、6カ月定期では34.5%、12カ月定期では19.5%に軽減をされます。
 学生の定期券につきましても、同様に45.8%アップがそれぞれ32.5%、17.5%、3.8%にそれぞれ軽減をされます。
 自動車の3メートル以上5メートル未満につきましても、25%アップが回数券により4.2%に軽減することといたしております。
 また、大人及び小人につきまして、新たに障害者割引を新設いたしております。
 なお、この条例は平成15年4月1日から施行するものでございます。
○議長(藤田若満) 橋本消防長。
消防長(橋本憬範)(登壇) 議案第59号、新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、補足を申し上げます。
 参考資料の17ページから20ページをお目通しいただきたいと存じます。初めに、改正の要旨でございますが、昨年の9月1日の未明に発生した東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビル火災を踏まえ、違反是正の徹底等を図るため、消防法及び消防法施行令の一部が改正されたことに伴い、国で定められた例のとおり、所要の条文整備を行うものでございます。
 改正の内容につきましては、条文に沿いまして御説明を申し上げます。
 第2章第1条及び第2条につきましては、このたびの法令の改正におきまして、違反是正の徹底強化を図るため立入検査及びその措置命令に係る規定の整備が図られ、立入検査の時間制限が廃止されたことに伴いまして、立入検査に関しての公衆の出入する場所等の規定を条文から削除しようとするものでございます。
 次に、第40条及び第41条関係につきましては、防火管理の徹底を図るため避難所、必要な施設等の管理の義務づけとして、管理について権限を有する者に対し、避難所、必要な施設等に物件等がみだりに放置、存置されないよう、また防火戸の閉鎖障害のないよう管理すること等の規定が法令に新たに追加されたため、関係項目を条文から削除し、整備しようとするものでございます。
 次に、第49条につきましては、措置命令等の違反に対する罰則の引き上げが改正されたため、少量危険物及び指定可燃物に係る貯蔵取り扱い基準違反の罰金を20万円から30万円に引き上げようとするものでございます。
 最後に、別表第1及び第2につきましては、今回の改正で公衆の出入する場所等の指定を削除することに伴いまして、いずれも削除しようとするものでございます。
 なお、改正後の新条例の適用は、平成14年10月25日となっております。
 以上で補足説明を終わります。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
 議案第56号ないし議案第59号の4件に対して質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 質疑なしと認めます。
 議案第56号ないし議案第59号の4件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第7 議案第60号、議案第61号
○議長(藤田若満) 次に、日程第7、議案第60号及び議案第61号の2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第60号及び議案第61号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第60号、平成14年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。
 今回の補正予算は、地域農業活性化対策事業、道路改良整備事業、一般下水路整備事業等の単独事業を中心に、中小企業振興対策費、地域経済調査費等の施策費及び今回措置が必要な経常経費について予算措置をいたすものでございます。
 次に、議案第61号、平成14年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、今回の補正予算は平成13年度決算に基づく精算でございまして、剰余金の基金への積み立て、国庫支出金返還金等について、予算措置をいたすものでございます。
 なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田若満) 補足説明を求めます。大西財務部長。
財務部長(大西宏明)(登壇) 議案第60号及び議案第61号の予算議案につきまして、一括して補足を申し上げます。
 まず、議案第60号、平成14年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)についてでございますが、今回の補正予算は、単独事業を中心に措置をいたしたものでございます。
 予算書の1ページにございますように9億1,912万9,000円を追加するもので、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ415億6,788万1,000円といたすものでございます。これを前年同期と比較いたしますと、額で22億9,082万9,000円、率で5.2%の減となっております。
 内容といたしましては、補正予算参考資料の1ページ以下に整理をいたしておりますように、単独事業では、上本郷自治会館の建設を行う地域環境整備事業、旧伝染病棟を精神障害者授産施設として活用するため改修を行う旧伝染病棟施設整備事業、イチゴ栽培の効率的、安定的な経営を支援するため、養液土耕栽培及び高設栽培システム導入者に補助を行う地域農業活性化対策事業、農道及び農業用水路を改良する市単独土地改良事業、道路の拡幅改良、隅切り改良などを行う道路改良事業、舗装改修等道路整備を行う道路整備事業、一般下水路の整備を行う一般下水路整備事業などでございまして、事業費4億6,455万1,000円、構成比で50.6%となっております。
 次に、施策費といたしましては、ケーブルテレビ幹線の光ファイバーケーブルへの敷設がえ及び長野地区へのエリア拡張を行う情報化基本計画推進事業費、地方分権一括法により県から事務が移譲された児童扶養手当を支給する児童扶養手当費、障害者福祉サービスの支援費制度への移行に伴う事務費及び電算システム導入経費などの支援費制度施行準備事業費、難病患者や心身障害者に支給する難病患者見舞費及び心身障害者(児)福祉金支給費、現在建設中の新清掃センターが12月に供用開始されるのに伴い運転委託等を行う清掃センター管理運営費、中小企業振興条例に基づき新製品開発事業等を補助する中小企業振興対策費などでございまして、事業費3億897万2,000円、構成比で33.6%となっております。
 また、経常経費といたしましては、過年度支出金、リサイクルプラザ管理費などで、1億4,560万6,000円、構成比で15.8%となっております。これらを賄う財源といたしまして地方特例交付金、国庫支出金、県支出金、寄附金、繰入金、繰越金、諸収入、市債で措置をいたしております。
 今回の補正予算によりまして、財政計画総額417億8,985万円に対しまして、一部の未確定の事業費を除きまして99.5%を予算化いたしたところでございます。
 次に、補正予算書及び予算説明書に基づき御説明を申し上げます。
 予算説明書の2ページをお開きください。第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入といたしまして地方特例交付金5,089万4,000円、国庫支出金2億5,800万4,000円、県支出金4,582万6,000円、寄附金898万7,000円、繰入金3億7,993万円、繰越金3,626万9,000円、諸収入688万6,000円、市債3億1,300万円をそれぞれ追加し、地方交付税を1億8,066万7,000円減額した9億1,912万9,000円を計上いたしまして、4ページから5ページにございます歳出経費に充当いたすものでございます。
 次に、6ページの第2表地方債補正の変更についてでございますが、臨時地方道整備事業、市民税等減税補てん債、臨時財政対策債につきましては、それぞれ起債の借入限度額を変更いたすものでございまして3億1,300万円を増額し、限度額を41億6,110万円に変更するものでございます。
 次に、特別会計予算についてでございますが、7ページをお開きいただきたいと存じます。議案第61号、平成14年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
 今回の補正は、797万1,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ68億2,730万3,000円といたすものでございます。
 内容といたしましては、平成13年度介護給付費負担金の精算に伴う国への償還金、平成13年度決算剰余金の介護給付費準備基金積立金などでございます。
 以上で予算関係の補足を終わります。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
 議案第60号及び議案第61号の2件に対して質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 質疑なしと認めます。
 議案第60号及び議案第61号の2件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第8 認定第1号、認定第2号
○議長(藤田若満) 次に、日程第8、認定第1号及び認定第2号の2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました認定第1号及び認定第2号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 まず、認定第1号、決算の認定につきましては、平成13年度新居浜市水道事業会計決算及び平成13年度新居浜市工業用水道事業会計決算について監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものでございます。
 次に、認定第2号、決算の認定につきましては、平成13年度新居浜市一般会計歳入歳出決算並びに平成13年度新居浜市貯木場事業特別会計歳入歳出決算のほか、9特別会計決算について監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものでございます。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田若満) これより質疑に入ります。
 認定第1号及び認定第2号の2件に対して質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。認定第1号及び認定第2号の2件については、11人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号及び認定第2号の2件については、いずれも11人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により藤田幸正議員、伊藤初美議員、佐々木文義議員、仙波憲一議員、岡田光政議員、村上悦夫議員、近藤司議員、山本健十郎議員、高須賀順子議員、原月美議員、田坂重只議員、以上11人を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました11人の議員を決算特別委員に選任することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第9 議員の派遣
○議長(藤田若満) 次に、日程第9、議員の派遣を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(藤田若満) 起立多数であります。よって、そのように決しました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。議事の都合により、9月4日から9月9日までの6日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田若満) 御異議なしと認めます。よって、9月4日から9月9日までの6日間、休会することに決しました。
 9月10日は午前10時から会議を開きます。
 本日はこれにて散会いたします。
  午前10時53分散会