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平成23年第5回新居浜市議会定例会会議録 第5号

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ページID:0000914 更新日:2014年12月1日更新 印刷用ページを表示する
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目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開議(午前10時00分)
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第57号~議案第64号
 大石企画総務委員長報告
 永易福祉教育委員長報告
 伊藤市民経済委員長報告
 大條環境建設委員長報告
 高須賀順子議員の討論
 表決
休憩(午前10時34分)
再開(午前11時49分)
日程第3 請願第4号
 大條環境建設委員長報告
 岡崎溥議員の討論
 表決
日程第4 委員会の閉会中の継続審査
 表決
日程第5 議員の派遣
 表決
諮問第1号
 佐々木市長の説明
 委員会付託省略
 表決
市長あいさつ
閉会(午後 0時10分)


本文
平成23年9月26日 (月曜日)
  議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第57号 市有財産の無償譲渡について
             (企画総務委員長報告)
   議案第58号 財産の取得について
            ( 同     上 )
   議案第59号 新居浜市スポーツ推進審議会条例の制定について
            (福祉教育委員長報告)
   議案第60号 新居浜市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
            ( 同     上 )
   議案第61号 平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)
            (各常任委員長報告)
   議案第62号 平成23年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
            (環境建設委員長報告)
   議案第63号 平成23年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
            (福祉教育委員長報告)
   議案第64号 平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)
            (各常任委員長報告)
第3 請願第4号 地域経済の活性化を図る「住宅リフォーム助成制度」創設について
            (環境建設委員長報告)
第4 委員会の閉会中の継続審査
第5 議員の派遣
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第57号~議案第64号
日程第3 請願第4号
日程第4 委員会の閉会中の継続審査
日程第5 議員の派遣
諮問第1号
――――――――――――――――――――――
  出席議員(26名)       
  1番   川 崎 利 生   2番   高 塚 広 義
  3番   三 浦 康 司   4番   篠 原   茂
  5番   水 田 史 朗   6番   太 田 嘉 一
  7番   岩 本 和 強   8番   藤 原 雅 彦
  9番   佐々木 文 義 10番   大 石   豪
 11番   大 條 雅 久  12番   永 易 英 寿
 13番   伊 藤 謙 司  14番   藤 田 豊 治
 15番   高 橋 一 郎  16番   岡 崎   溥
 17番   高須賀 順 子 18番   伊 藤 初 美
 19番   真 木 増次郎 20番   藤 田 幸 正
 21番   伊 藤 優 子  22番   仙 波 憲 一
 23番   白 籏 愛 一  24番   近 藤   司
 25番   加 藤 喜三男 26番   山 本 健十郎
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
な   し
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長            佐々木   龍
 副市長          石 川 勝 行
 企画部長         田 中 洋 次
 総務部長         近 藤 清 孝
 福祉部長         神 野 洋 行
 市民部長         工 藤   順
 環境部長         曽 我   忠
 経済部長         佐々木 一 英
 建設部長         源 代 俊 夫
 消防長          古 川 和 彦
 水道局長         本 田 龍 朗
 教育長          阿 部 義 澄
 教育委員会事務局長 高 橋 康 文
 監査委員         加 藤   哲
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長         岡   正 士
 議事課長         粂 野 誠 二
 議事課副課長      和 田 昌 志
 議事課副課長      飯 尾 誠 二
 議事課議事係長    徳 永 易 丈
 議事課調査係長    鈴 木 今日子
 議事課主任       大 田 理恵子
 議事課主任       高 本 大 介
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開議       
○議長(伊藤優子) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第2終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(伊藤優子) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において白籏愛一議員及び近藤司議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 議案第57号~議案第64号
○議長(伊藤優子) 次に、日程第2、議案第57号ないし議案第64号を一括議題といたします。
 以上の8件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、大石企画総務委員長。
○10番(大石豪)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
 本委員会は9月20日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第57号、議案第58号、議案第61号及び議案第64号の4件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第57号、市有財産の無償譲渡について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、この渡海船はあとどのぐらい使えるのかとの質疑に対し、耐用年数は過ぎているが、整備をして検査に通れば、その検査期間は使えるとの答弁がありました。
 次に、議会や庁外からなぜ無償で民間に譲渡するのかといった話もあったが、どのような経過があったのかとの質疑に対し、確かに通常無償では渡せないし、いろんな引き合いがあっても競売などの手順をとるのが通常だが、大震災の復興支援への対応の中で、気仙沼市長と大島汽船株式会社の社長から正式な譲渡依頼があったことから、譲渡先とのやりとりは理事者でさせていただき、最終的にはこういう形で議案として提出をさせていただいたとの答弁がありました。このことについては委員から、本年度から議会の閉会中に常任委員会協議会を開催している。委員会協議会は、こういった情報交換をするためにもあるので、情報提供や状況報告など、気を配っていただきたいとの要望がありました。
 次に、どうして民間に直接譲渡をすることにしたのかとの質疑に対し、当初は、気仙沼市へ譲渡する方向で検討をしていたが、そうすると新居浜市から気仙沼市、気仙沼市から大島汽船株式会社へと所有権移転の登記が2回要る。それと、検査申請も所有者がすることになるため、そういった手続も煩雑になるということで、気仙沼市の負担が一番少なく、最短で使用ができるということから、直接譲渡することにしたとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第57号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第58号、財産の取得について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、これは一般競争入札ということだが、第1回目で落札されなかった理由は、また参加資格のある業者はどのくらいあるのかとの質疑に対し、予定価格を今回3,198万5,000円と定めており、この予定価格を下回る業者がいなかったため、第2回目ということになった。また、新居浜市に登録している消防ポンプ自動車を取り扱える業者は6社であるとの答弁がありました。
 次に、使わなくなった消防自動車の処理は、どのようにしているのかとの質疑に対し、すべて業者に廃車ということで処分してもらっているとの答弁がありました。
 次に、松山市では入札の関係で金入り設計書を渡したという話もあったりしたが、入札に関し特に問題ないと思うが、変わったことなどはなかったかとの質疑に対し、入札に関しては特に問題なく実施しているとの答弁がありました。
 次に、今回落札率は99.3%ということだが、この落札者については、消防ポンプ自動車を落札することが多いように思う。入札に問題があったというわけではないけれども、若干不透明なところがあるように思うので、改善の余地があるのではとの質疑に対し、入札は一般競争入札で公募して実施しており、問題なく実施しているとの答弁がありました。
 次に、更新された前の消防自動車は、被災地のほうで使いたいという希望がなかったということだが、消防庁で調べたものかとの質疑に対し、全国消防長会、財団法人全国消防協会も含めて確認しており、新居浜市が緊急消防援助隊を派遣していた釜石市を管轄している消防本部にも直接お伺いしているとの答弁がありました。
 次に、予定価格の積算はだれがするのかとの質疑に対し、設計金額については、予算の作成段階で1社だけではなく数社に問い合わせ、協議して決定しているとの答弁がありました。
 次に、四国中央市、西条市といった近隣の市の入札資格や要件などの状況はどうなっているのかとの質疑に対し、他市は指名競争入札、一般競争入札は現在新居浜市だけという状況であるとの答弁がありました。このことについては委員から、参加資格要件というものも、もう一度洗い直してみてはどうかと思うとの要望がありました。
 次に、予定価格の公表はしていないのかとの質疑に対し、工事については予定価格を通知しているが、物品はしていない。今後研究課題としたいとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第58号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第61号について御報告申し上げます。
 議案第61号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、5目企画費及び第2表地方債補正変更であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、住友共同電力株式会社より譲っていただいた旧端出場水力発電所を、耐震の問題などもあるだろうが、どのように活用しようとしているのかとの質疑に対し、現在、旧端出場水力発電所保存活用検討委員会の中で、保存あるいは活用の仕方について御協議いただいている。建物については、耐震も含めた調査を京都工芸繊維大学の准教授に依頼しており、双方の内容について今後検討した上で、今年度中に策定する別子銅山近代化遺産を活かしたまちづくり総合整備計画に反映させていきたいと考えているとの答弁がありました。
 次に、あかがね基金から159万8,000円繰り入れているが、繰り入れた後の残りは幾らかとの質疑に対し、平成22年度末が1億1,287万2,000円、今年度今回の補正の繰り入れを合わせると1,279万8,000円を繰り入れる予定なので、平成23年度末には、今年度の寄附などの積み立てを含まないとすれば、1億7万4,000円であるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第61号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第64号について御報告申し上げます。
 議案第64号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部及び第2表地方債補正追加であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、財政調整基金7,544万2,000円を今回繰り入れるということだが、繰り入れ後の残高はどのくらいあるのかとの質疑に対し、財政調整基金の残高は、平成23年度決算の剰余金を含まないとした場合に、平成23年度末には34億1,704万1,000円であるとの答弁がありました。
 次に、災害復旧費に対する財源が出ているわけだが、国から交付税措置としてどのくらいおりてくるのかとの質疑に対し、国などの災害査定をまだ受けておらず、最終的な補助はこれからになるが、基本的には通常の補助災害復旧事業の場合、国庫補助は3分の2程度、残りはそのうちの市債が公共土木施設と農地農林施設、単独災害復旧事業によっても充当率は変わってくるが、国庫補助の場合は、公共土木施設については100%の充当率、農地農林施設については80%の充当率、このうち交付税算入率は、公共土木施設、農地農林施設ともに95%、国庫補助にならない単独災害復旧事業の場合は、交付税算入率がその半分で48%であるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第64号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) 次に、永易福祉教育委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
 本委員会は9月20日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第59号ないし議案第61号、議案第63号及び議案第64号の5件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第59号、新居浜市スポーツ推進審議会条例の制定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、現在のスポーツ振興審議会における女性委員の割合はどうなっているかとの質疑に対し、17人のうち、女性委員は2人であるとの答弁がありました。
 次に、今後女性委員の比率をどう高めていくのかとの質疑に対し、各団体からなかなか推薦がないのが実情であるが、保健や社会福祉の分野から女性をもっと登用していきたいと考えているとの答弁がありました。
 次に、今回の改正により、指導者のあり方について調査、審議できる体制が整うのかとの質疑に対し、審議会の所掌事務として、指導者等の養成及び資質の向上に関することがうたわれているので、委員の御意見も伺いながら施策を行っていきたいとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、指導者等の養成及び資質の向上が今問われている。従来からの指導者が対象の講座も開いて、正しい指導をしていただくよう要望して賛成するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第59号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第60号、新居浜市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第60号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第61号について御報告申し上げます。
 議案第61号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第3款民生費、ただし第1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、DV対策推進費を除くであります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、民生児童委員費に関して、活動実費弁償費は、1人当たり幾らになるのかとの質疑に対し、1人当たり年間7万4,600円から9万3,440円になるとの答弁がありました。
 次に、地域支え合い体制づくり事業費に関して、新居浜市における成年後見制度への取り組みはどうなっているのかとの質疑に対し、司法書士会が行っているリーガルサポート、社会福祉士会が行っているぱあとなあ愛媛といったところが基本的に受け皿となっているとの答弁がありました。
 次に、介護基盤緊急整備事業に関して、スプリンクラーを設置する認知症高齢者グループホームはどこかとの質疑に対し、グループホーム竹トンボ、グループホーム桜、グループホーム下の茶屋である。これにより、スプリンクラーの設置はすべて完了ということになるとの答弁がありました。
 次に、母子家庭自立支援費に関して、申請状況はどうなっているかとの質疑に対し、自立支援教育訓練給付は、今年度10人を予定していたが、現在申請はない。高等技能訓練促進費は5人の予定に対して9人、入学支援修了一時金は2人の予定に対して4人の申請があるとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、民生児童委員費のさらなる増額を要望して賛成するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第61号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第63号、平成23年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第63号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第64号について御報告申し上げます。
 議案第64号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第11款災害復旧費、第3項文教施設災害復旧費であります。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第64号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) 次に、伊藤市民経済委員長。
○13番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
 本委員会は9月16日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第61号及び議案第64号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第61号について御報告申し上げます。
 議案第61号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、10目広聴費、ただし財源補正を除く、14目防災諸費、第3款民生費、第1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、DV対策推進費、第6款農林水産業費及び第7款商工費であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、DV相談員レベルアップ研修事業について、主管は男女共同参画課になるのか。また、児童福祉課や生活福祉課、学校教育課など、複数の課が関係する事業であると思うが、その調整はどこがするのかとの質疑に対し、本事業は、取りまとめは男女共同参画課が行い、実際の事業運営は、NPO法人新居浜ほっとねっとほか国際ソロプチミスト新居浜、国際ソロプチミスト新居浜みなみ、CAP新居浜と連携して市が調整しながら事業を行う。また、各課の調整は、男女共同参画課が行い、民間団体については、新居浜ほっとねっとが代表となってほかの団体と調整を行う。また、同時に、配偶者暴力相談支援センターの設立についても、総合政策課、財政課、生活福祉課、児童福祉課、国保課、保健センター、人権擁護課、教育委員会等の管理職を中心とした検討組織により設立について検討を行っていくとの答弁がありました。また、DV対策については、愛媛県の担当課と新居浜市の担当課に少しずれがあるのではないかと思うが、支障はないのかとの質疑に対し、DV対策に関しては、愛媛県は子育て支援課が主たる担当課で、新居浜市では男女共同参画課が担当課であるが、これまでも県と連携を図っている。今回の補助金申請についても、事前の段階から調整を図っており、今後も県と十分連絡をとりながら取り組んでいきたいとの答弁がありました。
 次に、農道維持管理事業について、今回約30カ所の農道を改修したら、あとどのくらいの改修箇所が残るのかとの質疑に対し、今受けている要望については、今回の予算2,200万円でほぼ対応できる。今後出てくる要望については、緊急性を重んじながら、できる限り対応していきたいとの答弁がありました。
 次に、企業立地促進補助金の内訳はとの質疑に対し、住友化学愛媛工場がアルミナの原料変換に伴うプラントの増設とメチオニンの工場増設の2件と社団法人日本溶接協会の貯木場事業用地への進出及び社会福祉法人三恵会の多極型産業推進事業用地への進出に対する用地取得奨励金の合計4件であるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第61号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第64号について御報告申し上げます。
 議案第64号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第11款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 農業用施設等災害復旧補助金について、土地改良区が直接土砂を撤去する場合と市が撤去する場合の違いについて、また地元負担金はどのようになるのかとの質疑に対し、土地改良区が実施する災害復旧工事は、基本的に単独災害復旧事業で、国庫補助の対象にならないものである。用水路に堆積した土砂の撤去については、すべて市が行っている。農業用施設については、土地改良区が施工しても、市が施工しても、100%市の補助及び国費で賄う。また、地元負担金は、農地災害で個人所有の田畑が傷んだ場合、国庫補助金の対象となる災害復旧事業については、50%が国費、残り50%が地元負担となり、そのうち25%を新居浜市、残り25%を土地の所有者が負担することになっているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第64号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) 次に、大條環境建設委員長。
○11番(大條雅久)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
 本委員会は9月16日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第61号、議案第62号及び議案第64号の3件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第61号について御報告申し上げます。
 議案第61号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第4款衛生費及び第8款土木費であります。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第61号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第62号、平成23年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第62号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第64号について御報告申し上げます。
 議案第64号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第11款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費及び第4項墓園施設災害復旧費であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 土砂等撤去委託料として計上している3,940万円の算定方法と処分方法についての質疑に対し、台風12号の通過後、すべての河川を点検し、川の流れの機能を阻害していると判断された河川について堆積土砂量を測量した結果、全体数量が約4,500立方メートルあり、これに新居浜市の積算単価を適用し事業費を算出した。土砂の処分については、仮に産業廃棄物で処分すると、約1億3,000万円の経費が必要となるので、将来埋め戻しなどで利用できることなども期待して、菊本町の下水処理場へ仮置きするということで計画したとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第64号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) これより質疑に入ります。
 ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。高須賀順子議員。
○17番(高須賀順子)(登壇) 議案第61号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)に反対の立場で討論します。
 第7款商工費、第1項商工費の中の2目商工業振興費、企業立地促進補助金1億1,596万8,000円が計上されています。この内訳を見ると、住友化学株式会社愛媛工場、アルミナ、メチオニン、この2件で合計約6,700万円、57.6%、約6割近くが大企業への補助金であります。当初予算で5,313万4,000円計上していましたから、合計1億6,910万2,000円となり、この補助金は、住友などへの大企業奉仕であるため、従来から反対してまいりました。住友化学は、超優良企業、総資産連結で2兆3,000億円を超えています。2010年度5,524億3,600万円の内部留保をたっぷりとため込んでいる大企業に対して、大変な借金を抱えている自治体が金を出すなどということは、逆立ちしているのではないでしょうか。経営が大変な中小企業にこそ支援すべきであります。参考までに、日本では民主党政権も自公勢力も社会保障の財源と言えば消費税増税ばかりです。しかし、欧米では、財政危機の打開策として、富裕層や大企業の経営者自身が、我々に課税せよ、繁栄を分かち合おうと声を上げています。アメリカの著名な投資化であるウォーレン・バフェット氏は、億万長者を優遇する議会に甘やかされてきたとして、富裕層への増税を主張しています。オバマ大統領は、9月19日、ホワイトハウスで演説し、富裕層、大企業優遇税制を見直し、負担増を求めるとしました。富裕層の増税のないまま、福祉施策を切り捨てる措置については、拒否権を発動すると述べました。一方、日本は、資本金10億円以上の大企業は、内部留保257兆円、国家予算の約3倍であり、金余りの状態であります。この点からも、大企業に補助金を出すことは行き過ぎであります。逆であると思います。
 以上で反対討論といたします。
○議長(伊藤優子) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず議案第61号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(伊藤優子) 起立多数であります。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第57号ないし議案第60号及び議案第62号ないし議案第64号の7件を一括採決いたします。
 以上の7件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の7件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号ないし議案第60号及び議案第62号ないし議案第64号の7件はいずれも原案のとおり可決されました。
 ここで当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
  午前10時34分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時49分再開
○議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 請願第4号
○議長(伊藤優子) 次に、日程第3、請願第4号を議題といたします。
 本件に関し、環境建設委員長の報告を求めます。大條環境建設委員長。
○11番(大條雅久)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました請願第4号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 請願第4号、地域経済の活性化を図る「住宅リフォーム助成制度」創設についてでありますが、本請願の趣旨は、地域経済活性化の緊急対策として、住宅リフォーム助成制度の創設を請願されているものであります。
 本件に関し討論に付したところ、経済対策は、建設業のみでなく、他の業種についても検討する必要があり、公平性を十分精査した助成制度を考えることが先決であるので不採択としたい等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、請願第4号については、賛成する者なく、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
 以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) これより質疑に入ります。
 ただいまの環境建設委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。岡崎溥議員。
○16番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
 ただいま議題になっております請願第4号、地域経済の活性化を図る「住宅リフォーム助成制度」創設について、賛成の立場から討論いたしますので、よろしくお願いいたします。
 この制度は、住民が地元業者に発注した住宅のリフォーム工事に対しまして、市が一定の限度額の範囲で助成を行うものでございます。市民の暮らしと中小企業者の営業支援としての大きな経済効果があるということが全国的にも実証されているところであります。住民の皆さんの期待にこたえ、地元の中小企業者を潤し、地域の経済を元気にする、これこそ今地方自治体がやるべき仕事の見本と言えるものでございます。日本共産党は、ことし1月の国会で、今政治がなすべき課題の大きな柱は、企業数の99%、雇用の7割を占める中小企業への支援であること、そして仕事が欲しいという中小企業の声にこたえて、この時点で全国200に近い自治体で住宅リフォームの助成制度が広がっていること、助成額の10倍から20倍を超える経済波及効果が生まれていることなどを指摘しまして、国による支援強化を求めました。この日本共産党の質問に対しまして菅首相は、住宅市場を活性化させる観点から、住宅リフォーム推進は極めて重要だと答弁しました。そしてまた、住宅リフォーム助成制度については、社会資本整備総合交付金を活用することができ、今後とも支援していくと述べたところであります。今、住宅リフォーム助成制度が各地に広がっており、大変な勢いでふえ続けているところであります。実施自治体の例を二、三、御紹介したいと思います。
 まず、近江八幡市、滋賀県の琵琶湖東岸に面する市でございますけれども、ここでは、住宅リフォーム助成制度を一昨年、昨年に続いて今年度も実施しているところであります。1日だけで当初予算分の2倍の申し込みがあるという好評ぶりでございました。地域経済の波及効果も大きく、建設関係の中小企業者や市民から再実施への期待が高まっておりました。昨年8月16日の申し込み受け付け初日に、窓口になっている市の商工観光労政課の担当者が次のように語っております。前夜8時ごろから市役所の前で徹夜で待っていた人、当日は早朝から受け付け待ちの列ができまして、受け付け開始の午前8時半には150人余りが市役所を取り巻くように並びました。昨年はあの暑さでしたから、急遽市役所の冷房のある会議室を開放して、そこで待ってもらうようにして受け付けをしました。前代未聞のことでありますとその日の様子を語っているわけでございます。その市は4,500万円の当初予算を組みまして、150件程度に助成を予定しておりました。初日の申し込みは、何と282件、市の予想を1日で大きく上回ったわけであります。助成を受けられなかった人たちへの救済が課題となりまして、急遽9月に追加予算を組みまして、すべての人に行き渡るようにしたそうであります。市は、経済効果を約13億円と推計しまして、助成額の18倍の効果があったとしております。
 次に、北九州市議会でございます。この市議会は、ことしの6月28日、日本共産党が提案した住宅リフォーム助成制度の創設を求める決議案を賛成多数で可決しました。決議は、住宅リフォーム助成制度が、地元中小建設業者の仕事確保と雇用に役立ち、中小建設業者の経営好転で市の税収増にもつながる、そういう効果を指摘しまして、中小建設業者等の仕事を確保し、地域経済を活性化するとともに、市民の住宅リフォームへの需要にこたえられる、そのために住宅リフォーム助成制度の速やかな実施を求めるという決議であります。採決では、自民党が21人、日本共産党が10人、そのほか保守系のもう一人の議員が賛成に回りまして、民主党系議員は何と反対したそうであります。これで北九州市議会では決議されて、これからの実施に移るわけでございます。
 最後に、秋田県の例を御紹介します。ここでも昨年3月から住宅リフォーム緊急支援事業を開始しました。大好評でございます。10月までに1万2,000件近い申請がありまして、全世帯の約3%が利用しました。補助額16億5,000万円足らずで、工事費総額は252億円以上に上っているそうであります。秋田県は、リフォームによる経済波及効果は、補助額の24倍、約512億円と推計しております。建築、土木技術者の求人倍率が顕著に改善するなどの地域の中に新たな雇用を生み出しております。
 現在、請願者によりますと、全国で400近くの自治体で制度化が進んでいるということでございます。県内でも宇和島市と愛南町で今年度に実施が始まりました。そして、四国中央市でも6月議会で請願が採択されました。宇和島市では、制度実施から3カ月で43件の申し込みがあり、投資効果は17倍近くになっているそうであります。さらに、9月議会で追加予算を組むという予定でして、もう済んでいるころだと思うんですが、多くの市民や地元の業界関係者からも、大変歓迎されているそうであります。
 最後に、このように、市民の利益と中小企業者の経営を守ること、地域経済の活性化、そして雇用をふやすことにもなり、ひいては新居浜市の財政にもプラスになる、一石二鳥どころか三鳥にも四鳥にもなる、大きく貢献するものでございます。ぜひこの請願を採択していただきますようにお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(伊藤優子) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより請願第4号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第4号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(伊藤優子) 起立多数であります。よって、請願第4号は不採択と決しました。
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  日程第4 委員会の閉会中の継続審査
○議長(伊藤優子) 次に、日程第4、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
 各委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第102条の2の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず請願第2号を採決いたします。
 起立しない者は、閉会中の継続審査に反対とみなします。
 本件については、企画総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(伊藤優子) 起立多数であります。よって、請願第2号については企画総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、請願第3号を採決いたします。
 本件については、企画総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(伊藤優子) 起立多数であります。よって、請願第3号については企画総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、認定第1号、認定第2号及び陳情第2号の3件を一括採決いたします。
 以上の3件については、決算特別委員長及び市民経済委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号、認定第2号及び陳情第2号の3件については、決算特別委員長及び市民経済委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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  日程第5 議員の派遣
○議長(伊藤優子) 次に、日程第5、議員の派遣を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 なお、この際、申し上げます。ただいま決定いたしました議員派遣の内容につきまして、諸般の事情により変更が生ずる場合には、議長に御一任を願います。
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  諮問第1号
○議長(伊藤優子) お諮りいたします。ただいま市長から諮問第1号が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、この際、諮問第1号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 諮問第1号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました諮問第1号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 諮問第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員丹絹子氏及び杉本枝里子氏は、平成23年12月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に高田実氏及び藤下幸正氏を推薦いたしたく本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(伊藤優子) これより質疑に入ります。
 諮問第1号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより諮問第1号を採決いたします。
 本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は異議ない旨答申することに決しました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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  市長あいさつ
○議長(伊藤優子) 市長からあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今議会に提案いたしました、東日本大震災で被災した定期航路事業者に対し市有財産を無償譲渡するための一般議案を初め、平成23年度一般会計補正予算等重要諸案件に対しまして、議員の皆様方には熱心に御審議をいただき、またただいまそれぞれの案件につきまして御議決、御同意を賜ることができました。
 また、審議の過程や一般質問、討論の中で御指摘いただきました御意見、御提言等につきましても、今後の市政運営の中で遺漏のないよう十分配慮してまいります。
 さて、今回の上部支所における公金不明の件についてでございますが、市民並びに議会の皆様に御心配をおかけし、大変申しわけなくおわび申し上げます。現在、新居浜警察署に捜査をお願いいたしておりますが、今後も一日も早い全容解明を行っていただき、その結果も受けながら、公金取り扱いの改善など、適切な対応を行ってまいります。
 また、3月11日に発生いたしました東日本大震災、さらにはその後の相次ぐ台風襲来による集中豪雨では、全国各地でとうとい人命が失われ、今なお多くの被災者の皆様方が大変厳しい生活を余儀なくされております。改めて被災をされた皆様に心からお見舞いを申し上げ、被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈りいたします。
 そして、国におきましては、野田新内閣のもと、震災、災害からの復旧、復興、原発事故の一日も早い収束、さらには世界経済におけるさまざまな危機への対応など、国民の暮らしを守り、安心して暮らせる社会をつくり上げていくための国政が行われることを期待いたすものでございます。
 新居浜市におきましても、今議会で議決を賜りました災害復旧予算を早期に執行し、一日も早い災害からの復旧を進めるとともに、ハード、ソフト両面の防災対策に取り組み、安全・安心のまちづくりを推進してまいります。
 結びに、日ごとに秋らしくなり、朝夕めっきり涼しくなってまいりました。議員や市民の皆様には、十分お体を御自愛いただきまして、市民福祉の増進、市政のさらなる発展に一層の御尽力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。
○議長(伊藤優子) これにて平成23年第5回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
  午後 0時10分閉会