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平成25年第5回新居浜市議会定例会会議録 第5号

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目次

議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開議(午前10時00分)
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第64号~議案第71号、議案第73号~議案第82号
 伊藤企画総務委員長報告
 岩本福祉教育委員長報告
 藤原市民経済委員長報告
 永易環境建設委員長報告
 岡崎溥議員の討論
 表決
日程第3 報告第36号、報告第37号
 石川市長の説明
 横川環境部長の説明
 曽我建設部長の説明
休憩(午前10時54分)
再開(午前11時35分)
日程第4 請願第4号、請願第5号、請願第7号
 伊藤企画総務委員長報告
 藤原市民経済委員長報告
 高須賀順子議員の討論
 岡崎溥議員の討論
 表決
休憩(午後 0時02分)
再開(午後 1時00分)
日程第5 委員会の閉会中の継続審査
 表決
日程第6 議員の派遣
 表決
議案第83号~議案第85号、諮問第2号
 石川市長の説明
 委員会付託省略
 表決
休憩(午後 1時09分)
再開(午後 1時10分)
農業委員会の委員の推薦について
 表決
休憩(午後 1時11分)
再開(午後 1時12分)
議会議案第6号
 近藤司議員の説明
 委員会付託省略
休憩(午後 1時16分)
再開(午後 1時16分)
 表決
仙波監査委員退任の挨拶
市長挨拶
閉会(午後 1時25分)


本文

平成25年12月19日 (木曜日)
  議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第64号 新居浜港務局督促手数料及び延滞金に関する規程の承認について
           (環境建設委員長報告)
    議案第65号 新居浜市別子山ふるさと館等の指定管理者の指定について
           (福祉教育委員長報告)
    議案第66号 新居浜市市民文化センター等の指定管理者の指定について
           (同上)
    議案第67号 新居浜市総合福祉センターの指定管理者の指定について
           (同上)
    議案第68号 新居浜市障がい者福祉センターの指定管理者の指定について
           (同上)
    議案第69号 新居浜市立女性総合センターの指定管理者の指定について
           (市民経済委員長報告)
    議案第70号 新居浜市公営駐車場の指定管理者の指定について
           (環境建設委員長報告)
   議案第71号 新居浜市公営自転車等駐車場の指定管理者の指定について
           (同上)
    議案第73号 新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について
           (企画総務委員長報告)
    議案第74号 新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
           (環境建設委員長報告)
    議案第75号 新居浜市別子山地域バス運行条例の一部を改正する条例の制定について
           (市民経済委員長報告)
    議案第76号 新居浜市駐車場条例の制定について
           (環境建設委員長報告)
    議案第77号 平成25年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)
           (各常任委員長報告)
    議案第78号 平成25年度新居浜市渡海船事業特別会計補正予算(第1号)
           (市民経済委員長報告)
    議案第79号 平成25年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
           (環境建設委員長報告)
    議案第80号 平成25年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
           (福祉教育委員長報告)
    議案第81号 平成25年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
           (同上)
    議案第82号 平成25年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
           (同上)
第3 報告第36号 専決処分の報告について
    報告第37号 専決処分の報告について
第4 請願第4号 伊方原発の再稼働を認めないことを求める意見書の提出方について
           (企画総務委員長報告)
    請願第5号 特定秘密保護法の制定に反対する意見書の提出方について
           (同上)
    請願第7号 TPP交渉に関する国会決議遵守を求める意見書の提出方について
           (市民経済委員長報告)
第5 委員会の閉会中の継続審査
第6 議員の派遣
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第64号~議案第71号、議案第73号~議案第82号
日程第3 報告第36号、報告第37号
日程第4 請願第4号、請願第5号、請願第7号
日程第5 委員会の閉会中の継続審査
日程第6 議員の派遣
議案第83号~議案第85号、諮問第2号
農業委員会の委員の推薦について
議会議案第6号
――――――――――――――――――――――
 出席議員(26名)     
 1番    川崎 利生
 2番    高塚 広義
 3番    三浦 康司
 4番    篠原 茂
 5番    水田 史朗
 6番    太田 嘉一
 7番    岩本 和強
 8番    藤原 雅彦
 9番    佐々木 文義
 10番   大石 豪
 11番   大條 雅久
 12番   永易 英寿
 13番   伊藤 謙司
 14番   藤田 豊治
 15番   高橋 一郎
 16番   岡崎 溥
 17番   高須賀 順子
 18番   伊藤 初美
 19番   真木 増次郎
 20番   藤田 幸正
 21番   伊藤 優子
 22番   仙波 憲一
 23番   白籏 愛 一
 24番   近藤 司
 25番   加藤 喜三男
 26番   山本 健十郎
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
なし
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者 
 市長                 石川 勝行
 副市長              近藤 清孝  
 企画部長             寺田 政則
 総務部長             田中 洋次
 福祉部長             神野 洋行
 市民部長             関   福生
 環境部長             横川 悦夫
 経済部長             寺村 伸治
 建設部長              曽我 忠
 消防長              村上 秀
 水道局長              橋本 桂一
 教育長               阿部 義澄
 教育委員会事務局長      藤田 佳之
 監査委員             加藤 哲
 ――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長              岡  正士
 議事課長              曽我部 信也
 議事課副課長          伊藤 裕敏
 議事課副課長           上野 壮行
 議事課議事係長          徳永 易丈
 議事課調査係長          鈴木 今日子
 議事課主任            大田 理恵子
 議事課主任            中島 康治
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開議       
○議長(山本健十郎) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第3終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(山本健十郎) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において高塚広義議員及び三浦康司議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 議案第64号~議案第71号、議案第73号~議案第82号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第2、議案第64号ないし議案第71号及び議案第73号ないし議案第82号の18件を一括議題といたします。
 以上の18件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、伊藤企画総務委員長。
○13番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
 本委員会は12月13日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第73号及び議案第77号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第73号、新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第73号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第77号について御報告申し上げます。
 議案第77号、平成25年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出、第1款議会費、第2款総務費、ただし第3項戸籍住民基本台帳費を除く、第9款消防費、第3表継続費補正変更、第5表地方債補正追加及び第6表地方債補正変更であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、歳入に関して、雑入を55万円減額しているのは何かとの質疑に対し、従来水道局は、市庁舎と同じ動力から電気供給を行っており、水道局の電気代は、一括して市が支払っておき、年度末に水道局からまとめて納入する方法をとっていたが、本年の9月に水道局の電気供給を市庁舎と切り離したため、当初見込みの水道局電気代負担を9月までの実績で当初予算の歳入見込みより55万円減額するものとの答弁がありました。
 次に、消防施設費に関して、器具修繕料166万円は、消防車両の修繕ということだが、具体的にどのような内容かとの質疑に対し、北消防署に配備している救助工作車が、左右の後輪部分からのオイル漏れと制動不能という状態になったため、緊急に修理を実施した。この車両は、平成8年度に配備したベンツ社製のウニモグ車両で、分解整備が不可能なため、本体交換により高額な修理となった。また、南消防署に配備している消防ポンプ自動車も、PTO、動力取り出し装置が作動不良を起こし、真空ポンプが正常に作動しなくなり、災害時活動に支障を来したため、緊急に修理を行ったとの答弁がありました。
 次に、消防施設費に関して、救助工作車は、現在もオイル漏れがあると聞いているが、それはどの部分で、修理に関してどういう対応をするのかとの質疑に対し、救助工作車の現在のオイル漏れ部分は、ユニック等の油圧部分で、修理に費用が数百万円かかる見込みのため、対応としては、漏れたオイルを補充しながら使用していくことを考えているとの答弁がありました。
 次に、消防施設費に関して、ユニック等の油圧部分のオイル漏れがある救助工作車が、火が近くまで迫る場合もある災害現場に行くとなると、非常に不安で、それは作業する消防士の命にかかわることにならないのかと思うが、その点はどうなのかとの質疑に対し、この車両は、更新時期が再来年という計画があり、ユニック等の油圧部分についても、使用頻度から見て今修理するのが適当かどうかということで、オイル漏れの状況等を業者に見てもらった結果、減ったオイルを補充することで十分使用可能であるとのことなので、それで対応したいとの答弁がありました。
 次に、ふるさと応援寄附金推進費に関して、寄附が多いので補正予算を組むということだが、具体的に推進のためにどういった方策をとっているのかとの質疑に対し、ふるさと応援寄附金については、今年度から3万円未満の寄附には2,000円相当、3万円以上の寄附には5,000円相当のお礼の記念品を新たに導入した。それと、クレジット決済ができる応募しやすい環境を整えた結果、12月10日現在、申し込みベースで寄附件数301件、金額では1,489万5,000円でかなりの高額となっている。なお、平成24年度の実績は、寄附件数14件、金額123万5,400円で、今年度の記念品の導入が非常に効果的だったと思うので、次年度に向けてそのあたりを充実させていきたいと考えているとの答弁がありました。
 次に、地域おこし協力隊推進費に関して、地域おこし協力隊自体はどういうものなのかとの質疑に対し、地域おこし協力隊は、国の支援制度で、都市部から新居浜市であれば過疎地域である別子山地域へ住民票を移して、その中で地域づくり等いろいろな活動をしてもらい、最長3年まで認められ、財政支援として特別交付税に算入されるとの答弁がありました。
 次に、地域おこし協力隊推進費に関して、協力隊の隊員は、まちおこし、村おこしの専門家にお願いするのかとの質疑に対し、特に専門的な分野を指定するということではなく、あくまで本人のやる気という部分で、持っているものを地域で出してもらいたいと考えており、専門性は今のところ特に想定していないとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第77号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(山本健十郎) 次に、岩本福祉教育委員長。
○7番(岩本和強)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
 本委員会は12月16日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第65号ないし議案第68号、議案第77号及び議案第80号ないし議案第82号の8件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。
 まず、議案第65号、新居浜市別子山ふるさと館等の指定管理者の指定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 これまで指定管理していた2施設に加え、新居浜市別子山市民グラウンドの指定管理を新たに行うとのことだが、これまでの市の直接管理との変更点は何があるのかとの質疑に対し、指定管理になれば、軽微な修繕については指定管理者の別子校区連合自治会が直接行うことができるようになるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第65号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第66号、新居浜市市民文化センター等の指定管理者の指定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 指定管理による経費削減効果はとの質疑に対し、市が直接管理を行っていた平成17年度と指定管理になった平成24年度決算額と比較をすると、2,413万893円の削減効果があった。留意点としては、今後電気料金が1キロワット2円5銭の値上げとなり、年間約400万円の費用が増加する見込みであるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第66号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第67号、新居浜市総合福祉センターの指定管理者の指定について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第67号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第68号、新居浜市障がい者福祉センターの指定管理者の指定について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第68号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第77号について御報告申し上げます。
 議案第77号、平成25年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第3款民生費、ただし第1項社会福祉費、2目国民年金費、6目交通安全対策費を除く、第4款衛生費、第1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、2目予防費、第10款教育費、第11款災害復旧費、第3項文教施設災害復旧費及び第4表債務負担行為補正追加、総合福祉センター管理委託料、障がい者福祉センター管理委託料、市民文化センター等管理委託料、別子山ふるさと館等管理委託料であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、障害者自立支援給付費に関して、見込みより利用者数がふえたため、給付費が増加したとのことだが、利用者数の状況はとの質疑に対し、平成24年9月の利用者数は1,153人、平成25年9月は1,299人で、12.7%の増加となっているとの答弁がありました。
 次に、子育て支援対策費に関して、子ども・子育て支援新制度に対応するシステムのパッケージシステム導入経費ほかとのことであるが、具体的な内容はとの質疑に対し、子ども・子育て支援関連3法が、平成24年8月に成立し、国から電子システムの構築に関する基本的な考え方が示され、市は県、国に対して交付金交付申請を行うこと、また全国的な支給認定状況や給付費支給状況等を国が把握する必要があるため、市、県、国で必要な情報を共有できる国が構築したシステムにアクセスをし、情報を報告、共有することを求められており、新たに対応できるパッケージシステムを導入しようとするものであるとの答弁がありました。
 次に、母子家庭自立支援費に関して、母子家庭等自立支援給付金事業の補助金の申請状況と今後の取り組みはとの質疑に対し、母子家庭等自立支援給付金事業のうち、高等技能訓練促進費は、7人分を当初予算に計上していたが、今年度は9人の申請があったため、その差額分についての増額である。また、今後は、母子家庭に制度をより利用していただくため、広報等を通じて制度の周知を行っていきたいとの答弁がありました。
 次に、塩の学習館建設事業に関して、2回も入札不調になっているが、原因を把握し、応札がある予算措置となっているのかとの質疑に対し、塩の学習館の入札がこれまで2回不調に終わった原因としては、東日本大震災の復興事業の拡大や消費税増税前の駆け込み需要に伴う民間投資の増加による建築資材価格の高騰、技能労働者の不足が考えられた。今回は、塩の学習館に使用する県産材などの見積額を実勢価格にできるだけ合わせた予算措置になっているとの答弁がありました。
 次に、図書館整備事業に関して、図書館南側に出入り口を整備する計画の方向性はとの質疑に対し、図書館南側の南池整備事業は、平成15年に住友各社との協議も調い、実施に向けて取り組んでいたが、平成16年の台風災害以降中断をしている。西側出入り口前の道路では、しばしば渋滞が発生し、図書館に出入りする車に支障が起きていることからも、南側出入り口は必要であり、整備計画を諦めたわけではないとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、消費税増税、東北の復興のためとして、本来なら人事院勧告で行うべき公務員の賃下げを行っているので反対するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第77号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第80号、平成25年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、賃金削減がデフレ不況の元凶であり、さらなる賃下げがデフレ不況を助長することとなるので反対するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第80号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第81号、平成25年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、OECD諸国の中でも日本の公務員は人件費、職員数は少ない状況であるので、さらなる賃下げを行うことは反対するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第81号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第82号、平成25年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、公務員の賃下げが続く中、民間においては不安定雇用が増加し、その影響で購買力が落ちデフレ不況の原因になっている。これからの日本経済、地域経済を回復させていく立場からも、こういうやり方はやめるべきであるので反対をするとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第82号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(山本健十郎) 次に、藤原市民経済委員長。
○8番(藤原雅彦)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
 本委員会は12月13日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第69号、議案第75号、議案第77号及び議案第78号の4件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第69号、新居浜市立女性総合センターの指定管理者の指定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、女性総合センターということで、たくさんの女性が利用されている。女性に所長をしていただいたほうが、女性も使いやすいのではないのかという意見があるがどうかとの質疑に対し、所長を男性に、女性にという性別での条件は出していない。市としては、能力のある方に所長になっていただいたらと思うとの答弁がありました。
 次に、指定期間が5年間ということだが、契約金額において消費税や電気料金の値上げにはどう対応するのかとの質疑に対し、来年度の指定管理の申請内容を見ると、電気代については1キロワットアワー2円5銭を四国電力が値上げしたので、もとの電気代に値上げ分を上乗せした金額が申請されている。消費税については、5%で申請されているが、4月以降は8%になるということなので、8%で計算することになるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第69号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第75号、新居浜市別子山地域バス運行条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第75号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第77号について御報告申し上げます。
 議案第77号、平成25年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第2款総務費、第3項戸籍住民基本台帳費、第3款民生費、第1項社会福祉費、2目国民年金費、6目交通安全対策費、第6款農林水産業費、第7款商工費、ただし財源補正を除く、第8款土木費、第2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費、渡海船事業特別会計繰出金、第11款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費及び第4表債務負担行為補正追加、女性総合センター管理委託料であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、森林そ生緊急対策事業に関して、そ生ということだが、植林などを行ったりするのかとの質疑に対し、この事業は、輸入木材に対抗できる効率的な国産材の生産体制の確立と、林業、木材産業の再生を図るための木材加工、バイオマス利用施設の整備を目的としており、植林は特に対象となってないとの答弁がありました。
 次に、別子木材センターは、最近、経営が非常に厳しくなってきているが、この事業の対象にはならなかったのか、また補助対象が山王ハウジング、瓜守材木店となった経緯はとの質疑に対し、別子木材センターは、間伐材というよりも集成材の加工が主になっているので、今回補助対象とはならなかった。また、バイオマスということで、いわゆる間伐材を利用してCO2の削減に寄与するのが目的ということ、また輸入材へ対抗するための補助であり、山王ハウジングと瓜守材木店から申請が出て、採択条件に合致したとの答弁がありました。
 次に、耕地災害復旧費に関して、台風17号と台風27号の被害を受けた48カ所の復旧を行っているが、これ以外の復旧箇所はあるのか、また遊休農地で被害を受けたところは対象外かとの質疑に対し、台風17号については、今回の補正が全てである。台風27号については、多くはなかったので、通常の予算の中で対応できるものについては対応していく。また、遊休農地については、基本的には使っているところが対象であるが、生産調整の関係で、ことしは少し休むというような場合は対応せざるを得ないと思っているとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、森林そ生緊急対策事業について、平成26年度までの事業ということだが、来年度は第三セクターである別子木材センターの乾燥機を更新して補助を受けたいという話があった。別子木材センターは、最近、仕事量も減ってきているということなので、こういう補助金のメニューを探してきて、少々の設備投資をしてでも仕事がふえる、また継続できるというように今後していっていただきたいということを要望して賛成する。同じく森林そ生緊急対策事業について、特にバイオ事業ということなので、除間伐材を利用するためには、山林から出してこないといけない。そのためにも、作業路をさらに充実させていくことによって作業に従事するという雇用も発生するので、林道整備をこれまで以上にやっていただくことを希望して賛成するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第77号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第78号、平成25年度新居浜市渡海船事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第78号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(山本健十郎) 次に、永易環境建設委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
 本委員会は12月16日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第64号、議案第70号、議案第71号、議案第74号、議案第76号、議案第77号及び議案第79号の7件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第64号、新居浜港務局督促手数料及び延滞金に関する規程の承認について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 ここに規定されている手数料や延滞金の例としてはどういったものがあるかとの質疑に対し、船を岸壁に係船する場合の係船料、荷さばき地や野積場の使用料及び貨物通過料等があるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第64号については、全員異議なくこれを承認すべきものと決しました。
 次に、議案第70号、新居浜市公営駐車場の指定管理者の指定について及び議案第71号、新居浜市公営自転車等駐車場の指定管理者の指定についての2件につきまして一括して御報告申し上げます。
 以上の2件について質疑の概要を申し上げます。
 西原中須賀駐車場に関して、年々駐車台数が減少傾向にあるとのことなので、民間駐車場もふえてきている中、その必要性も含め、今後のあり方を考える必要があると思うが、検討委員会を設置したりする等の対策はとの質疑に対し、検討委員会の設置は行っていないが、今回の指定管理の期間設定に際し、今後のあり方について料金、規模、管理体制等について来年度中に方向性を出すことが必要だと考え、期間を2年としたので、その中で関係者への調査も行いながら検討していきたいと考えているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第70号及び議案第71号の2件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第74号、新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 今回の改正により新たに入居資格の対象となる人が、すぐに入居可能な住宅の戸数は現状としてどのくらいを考えているのかとの質疑に対し、日ごろから住宅を確保しているわけではない。通常、市営住宅に入るには、2人以上の世帯の方でないと入れないが、今回の改正は、それを配偶者のみならず、交際相手から受けた暴力による被害者の場合でも1人での入居が可能になるという要件緩和のための改正となっているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第74号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第76号、新居浜市駐車場条例の制定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 駅前駐車場の利用期間の制限に関して、1週間を経過して駐車している車両については、調査の後、引き取り請求を行うとのことだが、駅前という短時間利用が前提となる駐車場において、1週間という期間設定は長過ぎると思うし、その1週間を経過してから調査、請求していたのでは、当該車両の処分まで長期間を要することになるのではないかとの質疑に対し、1週間を過ぎて駐車場の管理上支障がある場合には、他の場所に移動することができるとの答弁がありました。さらに、このことについて委員から、1週間経過後、他の場所へ移動させるまでの日程の期間は設定しているのか。すぐ移動させることができるようにしておかなければ、他の車両にも迷惑となり、管理運営上問題が生じるのではないかとの質疑があり、これに対して、移動までの期間設定はしていないが、本条例第15条に基づき、1週間を超える車両については速やかに移動させるということで御理解いただきたいとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第76号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第77号について御報告申し上げます。
 議案第77号、平成25年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第4款衛生費、ただし第1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、2目予防費、財源補正を除く、第8款土木費、ただし第2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費、渡海船事業特別会計繰出金、財源補正を除く、第11款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費、第2表継続費補正追加及び第4表債務負担行為補正追加、西原中須賀駐車場管理委託料、新居浜市駅前駐輪場管理委託料、環境活動促進費(マイバッグデザインコンテスト募集事業)であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、艇庫の建設に関して、国体の開催に向けてきちんとした対応をしてほしいと思うが、国体終了後の利活用の考えはとの質疑に対し、当面は国体対応であるが、市内小中学校において、ヨット部の新設を働きかけているというような話も聞いており、国体終了後においても艇庫がより有効に利活用されるよう、管理運営には十分配慮することとしたいとの答弁がありました。
 次に、マイバッグデザインコンテスト募集事業に関して、平成26年度で表彰まで行うということであるが、今後この事業を活用した計画は考えているのかとの質疑に対し、冬休みに小学校に依頼してデザインを募集する予定で、平成26年度に表彰するデザインを使って、毎年10月に行っているキャンペーンの際に配布する予定であるとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、人件費削減に反対であるため反対するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第77号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第79号、平成25年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
 本案について、質疑の概要を申し上げます。
 まず、受益者負担金等システム改修委託料に関して、軽微なものは職員で対応するということはできないのかとの質疑に対し、システムに関する内容については、職員では知識を備えていないため委託しているとの答弁がありました。
 次に、し尿処理に係る電気代の年間見込み額はとの質疑に対し、今年度の四国電力による値上げの要請を受けた年間の電気代見込み額は、下水処理場が7,629万5,000円で621万円の不足、衛生センターが3,874万4,760円で446万3,760円の不足となり、今回の増額補正要望に至ったとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、受益者負担金等システム改修委託料について、職員のスキルアップも見据え、軽微なソフトの改修であれば担当者が対応できるような体制づくりを要望し賛成する等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第79号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
 ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。岡崎溥議員。
○16番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
 ただいま議案となっております第77号ないし第82号の議案について反対の立場から討論させていただきたいと思います。
 一般会計と5つの特別会計についてのいずれも補正予算でございます。この中の給与の問題点について指摘させていただきまして、反対討論とさせていただきたいと思います。
 まず、日本の公務員の労働条件ですけれども、それでなくてもOECD諸国などと比較しても賃金も公務員数も最低クラスという中で賃金を引き下げるということでございますので、公務員さんの生活を大変追い詰めることになると。例えば、並行してやられていることについては、退職手当、いわゆる賃金の後払いという性質を持つものでございますけれども、これは退職後の生活を支えるという重要な役割を担っておりますけれども、これが1人当たり何と400万円を超えるカットというのが進行中です。その上に、新居浜市の職員の皆さんの給与、今もう年末になってますけれども、昨年の平成24年6月の時点で確認しましたところ、それまでの5年間で年収13万2,000円減となっているということを確認しております。ですので、さらに今回、7.8%の賃下げということなんですが、生活上、大変な大打撃を受けるということになっていることは申すまでもございません。そういう立場から、やっぱりこういうことはやめるべきというふうに思ったわけでございます。
 2つ目に、給与削減に至った経緯でございます。新居浜市にはもちろん責任はないんでありますが、消費税の2桁増税に伴いまして、自民党、公明党、民主党の皆さんが、国民の批判をかわすために、身を切るということにこれを使ったということでございます。そもそもこの賃下げの決定は、労働組合に対して一度の申し入れも交渉も行わず強行するという労働基本権の制約がある上に、問答無用で押しつけたものでございました。さらに、地方六団体の声明でも指摘されておりますように、そもそも地方公務員の給与は、地方が自主的に決定すべきものでございます。そして、国の政策目的を達成するための手段として、地方交付税を使うということはあってはならないと、こういうことを強く抗議しておりますし、また地方交付税を盾に自治体労使間の自主的な賃金決定を否定する行為は、地方自治への重大な介入、干渉であるということで抗議しているところでございます。そういう性格からしても、賃下げはよろしくないというふうに思うわけでございます。そして、福祉教育委員会の委員長からも報告をしていただいておりますが、これが全国で実施されたわけでございますので、今の消費不況、内需不足によるデフレ不況がさらに深刻化する要因になるということでありますし、地域経済はもちろんのこと、大きな打撃になるということで日本共産党は反対しているところでございます。
 以上で討論を終わります。ありがとうございました。
○議長(山本健十郎) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず議案第77号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第78号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第79号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第80号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第81号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第82号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第64号ないし議案第71号及び議案第73号ないし議案第76号の12件を一括採決いたします。
 以上の12件に対する委員長の報告は議案第64号は承認、議案第65号ないし議案第71号及び議案第73号ないし議案第76号の11件はいずれも可決であります。以上の12件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号はこれを承認、議案第65号ないし議案第71号及び議案第73号ないし議案第76号の11件はいずれも原案のとおり可決することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 報告第36号、報告第37号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第3、報告第36号及び報告第37号の2件を一括議題といたします。
 説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました報告第36号及び報告第37号につきまして御説明申し上げます。
 まず、報告第36号、専決処分の報告につきましては、和解についてでございまして、平成25年8月11日から同月16日にかけて、相手方が旧新居浜市清掃センターに不法に侵入し、火災通報装置の電源を損傷させ、及び電気ケーブルを切断して、約186キログラムの銅線を窃盗した事件につきまして、相手方及び相手方の連帯保証人と和解をするため、平成25年12月5日、専決処分をいたしましたので報告するものでございます。
 次に、報告第37号、専決処分の報告につきましては、和解及び損害賠償の額の決定についてでございまして、平成25年9月30日、萩生の市道岸の下中通り線において、東進中の小型自動車が、排水ます上を通過した際、当該排水ますの鉄ぶたがはね上がり、車両を損傷し、運転者が負傷した事故につきまして、相手方と和解し、損害賠償の額を69万5,787円と決定し、平成25年12月6日、専決処分いたしましたので、報告するものでございます。
 なお、詳細につきましては、それぞれ担当部長から補足説明いたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎) 補足説明を求めます。横川環境部長。
○環境部長(横川悦夫)(登壇) 報告第36号、専決処分の報告につきまして補足を申し上げます。
 議案書の1ページから3ページまでをお目通しください。
 本件は和解についてでございまして、平成25年8月11日から同月16日にかけて、相手方が旧新居浜市清掃センターに不法に侵入し、火災通報装置の電源を損傷させ、及び電気ケーブルを切断して、約186キログラムの銅線を窃盗した事件につきまして、相手方及び相手方の連帯保証人と和解をするため、平成25年12月5日、専決処分いたしましたので、報告するものでございます。
 和解の内容につきましては、当事者との協議及び顧問弁護士との協議によりまして、相手方は新居浜市に対し謝罪すること、相手方は新居浜市に対し窃盗した電気ケーブル約186キログラムに係る損害賠償金等17万4,270円を支払うこと、以上の事項以外には、新居浜市と相手方との間に一切の債権、債務のないことを確認し、和解といたしたものでございます。
 なお、損害賠償金等につきましては、平成25年12月9日に相手方から支払われております。
○議長(山本健十郎) 曽我建設部長。
○建設部長(曽我忠)(登壇) 報告第37号、専決処分の報告につきまして補足を申し上げます。
 議案書の4ページ、5ページをお開きください。
 本件は、和解及び損害賠償の額の決定についてでございまして、平成25年9月30日午前10時40分ごろ、市道岸の下中通り線、萩生1419番地の9地先路上において、東進中の小型乗用車が排水ます上を通過した際、当該排水ますの鉄ぶたがはね上がり、車両を損傷し、運転者が負傷した事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、平成25年12月6日、専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
 和解の内容といたしましては、当事者との協議及び全国市有物件災害共済会の査定によりまして、新居浜市は相手方に対し、車両に関する損害額等合計69万5,787円を支払いすることといたしたものでございます。
 なお、損害賠償の額につきましては、全額全国市有物件災害共済会から支払われる予定となっております。
 今回の事故原因となりました排水ますにつきましては、ふたの状態が危険であったため、ふたの撤去等安全対策を行っております。今後におきましても、危険箇所の早期発見、早期対応に努めますとともに、より一層市道の適正な維持管理に努めてまいります。
 以上で補足を終わります。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
 報告第36号及び報告第37号の2件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
 ここで当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
  午前10時54分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時35分再開
○議長(山本健十郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  日程第4 請願第4号、請願第5号、請願第7号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第4、請願第4号、請願第5号及び請願第7号の3件を一括議題といたします。
 以上の3件に関し、企画総務委員長及び市民経済委員長の報告を求めます。まず、伊藤企画総務委員長。
○13番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました請願第4号及び請願第5号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、請願第4号、伊方原発の再稼働を認めないことを求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、福島原発事故が収束していない中、再稼働審査が進められている伊方原発の再稼動を認めないよう関係行政庁に対し意見書の提出方を請願されているものであります。
 本件に関し討論に付したところ、今、原発を稼働せずに日本のエネルギーを賄っているが、ほとんどが火力発電で、施設も老朽化し、コストも高く、産業界に対する影響も大きい。脱原発というのは、国民的な合意だとは思うが、急速に脱原発を求めずに、段階的に新エネルギーを主体とする体制に持っていくべきと思うので反対する。いつ事故が起こるかわからず、原発を稼働するとより大変なことになり、多くの人がいろいろ危惧していることが多いので、再稼働には反対なので、請願に賛成する等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、請願第4号については、賛成少数をもってお手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
 次に、請願第5号、特定秘密保護法の制定に反対する意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、国民の知る権利や言論の自由という観点から、国会で審議されている特定秘密保護法案について制定しないよう関係行政庁に対し意見書の提出方を請願されているものであります。
 本件に関し討論に付したところ、既に法案が国会で成立しており、今の時点でこの請願を新居浜市議会で採択する必要はないと思うので反対する。法律が制定されてしまい、制定に反対するという意見書は苦しいが、特定秘密保護法ということに関しては、これからもどうなっていくかを見ていかなければいけないので、継続審査とすべきである。特定秘密保護法に関しては、法案の名前そのものに違和感があり、特定情報保護法という名前にしていたら、ここまでの反対もないような気がするが、法案自体も成立しており、不採択が適当だと思うので反対する等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て、まず閉会中の継続審査を諮りましたが、賛成少数で継続審査にしないこととなったため、採決の結果、請願第5号については、賛成少数をもってお手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
 以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(山本健十郎) 次に、藤原市民経済委員長。
○8番(藤原雅彦)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました請願第7号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 請願第7号、TPP交渉に関する国会決議遵守を求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、TPP交渉に当たっては、政府・与党一体となって取り組み、農林水産部門の重要5品目など聖域の確保を最優先し、確保できない場合は、脱退も辞さないということとしたTPP交渉に関する衆参両院の農林水産委員会の決議の遵守を求めるため、関係行政庁に対し意見書の提出方を請願されているものであります。
 本件に関し討論に付したところ、以前にも慎重な対応を求める意見書を提出した。言われることがわからなくもないが、請願書を見るとTPPに断固反対となっているので、請願者にその辺の確認をするということも含めて継続でお願いしたい。国会決議もされているので賛成である。断固反対とのタイトルであるが、請願内容は、農林水産分野の重要5品目となっているので、その辺については意見書を提出するときに相談して、今回は採択としたらよいと思うとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て、まず閉会中の継続審査を諮りましたが、賛成少数で継続審査にしないこととなったため、本件について採決に当たり一部退場する者もありまして、採決の結果、請願第7号については、全員異議なくお手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、採択すべきものと決しました。
 以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
 ただいまの企画総務委員長及び市民経済委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。高須賀順子議員。
○17番(高須賀順子)(登壇) 日本共産党の高須賀順子です。
 請願第4号、伊方原発の再稼働を認めないことを求める請願に賛成の立場で討論します。
 国内でただ一つ運転していた大飯原発4号機が、9月15日にとまり、原発による発電ゼロが1年2カ月ぶりに再び実現しました。ところが、政府、電力会社は、再稼働の動きを強めています。伊方原発3号機については、規制委員会で重要免震棟の設置を評価したり、電力各社が再稼働申請した原発で初めての現地調査を実施するなど、けさの新聞によりますと、再稼働二番手グループにすると報道されています。原発事故のリスクは、余りに巨大です。伊方原発で一たび事故が起これば、放射能汚染は愛媛県内にとどまりません。多くの人が被曝し、故郷を奪われ、避難生活を強いられます。瀬戸内海は、死の海となり、全国に誇るミカンや漁業資源など、沿岸の暮らし、産業が壊滅的な打撃を受けます。現在、使用済みの核のごみ、核燃料棒1,350本を長期間保管し続けることなど、将来に大きなツケと危険を残します。伊方原発の30キロメートル以内に住む約26万人の短時間避難は、ほとんど不可能であります。12月15日、新聞は、東電賠償資金無利子の融資枠を約10兆円にも拡大と報じております。莫大な税金であります。原発推進派は、供給が不安定、コストが高いなどと言うが、原発こそ究極の高コストであることは、福島原発の現実が示しています。事故は、収束するどころか、被害は拡大し続け、放射能汚染水がふえ続け、海洋への大規模な放射能汚染の危機、非常事態に直面しています。12月1日、松山市で原発ゼロ、再稼働やめよと約8,000人が集まり、集会、デモ行進を行いました。初めて参加した女性は、激しく雨が降っても帰る人がいなかったと感動していました。毎週金曜日の夜、首相官邸前行動を初め、全国での再稼働反対、原発ゼロの声は続き、数カ月に一度、数万の人々が集まる大規模な集会が行われています。政府は、全ての原発から直ちに撤退する政治決断をすべきです。国民の切実な願いです。日本の原発の40倍に上る巨大な潜在力を持つ再生可能エネルギーへの大転換こそ、明るい未来はあるのです。
 以上の立場から、賛成してくださるようお願いをして、請願第4号の討論を終えます。
 請願第7号、TPP交渉に関する国会決議遵守を求める請願に日本共産党を代表して賛成の立場で討論します。
 TPPは、アメリカ型の貿易と投資の自由化と市場原理主義を国際ルールとして押しつけようというものであります。それは、農林水産業、食の安全、医療など、国民生活と日本経済のあらゆる分野に多大な犠牲をもたらし、日本の経済主権を放棄し、アメリカに日本を丸ごと売り渡す亡国の協定にほかならない。こうしたTPPを安倍政権は、二重の公約違反で推進しています。第1は、丁寧な情報提供を約束しながら、徹底した秘密交渉で交渉妥結に突き進んでいることであります。第2は、守るべきものは守るとし、農産物の重要5品目を聖域にすると公約しながら、その関税撤廃に踏み込んだことであります。関税の全品目撤廃を要求するアメリカに、政府は屈してはなりません。日本共産党は、秘密交渉と公約違反のTPP交渉から直ちに撤退することを強く求めます。食料主権、経済主権の相互尊重に立った互恵平等の経済関係を発展させるために力を尽くします。
 以上の立場から、請願第7号に賛成いたします。
○議長(山本健十郎) 岡崎溥議員。
○16番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
 請願第5号、特定秘密保護法の制定に反対する意見書の提出方について、賛成の立場から討論したいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
 きのうの新聞を見ましてぞっとしました。秘密保護法と一体で強行成立させた国家安全保障会議、日本版NSCと呼ばれておりますけれども、これについての安倍政権の初仕事でございます。5年間で1兆2,800億円もの異常な軍備増強、日米軍事同盟強化の路線というのがはっきりしました。そして、日本製の兵器で、他国民を殺すことにもなる武器輸出三原則の廃止が打ち出されました。紛争は、軍事によらず、外交で解決するというのが世界の大勢になっておりますのに、軍事一辺倒、前のめりになっております。安倍首相は、私を右翼の軍国主義者と呼びたければ呼べ、こういうふうに言いましたが、いよいよその本性をあらわしてきたなと私は感じました。北朝鮮の軍事力の強化や中国の急速な台頭など、アジア太平洋の安全保障環境の変化を強調しまして、問題を外交で解決するという展望は打ち出そうとはしておりません。安倍首相が持ち出した積極的平和主義、これは日本が集団的自衛権を行使し、アメリカと一緒になって戦争をする国にすることであります。外交努力や人的貢献、これを後回しにしております。
 さて、臨時国会最終盤に強行に次ぐ強行で成立させた特定秘密保護法、これについて国民の批判が巻き起こりました。そして、非常に厳しいことから、安倍首相は、9日の記者会見で、こういうふうに言っております。私自身がもっともっと丁寧に時間をとって説明すべきであったと反省もしているなどと白々しい言いわけをして見せました。同時に、よい法律にすることができたなどと居直ったわけであります。しかし、何の具体的根拠を示すこともなく、全くでたらめな内容といいますか、説明でございました。具体的には、首相は、今ある秘密の範囲が広がることはありませんと根拠なく言い切りましたが、行政機関の長が、勝手に秘密を指定できる構造になっていることはそのままになっております。秘密の定義も、防衛、外交から特定有害活動やテロ防止まで、広範で曖昧なため、何でも指定できる危険があるわけであります。国民は何が秘密にされているのか、わからないままでございます。また、こういうふうにも言いました。一般の方が巻き込まれることも決してありませんと。国民の反発をかわそうとごまかしているわけでございますが、法のどこにもそんな保障はありません。国民生活は、巻き込まれないどころか、尾行、張り込みなど暗闇の監視社会になります。逮捕され、裁判になっても、何が理由なのか明らかにされない。そして最高懲役10年、こういう暴力的な装置をつくって、国民を支配していくという狙いは明らかでございます。また、首相は、秘密の取り扱いについて、透明性が増すことになったなどとごまかしました。とんでもございません。採決間際に駆け込み的に発表した第三者的機関なるものは、全て政府の内部につくるものでありまして、第三者どころか身内がやるだけではありませんか。
 次に、この特定秘密保護法の狙いを示す象徴的な発言がございました。暴力と憎しみの連鎖を生み、恐怖社会をつくるだけのテロ、その卑劣な行為を国民のデモと同列視し、日本が再び他国を攻撃できる殴り込み部隊でございます海兵隊を持つべきだとも口にしております。さらに、今の法律では最高懲役7年だが、国防軍としたもとでは、出撃命令拒否は死刑だなどと発言してきた石破幹事長、憲法をかえ、自衛隊を国防軍にかえ、最悪の暴力である戦争に日本を巻き込もうとする政権党の中心人物でございますが、特定秘密保護法に関して、次のように報道を規制する発言をしました。報道することで、我が国の安全が危機に瀕するということであれば、何らかの方法で規制されることになる。秘密情報の入手は、罰せられない。しかし、報道機関による発表は罰せられる。これは11日の日本記者クラブでの発言です。また、報道の自由だということで報道する。でも、大勢の人が死にましたというとどうなるのか、こういうふうに12日のラジオ番組で発言しました。さて、秘密を報じれば国家の危機を招き、大勢の国民が死ぬことになるのでしょうか。報道よりも国民の命が優先だと言いたいのでございましょうが、これは逆さまの議論であります。例えば、日本はかつて世界を相手にしたアジア、太平洋戦争をやってまいりました。この侵略戦争を報道した大本営の発表は、日本が大敗北しても勝利したかのようなうそを垂れ流し、退却も転進と言いかえるなど、国民から真実を覆い隠してきました。その発表は、太平洋戦争の45カ月間で846回にも及ぶわけであります。そうしておびただしい数の犠牲者を出したわけであります。また、ベトナム戦争の全面化につながったあの1964年のトンキン湾事件、米軍部の捏造によったものであったことが明らかになっております。そして、ベトナム戦争の犠牲者は、ベトナム人300万人、米軍6万人近くに上るわけであります。イラク戦争もそうでございました。フセイン政権の大量破壊兵器があるぞ、開発しているぞ、こういうことを理由に、米国の攻撃が始まったわけでございますけれども、そうした事実はなかった、このことが明らかになっているではありませんか。死者は民間人12万人以上というふうに言われております。このとき日本は、アメリカの言い分をうのみにして、戦争を支持し、自衛隊を派兵し、米軍航空機材や武装米兵の空輸まで行って、人殺しの手伝いをしたわけであります。政府は、今もってイラク戦争を支持、派兵したことの検証をせず、誤りも認めておりません。大勢の人が死ぬ、この戦争は、真実を覆い隠すことから始まります。石破氏の発言は、歴史をわきまえず、秘密を盾にした戦争への道にまっしぐらに突き進む方向でございます。
 いろいろ申し述べましたが、最後に、アメリカの世界戦略についてちょっと触れてみたいと思うわけであります。いろいろ複雑な動きもありますが、アメリカは、中国ともともとソ連だったロシアとは、直接対決はしない。どちらが勝ってもとんでもない結果になるからであります。どちらとも友好とほどよい緊張関係を維持する。しかし、中国と日本は、尖閣諸島の問題で、日本とソ連、今はロシアですが、千島列島の問題で対立関係をつくって、潰し合えば、アメリカにとって大変都合がいい。だから、第二次大戦の戦後処理は、そのように仕組まれたし、そのように展開させられているところであります。という見方もあることを紹介しまして、賛成討論を終わります。ありがとうございました。
○議長(山本健十郎) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず請願第4号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第4号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、請願第4号は不採択と決しました。
 次に、請願第5号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第5号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、請願第5号は不採択と決しました。
 次に、請願第7号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は採択であります。請願第7号は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、請願第7号は採択と決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 0時02分休憩
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  午後 1時00分再開
○議長(山本健十郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  日程第5 委員会の閉会中の継続審査
○議長(山本健十郎) 次に、日程第5、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
 各常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付をいたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず請願第6号を採決いたします。
 起立しない者は、閉会中の継続審査に反対とみなします。
 本件については、市民経済委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、請願第6号については、市民経済委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、陳情第1号を採決いたします。
 起立しない者は、閉会中の継続審査に反対とみなします。
 本件については、福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、陳情第1号については、福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、陳情第4号を採決いたします。
 起立しない者は、閉会中の継続審査に反対とみなします。
 本件については、福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、陳情第4号については、福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、陳情第5号を採決いたします。
 起立しない者は、閉会中の継続審査に反対とみなします。
 本件については、福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、陳情第5号については、福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、請願第3号及び陳情第3号の2件を一括採決いたします。
 以上の2件については、企画総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、請願第3号及び陳情第3号の2件については、企画総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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  日程第6 議員の派遣
○議長(山本健十郎) 次に、日程第6、議員の派遣を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 なお、この際、申し上げます。ただいま決定いたしました議員派遣の内容につきまして、諸般の事情により変更が生じる場合には、議長に御一任を願います。
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  議案第83号~議案第85号、諮問第2号
○議長(山本健十郎) お諮りいたします。ただいま市長から議案第83号ないし議案第85号及び諮問第2号の4件が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第83号ないし議案第85号及び諮問第2号の4件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議案第83号ないし議案第85号及び諮問第2号の4件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第83号から議案第85号まで及び諮問第2号の4件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第83号、新居浜市監査委員の選任につきましては、新居浜市監査委員仙波教夫氏は、平成25年12月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに監査委員の選任を必要といたしますため、新居浜市監査委員に柿並哲也氏を選任するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
 次に、議案第84号、新居浜市固定資産評価審査委員会の委員の選任につきましては、新居浜市固定資産評価審査委員会の委員神野和彦氏及び大西宏明氏は、平成25年12月23日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の選任を必要といたしますため、新居浜市固定資産評価審査委員会の委員に、神野和彦氏及び渡邊哲郎氏を選任するについて御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
 次に、議案第85号、新居浜港務局委員会の委員の任命につきましては、新居浜港務局委員会の委員杉崎桂氏は、平成25年9月30日をもって辞任いたしましたので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜港務局委員会の委員に武田光正氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
 次に、諮問第2号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員野口敦子氏は、平成25年9月30日をもって辞任し、高橋正明氏及び神野隆義氏は、平成26年3月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に神野恵子氏、高橋正明氏及び神野隆義氏を推薦いたしたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
 議案第83号ないし議案第85号及び諮問第2号の4件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第83号ないし議案第85号及び諮問第2号の4件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号ないし議案第85号及び諮問第2号の4件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず議案第83号ないし議案第85号の3件を一括採決いたします。
 以上の3件はいずれもこれに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号ないし議案第85号の3件は、いずれもこれに同意することに決しました。
 次に、諮問第2号を採決いたします。
 本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は異議ない旨答申することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時09分休憩
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  午後 1時10分再開
○議長(山本健十郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  農業委員会の委員の推薦について
○議長(山本健十郎) お諮りいたします。この際、農業委員会の委員の推薦についてを日程に追加し議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、この際、農業委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたします。
 本件は、議会が推薦した農業委員藤原雅彦議員、高橋一郎議員、仙波憲一議員及び山本健十郎が辞任したので、後任委員の選任について市長から推薦方の依頼があったもので、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定による議会推薦の農業委員の推薦を行うものであります。
 お諮りいたします。農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、議会推薦の農業委員に佐々木文義議員、大條雅久議員、高橋一郎議員、加藤喜三男議員を推薦いたしたいと思います。
 以上の4人を推薦することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、以上の4人を推薦することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時11分休憩
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  午後 1時12分再開
○議長(山本健十郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  議会議案第6号
○議長(山本健十郎) お諮りいたします。ただいま近藤司議員外5人から議会議案第6号が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、この際、議会議案第6号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議会議案第6号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。近藤司議員。
○24番(近藤司)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第6号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 本案は、TPP交渉に関する国会決議遵守を求める意見書の提出についてであります。
 TPPをめぐる情勢については、現在分野別の会合を重ねている中、情報管理の徹底により、交渉の進捗見通しは不透明な状況にあります。
 こうした中、日本政府は、10月8日にインドネシア、バリで開催されたTPP首脳会合で、改めて年内妥結に向けた決意が示され、その中で積極的かつ建設的な役割を担っていくとし、年内妥結に強い意欲を示していましたが、12月7日からシンガポールで開催されたTPP閣僚会合では、妥結には至らず、再度会合を開催する予定となりました。言うまでもなく、衆参両院の農林水産委員会の決議は、国権の最高機関である国会の意思表明であり、TPP交渉参加の前提となった経緯を踏まえ、決議は必ず厳守されなければなりません。
 よって、TPP交渉に関して、政府・与党一体となって取り組み、農林水産分野の重要5品目など聖域の確保を最優先し、確保できない場合は、脱退も辞さないこととしたTPP交渉に関する国会決議を必ず遵守されるよう、関係行政庁に対し意見書を提出しようとするものであります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
 議会議案第6号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第6号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第6号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時16分休憩
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  午後 1時16分再開
○議長(山本健十郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより議会議案第6号を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第6号は原案のとおり可決されました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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  監査委員退任の挨拶
○議長(山本健十郎) この際、今期定例会をもって退職されます仙波監査委員から挨拶があります。仙波監査委員。
○監査委員(仙波教夫)(登壇) 監査委員の仙波でございます。市長以下、市の幹部の皆々様、また議員の方々、日ごろから大変お世話をかけておりまして、改めて御礼を申し上げたいと存じます。
 この12月をもちまして、私の監査委員の任期が満了することになりました。つきましては、一言御挨拶を申し上げます。
 この4年間、行政のほんのごく一部だとは思いますけれども、かいま見せていただきました。市の業務は、私が想像していたよりも多岐にわたっており、市の職員の皆様には、人知れずあらゆるところで縁の下の力持ちの役割を果たし、業務に精励されていることを見てまいりました。また、議員の皆様には、市民と市政のつなぎの役割を果たすべく、日夜奮闘されていること、非常に感銘を受けたところでございます。このような行政の生の姿を見ることができる機会を私に与えていただきましたこと、感謝にたえません。
 さて、監査を行う中で、いろいろな皆様にいろんなことを申し上げてきたことでございますけれども、最後に2つほど今私が市の行政の中で最も感じている部分について申し上げまして、私の挨拶にかえたいと存じます。
 1つ目は、監査は、健全性の監査と効率性の監査の大きく2つに分かれることは皆様も御承知のとおりであります。不正の防止など、健全性に関する監査の重要性は、申し上げるまでもありませんけれども、今日本の行政に求められていることは、効率性、経済性の改善に大きく監査を求めているのではないかと考えております。国の財政は、非常に厳しく、今後も楽観できません。このような中で、費用対効果を見きわめつつ、歳出を上手に抑制していくことが何より必要なのではないでしょうか。無駄を極力排することが今求められているように感じます。
 2つ目は、行政のスピードです。予算に縛られることが多く、行政のスピード感はいま一つのように感じます。スピード感を持って仕事を進めることが、今いかに求められるかということをよくよく考えていただきたいと存じます。
 以上、私の挨拶を終えたいと思います。長い間、ありがとうございました。
○議長(山本健十郎) 仙波監査委員、大変御苦労でございました。
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  市長挨拶
○議長(山本健十郎) 市長から挨拶があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 閉会に当たりまして一言御挨拶申し上げます。
 今議会に提案いたしました新居浜市別子山ふるさと館等の公の施設の指定管理者を指定するための議案や新居浜市駐車場条例の制定を初め、平成25年度一般会計補正予算など、重要諸案件につきまして、議員の皆様方には御熱心に御審議をいただき、ただいまそれぞれの案件につきまして御議決、御同意を賜ることができました。
 審議の過程や一般質問、討論の中で御指摘いただきました御意見、御提言等につきましても、今後の市政運営の中で十分配慮をしてまいります。
 さて、今議会の中でも御説明させていただきましたが、私の公約でもあります政策懇談会から地域コミュニティーの再生、経済の再生、そして市政全般に関する事項についてそれぞれ御提言をいただきました。いただいた御提言につきましては、早期に実施できるものあるいは中長期的に取り組むべきもの等ありますが、できる限り新年度予算に反映させ、御提案したいと考えております。そして、議会での審議等を通じまして、市政のさらなる発展に全力で取り組んでまいる所存でございます。
 また、先日、世相を最も反映したことしの漢字に「輪」が選ばれました。選ばれた理由として、2020年の東京オリンピックの開催決定や富士山の世界遺産登録を日本全体が輪になって喜んだこと、また台風などの自然災害においても、被災地に多くの支援の輪が広がったことなどが上げられております。本市におきましても、市民、企業、議会、行政が一体となった輪を大切に、ふるさと新居浜のさらなる発展に取り組んでまいります。
 また、もう一つうれしいニュースとして、第1回笑顔甲子園に出場し、今年度第3回笑顔甲子園には審査員として御参加いただきました、たかまつななさんが、先日の20歳以下のお笑い日本一決定戦において、1,278組のエントリーから激戦を勝ち抜き、見事優勝をいたしました。第二のふるさととして新居浜のことを思ってくれている彼女のことはもちろんのこと、このように全国各地で活躍している新居浜にゆかりのある方、また新居浜出身の方々との輪も大切にしていきたいと考えております。これからも市民、企業、議会、各種団体の皆様方とこれまで以上に連携、協働を図りながら、チーム新居浜の一員として、複雑多様化した行政課題の解決や地域活力の創出に向けた取り組みを一歩一歩着実に前進させ、笑顔輝く新居浜市の実現に努めてまいります。
 また、ただいま御挨拶をいただきました仙波監査委員さんには、大変お世話になり、ありがとうございました。ますます御自愛の上、市政のため一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げたいと思います。
 結びになりますが、これから年の瀬を迎え、市民の皆様を初め、議員の皆様には御多忙な毎日と存じますが、御健康には十分御留意なされ、お元気でお健やかな御越年をされまして、輝かしい新年をお迎えになりますことを心からお祈り申し上げまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございます。
○議長(山本健十郎) これにて平成25年第5回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
  午後 1時25分閉会