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平成28年第1回新居浜市議会定例会会議録 第2号

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目次

議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開議(午前10時00分)
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 一般質問
 山本健十郎議員の質問(1)
  1 市長の政治姿勢について
   (1) 一期(3年間)の取り組み
   (2) 一期の仕上げ
   (3) 二期目のかじ取り(出馬)
  2 人口ビジョンと総合戦略について
  3 防災拠点施設の進捗状況と見通しについて
  4 福祉行政について
   (1) 地域包括支援センター
   (2) 介護保険制度の改正
  5 駅周辺施設の取り組みと問題点について
   (1) あかがねミュージアム
   (2) 駅南駐車場
   (3) ホテル東横イン建設
   (4) 駅跨線橋のエレベーター設置
  6 道路行政について
  7 総合運動公園建設について
  8 観光行政とマイントピア別子について
 石川市長の答弁
  1 市長の政治姿勢について
   (1) 一期(3年間)の取り組み
   (2) 一期の仕上げ
   (3) 二期目のかじ取り(出馬)
  2 人口ビジョンと総合戦略について
  4 福祉行政について
   (2) 介護保険制度の改正
  5 駅周辺施設の取り組みと問題点について
   (4) 駅跨線橋のエレベーター設置
  6 道路行政について
  7 総合運動公園建設について
  8 観光行政とマイントピア別子について
休憩(午前11時00分)
再開(午前11時10分)
 阿部教育長の答弁
  5 駅周辺施設の取り組みと問題点について
   (1) あかがねミュージアム
 岡部福祉部長の答弁
  4 福祉行政について
   (1) 地域包括支援センター
 原建設部長の答弁
  5 駅周辺施設の取り組みと問題点について
   (2) 駅南駐車場
   (3) ホテル東横イン建設
  6 道路行政について
 藤田消防長の答弁
  3 防災拠点施設の進捗状況と見通しについて
 山本健十郎議員の質問(2)
  4 福祉行政について
  6 道路行政について
 石川市長の答弁
  6 道路行政について
 岡部福祉部長の答弁
  4 福祉行政について
 山本健十郎議員の質問(3)
  5 駅周辺施設の取り組みと問題点について
  7 総合運動公園建設について
 佐々木文義議員の質問(1)
  1 地域再生から地方創生へについて
 石川市長の答弁
  1 地域再生から地方創生へについて
休憩(午前11時54分)
再開(午後 1時00分)
 佐々木文義議員の質問(2)
  2 マイナンバーについて
 寺田企画部長の答弁
  2 マイナンバーについて
 関市民部長の答弁
  2 マイナンバーについて
 佐々木文義議員の質問(3)
  2 マイナンバーについて
休憩(午後 1時09分)
再開(午後 1時11分)
 関市民部長の答弁
  2 マイナンバーについて
 佐々木文義議員の質問(4)
  2 マイナンバーについて
  3 健康福祉について
   (1) 産後ケア体制
   (2) 病児・病後児保育
 石川市長の答弁
  3 健康福祉について
   (1) 産後ケア体制
 岡部福祉部長の答弁
  3 健康福祉について
   (1) 産後ケア体制
   (2) 病児・病後児保育
 佐々木文義議員の質問(5)
  3 健康福祉について
  4 介護ロボットについて
 石川市長の答弁
  4 介護ロボットについて
 佐々木文義議員の質問(6)
  4 介護ロボットについて
  5 別子山診療所について
 岡部福祉部長の答弁
  5 別子山診療所について
 佐々木文義議員の質問(7)
  5 別子山診療所について
  6 女性消防団について
 藤田消防長の答弁
  6 女性消防団について
 佐々木文義議員の質問(8)
  6 女性消防団について
  7 18歳選挙権について
 櫻木選挙管理委員会事務局長の答弁
  7 18歳選挙権について
 佐々木文義議員の質問(9)
  7 18歳選挙権について
 櫻木選挙管理委員会事務局長の答弁
  7 18歳選挙権について
 佐々木文義議員の質問(10)
  7 18歳選挙権について
  8 市政運営について
   (1) 道路の整備
   (2) 雇用促進住宅・国家公務員宿舎の活用
   (3) 自転車の街づくり
   (4) 健康都市づくり
   (5) 子ども医療費助成
   (6) スポーツの振興
   (7) 市制80周年事業
 石川市長の答弁
  8 市政運営について
   (4) 健康都市づくり
   (5) 子ども医療費助成
   (7) 市制80周年事業
休憩(午後 1時57分)
再開(午後 2時08分)
 阿部教育長の答弁
  8 市政運営について
   (6) スポーツの振興
 寺田企画部長の答弁
  8 市政運営について
   (2) 雇用促進住宅・国家公務員宿舎の活用
 伊藤環境部長の答弁
  8 市政運営について
   (3) 自転車の街づくり
 原建設部長の答弁
  8 市政運営について
   (1) 道路の整備
 佐々木文義議員の質問(11)
  8 市政運営について
 石川市長の答弁
  8 市政運営について
 岡部福祉部長の答弁
  8 市政運営について
 佐々木文義議員の質問(12)
  8 市政運営について
 篠原茂議員の質問(1)
  1 ものづくり産業について
   (1) ものづくり産業の経済状況
   (2) 新居浜市ものづくり産業振興ビジョンの総括と今回の見直し
   (3) アクションプラン
 石川市長の答弁
  1 ものづくり産業について
   (1) ものづくり産業の経済状況
   (2) 新居浜市ものづくり産業振興ビジョンの総括と今回の見直し
   (3) アクションプラン
 篠原茂議員の質問(2)
  1 ものづくり産業について
 寺村経済部長の答弁
  1 ものづくり産業について
 篠原茂議員の質問(3)
  1 ものづくり産業について
  2 新しい学校と地域のあり方について
   (1) コミュニティ・スクール導入
   (2) 地域学校協働本部
   (3) 別子中学校学び創生事業
   (4) 放課後児童クラブとまなび塾
   (5) 子ども食堂
休憩(午後 3時04分)
再開(午後 3時14分)
 阿部教育長の答弁
  2 新しい学校と地域のあり方について
   (1) コミュニティ・スクール導入
   (2) 地域学校協働本部
   (3) 別子中学校学び創生事業
   (4) 放課後児童クラブとまなび塾
 岡部福祉部長の答弁
  2 新しい学校と地域のあり方について
   (5) 子ども食堂
 篠原茂議員の質問(4)
  2 新しい学校と地域のあり方について
 岡部福祉部長の答弁
  2 新しい学校と地域のあり方について
 篠原茂議員の質問(5)
  2 新しい学校と地域のあり方について
  3 自転車の街の復活について
   (1) 新居浜市自転車ネットワーク整備基本計画
   (2) ネットワーク路線の整備主体や整備時期
   (3) 新須賀山根線の未整備区間
   (4) ソフト対策
 伊藤環境部長の答弁
  3 自転車の街の復活について
   (1) 新居浜市自転車ネットワーク整備基本計画
   (4) ソフト対策
 原建設部長の答弁
  3 自転車の街の復活について
   (1) 新居浜市自転車ネットワーク整備基本計画
   (2) ネットワーク路線の整備主体や整備時期
   (3) 新須賀山根線の未整備区間
 篠原茂議員の質問(6)
  3 自転車の街の復活について
 原建設部長の答弁
  3 自転車の街の復活について
 篠原茂議員の質問(7)
  3 自転車の街の復活について
 原建設部長の答弁
  3 自転車の街の復活について
 篠原茂議員の質問(8)
  3 自転車の街の復活について
  4 地域おこし協力隊について
   (1) 地域おこし協力隊、地域、別子山支所、想いの共有
   (2) 別子山支所の対応
   (3) 研修等の実施
   (4) 地域おこし協力隊への支援
   (5) 意見交換会の場の確保
 寺村経済部長の答弁
  4 地域おこし協力隊について
   (1) 地域おこし協力隊、地域、別子山支所、想いの共有
   (2) 別子山支所の対応
   (3) 研修等の実施
   (4) 地域おこし協力隊への支援
   (5) 意見交換会の場の確保
 篠原茂議員の質問(9)
  4 地域おこし協力隊について
 寺村経済部長の答弁
  4 地域おこし協力隊について
散会(午後 3時58分)


本文

平成28年3月1日 (火曜日)
   議事日程 第2号
第1 会議録署名議員の指名
第2 一般質問
   議案第20号 平成28年度新居浜市一般会計予算
   議案第21号 平成28年度新居浜市貯木場事業特別会計予算
   議案第22号 平成28年度新居浜市渡海船事業特別会計予算
   議案第23号 平成28年度新居浜市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
   議案第24号 平成28年度新居浜市平尾墓園事業特別会計予算
   議案第25号 平成28年度新居浜市公共下水道事業特別会計予算
   議案第26号 平成28年度新居浜市国民健康保険事業特別会計予算
   議案第27号 平成28年度新居浜市介護保険事業特別会計予算
   議案第28号 平成28年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計予算
   議案第29号 平成28年度新居浜市工業用地造成事業特別会計予算
   議案第30号 平成28年度新居浜市水道事業会計予算
   議案第31号 平成28年度新居浜市工業用水道事業会計予算
   議案第32号 平成27年度新居浜市一般会計補正予算(第7号)
   議案第33号 平成27年度新居浜市渡海船事業特別会計補正予算(第2号)
   議案第34号 平成27年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)
   議案第35号 平成27年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
   議案第36号 平成27年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
   議案第37号 平成27年度新居浜市工業用地造成事業特別会計補正予算(第3号)
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
――――――――――――――――――――――
  出席議員(26名)     
 1番    神野 恭多
 2番    米谷 和之
 3番    井谷 幸恵
 4番    藤田 誠一
 5番    田窪 秀道
 6番    小野 辰夫
 7番    太田 嘉一
 8番    岩本 和強
 9番    三浦 康司
 10番     篠原 茂
 11番   大條 雅久
 12番   高塚 広義
 13番   藤原 雅彦
 14番   豊田 康志
 15番   永易 英寿
 16番   伊藤 謙司
 17番   藤田 豊治
 18番   藤田 幸正
 19番   岡崎 溥
 20番   伊藤 優子
 21番   佐々木 文義
 22番   真木 増次郎
 23番   仙波 憲一
 24番   近藤 司
 25番   加藤 喜三男
 26番   山本 健十郎
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
 なし
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長                 石川 勝行
 副市長              近藤 清孝  
 企画部長             寺田 政則
 総務部長             藤田 佳之
 福祉部長             岡部 嘉幸
 市民部長             関   福生
 環境部長             伊藤 公夫
 経済部長             寺村  伸治
 建設部長               原  一之
 消防長               藤田 秀喜
 水道局長              本田 陸治
 教育長               阿部 義澄
 教育委員会事務局長      木村 和則
 監査委員             田中 洋次
 選挙管理委員会事務局長  櫻木 俊彰
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長             多田羅 弘
 議事課長              原   正夫
 議事課主幹            伊藤 裕敏
 議事課副課長           上野 壮行
 議事課副課長          松平 幸人
 議事課調査係長           鈴木 今日子
 議事課議事係長          美濃 有紀
 議事課主任            中島 康治
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開議       
○議長(藤田豊治) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第2号のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(藤田豊治) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において大條雅久議員及び高塚広義議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 一般質問
○議長(藤田豊治) 次に、日程第2、議案第20号から議案第37号までを議題といたします。
 これより会派代表質問並びに質疑を行います。
 この際、申し上げます。
 質問並びに質疑における各議員の発言は、それぞれ通告の時間以内となっておりますので、御了承願います。
 順次発言を許します。まず、山本健十郎議員。
○26番(山本健十郎)(登壇) おはようございます。
 自民クラブを代表いたしまして質問を行います。
 本年は選挙の年になりそうであります。本年7月には参議院選挙が予定され、近くでは11月に本市新居浜市長選挙、西条市長選挙、11月には四国中央市議の選挙ということも言われています。経済動向も日銀のマイナス金利導入など、地方自治体への影響問題を考えながら、以下通告に従い質問を行います。
 まず最初に、市長の政治姿勢についてお伺いをいたします。
 私は議員生活30年を迎えようとしていますが、その間伊藤武志、佐々木龍、石川勝行さんの3代の市長とともに議会で取り組んでまいりました。石川市長は、御存じのように佐々木市長退任後の平成24年11月11日の市長選で、戦後の現行制度で初めて無投票当選を果たされ、1期目の最終年度を迎え、1期目の仕上げに向かおうとされています。市長の役職を考えますと、市長は全て一人でするものではなく、自治体職員が長を支えて取り組みを行っております。
 しかし、長が実際に行うことができる仕事は多岐にわたり、憲法や地方自治法では、長がしてはいけない仕事を特に決めていないとも言われています。国の法律に反しない中でどんなことでもできる可能性が高いとも言われています。今、政府が進めている地方創生も何を行うべきか、あらかじめ決められているような話ではなく、市長には地域のさまざまな意見を酌み上げ、問題解決に職員を総動員し、新しい手法を生み出すことが期待をされています。
 本題に入りますが、就任翌年に市長という立場になって改めて今の行政全般について考えたと述べられました。職員に平成25年1月の新年市長訓示では、第1点は、常に問題意識を持って仕事に取り組むこと。何のためにこの仕事をしているのか、そのことを常に意識してもらいたい。第2点は、職員だけで仕事をしているという発想から市民の皆さんと一緒に仕事をするという発想への転換を。第3点は、職員のモチベーションをいかにして高めていくことができるかということですと、訓示の締めでは、広瀬宰平、伊庭貞剛の出身地である近江商人の教えの三方よしを紹介し、職員よし、市民よし、新居浜市よしと、そう自信を持って言えるように取り組むことが大切であると訓示されたと思います。
 そして、就任2年目の平成26年度の訓示では、求められる職員像を3Cとして、チャレンジ、郷土愛を持ちチャレンジ精神旺盛な職員、コスト、コスト意識を持ち市民の視点で行動できる職員、チェンジ、プロ意識を持ち時代に即応して変革できる職員と話し、この3Cの実践こそが私の目指す市役所の再生であると話されました。
 そして、就任3年目の平成27年の訓示では、再生への加速の年と位置づけ、経済の再生、コミュニティーの再生、市役所の再生の3つの再生と健康都市づくり、教育力の向上の2つの課題の取り組みを加速し転換したいと。幹部職員には、部下職員の人材育成は自分に課せられた使命であると強い自覚を持っていただき、山本五十六の「やってみせ、言って聞かせ、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」との名言を披露し、みずから率先し3C職員となるようみずから実践することを強く望むと述べました。
 そして、就任4年目の平成28年市長訓示では、別子銅山近代化産業遺産を全国発信していく。7月にオープンしたあかがねミュージアムが11月に10万人を超えたと。駅前に東横インの進出が決まり、職員に対してマイントピア別子の4月のリニューアルオープン後の市外、県外の来客を期待する。3つの再生と2つの課題を行政運営の柱に掲げ、市民各界各層の御提言をもとに各種施策を推進する。本市も2040年には人口は9万人を下回ると推計され、地方創生推進室を設置し、将来展望を示す人口ビジョンとその実現に向け、具体的な総合戦略を策定したということと、総合戦略の各種施策の推進には、職員一人一人が問題意識を持ち、市民ニーズや時代の変革を受けとめ、各部局では全職員一丸となって取り組めと。幹部職員には、職場風土づくりに率先して取り組めということと、ことしのえとはひのえのさるで、努力をしてきたことが固まっていき実を結ぶ年と言われて、職員の皆さんにも夢をかたちにチーム新居浜、笑顔輝く新居浜市の実現に取り組もうと訓示をされました。就任3年間の訓示と市長職の最後の任期の訓示ではかなり政策内容を述べるなど、市長任期の1期の仕上げに入る気持ちを職員に伝え、新居浜市を再生される気持ちが感じられたものと思っています。
 石川市長は、市長として3年を経過し、1期の仕上げの年度に取り組もうとされています。そのことは各界各層から注目されていると思います。市長は就任から1・2・3年の市長訓示では、職員の意識改革を熱意を持って語りかけ、職員に変革の要請をされてきたと思いますが、訓示が職員にどのように伝わり、どのような変革があり、市長の公約、施政方針などの認識を踏まえて推進されているのか。
 また、それを推進する各部局の人事についても適切に行ってきたか、お尋ねをいたします。
 そして、市長として、中村知事のように新居浜市の営業マンとして取り組まれてきたと思いますが、今日までの取り組みと政策について新しい感覚で取り組まれたように思いますが、市長の思いも含め内容についてお尋ねをいたします。
 そして、市長任期の最終年の平成28年の市長訓示では、あかがねミュージアム、駅前の東横イン進出、マイントピア別子の改修4月オープン、3つの再生と2つの課題、2040年に市の人口は9万人に減少などについて訓示をされましたが、具体的なお考えをお伺いいたします。
 さて、本年は先ほども申しましたが、選挙の年であります。本年7月には参議院選挙が予定され、11月には新居浜市長選が決定をされています。新居浜市の市長で、過去に県を経験された方が市長になったことがなかったと私は思っています。愛媛県の地方局長まで経験された市長が、新居浜市にいるということが新居浜市の行政運営に大きな力になっておると思っています。この3年間を議員の立場で市長の行動を見てまいりましたが、市長らしい市長になられたと思っています。本年1月には、市長後援会は各校区、団体の世話人会、2月15日には総会と開催され、2期目に向けての意気込みを来賓の言葉も含め参加者の皆さんが認識したことと思っています。本年度の新年互礼会では、市長は任期も残すところ1年となり、成熟、仕上げの時期を迎え、平成28年は再生から創生への躍進の年と位置づけ、チーム新居浜で一丸となり、新居浜市総合戦略が掲げる住みたい、住み続けたいあかがねのまちを目指すと、2期目に向けての意気込みが伝わってまいりました。私はるる申し上げましたが、市長が進められている多くの施策は、1期ではどうしても仕上げられないように考えています。多くの課題が山積している中で、石川市長に議会の自民クラブ会派、いずみ会派、公明党会派から出馬の要請がなされ、これからの新居浜市の再生、新居浜市のかじ取りを、議会、経済界、各種団体、市民の多くから継続して2期目の出馬要請がなされています。石川市長の力強い御決意のほどをお伺いいたします。
 次に、新居浜市の人口ビジョンと総合戦略についてお伺いいたします。
 新居浜市の人口ビジョンと総合戦略については、当初のスケジュールどおり、昨年12月に策定されました。このうち人口ビジョンでは、本市人口の現状の分析を行い、平成42年に社会増減が均衡すること、そして平成72年に合計特殊出生率、現在は新居浜市が1.8ですが2.3となることを前提に、平成72年目標について、国立社会保障・人口問題研究所の推計により1万5,000人多い9万人と設定しております。そして総合戦略では、この人口ビジョンを踏まえ、定住人口、交流人口の実現に向け産業振興と雇用の創出、定住人口、交流人口の拡大など、4つの基本目標を定め、具体的な施策を推進することにより住みたい、住み続けたいあかがねのまちを目指すこととしており、この総合戦略に定められた具体的施策を早急かつ着実に実行に移すことが本市の将来を左右するものと私は考えています。その中の一つに、本市独自の取り組みとして注目しております首都圏など在住のアクティブシニアを対象とした企業城下町版CCRCの導入について、CCRCの今後の進め方、スケジュールなど、現在のお考えをお伺いいたします。
 また、国においては、平成28年度の地方への財政支援等、地方創生の深化のための新型交付金を創設するようになってるようでありますが、その交付要件としては、地域再生計画を作成し、内閣総理大臣の認定を受ける必要があり、地域再生計画は地域経済の活性化、地域における雇用機会の創出、その他地域の活力の再生を総合かつ効果的に推進するため、地方公共団体が行う自主的、自立的な取り組みについて省庁横断的に支援する制度のようでありますが、現在新居浜市で想定している地域再生計画のテーマについてお考えをお伺いします。
 次に、防災拠点施設の進捗状況と見通しについてお伺いをいたします。
 この施設建設については、関係団体から継続した強い要望文書が石川市長に要請され、広域消防問題が事実上困難な状況もあり、市長の決断で建設の方向性が定まり、平成26年度に防災拠点施設建設に係る基本計画の策定をされ、私の平成26年12月議会の答弁では、平成27年度に施設の基本設計、実施設計を行い、平成28年度に郷土美術館及び北消防署旧庁舎を解体後、平成28年度、平成29年度の2カ年で解体後の跡地に新たな防災拠点を建設し、平成30年度の供用開始を予定していますとの答弁をいただきました。この施設建設の件については、平成26年9月議会から仙波憲一議員、三浦康司議員、伊藤謙司議員、藤田幸正議員、高橋一郎議員、平成27年6月議会では近藤司議員から建設に取り組むニーズ、施設内容、建設時期等についての質問がなされています。平成30年度の供用開始で事業が進んでいると思っていましたが、最近になり平成28年度の当初予算に事業の予算計上がされていない中、基本計画、事業規模、事業内容、供用開始の時期等の変更が予想されていますが、当初計画どおりに進められるのかと、供用開始時期に変更が生じるのであれば、その内容をより具体的に変更内容を含めお伺いをいたします。
 次に、福祉問題についてお伺いいたします。
 まず、地域包括支援センターについてですが、新居浜市では、地域包括支援センターは平成18年4月に設置され、平成27年3月19日に地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例が定められました。第1条は、人員及び運営に関する基準が定められています。第2条では、地域包括センターは職員が協働して包括的支援事業を実施し、各被保険者が可能な限り地域で自立をした日常生活を営むことができるようにする。第3条では、支援センターが担当する区域における第1号被保険者の数がおおむね3,000人以上6,000人未満ごとに置くべき専らその職務に従事する常勤の職員の員数は、原則として保健師その他これに準ずる者1人、社会福祉士その他これに準ずる者は1人、主任介護支援専門員その他これに準ずる者は1人となっております。第4条は、条例の施行に関し必要な事項は市長が定めるとし、この条例は平成27年4月1日から施行され、現在職員7人、臨時職員3人、非常勤(専門員)22人の合計32人で、職員の皆さんには、市民が自立した日常生活が営めるよう御努力いただいていることに感謝をしておりますが、現在新居浜市の高齢者65歳以上は約3万7,000人で、第3条での配置は、保健師6人、社会福祉士6人、主任介護支援専門員6人となって配置されていると思いますが、現状は主任介護支援専門員が大幅に不足しているようであります。現状での配置の状況についてと不足の要因はどういう内容か、不足の解決策についてはどのような取り組みが必要なのか、このことについて事業に支障が起きていないのか、また他市の状況についてもお伺いをいたします。
 続きまして、介護保険制度の改正についてお伺いいたします。
 国は昨年から社会保障の抑制推進を図るため、経済財政諮問会議を開催し、閣議決定された骨太の方針で位置づけされ、介護分野の改革を図るため、関係審議会で介護保険利用者負担のあり方、軽度者の給付のあり方、生活援助、福祉用具貸与、住宅改修の負担のあり方、要支援1、2の介護サービスも地域支援事業に移行させる考えなど、平成28年度までに結論を出すと、具体的なスケジュールを示しているようであります。
 また、平成26年度の介護保険法の改正により、地域支援事業の内容が見直され、新しい総合事業は平成29年4月までに移行が完了しなければならないことが既に決まっています。つまり要支援1から2については、従来は介護保険制度の中で取り組まれていたものが、予防給付のうち訪問介護と通所介護が地域支援事業に移行することが新聞報道などで報じられ、市町村も対応に追われているようであります。
 一方、要支援1から2の対象となる皆さんや各施設の職員は、従来の介護保険制度の内容に変化が起きるのではないかと大変心配しております。
 市町村が実施主体である地域支援事業の新居浜市の移行時期はいつになるのか。
 また、現行の制度からどのような制度に変わり、要支援体制がどのようになるのか、お伺いをいたします。
 次に、駅周辺施設の取り組みと問題についてなんですが、まずあかがねミュージアムについてお伺いをいたします。
 あかがねミュージアムは、土地区画整理事業の駅前にぎわいの中核施設として、昨年7月18日にオープンしておおむね9カ月になろうかと思います。運営は、美術館は市の直営、ほかはハートネットワークの指定管理者で、美術館での各種企画展、小劇場が継続して取り組みがなされており、2月21日現在でお聞きしますと16万9,787人の入場者になっているようであります。
 しかしながら、総合文化施設は、当初は民間でのPFIでホテルも併設した建設から撤退、その後市が独自の建設に向け前市長が、各校区でのまちづくり校区集会で建設費50億円で建設したいと考えを述べたが、その後建設費が70億円になるとのことから議会が紛糾、このことについてはコスト削減をし、建設費が最終65億5,000万円に変更されています。住民投票の請求問題など、また寺坂記念室、常設展示室の問題、2回の入札不調、運営費1億6,000万円答弁等々の経過があった中で、あかがねミュージアムを運営されていることをお互いに忘れないようにしたいと思っています。そして理事者、職員、議会もこれだけの難産で誕生した複合施設を全国から評価されるよう、子供たちの情操教育の場に、市民が文化に触れる場に、市民の交流の場にするよう、お互いに営業マンになり育てていくことが必要ではないかと考えます。
 この施設オープン後の質問で、加藤喜三男議員、篠原議員が問題点を指摘されています。私もそこで数点お尋ねをいたします。
 1点目は、年間管理費について、これまでの議員の認識では1億6,000万円と思われていましたが、愛媛新聞などで2億円の指摘がありましたが、過去の経緯も含め具体的なお考えと内容、管理運営の上限のけじめについてもお尋ねをいたします。
 2点目は、開館日、開館時間について、美術館、劇場、スタジオなどの複合施設であり、大変難しいと考えますが、運営コスト、市民サービスなどあるが、午後10時までの開館ですが、午後5時、特に7時以降の入場者が極端に少ないように言われています。これまでの取り組みの中で今後どのように開館日、開館時間の取り組みをされますか、お尋ねをいたします。
 3点目は、駐車場についてですが、84台で運営されていると思いますが、日常は問題なく運営ができておりますか、また美術館の企画展と小劇場の開場が同時開催時の現状は、また開館時間に駐車場が開場されていなかったこともあったようですが、お尋ねをいたします。
 4点目は、スタジオ1と2については、いまだに貸し出しがなされていないが、貸し出しできていない問題点とその理由、市民の強い要望の中、今後の取り組みについてお尋ねいたします。
 5点目は、指定管理の現状までの取り組み状況と問題点、市直営(美術館)と指定管理者との関係はスムーズに進んでいるのか。指定管理者からの運営上の提案なども含め協議しておられるのか、お尋ねをいたします。
 6点目は、太鼓台ミュージアムへの太鼓台展示についてでありますが、展示の交渉、金額が契約の中にはまっており、指定管理者が取り組んでいると言われていますが、展示補償問題もあり、指定管理者に任せるのは問題であると思います。郷土美術館の所蔵する太鼓台をなぜ太鼓台ミュージアムで展示をしないのか。それと、幕を細分化して展示をする予算の計上をしていますが、それももとは角野の太鼓台なので角野地区で展示する考えも表明していますが、このことについては考えを改めていただくことを伏してお願いを申し上げます。
 7点目は、この施設の運営を市直営の美術館も含めコスト面から考えて指定管理にできないのかとも思いますが、その是非についてお考えをお尋ねいたします。
 次に、駅南駐車場についてお伺いをいたします。
 新居浜駅は自動車を利用するパーク・アンド・ライドの需要が高く、駅北にある民間の貸し駐車場だけでは台数が不足するため、これらの駐車場を補い、利便性の高い駅周辺になるよう、平成26年12月に84台駐車可能な新居浜駅南駐車場を供用開始し、料金体制は駐車場30分まで無料、30分を超える場合は30分につき100円、24時間までの最大料金600円で、南口広場駐車場は20台で平成27年6月に供用開始し、駐車場30分まで無料、30分を超える場合は30分につき100円で約1年間程度運営していると考えます。この料金設定は、他市の類似駐車場、もともとの駅北の民間日貸し駐車場への影響も考慮して決定されたとも言われていますが、現状では1日に10台ぐらいしかない利用状況のようですが、利用がふえなくては市民からの税金が無駄遣いではとの声もあり、市民からの料金改定の要望もかなり聞いておりますが、この2カ所の駐車場の建設費と年間の利用状況、1日の駐車の最高、最低などについて、そして利用が少ないのは利用料金、駅南の環境、PRなどが考えられるが、現状の把握と今後の取り組みについて伺いたいと思います。
 続きまして、ホテル東横インの建設についてお伺いをいたします。
 人の広場の北側の駅前32街区587.39坪の民間施設誘致対象区に民間施設を誘致し、にぎわいの創出につなげるためにプロポーザルの公募でホテル東横インが決定し、14階建て246室の内容でえひめ国体開催が予定されている平成29年の春にオープンするとの情報しか私も持っておりません。市民もそのようなことだと思いますが、オープンまで約1年ですが、新居浜市との協議でどのようなホテルの構造、内容になるのか。
 また、完成時期は予定どおりか。そして、現在の駅周辺に食事する場所の不足が、駅近くに宿泊する市外の知人から西条市との比較でよく聞かれますが、このことについてホテルとの協議ではどのようなお話がなされているのか、お伺いをいたします。
 続いて、駅跨線橋のエレベーター設置についてお伺いをいたします。
 新居浜駅構内の跨線橋は、エレベーターがないことから、障害のある方や高齢者の移動に際し、現状はホーム間をまたぐ車椅子の利用がある場合は駅員が介助し軌道におり、線路を横断し大変不便な状況が現実であります。国は、平成23年3月に国のバリアフリー基本方針が改正され、1日平均利用者数が3,000人以上の鉄道を平成32年末までにバリアフリー化することに目標を定める中、新居浜駅は1日平均4,000人の利用があり、新居浜市としては昭和54年設置の跨線橋であるが建てかえの必要はなく、エレベーターの設置が可能で、平成29年度のえひめ国体が開催され、全国から列車を利用し新居浜市を訪れることから、石川市長は継続して国に強く要望している中で、国、JR四国から平成28年4月から取り組みたいと申し入れがあったと伺いましたが、本市にとっては大変うれしい話であります。この事業の背景、経過、経緯、事業内容、完成時期、また国体開催までにできるのかについてお伺いをいたします。
 次に、道路行政についてお伺いをいたします。
 1点目は、市民からよく聞くことは、新居浜市の道路整備は遅いと。西条市は早いとよく耳にしますが、昔は市民の土地への愛着心、歴代の国、県との協議不足などが考えられますが、現在は市民、国、県ともに良好な状況と思いますが、このことについてどのような思いを持ち、迅速な道路整備に努められるのか、お伺いをいたします。
 2点目は、新居浜市の都市計画道路は幹線街路26路線の延長9万1,320メートル、特殊街路2路線の延長1万2,680メートルで、総延長10万4,000メートルであります。整備済み総延長は5万8,149メートルで、進捗率は55.9%とのお話ですが、整備済み延長ゼロはこの中でも6路線ありますが、路線名と取り組めなかった問題点、今後の取り組みについてお尋ねをいたします。
 また、進捗率は県内類似都市などと比べてどのような状況かについてもお伺いをいたします。
 3点目は、都市計画道路での整備路線、新居浜バイパス1工区2.3キロメートル、3-1工区1.1キロメートル、3-3工区1.5キロメートルと西町中村線、郷桧の端線、上部東西線、角野船木線も含めての進捗状況、用地取得率、建設状況等なども含めて今後の完成年度の見通しと取り組みについてお伺いをいたします。
 次に、総合運動公園についてお伺いをいたします。
 総合運動公園構想は、前佐々木市長のとき、平成18年3月に構想を取りまとめられ、石川市長に引き継がれ今日に至っています。総合運動公園建設については、自民クラブ会派として毎年施設建設について強く要望しているのは、石川市長も御承知のことと思います。総合運動公園建設については、私は平成23年9月議会、そして平成26年12月議会での質問で、平成27年度中をめどに素案を策定したいと市長から答弁をいただきました。この件につきましては、多くの議員が質問をされています。
 また、新居浜市体育協会からも3回の要望書が提出され、県立東高校のスポーツ科の設立もあり、期待が高まっているところであります。石川市長も3年就任した取り組みの中で、事業が進展をしてまいりました。昨年8月25日の都市基盤整備促進特別委員会で整備目標と整備案の設定について詳細な説明を受け、議員にも資料が配付されたと思っています。平成28年度の施政方針で市長から、平成26年度に実施した総合運動公園候補地検討業務を踏まえ、施設内容や規模、中長期的な整備計画を盛り込んだ総合運動公園構想の策定に取り組むとお考えを示されました。石川市長からこの構想が長期に継続された経緯や構想策定の内容、時期についてをお伺いいたします。
 最後になりますが、観光行政とマイントピア別子についてお伺いをいたします。
 市は昨年6月末をもち端出場温泉保養センターを廃止し、全面リニューアルする温泉施設と子供用遊戯施設といった観光交流施設等を整備し、マイントピア別子の再生を図るといった基本構想に基づいた改修事業に着手をされました。当初は入札不調という事態もあり、事業開始が1カ月ぐらいおくれ、昨年8月から工事に着手し、工事ももう終盤になってきていると思われます。そして、観光交流施設は、本年4月から株式会社マイントピア別子を指定管理者とする運営形態に移行する中で、利用料金制の採用による収支バランスがとられるなど、新たな施設運営に期待が持たれています。
 そこでお尋ねしますが、さきの石川市長の施政方針にも示されたように、本年4月に観光交流施設がリニューアルオープンするとのことですが、市や株式会社マイントピア別子は、オープンに向けての誘客促進の取り組みを含め作業を予定しているようですが、その内容と皆さんが大変心配しているオープンの時期についてお伺いをいたします。
 そして、指定管理者のマイントピア別子は、観光事業者として自社が展開している鉱山観光事業に加え、新施設の温浴施設や子供用遊戯施設を生かし、今後どのような取り組みを計画されていますか。
 また、市は再生したマイントピア別子を本市の観光拠点施設としてさらに発展させるためにどのような取り組みをされるのか、お伺いをいたします。
 これで第1回の質問を終了いたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) おはようございます。
 自民クラブ代表の山本議員さんの御質問にお答えをいたします。
 まず、私の政治姿勢についてでございます。
 私は、平成24年11月に市長に就任して以来、経済の再生、コミュニティーの再生、市役所の再生の3つの再生と健康都市づくり、教育力の向上の2つの課題を行政運営の柱に掲げ、私が目指しますチーム新居浜による地域再生への取り組みに邁進してまいりました。このような取り組みを推進していくためには、何と申しましても市政運営の現場であります市役所が変わらなければなりません。そのためには、職員一人一人がチャレンジ精神旺盛でコスト意識を持ち、時代に即応してチェンジできる、いわゆる3C職員へと変革する必要があります。私は折に触れ職員に対し、3C職員への意識改革を促してまいりました。そして私が掲げる公約や新居浜市として進むべき方向を明確に示すことで、職員もチーム新居浜の一員として市民と行政が一丸となって市政課題に取り組む姿勢が備わってきており、市役所の再生につながる変革が起こっていると感じております。
 推進する各部局の人員体制につきましては、平成25年度は経済の再生に向け、住友各社及び地元企業との連携や観光、農林水産の振興強化を図ることを目的に、新たに産業戦略監を配置し、平成26年度は健康寿命の延伸に向けた取り組みや教育力向上を積極的に推進し、総合的な企画戦略の実践を図ることを目的に健康長寿戦略監、教育力向上戦略監をそれぞれ配置いたしました。平成27年度はコミュニティーの再生を推進するため、防災、福祉などの地域課題に取り組む自治会の支援を所管する部署の人員増員、また、総合戦略を策定し、地域活力の創出や地方創生のための施策を推進するため地方創生推進室の設置など、重要施策の着実な執行を図るため、少数精鋭の基本方針を堅持しつつ、能力主義と適材適所による人事に努めてまいりました。
 また、平成26年12月期から各職位ごとに求められる職務行動がとられていたかという人事評価結果が勤勉手当に反映されるようにいたしまして、一生懸命努力している職員が報われ、そうでない職員に対してはなお一層の努力を促す、いわゆる信賞必罰、成績主義の人事管理に努めており、職員の意識は徐々にではありますが、着実に変革していると認識をいたしております。
 次に、一期(3年間)の取り組みについてでございます。
 私は市長就任以来、3つの再生と2つの課題について、ふるさと新居浜の総力を結集した取り組みを進めてまいりました。このような取り組みができましたのは、ひとえに政策懇談会を初め、市民や各界各層の皆様との対話を通じ、それぞれの分野からの御意見や御提言も市政に反映するという基盤が整ってきたからこそなし得たものであります。
 また、折に触れ住友企業の本社を訪問し、新規投資や地元企業との連携強化を図るための情報交換や本市出身で中央省庁や経済界で御活躍されている方々とのネットワークの構築にも努めてまいりました。平成27年度は第五次新居浜市長期総合計画の中間見直し、さらには新居浜市総合戦略を策定し、地域再生から地方創生への一歩を踏み出す足がかりが築けたことも大きな成果であると考えております。
 次に、一期の仕上げについてでございます。
 これまで3年間で実施してきた地域再生への取り組みは、一朝一夕に成果があらわれるものではございません。
 また、本格的な人口減少社会が到来し、本市におきましても、このままであれば2040年には人口が9万人を下回ると推計されており、このような厳しい現状を乗り切るためには、少子高齢化対策、雇用の創出、定住・交流人口の拡大など、早急に取り組むべき課題が山積をいたしております。平成28年度は、市長任期のまさに仕上げの年であります。昨年策定いたしました総合戦略が絵に描いた餅で終わることのないよう、市民の皆様とともに英知を結集し、総合戦略の基本目標に掲げる地方創生に向けた施策を着実に実施していくことが、市長である私に課せられた責務であると考えております。
 次に、二期目のかじ取りについてでございます。
 振り返りますと、平成24年11月に多くの市民の皆様初め議員の皆様、また地元経済界、各種団体の皆様から格段の御支援をいただき市長に当選をさせていただきました。私は、共につくろう笑顔輝く新居浜市、夢をかたちにチーム新居浜をスローガンに、安全で快適に暮らせる都市の実現を初め、7つの夢の実現と重点政策16項目を含む48の施策を公約として市民の皆様にお約束いたしました。市長就任から3年が経過し、駅周辺整備やあかがねミュージアムのオープン、市庁舎1階のリニューアル、マイントピア別子の新観光交流施設整備など、着実に実を結びつつあるものもございますが、健康寿命の延伸や小中学生の学力向上など、引き続き取り組みを進めていかなければならない項目も数多く残されております。
 さらに、昨年策定いたしました総合戦略につきましても、平成28年度から本格的な事業推進となりますが、私は地方創生をなし遂げ、このふるさと新居浜を未来に継承していかなければならないとの決意を強くいたしております。こうしたことから、平成28年度を再生から創生への躍進の年と位置づけ、公約の実現を初め、地方創生への取り組みを強力に推進してまいりたいと考えております。
 しかし、市長としての任期も残すところ9カ月足らずとなった今、まだまだ道半ばであるものと強く感じております。このような中、市議会の自民クラブ、いずみ会、公明党議員団から2期目への出馬要請を受けましたことにつきましては、私自身この要請を重く受けとめたいと考えております。
 しかしながら、市長としてのこの3年間を振り返りますと、後援会や市議会の皆様初め多くの方々の支えがあってこそ、今日まで務め上げることができたものと深く感謝をいたしており、次期市長選への対応につきましては、後援会初め関係者の皆様と御相談をさせていただいた上で、しかるべきときに決断をしてまいりたいと考えております。
 次に、人口ビジョンと総合戦略についてでございます。
 昨年12月本市人口の将来目標を定めた新居浜市人口ビジョンと人口減少問題を克服し、今後も持続的な発展を図るために必要な施策等を取りまとめた新居浜市総合戦略を策定いたしました。策定作業を進めるに当たりましては、多くの市民の皆様、各界各層の皆様に御協力、御参画をいただき、また市議会におかれましては、地方創生特別委員会において長時間にわたる御議論をいただきましたことに対しまして、この場をおかりいたしまして厚く御礼を申し上げます。
 山本議員さん御指摘のとおり、輝ける新居浜の将来のためには、総合戦略の各種施策を早急かつ確実に実行することが重要となってまいります。このようなことから、今年度より国の交付金等を活用しながら具体的な地方創生関連施策に取り組んでいるところでございます。来年度以降につきましても、総合戦略に掲げた数値目標を踏まえ、取り組みを加速していきたいと考えており、それらの中でも重点施策の一つと位置づけておりますのが、企業城下町版CCRCの導入でございます。
 この事業につきましては、今後本市の人口減少スピードが加速していくと予測される中、これまで実施してきた子育て世代を主なターゲットとした移住促進施策に加え、さらに幅広い世代の本市への移住を促進する必要があるとの認識のもと、アクティブシニア層の本市への移住者をふやすために新たに取り組むものでございます。
 事業の進め方といたしましては、平成28年度早期に、本市に立地する住友グループ企業や産業支援機関、金融機関、教育機関等で構成するCCRC推進協議会を設置し、本市の地域特性を踏まえ、移住先としての魅力をいかにして高めていくかや移住者受け入れに当たり、関係機関においてどのような連携支援体制を構築できるか等の点について協議を行い、国の指針や新潟県南魚沼市等の先進事例も参考にしながら、平成28年度中に本市のCCRC推進基本構想を取りまとめたいと考えております。
 また、この事業が成立するためには、事業実施主体となる民間企業等の参入が不可欠でございますことから、基本構想の策定作業と並行して、事業実施主体となり得る事業者への情報提供等にも努め、総合戦略の最終年度となる平成31年度には、アクティブシニアを中心とする首都圏等からの移住者を受け入れることができる新たなコミュニティーを整備することを目標に、関係機関と連携し事業を推進してまいりたいと考えております。
 次に、地方創生の深化のための新型交付金についてでございます。
 山本議員さん御案内のとおり、地方創生の深化のための新型交付金は、平成28年度からの地方版総合戦略の本格的な推進を目的として創設され、その申請に当たりましては、官民協働、地域間連携等の先駆性が求められているとともに、地域再生法に基づき、地域再生計画を作成し、内閣総理大臣の認定を受ける必要がございます。
 地域再生計画につきましては、その認定基準として、地域における地理的及び自然的特性、文化的産物並びに多様な人材の創造力を生かした計画であるとともに、地域の創意工夫を凝らした自主的かつ自立的な取り組みを行う計画であることが必要とされており、現在本市の地域特性を踏まえた地域再生計画の候補として考えておりますのは、本市固有の貴重な地域資源である別子銅山近代化産業遺産群を核とした観光の振興、基幹産業であるものづくり産業のさらなる振興、四国一子育てにやさしいまちづくり、健康寿命の延伸による健康長寿社会の実現の4項目でございます。現在のところ、申請スケジュール等につきましては国から示されておりませんが、本市におきましても、地域再生計画を作成し、新型交付金を積極的に活用したいと考えておりますことから、今後その取り組みを加速化させてまいりたいと考えております。
 次に、福祉行政についてのうち介護保険制度の改正についてでございます。
 平成26年の介護保険法改正によります新しい総合事業への移行時期につきましては、平成29年4月からの移行に向けて現在準備を進めているところでございます。
 移行後のサービスの内容等につきましては、現行の予防給付サービスによる訪問介護や通所介護と同等のサービスが利用できるよう、利用者負担も含めサービスの内容について制度設計を行っており、周知啓発なども含め、円滑な移行を進めてまいります。
 また、自治会館等を活用して介護予防や仲間づくりを推進するための健康長寿地域拠点事業や高齢者のボランティア活動に対しポイントを付し積極的に奨励、支援するシルバーボランティアポイント助成事業など、地域の実情に合った市独自の生活支援サービスにつきましても順次整備していくことによりまして、生活実態に合ったきめ細やかな支援体制を構築し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援を行ってまいりたいと考えております。
 また現在、国の審議会等で議論されております次期の介護保険制度改正につきましても、その動向等に十分注視し、適切な対応に努めてまいります。
 次に、駅周辺施設の取り組みと問題点についてのうち、駅跨線橋のエレベーター設置についてでございます。
 まず、背景と経過、経緯についてでございます。
 山本議員さん御案内のとおり、国のバリアフリー基本方針の改正に伴い、1日平均約4,000人の利用がある新居浜駅につきましては、平成32年度までにバリアフリー化の実施が必要な状況となっております。新居浜駅周辺につきましては、平成23年度から新居浜駅周辺整備事業としてバリアフリー化が図られておりますが、駅構内につきましては、ホームを結ぶ跨線橋にエレベーターがないことから、障害のある方や高齢者の移動に際しては、大変不便な状況でございます。
 また、本年1月12日に実施いたしました新居浜駅利用者数調査においても、特急電車は上下線とも1本を除き、改札に近い1番ホームに停車しておりますが、普通電車は2番線、3番線での停車が多いため、利用者全体のうち23%の方が跨線橋を利用されているという結果が出ております。このような中、昨年6月に四国運輸局から本市に対し、新居浜駅のバリアフリー化に向けての協力依頼がございました。本市といたしましても、新居浜駅構内の早期バリアフリー化を実現するため、本年1月29日に国、2月10日にJR四国に対し、駅構内エレベーター及び多機能トイレ新設の要望を行ってきたところでございます。
 次に、事業内容と完成時期についてでございます。
 事業内容は、エレベーターと多機能トイレの新設及びそれらに係る設計でございます。
 エレベーターにつきましては、既存の跨線橋の建てかえの必要はなく、跨線橋の東側への設置が可能であると伺っております。また、多機能トイレは、新居浜駅舎内の既存男女トイレの隣接地に整備予定と伺っております。
 完成時期につきましては、市といたしましてはえひめ国体開催までの供用開始を要望いたしておりますが、事業主体となるJR四国からは、国の補助金交付決定時期等によっては、全ての工事がえひめ国体開催まで完成しない場合もあると伺っております。なお、新居浜駅のバリアフリー化のうち電気設計につきましては、四国運輸局より平成27年度補正予算の内示の連絡があったとJR四国からお聞きいたしております。
 現在、事業計画書のほかの内容等につきまして、JR四国と協議を行っているところでありますが、今後におきましても、新居浜駅の早期のバリアフリー化実現に向け、積極的に取り組んでまいります。
 次に、道路行政についてでございます。
 まず、迅速な道路整備を推進するに当たり、どのような思いを持って努めているかについてでございます。
 道路は、将来を見据え、町の骨格を形成し、安全で安心な市民生活と機能的な都市活動を確保する社会資本であり、計画的かつ効率的に整備を進めていかなければならないと考えております。
 しかしながら、道路特定財源の廃止以来、特に新規の道路整備は財源的に非常に厳しい状況であり、同時に多数の路線を整備することは困難な状況でございますことから、今後の道路整備につきましては、財政状況や社会状況の変化に柔軟に対応しながら、また市内全体の道路網のバランスや交通状況、さらには国道、県道の整備状況を勘案した上で計画的な整備に努めてまいりたいと考えております。
 次に、総合運動公園建設についてでございます。
 総合運動公園構想につきましては、これまで平成18年に策定した総合健康運動公園構想におきまして、施設整備の候補地として観音原地区を想定し、施設を集約して整備する計画としておりましたが、平成23年に民間企業を誘致するため当該候補地を売却いたしましたことから、新たな候補地を選定する必要が生じました。
 しかしながら、総合運動公園整備に要するまとまった面積を確保できる候補地のめどが立たず、時間を要してきたところでございます。
 総合運動公園構想案の策定に当たりましては、平成26年度に実施いたしました総合運動公園候補地検討業務の成果を踏まえまして、平成28年度中に構想案を策定したいと考えております。
 総合運動公園構想案の内容といたしましては、既存の体育施設の利用状況や市民ニーズを踏まえ、まず整備すべき施設内容、規模を整理し、建設予定地の造成や施設整備に係る事業費の算定を行います。しかしながら、山根総合体育館のように耐用年数の残存期間が20年以上ある既存施設もございますことから、全ての施設更新を同時に行うのではなく、各施設の耐用期間においては、施設の機能維持を図りながら、継続使用を行うことを基本とし、更新時期を迎えた施設から順次総合運動公園構想にのっとった新設、移転等を行ってまいりたいと考えております。したがいまして、策定いたします総合運動公園構想では、耐用年数や老朽度を考慮した既存施設の改修も含めた本市の体育施設全体の将来像をお示しできるものにしたいと考えております。
 なお、総合運動公園構想案を策定するに当たりましては、関係する種目団体や既存施設の利用者、さらには広く市民の皆様からも意見をお伺いし、本市にとって適切な規模と機能を備えた運動施設の整備が図られるよう構想案を策定したいと考えております。
 次に、観光行政とマイントピア別子についてでございます。
 まず、観光交流施設のオープンの日時についてでございます。
 私は、マイントピア別子端出場温泉保養センターの再生を公約の一つに掲げ、温浴施設と子供用遊戯施設の複合施設として整備することとし、昨年8月からマイントピア別子改修事業を進めてまいりましたところ、本年3月中に工事が完了する見込みとなりました。工事完了後は、新しい設備の試運転や調整、市民による新施設の体験利用等での施設の運営点検を行いまして、本年4月15日に新施設である観光交流施設をオープンすることといたしました。
 なお、時間につきましては、式典や式典参加者への内覧会終了後を予定いたしております。
 次に、誘客促進の取り組みについてでございます。
 市の取り組みといたしましては、愛媛県内、香川県及び岡山県を放送対象地域とした民放局のテレビコマーシャル放映を初め、愛媛県内及び香川県のFM放送、ラジオコマーシャル及び月刊広報紙への掲載、瀬戸内運輸の路線バスの車体前後部への広告事業、そして誘導案内機能を有した看板広告を実施することといたしております。株式会社マイントピア別子の取り組みといたしましては、観光交流施設の来訪者をスムーズに迎え入れるための体制整備やパンフレット作成等による広報PR、類似の先進施設及び観光交流施設での事前の社員実地研修等を実施する予定といたしております。
 次に、株式会社マイントピア別子の鉱山観光事業や新施設を生かした今後の取り組み計画についてでございます。
 平成25年度から事業展開しております陸上運送業と旅行業を生かした鉱山観光と東平への観光バスツアーのセットプランに観光交流施設を利用する新コースをプランニングするなど、リピーター増加が期待できる取り組みや憩いの場、交流の場として市民の皆様に利用していただけるような取り組みも計画いたしております。
 次に、市の取り組みといたしましては、平成25年度から取り組んでおりますマイントピア別子端出場ゾーンを含む着地型旅行商品のブラッシュアップ及び新商品の開発を引き続き行いますとともに、新たに別子銅山の産業遺産等を活用した周遊プランを作成し、全国に情報発信する事業を計画いたしております。今後、株式会社マイントピア別子と連携し、さまざまな誘客事業を推進していく中で、観光交流施設を大いに活用し、観光客誘致による交流人口の拡大を図ることにより、地域経済の活性化、そして地方創生にもつなげてまいりたいと考えております。
 以上、申し上げましたが、他の点につきましてはそれぞれ補足いたさせます。
○議長(藤田豊治) この際、暫時休憩いたします。
  午前11時00分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時10分再開
○議長(藤田豊治) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 阿部教育長。
○教育長(阿部義澄)(登壇) 自民クラブ代表の山本議員さんの御質問にお答えいたします。
 駅周辺施設の取り組みと問題点についてのうち、あかがねミュージアムについてでございます。
 まず、1点目のあかがねミュージアムの年間管理費1億6,000万円の考え方についてでございます。
 新聞報道による2億円という経費についてでございます。これは、建設構想段階から説明させていただいております1億6,000万円の運営経費に加え、総合文化施設の市職員の人件費相当分を加えた金額であると認識いたしております。そのうちの運営費の1億6,000万円につきましては、あかがねミュージアムの総事業費から施設使用料収入や入場料収入等を差し引いた一般財源で賄う経費の上限額として考えております。その内訳といたしましては、税抜き1億4,000万円が指定管理料、2,000万円が美術館の事業費といたしております。
 次に、2点目の開館日、開館時間についてでございます。
 開館日につきましては、本年1月2日及び3日を臨時的に開館いたしましたが、両日で約2,100人の来館者がございました。そこで、今後につきましては、開館から1年間の来館者の実績を踏まえた上で、年始やゴールデンウイーク及びシルバーウイーク期間中の休館日を開館とすることや施設メンテナンスのための一定期間の休館日を通常文化施設の閑散期と言われております2月の平日に設定するなど、閉館時間も含め、市民サービスと運営コストのバランスを考慮しながら、さらなるサービスの向上と来館者数の増加に努めたいと考えております。
 次に、3点目の駐車場についてでございます。
 通常日におきましては、特に混乱等なく運営できているものと認識いたしておりますが、ホールでのイベント開催時といった、特に来館者が多い日におきましては、駅南駐車場を御利用いただいております。なお、開館時間に駐車場が開場されていなかったとのお尋ねでございますが、そのときの理由といたしましては、管理スタッフは早番、遅番で交代勤務をいたしておりますが、早番のスタッフが出勤時間の直前になって体調不良による休暇を申し出た際、スタッフ間の連絡が行き届かず、開館時間に駐車場を開場することができませんでした。今後同様の問題が起こらないよう、指定管理者を指導するとともに、連絡体制の見直しを行いました。
 次に、4点目のスタジオ1と2の貸し出しについて、これまで貸し出しできなかった理由でございます。
 スタジオ1につきましては、多目的ホールの附属施設としてリハーサルや練習、楽屋としての貸し出しを優先に取り組んでまいりました。一方で、スタジオの長期の専有による教室等の開催を希望している方が多く、ホールの附属施設として利用を希望されている方との調整やルールづくりを行っておりましたことから、5月10日からの貸し出しとなります。
 スタジオ2につきましては、利用希望者からの聞き取りを行うなど、利用環境の整備に時間を要したことから、3月8日から貸し出しとなります。
 次に5点目、指定管理者の取り組み状況や市直営の美術館との関係についてでございます。
 指定管理者の契約に際しましては、意見交換を重ね、無事にオープンを迎えることができました。開館以降はさまざまな事業に取り組んでまいりまして、開館以降、これまで17万人余りの方に来館していただき、あかがねミュージアムに対する関心の高さを実感しております。今後におきましても、公共団体と民間企業がそれぞれの長所を生かしながら事業に取り組んでまいります。
 また、現在行っております取り組みといたしましては、市と指定管理者の全職員が参加する開館前の朝礼、事業推進や運営のための各種会議への相互参加、情報共有や意見交換があります。
 次に6点目、郷土美術館で所蔵しております太鼓台についてでございます。
 この太鼓台は、昭和58年に中筋自治会から購入以後、展示活用してまいりましたが、郷土美術館が閉館することとなったため、今後の展示場所について庁内また中筋自治会等太鼓台関係者も含めて検討を行い、太鼓台自体が巨大であることや経年劣化による汚損が激しく、現在の形での展示は非常に困難であるため、飾り幕を市内の公共施設に展示する方針といたしました。
 また、太鼓台は本市の歴史文化を物語る文化財的価値の高い歴史資料であるため、可能なものは保存展示したいという思いから、あかがねミュージアムのほか、市内の小中学校、公民館及び福祉施設に展示希望の有無を確認いたしまして、角野小学校、角野公民館、上部高齢者福祉センターの3施設から展示の希望をいただいたところでございます。
 しかし、今後におきましては、より有効に太鼓台を活用する方策についてさらに検討し、決定していくことも必要であると思いますので、引き続き検討させていただきたいと存じます。
 次、7点目、美術館の指定管理についてでございます。
 新居浜市美術館は、開館から日が浅いことから、企画展等の開催実績が少ない状況でございます。美術館の企画展で他館の作品を借用する際には、信用が最重要であり、それを得るためには、市直営の美術館として企画展開催などの実績を積むことが必要と考えております。
 また、本市の指定管理者制度での指定管理の期間では、一定の技術と能力を持った専任の学芸員を継続して指定管理者が配置することは難しくなります。このようなことから、全国の美術館におきましても、指定管理者制度の導入事例が少ないものと考えており、現段階におきましては、困難であると考えております。今後におきましては、先進地の取り組みについて情報収集に努め、効率的な運営手法について調査研究してまいります。
○議長(藤田豊治) 補足答弁を求めます。岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 福祉行政についてのうち、地域包括支援センターについて補足を申し上げます。
 職員の配置状況につきましては、社会福祉士が6人で基準どおりの配置となっており、保健師が常勤換算して4.75人で、基準人員6人に対し1.25人の不足、主任介護支援専門員が常勤換算して0.75人で、基準人員6人に対して5.25人が不足しており、有資格者の不足部分については、介護支援専門員で補完している状況でございます。
 不足解消の取り組みといたしましては、保健師については、定員管理計画に基づき平成27年度に1名を増員し、さらに平成28年度に1名の増員を予定しており、適正配置に向け順次取り組んでいるところでございます。
 しかしながら、主任介護支援専門員につきましては、その資格を取得するためにはさらに養成研修を受講する必要がありますことから、これまでは地域包括支援センターに在職する介護支援専門員や保健師が養成研修を受講することで、主任介護支援専門員の資格を取得し、配置基準を満たすよう取り組んでまいりましたが、転職等により充足するまでに至っていないのが現状でございます。現在保健師が主任介護支援専門員の養成研修を受講しておりますが、平成28年度から研修制度の見直しによる資格取得までの期間の長期化等により資格取得にも時間がかかり、非常勤の有資格者の確保も難しくなっている状況でございます。今後におきましても、有資格者の採用や勤務条件等の整備など、人事当局とも協議を行いながら、基準を満たす配置に向けて取り組んでまいります。
 事業への支障につきましては、主任介護支援専門員の不足を介護支援専門員が補完しておりますが、介護保険制度の改正により、今後新しい総合事業へ移行する段階においてケアマネジメント業務が大きく見直されるため、その周知啓発活動や介護支援専門員への指導、助言などについて懸念しているところでございます。他市の状況につきましては、県内11市のうち本市を含めて7市が直営の地域包括支援センターで、4市が委託型の地域包括支援センターを設置しております。人員の充足につきましては、本市と同様に約半数の市が専門職の確保に苦慮していると伺っております。
○議長(藤田豊治) 原建設部長。
○建設部長(原一之)(登壇) 駅周辺施設の取り組みと問題点についてほか1点について補足を申し上げます。
 まず、駅周辺施設の取り組みと問題点についてのうち、駅南駐車場についてでございます。
 駐車場の建設費につきましては、駅南駐車場が用地費を含み約1億8,700万円、駅南口広場駐車場が約2,200万円となっております。
 駅南駐車場の利用状況につきましては、平成26年12月に供用開始し、年間約6,000台利用されており、1日当たりの平均出庫台数は17台、1日当たりの最高出庫台数、最低出庫台数はそれぞれ139台、3台となっております。駅南口広場駐車場の利用状況につきましては、平成27年6月に供用開始し、年間の利用見込み台数は約800台、1日当たりの平均出庫台数は3台、1日の最高出庫台数、最低出庫台数はそれぞれ28台、ゼロ台となっております。
 駅南駐車場及び駅南口広場駐車場の利用率が少ない要因につきましては、十分に分析をする必要があると考えておりますが、駅周辺を利用される方に十分周知されてないことも理由の一つと考えられますことから、引き続き施設概要や利用方法等について広報を行ってまいりますとともに、今後の利用状況や周辺環境等を注視しながら、駅周辺の公営駐車場の利用方法や駐車料金の改定についても検討してまいります。
 次に、ホテル東横イン建設についてでございます。
 駅周辺の商業・業務機能の充実を図るため、プロポーザル方式で大手ホテルチェーンの東横インの進出を昨年3月に決定いたしました。ホテルの概要といたしましては、ホテル棟が鉄骨造14階建て、延べ床面積約4,500平方メートルで、客室が246室でございます。附属する立体駐車場が鉄骨造2階建て、延べ床面積約1,650平方メートル、自走式の2層3段スキップタイプ、駐車台数は102台となっております。ホテル1階には93席の食堂とホテル棟北側に20席のテラスがありますことから、これらを活用して一般への軽食サービスを御検討いただくことになっております。ホテルの完成時期につきましては、えひめ国体開催に合わせて平成29年の春完成する予定でございます。
 現在の新居浜駅周辺地域は、山本議員さん御指摘のとおり、食事ができる場所が少ないなど、にぎわいにつながる施設が不十分な状態となっております。活力あふれる駅周辺にするためには、民間による街区の活性化が不可欠でありますことから、ホテルの持つ集客力を生かし、飲食を含む民間施設の進出を促してまいりたいと考えております。
 次に、道路行政についてでございます。
 まず、都市計画道路の整備状況と未整備路線についてでございます。
 本市の都市計画道路につきましては、山本議員さんの御質問にありましたように、全28路線、計画総延長104キロメートルのうち、平成27年3月末で整備済み延長が約58キロメートル、進捗率は55.9%となっており、愛媛県の全体進捗率64.3%、また県内の類似都市では、今治市の74.5%、西条市の61.3%を下回る状況でございます。
 次に、整備済み延長ゼロの路線は、岸の下旦の上線、沢津桜木線、宇高西筋線、前田庄内線、高木庄内線、上泉萩生線の6路線で、合計約12キロメートルでございます。
 事業化されていない主な理由といたしましては、用地費、補償費の高騰により全体事業費が増嵩したことも含め、十分な道路予算が確保できなかったことや地権者との用地交渉が難航したことなどが上げられます。今後の取り組みにつきましては、市民生活に必要不可欠な道路が適切な形で整備されることの重要性に変わりはございませんが、財政的に非常に厳しい状況の中、今後の人口減少を見据え、生産性の向上や安全、安心を含めた市民生活の質の向上など、ストック効果を勘案しながら優先路線を決定し、整備を進めてまいりたいと考えております。
 次に、現在事業中の主要な道路の進捗状況と今後の見通しについてでございます。
 まず、新居浜バイパスにつきましては、3-1工区に当たります西喜光地町から本郷一丁目までの延長1.1キロメートルのうち、西喜光地町から黒道までの500メートル区間につきましては、今年度より一部用地買収に着手し、黒道から自転車道までの400メートル区間につきましては、現在75%程度の用地買収が完了、残る自転車道から本郷一丁目までの200メートル区間につきましては、おおむ用地買収が完了しており、引き続きさらなる用地買収の推進に取り組むと伺っております。
 次に、3-3工区に当たります萩生から大生院までの延長1.5キロメートルにつきましては、これまでに用地買収が完了している箇所における路側の改良工事、渦井川、西河川での橋梁工事を実施し、平成27年3月には渦井川橋を、また先日2月15日には西河橋をそれぞれ新橋へ車線切りかえを行ったところでございます。今後は旧橋の撤去及び新橋架設等を行い、平成30年度までに予定しています4車線化に向け事業を進めてまいりたいと伺っております。
 最後に、1工区に当たります船木から東田三丁目までの延長2.3キロメートルにつきましては、地図混乱等のため平成19年度に国土調査を実施しております。1工区につきましては、3-1工区及び3-3工区の用地買収、工事の進捗及び予算等を勘案しながら事業を進めると伺っております。
 また、県事業として進められております西町中村線につきましては、現在事業を実施している国道11号の西の端交差点から滝の宮橋南側までの間約1,050メートルのうち、供用開始できていない国道11号バイパスから滝の宮橋南側までの間約540メートル区間において、平成26年度、平成27年度に大型物件の移転補償契約を締結し、順次物件移転の手続を行っているところです。
 また、JR予讃線下越し部については、JR四国と工法等設計協議を進めており、平成28年度以降、JR周辺の埋設物の移設工事及びJR工事に着手する予定でございます。今後JR工事には多額の費用が必要で、予算確保などの状況など不確定な要因もあるため、事業の完成時期は未定であるが、早期完成を目指し予算確保に努めていると伺っております。
 次に、郷桧の端線につきましては、平成27年3月末に供用開始した県道多喜浜泉川線から清掃センター入り口までの1キロメートル区間に引き続き、現在清掃センター入り口から株式会社リブドゥコーポレーションまでの600メートル区間の整備を進めており、平成27年度に約45%の用地を取得し、水路工に一部着手しております。平成28年度も新居浜市の内陸型工業団地の造成事業と足並みをそろえ、残りの用地買収及び擁壁工や盛り土工に着手することとしております。
 また、リブドゥコーポレーションから国道11号バイパスまでの残り800メートル区間につきましては、概略設計に着手したところであり、関係機関と連携、協力して早期に工事着手できるよう準備を進めていると伺っております。
 上部東西線につきましては、市道中須賀上原線から市道萩生出口本線までの908メートル区間について、用地取得率99%で、道路工事とともに今年度からは東川にかかる橋梁下部工事にも着手しており、平成29年度の開通を目指して進めてまいります。
 角野船木線につきましては、第2工区693メートル区間について、用地取得率95%で、種子川にかかる橋梁工事及び道路工事を進め、平成28年度の開通を目指して進めてまいります。
 山根公園西側におきましては、愛媛県の新田橋架替事業と調整を図りながら、平成28年度に拡幅工事を実施する予定でございます。
○議長(藤田豊治) 藤田消防長。
○消防長(藤田秀喜)(登壇) 防災拠点施設の進捗状況と見通しについて補足を申し上げます。
 防災拠点施設の建設につきましては、平成26年度に策定いたしました新居浜市防災拠点施設建設基本計画に基づき、平成27年10月から基本設計業務に着手しているところでございます。
 しかし、設計業者との協議におきまして、建設工事ヤード、公用車駐車場の代替地、仮設駐輪場などの確保や郷土美術館及び消防庁舎南側の附帯設備の移設など、さまざまな懸案事項の整理を余儀なくされ、さらには、防災拠点施設建設時や完成後に来庁される市民の利便性を考慮した市役所全体の外構を含む環境整備について、市関係部局及び愛媛県、警察署、四国電力、地権者等との協議に時間を要し、設計業務におくれが生じております。
 また、新たに建設されます防災拠点施設は、地震に強い免震構造を採用していることから、災害発生時の消防・防災機能とライフライン機能との連携強化を図るため、将来の上水道事業と下水道事業との統合も見据えた上で、ライフライン担当部門を当該施設内に合築するため、当初の4階から5階に変更し、大規模災害発生時にも万全の体制で対応できる総合的な防災拠点施設の整備を考えております。
 次に、建設費用につきましては、現在基本設計を実施中のため、具体的にお示しすることはできませんが、附帯工事の追加費用や合築に伴い発生いたします水道局部分の建設費などの追加により増額となる見込みでございます。
 次に、今後のスケジュールについてでございます。
 設計業務につきましては、構造評定及び大臣認定などの許認可申請の期間を含み、平成28年度末の完成を見込んでおります。なお、基本設計が完了いたしましたら、議員の皆さんに御説明をさせていただきたいと考えております。
 最後に、本体工事についてでございます。
 本体工事には、平成29年に着工し、その後通信指令システム等の調整などを行い、平成31年中の供用開始を目指してまいりたいと考えております。
 以上で補足を終わります。
○議長(藤田豊治) 再質問はありませんか。山本健十郎議員。
○26番(山本健十郎)(登壇) 御答弁ありがとうございました。
 数点再質問いたします。
 まず1点は、地域包括支援センターの答弁を福祉行政でいただきましたが、主任介護支援専門員が基準人員6人のところ5.25人が不足と答弁がありましたが、今後において非常に不足人員の見通しが難しいのではないかと思いますが、4市が委託型の地域包括支援センターに移行しておりますが、新居浜市も検討の必要があると思いますが、どのようにお考えでしょうか。
 それからもう一つ、介護保険制度で、シルバーポイント事業の答弁がありましたが、65歳以上でなければポイントがつかないということですが、介護予防の観点から65歳未満の方についてもポイントがつくようにできないか、この点についてお伺いします。
 そして、道路行政について先ほど御答弁をいただきましたが、特に私たちというよりも大生院校区、中萩校区、また議員の皆さんから、上部東西線の残りの萩生治良丸から大生院までの2キロメートルについて、以前から早期完成を図っていただきたいということで、中萩側と大生院側の両方から整備について要望を強くしておりますが、平成28年度中でいろいろとお考えがあるようなんですが、このことは市長に特にお答えいただきたいんですが、どのように進められるか、お伺いをいたします。まず3点について。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 山本議員さんの再質問にお答えいたします。
 上部東西線の残りの区間についてでございますけれども、上部東西線につきましては、先ほど部長答弁にもありましたが、平成29年度の完成を目指して橋梁工事、道路工事に鋭意取り組んでいるところでございます。
 御質問の治良丸から大生院新田橋までの残り約2キロメートル区間の整備につきましては、早期の全線開通を目指してまいりたいと考えております。計画を検討する際に、萩生側並びに大生院側から事業区間や事業費、事業効果等を十分検討し、現在整備中の区間に引き続き事業着手できるよう準備を進めてまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 山本議員さんの再質問にお答えいたします。
 まず、地域包括支援センターの人員不足について、委託型にしてはというような御質問だったと思いますが、今現在愛媛県の場合は直営でやっているところも多くありますが、その中で委託としてうまくいっているところが、今治市の地域包括支援センターにつきましては、基幹型の地域包括支援センターを直営部分として残しつつ、管内に数カ所の地域包括支援センターを設置して、社会福祉法人とか医療法人等に委託する形で人員体制を整えているというようなことを伺っておりますので、今後地域包括支援センターの運営を検討する上で、そういった今治市の事例なども参考にしながら人員体制の確保に努めてまいりたいと考えております。
 次のもう一点のシルバーポイント助成事業についてでございます。
 65歳以上で今実施をしております。実施しているのは、介護保険制度を活用した中でこの事業を実施しているため、今現在65歳以上というようなことで実施をしております。他市もいろいろ調査もしているんですが、65歳未満の実施というようなこともありますけれども、このポイント事業に参加をすることはできるんですけれども、ポイントまでつかないというような実施をしているところがあります。そういった中で、今後につきましては、介護保険制度外というようなことになりますので、財政状況も含めまして、他市の状況も再度検討も進めながら検討してまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 再質問はありませんか。山本健十郎議員。
○26番(山本健十郎)(登壇) 多岐にわたっての質問に御答弁いただきました。
 数点要望をいたしまして、終わりたいと思いますが、特にあかがねミュージアムについて7点の質問を行いましたが、これは議員もそうです。市民も多くいろんな問題を抱えておる状況であったと思います。一通りきょうは御答弁をいただいたんですが、特にお願いしたいのは、市民や議会、そういう情報提供を逐次とにかく行うことが一つは施設の繁栄にもつながると思いますので、情報提供を適宜行っていただきたいということをお願いしておきたいと思います。
 それから、跨線橋のエレベーターの設置なんですが、国体までにどうしてもとJRに要請していただきたい。このことは法的にもJRは平成32年までにつくらないかんというお話ですので、JRはなかなか渋いところでございますので、強く国体開催に間に合うように要請していただきたい。
 それから、運動公園建設について市長から基本構想をきちっとやると、こういうお話なんですが、運動公園建設についてもおくれにおくれておりますので、ひとつ必ず休まんと前へ進んでいただきたい、このように思います。
 最後になりますが、私は石川市長の出馬の御決意をしていただきたいと、こういう質問をいたしましたが、市長のほうからしかるべきときに決断するというような御答弁をいただきました。
 しかし、答弁の中で至るところに非常に強い意欲を感じられました。中でも任期も残すところ9カ月足らずの今、まだまだ道半ばにあるものと強く感じておりますとのこのくだりで、私は出馬の決意を強く感じました。最後になりますが、早期の決断を再度強く石川市長に要請して、質問を終わります。
○議長(藤田豊治) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 公明党議員団の佐々木文義でございます。通告に従いまして質問をさせていただきます。
 日本は、今高齢化と人口減少の同時進行、そして国際情勢の激変という内外ともに極めて困難な時代にあります。政治は未来への責任を果たすために答えを先送りすることは許されません。安倍内閣発足から3年、自民党と公明党の連立政権による安定した政治基盤のもと、的確な政策対応により経済再生は着実に成果を上げながら、デフレ脱却まであと一歩というところまできております。経済の好循環をさらに加速させ、経済再生を確実なものとし、国民お一人お一人が自分らしく輝き、自己実現できる一億総活躍の社会をつくらなければならないと思っております。そのためには、安心で持続可能な社会保障制度の推進など、必要な社会基盤の整備を着実に進めることが必要であります。地方を元気にする地方創生の新たなチャレンジも始まっております。そこに暮らす人に光を当て、一人一人が自分らしく輝く、人が生きる地方創生を進めていかなければならないと思います。
 また、我が国を取り巻く国際環境が大きく変わる中で、総合的な日本の外交、安全保障の取り組みも重要になってまいります。公明党も政権与党の一翼を担い、私たち地方議員も地方の課題にしっかり挑戦をしていく気持ちであります。自民党と公明党の連立政権に対する石川市長の率直な感想をお聞かせをいただきたいと思います。
 そして、地域再生から地方創生へ、石川市長の任期も残り1年足らずとなりました。市長は、就任以来、経済の再生、コミュニティーの再生、市役所の再生の3つの再生と健康づくり、教育力の向上の2つの課題を行政運営の大きな柱として取り組みを進めてこられました。この3年余りで地域再生への基盤がどのように確実に整ってきたのか、お伺いをいたします。
 市長は平成28年度を再生から創生への躍進の年と位置づけをされておられます。本市も新居浜市人口ビジョン、新居浜市総合戦略が策定をされました。地方創生のかなめは、その担い手である人であります。人に視点を置き、女性や若者が生き生きと活躍できるまちづくりへ、本市の特色を生かしたユニークな取り組みをしていかなければなりません。観光、雇用、子育て支援、広域連携など、地域の魅力を生かした仕事をつくり、人の流れをつくっていくのが大切であります。地方創生を成功に導いていくためには、本市の自主性を第一に、これが大事でありますが、国との連携や支援も不可欠であります。今後の取り組みの進め方についてお伺いをいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 公明党議員団代表の佐々木議員さんの御質問にお答えいたします。
 まず、自民党と公明党の連立政権に対する私の感想でございます。
 長年にわたる自公協力体制によりまして、安定した政権運営のもと、バランスのとれた政策を実行していただいていると感じております。特に外交面や経済政策においては、着実に前進しているのではないかと思っております。
 次に、地域再生から地方創生へについてでございます。
 まず、地域再生への基盤についてでございます。
 私は市長に就任して以来、3つの再生と2つの課題を行政運営の柱に掲げ、地域再生に向けた各種施策を推進してまいりました。私は、市政運営には市民、事業者、行政が一体となり市政課題に取り組むことが肝要との思いから、平成25年6月に各界各層の代表者から成る政策懇談会を設置いたしました。地域の再生を図るためには、市民の皆様、また各分野で活躍されている皆様の声に耳を傾け、そして現場が直面している課題に対し、今まさに求められている施策を具体的な事業として取り組んでいくという体制が必要であり、政策懇談会を設置して以来、このような体制が構築されたことは、地域再生、さらには地方創生に向けての基盤が整ってきたと実感しているところでございます。今後におきましても、市民の皆様との対話を通じ、市政に反映していくという体制を維持し、また市民の皆様から施策による成果をフィードバックしていただくことで、より効果的な事業へと展開させてまいりたいと考えております。
 次に、地方創生を成功に導く取り組みについてでございます。
 佐々木議員さん御案内のとおり、地方創生の成功のためには、まち・ひと・しごとの中でも特に人が中心的役割を担い、人が仕事をつくり、町をつくるという好循環を確立することが重要であると考えております。このようなことから、昨年12月に策定いたしました新居浜市総合戦略におきましては、人口減少問題を克服し、本市の持続的発展を図ることを目的に、新居浜市人口ビジョンの将来目標人口の実現に向け、人に焦点を当てた定住人口・交流人口の拡大など、4つの基本目標を掲げ、それぞれの目標ごとに定める具体的な施策を展開することといたしております。その中でも特に本市の地域特性を踏まえた、ものづくり産業の振興と住友各社との連携強化、全国初の企業城下町版CCRCの導入、別子銅山近代化産業遺産を活用した観光の振興、子育て支援の充実と健康寿命の延伸の4つの施策を重点的に推進してまいりたいと考えております。
 佐々木議員さん御指摘の女性や若者が活躍できるまちづくりにつきましては、若手現場従業員にスポットを当てたゲンバ男子や女性創業者への重点支援のほか、独身男女の出会いの場の創出、女性活躍のためのワーク・ライフ・バランスの推進にも取り組んでまいります。
 また、国との連携や支援につきましては、産業、人口、社会インフラなどのビッグデータを備えた地域経済分析システムRESASや都道府県ごとに国の職員が相談窓口となる地方創生コンシェルジュ、さらには、平成28年度に新たに創設される地方創生の深化のための新型交付金など、国からの情報支援、人的支援、財政支援を最大限活用することにより、地方創生への取り組みのより一層の深化に努めてまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) この際、暫時休憩いたします。
  午前11時54分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――

  午後 1時00分再開
○議長(藤田豊治) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 続きまして、マイナンバーについてお伺いをいたします。
 赤ちゃんから高齢者まで、国内に住む全ての人に12桁の番号を割り当てる社会保障と税の共通番号、マイナンバー制度の運用がこの1月からスタートをいたしました。マイナンバーは、社会保障、税、災害対策の行政手続の際に使います。具体的な利用・活用方法はどういうものなのか、お伺いをいたします。
 また、制度の本格運用に伴い、1月からは公的な身分証明書にもなる顔写真がついているICチップ入りの個人番号カードの無料交付も始まりました。取得は自由でありますが、カードを使えばどのような利点があるのか、お伺いをいたします。
 個人番号カードには、プライバシー性の高い情報は記録されず、個人情報はしっかり保護されるようでありますが、安全性にどのように配慮されているのか、お伺いをいたします。
 また、大阪府守口市では、市役所に個人番号カード交付申請機能を備えた証明写真機を設置したようであります。個人番号カードの交付申請は、郵送やパソコン、スマートフォンから可能でありますが、この写真機を利用すれば、顔写真の撮影から申請までをその場で一度に行うことができます。受け取った交付申請書に印字されているQRコードを機体のスキャナーにかざし、音声案内に沿ってタッチパネルを操作して顔写真を撮影すれば、個人データが専用回線で送信され、申請が完了をいたします。料金も700円で済みます。写真を切り取って張りつけたり、郵送をしたりする手間を省くことができます。スマホやパソコンが使えない高齢者で、簡単に個人番号カードが取得できます。
 また、他の用で市役所にお越しの市民の方にも便利ではと思いますが、導入についてのお考えをお伺いいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。寺田企画部長。
○企画部長(寺田政則)(登壇) マイナンバーについてお答えいたします。
 まず、マイナンバーの具体的な利用・活用方法についてでございます。
 マイナンバーは、国の行政機関や地方公共団体などにおいて社会保障、税、災害対策の分野で利用されます。社会保障の分野では、雇用保険や介護保険、医療保険等の資格取得や変更の手続、高額療養費や生活保護、児童手当等の福祉の給付の手続などの際に、申請書等にマイナンバーを記載していただくことになります。税の分野では、税務署に提出する確定申告書や法定調書などに記載していただくことになります。災害の分野では、被災者台帳の作成や被災者生活再建支援金の給付などでマイナンバーを活用することになります。これらマイナンバーの活用により所得や他の行政サービスの受給状況が把握しやすくなり、税や社会保障の負担を不当に免れることや不正受給の防止に役立つほか、本当に困っている方へのきめ細かな支援が可能となります。
 また、平成29年7月からは、国と地方公共団体等との情報連携が始まる予定であり、これにより申請の際に所得証明書などの添付書類が省略できるケースが出てくるなど、市民の皆様の負担軽減、利便性の向上が実現するようになります。
 次に、個人番号カードを使えばどのような利点があるのかについてでございます。
 個人番号カードは、本人確認のための身分証明書として利用できるほか、カードのICチップに搭載された電子証明書を用いてe-Tax国税電子申告・納税システムなどの電子申請を行うことができます。
 また、今後は個人番号カードを使用して、全国のコンビニ等で住民票の写しなどの証明書が取得できるコンビニ交付サービスの導入など、市民サービスの向上につながる活用方法を検討してまいります。
 次に、個人番号カードは安全性にどのように配慮されているのかについてでございます。
 個人番号カードには、必要最低限の情報のみが記録され、税情報や年金給付情報など、プライバシー性の高い個人情報は記録されません。
 また、カード内の情報が不正に読み出されたり、偽造されるなどの不正行為を防止する高いセキュリティー性が確保されております。個人番号カードの使用に関しましては、サービスごとに異なる暗証番号を設定して情報を保護し、暗証番号の入力を一定回数以上間違えるとカードがロックされるなど、不正使用を防止する仕組みとなっております。今後におきましては、情報セキュリティー対策に万全を期するとともに、市民の皆様の利便性の向上を図るため、個人番号カードの普及に努めてまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 関市民部長。
○市民部長(関福生)(登壇) 個人番号カード交付申請機能を備えた証明写真機の設置についてお答えいたします。
 佐々木議員さん御案内の証明写真機は、個人番号カードの手続を行う機能を兼ね備えたもので、写真撮影からオンラインによるカード申請までをダイレクトに行い、写真の貼付や申請書類のポストへの投函などを省略することができるもので、守口市のほかにも市原市、草加市などが設置しており、これらの自治体においては、個人番号カード申請件数も上昇したものと伺っております。個人番号カードは、公的な本人確認書類になるとともに、本市においても今後市民生活の利便性向上に活用が見込まれます。カード取得に伴う市民の負担感を軽減する上で、この証明写真機の設置は意義あるものと考えており、個人番号カードの取得促進への効果を期待し、今後設置に向けて検討してまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 先ほど前向きに個人番号カードの証明写真機を設置という形で御答弁がありました。
 そこでお伺いをさせていただきたいと思いますけども、1月からそういったカードの申請が始まりましたけども、現在どれぐらいの方が申請をされておられるんでしょうか。なかなか手続上難しいとかいろいろあるかとは思うんですけども、1月から現在まで何人ぐらいの方が、そしてまた、今現在申し込めば、大体どれぐらいの期間で交付されるのか、お伺いをいたします。
○議長(藤田豊治) 暫時休憩します。
  午後 1時09分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 1時11分再開
○議長(藤田豊治) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 答弁を求めます。関市民部長。
○市民部長(関福生)(登壇) 佐々木議員さんの再質問にお答えいたします。
 現在、申請が上がっております概数が5,100人でございます。交付通知はがきを発行しましたのが1,000人、そのうち現在交付が既に終わっております件数が約600でございます。この5,100人を全て発送するに至るには、やはり7月ぐらいまで時間がかかるのではないかなと想定いたしております。
○議長(藤田豊治) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 相当の方がお待ちだろうと思いますけれども、こういった交付申請機能を備えた証明写真機、手続が簡潔になっていきますので、導入のほうをしっかりとよろしくお願いをしたいと思っております。
 それでは続いて、健康福祉についてお伺いをいたします。
 まず、産後ケア体制の支援についてであります。
 子育て支援は、国や自治体の取り組みにより、妊娠、出産、育児と切れ目のない支援策が講じられてきましたが、現在大きな課題となっているのが、出産前と直後の対応であります。特に妊娠中からの切れ目のない継続的な支援が必要であります。出産により女性の心身には大きな負担が生じます。特に出産直後から1カ月間は、身体的な負荷に加えて、急激なホルモンバランスの変化で精神的に不安定になる傾向が強く、十分な休養とサポートが必要であります。近年、晩婚、晩産により女性の出産年齢が年々高くなってきております。出産する女性の親の年齢もそれに伴いまして高齢化をしており、十分な手助けを受けられない状況もあります。
 また、核家族化が進み、地域との交流も希薄化をしている中で、不安を抱えたまま母親としての育児がスタートするケースが多くなっております。良好な母子の愛着形成を促進する上で、出産直後の1カ月間が最も大事な時期であり、さらには産後早期の親子関係が、虐待や育児放棄の予防、早期発見などの役割も果たすと言われております。したがって、出産直後の母親への精神的な身体的なサポートは欠かせないものとなってきております。本市の妊娠・出産包括支援と産後ケア対策についてどう取り組みをされているのか、お伺いをいたします。
 また、エンゼルヘルパー派遣事業が現在取り組みをされておりますけども、利用状況や利用者の方の反応はどうなのか、お伺いをいたします。
 次に、病児・病後児保育についてであります。
 小さな子供はよく病気にかかるものであります。ようやく保育所に子供を預けて働けるようになった母親であっても、子供の急病のために看護休暇や有給休暇を使い果たし、職場を去ったりかえなければならないこともあります。ワーク・ライフ・バランスの実現のためには、子供を安心して預けられる受け皿が不可欠であります。風邪やインフルエンザで発熱した子供は、感染の拡大や容体悪化のおそれがあることから、一般の保育所等では預かってもらえないと思います。病気の急性期から回復期の病児・病後児保育は、本市に1園あります。大変ありがたいと思っております。現在の運営、また利用状況についてお伺いをいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 健康福祉についてお答えいたします。
 まず、産後ケア体制についてでございます。
 本市では、昨年策定いたしました総合戦略におきまして、浜っ子をふやすため、結婚・出産・子育て支援を充実すると基本目標に掲げ、取り組むこととしており、妊娠、出産、子育てへの切れ目のない支援をさらに充実していくことが大変重要であると認識をいたしております。
 産後ケアにつきましては、母子保健法に基づき、看護師や保健師の専門職が、出産後なるべく早い時期に全戸訪問する育児支援家庭訪問事業に取り組んでおります。この訪問事業では、乳児の成長発達を確認するだけでなく、母親の育児不安や健康管理にも配慮し、母親の精神面に対し、産後鬱質問票や赤ちゃんへの気持ち質問票を利用し、母親の思いを聞き取ることで、きめ細かい精神面の支援や育児環境を整え、母親が自信を持って育児ができるようサポートするとともに、虐待の未然防止を図っております。特に若年妊娠や高齢初産、妊娠届が遅いなどのハイリスク妊婦については、保健師が妊娠期から訪問などで顔見知りになりかかわっていくことで、産後の支援がスムーズに行われるようケア体制を整え取り組んでいるところでございます。
 また、医療機関においては、妊娠期から産後の入院期間中や子供の健診を通じて、育児支援が必要な母親や育児不安の強い母親についての情報を保健センターに提供していただいており、医療機関との相互連携を図りながら、母親に寄り添った支援に努めております。
 次に、妊娠・出産包括支援の取り組みについてでございます。
 本市におきましては、今年度より妊娠期から子育て期を対象に、子育て支援課、保健センター、発達支援課、地域子育て支援拠点施設等の子育て支援機関、小児科・産婦人科等の医療機関、保健所、児童相談所等と連携し、妊娠、出産、育児の切れ目のない相談、支援の場として、子育てサービス利用者支援事業を実施しており、平成28年度以降実施拠点を増設する予定といたしております。
 お尋ねの妊娠・出産包括支援の取り組みにつきましては、妊娠、出産から子育て期に至る切れ目のない支援の仕組みを確保することが重要でありますことから、先進事例の調査研究も進めるとともに、この利用者支援事業の充実を図ることにより、包括支援につなげてまいりたいと考えております。
 以上、申し上げましたが、他の点につきましては補足いたさせます。
○議長(藤田豊治) 岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 健康福祉についてお答えいたします。
 まず、エンゼルヘルパー派遣事業についてでございます。
 利用状況につきましては、平成26年度が登録者30名、延べ利用時間94時間、平成27年度が1月末現在で登録者27名、延べ利用時間74時間となっております。登録される方は、転勤族や身近に支援者がいないため、産後だけでなく産前から登録される方がふえております。登録者の中には、ヘルパー派遣を利用されない方もおられますが、登録していたことで、いざというときに助けてもらえるという安心感につながっている。また、利用を重ねることでヘルパーと親しくなり、いろいろと相談もでき、子育てを頑張れるなどのうれしい声も聞かれ、この制度があることにより、安心して妊娠、出産できる環境づくりにつながっているものと考えております。
 次に、病児・病後児保育についてでございます。
 本市では、一時休園しておりましたなかよし園を平成26年8月1日に再開し、病児・病後児保育事業を実施いたしております。
 利用状況につきましては、平成28年1月31日現在で、利用登録者数467人、延べ利用者数167人となっております。運営につきましては、利用申し込みの状況を踏まえた弾力的な体制で運営できるよう取り組んでおり、受け入れにも余裕がある状況となっております。
○議長(藤田豊治) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 先ほど御答弁がありましたとおり、包括的にいろんな産前・産後ケア体制の進め方をしていただきたいと思っております。本年に入りましても1月から2月の間に児童虐待、母親が自分の子供を死なせたりとか、連れ子を死なせたりとか、多数のニュースが毎日のように出ております。そういった小さなときから自分の子供を大事にしていくという姿勢を赤ちゃんのときから持っていけば、だんだんだんだん大きくなってもずっとかわいく育てていけれるんだと思いますので、こういう体制をしっかりとっていただきたいなと思っております。
 続きまして、介護ロボットについてお伺いをいたします。
 介護にかかわる人の負担を和らげる介護ロボットの活躍が注目をされております。介護ロボを導入する施設への補助制度も実施をされ、介護従事者の離職防止などが期待をされております。政府が2015年1月に発表したロボット新戦略では、介護分野のうち、1つ、歩行支援、2つ、排せつ支援、3つ、認知症の人の見守り、4つ、ベッドからの移しかえなど移乗支援、そして5つ目には入浴支援の5つを重点分野に設定をされました。2020年までに介護ロボットの国内市場規模を500億円に拡大をするほか、介護従事者が腰を痛める機会をゼロにすることを目指しておられます。厚生労働省は、2015年度補正予算で20万円を超える介護ロボを導入する介護事業者に対し、市などを通じて1事業所当たり300万円を上限に補助する制度を実施するようであります。
 また、見守り支援機器を導入する市に対しても補助を行い、在宅高齢者の見守り支援体制の整備を進めていくようでありますが、本市の取り組みについてお伺いをいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 介護ロボットについてお答えいたします。
 国が進める一億総活躍社会実現に向けて、緊急に実現すべき対策、介護離職ゼロの推進に向け、介護ロボットは介護従事者の身体的負担の軽減や業務の効率化に資する新たな技術が導入されており、介護従事者が離職せずに継続して就労するための環境整備策として有効であると期待をいたしております。本市におきましても、介護従事者の離職防止のため、厚生労働省が平成27年度補正予算で実施している介護従事者の負担軽減に資する介護ロボット導入促進事業を活用することとし、市内の介護サービス事業者に要望調査をしたところ、介護従事者の身体的負担が軽減され、ゆとりができ、利用者へのサービスの質を高めることができるなど、多くの事業者から要望がございました。現在国に対し要望を上げ、採択を待っている段階でございます。
 また、介護ロボット等を活用した見守り支援機器導入促進事業につきましては、現在本市で実施しております見守り推進員活動や緊急通報装置などの既存施策で対応できておりますので、今回は要望を見送りましたが、今後におきましても、新たな介護ロボットの開発などにつきましては、国等の動向を注視してまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 先ほど市長も答弁されましたけども、今後また見守り支援機器などもしっかり市のほうで導入の検討をしていただければ、本当に歩行困難な方がしっかりそれを通じて見守りもできますし、歩行もできるという機器でございますので、よろしくお願いをしたいと思っております。
 それでは続きまして、別子山診療所についてお伺いをいたします。
 別子山診療所は、僻地無医師地区への医療対策として、一般社団法人新居浜市医師会の御支援により運営をされている医療機関であります。医療サービス拠点として、地域住民の健康づくりに不可欠な施設であります。毎週木曜日に診察、診療をしていただいております。しっかりと運営に対しては補助をしていただきたいと思っております。今後の取り組みについてお伺いをいたします。
 また、地域住民の方からこんな要望をいただきました。
 家から診療所まで介護をしている家人を連れ出すのに一苦労をします。何カ月かに1回でも結構です。訪問診療体制ができないのかとの声がありました。こういった声に対して御所見をお伺いいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 別子山診療所についてお答えいたします。
 別子山診療所は、旧別子山村の編入合併に伴い、平成15年4月に総合福祉センター別子山分館内に開設し、運営につきましては、一般社団法人新居浜市医師会の御協力を賜り、市の補助により運営していただいております。
 診療所の開設当初は、毎週木曜日午後2時からの内科診療のみでございましたが、平成16年度から第3木曜日に外科診療を増設し、事業の拡充を図っております。今後におきましても、別子山地区の住民の皆様が、地域で安心して生活できるよう、新居浜市医師会の御協力をいただきながら運営に対する補助を継続し、診療所の安定的な運営を図ってまいりたいと考えております。
 次に、訪問診療体制についてでございます。
 御案内のとおり、本市では医師の減少と高齢化が進行し、医師を確保することが非常に難しくなっており、別子山診療所におきましても、協力いただける医師の継続的な確保が大変重要な課題の一つとなっております。
 また、診療所までの往復に3時間程度を要することや御自身の病院等の診療を終えてから診療所業務に従事しなければならない苛酷な状況を踏まえますと、地元住民からの要望ではございますが、現時点では訪問診療体制を確保することは難しい状況と判断しております。そのため介護保険制度を利用し、ホームヘルパーに通院のための介助を依頼するなど、他の方法による対応も検討し、地域の課題解決を図っていく必要があるものと考えております。
○議長(藤田豊治) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 本当に別子山の診療所、住民の方には本当に心強い診療所であります。そういう中で、地元の住民の方の御意見もお伺いをしながら、一番いい方法をとっていっていただくようにお願いをしておきたいと思います。
 それでは続きまして、女性消防団についてお伺いをいたします。
 現在、国会で審議されている来年度予算案に、女性消防団員等の活躍加速推進事業が盛り込まれ、女性や若者の消防団への加入推進が強化されるようであります。政府が昨年発表した女性活躍加速のための重点方針では、社会の安全、安心を確保する女性人材の育成が掲げられており、具体的な取り組みの一つであります。この事業では、産学官の関係者が女性消防団員を活用した地域防災力の強化をアピールするシンポジウムを各地で開催をするほか、女性や若者が活躍をする消防団の先進事例を紹介する教材も作成するようであります。
 また、実際の現場で女性が活躍できる環境を広げていくため、運転しやすい軽自動車に加え、布担架や炊き出しセットなどの防災資機材などを試験的に導入もするようであります。消防団は、地域の安全を守る中核組織として、なくてはならない存在であります。
 ところが、少子高齢化や人口減少、そして働く人のうちサラリーマンが占める割合の増加によって人材の確保が難しくなってきておるようであります。このため、女性や若者世代の力に大きな期待が集まっております。特に災害発生時には、女性の視点が注目をされます。東日本大震災の発生時には、授乳スペースや更衣室の確保など、女性特有の悩みに配慮した避難所運営に尽力した女性消防団員に注目が集まりました。今後本市でも地域の防災力を向上させていくためにも女性消防団員の加入促進について今後どう取り組まれるのか、お伺いをいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。藤田消防長。
○消防長(藤田秀喜)(登壇) 女性消防団についてお答えいたします。
 まず、地域防災力のかなめとなる消防団員につきましては、近年少子高齢化や就業形態の変化などの影響により、全国的に男性消防団員の確保は困難な状況にあり、国におきましても、女性や若者を初めとした加入促進の強化に向け取り組みを始めたところでございます。本市では、平成14年度の消防団活性化検討委員会において、女性消防団のあり方について検討し、平成15年4月から団員定数を30名と定め、加入促進を図り、現在は29名の女性消防団員が市内の各地域において、AEDを用いた救命講習会の指導や防火、防災に関する指導など、女性ならではのきめ細やかな防災活動を行う傍ら、家事や育児等の合間を縫って軽小型動力ポンプによる消防操法訓練に取り組み、平成21年には、横浜市で開催されました全国女性消防操法大会へ出場し、優秀な成績をおさめております。
 また、毎年開催されております女性消防強化対策研修会などにも積極的に参加し、資質の向上に努めておりますが、今後は全ての女性消防団員が救命講習指導員の資格取得を目指し、教養訓練に取り組む予定でございます。
 なお、今月末には、定数の30名に達する見込みでありますが、今後におきましても定数割れが生じないよう、女性消防団員が活動しやすい環境づくりに取り組んでまいります。
○議長(藤田豊治) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 今後とも女性消防団員、そしてまた12月の議会のときでも女性消防士の採用など、いろんな女性の視点を取り入れるような質問をさせていただきましたけども、きょうの産経新聞の中に国防女子という形で女性艦長、現役護衛艦で初めて女性艦長大谷2等海佐さんが写真入りで出ておりますけれども、これから国防女子であったりとか、消防女子であったりとか、そういったいろんな場面でお手伝いをしていただかなければならないと思いますので、よろしくお願いをしたいと思っております。
 続きまして、18歳選挙権についてお伺いをいたします。
 選挙年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げる法改正、公職選挙法が昨年の6月19日に施行をされ、国政選挙では7月予定の参議院選挙から実施をされます。これに合わせて新たに有権者となる18歳、19歳の人が、今春に進学などで引っ越しをしても確実に投票ができるようにするための改正公選法が成立をいたしました。18歳選挙権で新たに有権者となる18歳、19歳の人は約240万人、全有権者の2%に当たります。若い有権者の声を確実に政治へ届けなければなりません。転居による投票権の空白が解消をされますが、今後どのように18歳、19歳の方に投票に行ってもらうかが大事でありますが、現在どう取り組まれているのか、お伺いをいたします。
 また政府は、共通投票所の創設などを柱とした公職選挙法改正案を国会に提出をいたしました。民主党なども賛成する見通しで、今国会で成立すれば、夏の参院選から適用され、投票環境が大きく改善をされます。改正案は3つの柱で構成され、このうち共通投票所は、現在は指定の1カ所に限られておりますが、投票日当日の投票所を自治体の判断で、人が集まりやすい駅やスーパーにも設置できるようになり、共通投票所は同じ自治体に住む人なら、誰でも投票可能となります。
 また、現在は午前8時半から午後8時とされている期日前投票の投票時間について、自治体の判断で開始・終了時間をそれぞれ最大2時間広げることができるようになります。期日前投票は、利用率がふえてきております。本市でも期日前投票所の今回の18歳以上の投票に合わせて、複数の設置について、また有権者の投票についてどう取り組みされているのか、お伺いをいたします。
 また、有権者が投票所に連れて入ることができる子供について、幼児から18歳未満まで拡大をされようとしておりますが、本市の取り組みについてお伺いをいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。櫻木選挙管理委員会事務局長。
○選挙管理委員会事務局長(櫻木俊彰)(登壇) 18歳選挙権についてお答えいたします。
 投票率全体の低下傾向が続いている中、特に若年層の投票率向上に向けた取り組みは、喫緊の課題となっております。現在高専を含む市内の高等学校で、主に高校3年生を対象に選挙啓発講座や模擬投票を実施しております。今後は、在校生全員を対象とした選挙啓発講座を予定しており、各学校及び県選挙管理委員会とも連携しながら、投票の大切さを伝えるとともに、選挙を身近に感じてもらえるような取り組みを進めてまいります。
 このほか、新有権者向けの選挙啓発冊子の送付やSNSを初めとする新居浜市から発信する各種メディアを活用した選挙情報の提供を実施してまいります。
 また、この春に進学や就職などで転出される方が多く、参議院議員通常選挙の際に初めての選挙が不在者投票となる方も多いことが予想されますので、不在者投票の請求書を同封した投票案内を送付し、初めてでも安心して投票に参加できるように対応してまいります。
 次に、今回18歳選挙権年齢引き下げに合わせての期日前投票所の複数の設置についてでございます。
 法改正後、最初に執行される予定の参議院議員通常選挙において、現在設置しております市役所、別子山支所に加え、学生を対象とした投票参加への働きかけが直接的に行える取り組みとして、新居浜工業高等専門学校への設置について協議を行っているところでございます。
 次に、有権者が投票所に連れて入ることができる子供につきましては、現在の幼児から拡大する法案が今国会で審議されております。選挙管理委員会といたしましても、自分の親などの家族が投票する姿を見て育つことは、投票参加への意識醸成に非常に有効な経験となり、将来の投票率向上につながるものと期待しているところでございます。いずれにいたしましても、今後の国会審議の動向を注視しつつ、投票環境の向上に努めてまいります。
○議長(藤田豊治) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 先ほど期日前が一歩前進という形で、今協議中という形で、お話できる程度でいいんですが、大体高専の中でどれぐらいの期間、そしてまた学生だけでもなく、一般の方もそこで利用ができるのかどうか、その点をお伺いしておきたいと思います。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。櫻木選挙管理委員会事務局長。
○選挙管理委員会事務局長(櫻木俊彰)(登壇) 佐々木議員さんの再質問にお答えいたします。
 新居浜工業高等専門学校の期日前投票所におきましては、一般の方も投票できるような形をとりたいと思っております。学生さんが対象の中心になりますので、ほかの自治体の前例も見ますと、大体2日ぐらいを予定はしております。
 現在、新居浜工業高等専門学校には、1学年約200人強の学生さんが在学されていることから、今回参議院議員選挙、初めて有権者となる方を含めて500人以上の若い有権者が在籍し、その半数以上が新居浜市の住所を有していると伺っております。
 また、期日前投票所の設置に当たっては、学生さんに選挙事務や投票立会人などで参加していただくことによりまして、選挙をより身近に感じていただき投票率アップにつなげていきたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) これは要望でございますが、まだまだ投票率が悪いと思いますので、期日前投票所を、ショッピングモールであったりとか、いろんな今後の課題だろうと思いますけども、検討をしていっていただきたいと、このように思っております。
 続きまして、最後の市政運営についてであります。
 国においては、一億総活躍社会の実現、そして経済財政再生計画の推進を目指しております。本市おいても、新居浜市総合戦略に掲げる地方創生の4つの基本目標である雇用創出と産業振興、定住人口・交流人口の拡大、結婚・出産・子育て支援と健康寿命の延伸、広域連携と時代に合ったまちづくりを実現するためフィールド1快適交流からフィールド7まで主要施策について事業化をするとともに、具体的な施策を予算化されておられます。快適交流、環境調和、経済活力、健康福祉、教育文化、自立協働そして計画の推進を全体的にどう進められるのか、お伺いをしておきたいと思っております。
 まず、道路の整備についてであります。
 主要地方道壬生川新居浜野田線から市道金栄橋通り線までの区間786メートルのうち、南中学校西側の100メートルについては改良事業を行っていただいて、安全性、利便性の向上を図っていただくようになりました。長年にわたる地元庄内地域初め、南中学校生の皆様、またこの道を通行する市民の方には、大変喜ばれていると思いますが、どのように計画を進められるのか、お伺いをいたします。
 次に、雇用促進住宅・国家公務員宿舎活用事業についてお伺いをいたします。
 これは、雇用促進住宅及び国家公務員宿舎を買い取り、子育て世帯また高齢者世帯等の受け皿としての利活用を行い、公営住宅環境整備の推進を図ることが目的のようでありますが、今回購入しようと決断をされたのはどのような事情等があったか、またいきさつ等があったのか、お伺いをいたします。
 次に、自転車のまちづくり推進事業についてであります。
 これは、自転車の修理や休憩場所等を提供していただいて、自転車利用を支援してくれる事業者を協力店などとして自転車の利用環境を向上させ、環境にも健康にも優しい自転車の利用を促進し、自転車の街新居浜の復活を図りながら、またサイクリングツアーの開催によって自転車の楽しさや便利さを伝え、自動車から自転車への乗りかえを促すことを目的とされることのようでありますが、自転車組合とかとどう協力の話し合いをなされているのか。
 また、サイクリングツアーはどのように開催をするのか、お伺いをいたします。
 次に、健康都市づくり推進についてお伺いをいたします。
 市民が心身ともに健康増進に努められる、健康に関する正しい情報を周知し、健康づくりの動機づけとなるような事業を実施することにより健康意識の高揚を図り、健康増進計画第2次元気プラン新居浜21を推進して、健康づくり推進員を健康づくりリーダーとして育成をし、住民主体の健康づくりを推進することが目的でありますが、どのような内容によって取り組みをされようとするのか、お伺いをいたします。
 子ども医療費助成についてお伺いをいたします。
 昨年の2月議会で子育て支援の充実で市長に医療費の無料化ということについて御要望をいたしました。ことしの10月から子ども医療費の助成対象が中学校卒業までに拡大されることは、医療費負担の軽減による子育て支援として、子育て世代や孫育てをしている方々にとっては大変に喜ばれる事業であります。今後はそういった助成方法などの周知に努めていただきたいと思いますが、お伺いをいたします。
 次に、スポーツの振興と競技力の向上についてであります。
 市長も積極的に支援をしていくとのことでありますが、新居浜市の代表として全国的に新居浜の名を残すことができる選手、各種目競技の全国大会、国際大会、そしてオリンピックやパラリンピック大会などの出場選手の派遣費の補助などはどのようになっているのでしょうか、お伺いをいたします。
 最後になりますけども、市制80周年事業についてお伺いをいたします。
 昨年総合文化施設あかがねミュージアムがオープンをいたしました。
 また、来年平成29年は新居浜市制80周年という、新居浜市にとっては記念すべき年になります。本年は開館1周年事業として(仮称)大アンデス文明展~東洋のマチュピチュの麓にてや虚構の劇団公演、そして新居浜が誇る3つの文化の一つの心の全国お手玉大会などが開催をされるようでありますが、市制80周年事業に向けて現在どのような事業計画を組んでおられるのか、お伺いをいたします。
 また、子供さんに絶大な人気のあるアンパンマンショーやおかあさんといっしょなど、あかがねミュージアムを全国発信するイベントなども今後指定管理者としっかり協議をしていただきたいと思いますが、お考えをお伺いいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 市政運営についてお答えいたします。
 まず、快適交流、環境調和、経済活力、健康福祉、教育文化、自立協働、そして計画の推進を全体的にどう進めるのかについてでございます。
 本市では、平成22年に第五次新居浜市長期総合計画を策定し、その中で快適交流を初めとする6つのフィールドごとにまちづくりの目標を示し、理想とする町の姿を実現するために具体的施策を実施してまいりました。策定から5年を経過した平成27年度には、計画の中間見直しのため、時期を同じくして策定した新居浜市総合戦略とも共通する視点として、雇用の創出と定住促進、子育て支援、少子化対策、健康寿命の延伸、防災・減災体制の強化の4つの項目に重点を置き、今後の本格的人口減少社会の到来を見据え、将来にわたり定住人口を維持し、都市機能や住民の生活の質を向上させることができる持続可能な都市を目指し、より実効性の高い施策が展開できる計画へと見直しを行っております。
 平成32年度までの後期5カ年においても、目指す将来都市像-あかがねのまち、笑顔輝く-産業・環境共生都市の実現に向けまして、基本計画に掲げる後期取り組み方針に基づくとともに、新居浜市総合戦略とも整合を図り、具体的施策を着実に推進してまいります。
 次に、健康都市づくりについてでございます。
 高齢化の進展に伴い、高齢者介護や医療が大きな社会問題となっておりますことから、健康寿命の延伸を目指して第2次元気プラン新居浜21を着実に実行し、生涯にわたる健康づくりを推進していくことが重要であると認識をいたしております。
 その取り組みといたしまして、まず健康に対する市民の意識改革を推進するため、健康づくりポイント事業を実施し、健康づくりの動機づけを行ってまいります。
 また、運動習慣の定着による健康増進を図るため、健康都市づくり推進員が中心となってウオーキング推進事業に取り組んでまいります。
 また、生活習慣病対策として、がん検診の受診率向上を図るため、引き続きがん検診の自己負担無料化を行うとともに、効果的な受診啓発によりがん死亡者数の減少に取り組んでまいります。
 さらには、簡単レシピ集を活用した食育の普及啓発、子育て世代や高齢者を対象とした食育推進事業、減塩推進などにも取り組んでまいります。このような取り組みを進める上で健康都市づくり推進員を健康づくりリーダーとして育成し、その活動を地域に広げていただくとともに、食生活改善推進協議会等の地区組織や各種団体などと連携した市民との協働による取り組みを進め、市民が元気で長生きができ、健康長寿を実感できるまちづくりを推進してまいります。
 次に、子ども医療費助成についてでございます。
 本市では、子育て支援の充実を最重要施策の一つに位置づけ、子ども医療費助成の拡充や保育料の見直しなどにより、子育て世帯の経済的負担の軽減及び多子世帯支援策の充実に取り組んできたところでございます。
 また、本年10月診療分から、子ども医療費の助成対象を中学校修了前までに拡大することにより、医療費負担の軽減によるさらなる子育て支援の充実を図るべく、条例議案及び予算議案を本議会に上程いたしているところでございます。
 お尋ねの周知につきましては、市政だより、ホームページなどの広報媒体を利用しての周知のほか、助成の方法等も含めまして、現行制度で助成対象となっている児童の世帯には、制度拡大に係る通知書と新しい受給資格者証を9月に送付する予定といたしております。
 また、制度拡大により新たに助成対象となる児童の世帯につきましては、申請の御案内をした上で、改めて申請手続をしていただき、9月末日までに受給資格者証を送付する予定としております。
 また、病院、診療所、歯科医院、調剤薬局、接骨院の医療機関等への周知につきましては、医師会や歯科医師会、薬剤師会、接骨師会を通じ、また直接各医療機関等に通知書を送付し、周知を図るとともに、医療機関等でも利用者に対して制度改正の周知をお願いしたいと考えております。
 次に、市制80周年事業についてでございます。
 本市は昭和12年11月3日、新居浜町、金子村、高津村の1町2村合併により、全国で146番目の市として誕生してから平成29年で市制80周年という記念すべき年を迎えることになります。この大きな節目の年を迎えるに当たり、新居浜市の歴史を振り返り、本市の礎である別子銅山を初めとする近代化産業遺産や別子銅山を起源としたものづくりのまちへの発展という本市特有の地域資源を生かした記念事業を実施することにより、先人たちの偉業を学び、未来に継承していきたいと考えております。
 事業計画につきましては、現時点では具体的な事業は決定しておりませんが、来年度当初には庁内に市制80周年記念事業検討委員会を立ち上げまして、70周年の温故知新~伝えよう未来へ~にかわる新たな80周年記念事業の実施テーマを決定してまいります。
 さらに、市民、職員から実施テーマに沿った記念事業の提案について広く募集を行い、市民の皆様に新居浜に対してより強い愛着や誇りを持っていただけるような創意工夫を凝らした記念事業を企画してまいりたいと考えております。あかがねミュージアムにおきましても、これから80周年記念事業を計画してまいりますが、その際には市民の皆様から御要望の多い近藤勝也さんや水樹奈々さん、鴻上尚史さんほか、全国で活躍している本市出身の皆様に御相談しながら企画内容を具体化してまいりたいと考えております。
 さらに、平成27年6月から8月にかけて、八幡浜市が市制施行10周年記念として開催いたしました東京富士美術館所蔵の名画による展覧会ほかの成功例を参考にさせていただきながら、新居浜の芸術文化を全国発信できるよう取り組んでまいります。
 また、子供を対象とした企画といたしましては、これまで本市出身の高見知佳さんによる絵本の読み聞かせや着ぐるみショーなどを行ってまいりましたが、80周年記念事業においても、子供が楽しめる企画を指定管理者と十分協議し検討してまいりたいと考えております。
 以上、申し上げましたが、他の点につきましては補足いたさせます。
○議長(藤田豊治) この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時57分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 2時08分再開
○議長(藤田豊治) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 阿部教育長。
○教育長(阿部義澄)(登壇) スポーツの振興についてお答えいたします。
 全国大会や国際大会などに出場する選手への派遣費の補助につきましては、予選を勝ち抜きスポーツ競技の全国大会等に出場される市民の栄誉をたたえますとともに、大会への出場を奨励するために、全国大会出場の場合におきましては1人1万円を、国際大会出場の場合におきましては1人3万円を奨励金として交付いたしております。
 さらに、出場された大会で優秀な成績をおさめられました場合には、新居浜市スポーツ賞を授与し顕彰を行っております。
○議長(藤田豊治) 寺田企画部長。
○企画部長(寺田政則)(登壇) 雇用促進住宅・国家公務員宿舎の活用についてお答えいたします。
 まず、雇用促進住宅泉川宿舎につきましては、雇用・能力開発機構法に基づき、平成11年10月以降、原則地方公共団体等を対象として譲渡する方針が示され、本市に対しましても現在の入居者が10年間は引き継がれることなどを条件に、不動産鑑定価格から5割以内を減額した額を譲渡価格として平成17年から購入の意向調査がございました。泉川宿舎譲渡に関しましては、譲渡の打診があった当初は、ほぼ全室が入居中であったこと、また買い取り後の明確な活用方法が見出せなかったことなどの理由により、譲渡の判断には至ってなかったところでございますが、その後入居者の減少と再度提示されました譲渡価格が、時価に比べて格段に低廉な価格であること、また国道11号バイパスに隣接する約3,500平米のまとまった用地であり、将来にわたり多目的な利活用が可能な立地条件であることなどを勘案して取得を決定したものでございます。
 また、国家公務員宿舎につきましては、平成23年財務省理財局通達の未利用国有地等の管理処分方針に基づき、まず地方公共団体等からの取得要望を受理することとなっておりまして、雇用促進住宅の取得を検討しておりました平成26年に国家公務員宿舎新居浜住宅3号棟の処分を予定しているとの情報提供がございました。新居浜住宅3号棟については、雇用促進住宅の現入居者の移転先となり得ることに加え、将来的に子育て世帯、高齢者世帯等の受け皿としても利活用が可能との判断から今回取得を決断したものでございます。今後におきましては、取得後の最も有効な利活用につきまして、関係課所と連携を図りながら検討をいたしてまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 伊藤環境部長。
○環境部長(伊藤公夫)(登壇) 自転車のまちづくりについてお答えいたします。
 自転車は誰もが気軽に利用でき、環境への負荷を軽減する交通手段であり、また工都新居浜の発展の歴史を象徴する乗り物でもありますことから、自転車の街復活の実現に向け取り組んでいるところでございます。
 その取り組みの一つとして、本年度より3カ年の計画でまちなかサイクリング協力店拡大事業に取り組んでおります。この事業は、より多くの市民の皆様に自転車を楽しく気軽に活用していただくため、自転車の修理や休憩する場所を提供していただける事業者を協力店として登録し、自転車の利用環境の向上を図るものでございます。今年度は自転車店を初め、喫茶店や美容室、その他さまざまな業種の計25店を協力店として登録させていただく予定としておりまして、現在のところ自転車組合や二輪車組合と直接のお話等はしておりませんが、今後必要に応じて協議させていただき、事業の推進を図っていきたいと考えております。
 次に、サイクリングツアーの開催についてですが、今年度は11月15日の愛媛サイクリングの日に合わせまして、まちなかサイクリングツアーを実施いたしました。このツアーは、シティーサイクルで市内の史跡などをガイドの説明を受けながらゆったりと走り、新居浜の歴史や自然を感じていただけることを魅力として、市政だよりやホームページ、愛媛県のサイクリングイベントのパンフレットなどに掲載し、30名の募集に対して43名の参加をいただきました。今後におきましても、これらの取り組みを継続しながら、日常生活の中で少しでも自転車を使っていただけるよう取り組んでまいります。
○議長(藤田豊治) 原建設部長。
○建設部長(原一之)(登壇) 道路の整備についてお答えいたします。
 平形外山線のうち南中学校西側の100メートル区間につきましては、これまで墓地移転に関する条件整備が整わなかったことなどから、やむを得ず事業を中断しておりましたが、地元自治会や墓地管理会の関係者の皆様と事業再開に向けた協議を重ねてまいりました結果、平成26年度末におきまして、墓地移転に関する条件整備の見通しがつきましたことから、今年度より事業を再開したところでございます。現在は、道路工事の着手に向けて、代替墓地の測量設計、墓地の配置計画の策定を行っているところでございまして、今後も自治会や墓地管理会の皆様の御協力をいただきながら、墓地設置に関する付近住民の同意確認並びに代替墓地造成工事等に着手し、平成29年度を目標に未改良区間の整備が完了するように取り組んでまいります。
○議長(藤田豊治) 再質問はありませんか。佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 一、二点要望と、そして御質問させていただきたいと思います。
 全国大会は1人1万円、それは人数的な部分もいろいろあろうかとは思いますけども、国際大会に行かれる方、1人3万円、ちょっと金額的に少ないんじゃないかなという気はいたしてはおります。新居浜でパラリンピックで活躍されている方が、自分のライバルの八幡浜の子は、遠征費用に半分ほどは補助が出ると。新居浜市は今後どうなるのかというような要望もいただきましたけども、新居浜市も今はいろんなスポーツで新居浜を盛り上げようとしておるのに、そういう遠征費用であったりとか補助、これが極端に少ないんじゃないかなという気がいたします。こういったこともスポーツ選手がしっかり頑張っていこうというような気分を盛り上げれるようにもう少し考えていただきたいなと思っております。
 そしてもう一つは、健康都市づくりの中で、先ほど市長からもありました健康ポイント助成事業、こういったことをやっていこうと、健康都市づくりをやっていこうとされておられますけども、にいはま元気ポイント手帳、どれだけの方が今交付申請をされておられるのか、これを1点お伺いをしておきたいと思います。
 そしてもう一つは、先ほどあかがねミュージアムを活用した市制80周年を盛り上げていくということの中に、JRの駅前にあかがねミュージアムのような芸術文化施設、なかなか中四国でも珍しいと思っております。そういう中で3月26日からJRもアンパンマン列車を新しくやりました。内装も外装も立派になって、岡山のほうから松山、高松のほうまでずっと走るようになります。こういったアンパンマン列車に乗ってあかがねミュージアムにアンパンマンショーを見に行こうと、こういったことをJR四国とも協力をしていけば、JR四国もしっかり運賃収入が入ります。新居浜の駅前にそういった中四国から保護者の方とお子さんが来ていただいて、あかがねミュージアムを本当に全国発信をしていっていただきたいと思いますが、お考えをお伺いいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 佐々木議員さんの再質問にお答えいたします。
 私のほうからは、アンパンマン列車の件についてお答えをいたします。
 確かにアンパンマンキャラクターは、お子さんに大変人気でございますし、JRも非常に力を入れていろいろな新しい列車もつくられたということでございますので、貴重な御提案として一つ捉えらせていただきまして、ぜひそういうふうなことも含めて検討をさせていただきたいと思っております。
○議長(藤田豊治) 岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 佐々木議員さんの再質問にお答えいたします。
 健康都市づくりの中で健康づくりポイント事業についての手帳の交付というようなことでございますが、現在事業に申請していただきますと、にいはま元気ポイント手帳というのを交付しております。これで目標を決めた中で記録をしていただくというようなことでございますが、平成27年の10月1日に開始いたしましたが、2月末現在で1,297人の方に登録をいただいております。
○議長(藤田豊治) 再質問はありませんか。佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 最後は要望だけで終わりたいと思います。
 先ほど1,200人余りとおっしゃっておりました。こういう中には、毎日毎日散歩をすればポイントを、自己申告ですけども、自分が1日30分歩いたら、それを1年間通して三百数十ポイントたまります。たまればそれを寄附ができるという行為ができるわけです。そういったことをもう少し市民の方々に周知をしていただいて、そして校区単位であったり、自治会単位であったりとか、皆さんでやっていけば、どこどこの自分の地元の小学校なりそういうところに寄附ができるということもしっかり訴えをせんかったらわからんと思いますので、周知徹底をよろしくお願いしておきたいと思います。
 地域再生から地方創生へ、市長も本当にしっかりやっていくんだという中におられますので、あと4年、5年、しっかり頑張っていってというような形でお願いをしたいと思っております。
 以上で質問を終わります。
○議長(藤田豊治) 篠原茂議員。
○10番(篠原茂)(登壇) いずみ会の篠原茂です。先日、平成27年の国勢調査人口速報値が発表されました。その速報値を見ますと、平成22年と比べて愛媛県内の全ての自治体の人口は減少していましたが、新居浜市については、愛媛県内では松山市の次に低い減少率となっていました。しかし、新居浜市においても人口が減少しているのには変わりがなく、これからも地域間競争が激しくなっていく中で、新居浜市民として誇れる町のイメージをつくっていくことは非常に大切であると思います。市外の方からは、工業都市、少し騒がしそうな町、パチンコ店が多い町、駅前も少し変わってきたが田舎だと感じる人が多いと聞きます。城下町でなかったので中心がなく、個々に発展した町村を編入した経緯からも市街地が中途半端に広く、人口集中地域DIDは、今治市の倍以上もありますが、人口密度は低く、肥満体の町となっています。新居浜市は、20代から40代の主婦が幸せに暮らせる街ランキングで9位になったこともあります。また、県内で出生率が1番で、仕事と子育てを両立できる町であるとか、そういったよいイメージを一つでも多くつくり出していくことで人が集い活気ある新居浜市がつくられていくのではないかと思います。これからの新居浜市をどのようにつくっていくか、私たちに課せられた課題であると思っています。このようなことを踏まえ、新居浜市のよいイメージをつくるため、質問いたします。
 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。
 ものづくり産業についてお伺いします。
 1点目に、日銀は金融市場初のマイナス金利政策を1月29日に発表、2月16日から実施し、そのお金が企業への貸し出しや株式などの投資に向いたりすることで市場にお金が出回り、企業の設備投資や賃上げが後押しされ、住宅ローン等の金利も下がり購買意欲も上がり、結果としては経済活動が活発になり景気がよくなると考えマイナス金利を設定いたしましたが、現在は円高、株価の乱高下もあり、日銀のシナリオどおりには進んでいないのが現状です。そして、景気の先行きが不透明な状態になっていると感じています。
 ものづくり産業は、為替レートの変動や原材料価格、他国とりわけ中国経済の動向などの外的要因の変化に対応していくことが非常に重要であり、内閣府が15日発表したGDPは、年率換算で1.4%減とマイナス成長となりました。今回提案された平成28年度新居浜市一般会計当初予算では、法人市民税について、対前年度比1.9%増を見込まれておられますが、住友諸企業を初めとする本市のものづくり産業の現在の経済状況についてどのように分析していますか、お伺いいたします。
 2点目に、現在平成22年度に策定した新居浜市ものづくり産業振興ビジョンの見直しを行っていますが、5年前と比べると大きく変わっています。住友を前面に出して、住友諸企業が立地する地域の特徴を活かす、地域の製造業の競争力強化を支援する、人口減少社会における課題に対応するといった基本方針のもと、アクションプランの見直しも行っています。見直しに当たっては、事業所の意見、要望を反映することが大変重要だと思います。今回の見直しをするに当たり、前回の反省点は何であったか、5年前のものづくり産業振興ビジョンの総括、また今回の見直しの主な観点について御所見をお伺いいたします。
 3点目に、アクションプランの項目から何点かお伺いします。
 1番目に、住友諸企業を対象とした支援策及び留置策の取り組みの中から、経済特区を活用した新事業展開への支援とありますが、具体的にどのような経済特区を考えているのでしょうか。住友企業の意向も確かめているのでしょうか、お伺いします。
 2番目に、新産業創出支援、新技術、新製品の開発の支援を掲げていますが、特に成長分野を初めとする新分野への進出支援は重要な取り組みであると思います。現在、市が中心となり新居浜市水素社会推進協議会が設置され、1月31日には愛媛大学との共催で、水素社会実現を目指してのテーマで、愛媛大学公開講座in新居浜を開催いたしております。この協議会について、協議会設置に至った経緯、参画企業、業種、調査研究の内容、今後の展望、そして新居浜から世界に羽ばたく企業を輩出することが重要だと思いますが、経営者はどのように考えているのでしょうか。また、市内の企業連携をどのように進めようとしていますか、お伺いいたします。
 3番目に、先日東京都大田区役所に行ってきました。皆さんも御存じのとおり、大田区は日本を代表する、技術の層が厚くレベルの高い中小企業の集積地です。テレビドラマの下町ロケットのモデル地域でもあり、ものづくりネットワークから生まれた下町ボブスレーを製作している地域でもあります。大田区では、新しい成長分野として注目される医療、航空宇宙や農業の分野にも力を入れていますが、中でも医療分野として医工連携に力を入れており、大田区のコーディネートで医療機関とものづくり企業との連携が行われていました。大田区は、医療現場のニーズを集めて区内の製造業の高度な加工技術を形にして、新しい医療機器・器具の開発を進めていました。
 また、大田区、文京区、川崎市で、医工連携展示・商談フェアを開催して、日本全国からお客さんを集めています。
 では、新居浜市は、医工連携の取り組みを行ってないかというと、東予産業創造センターが主催で、医工連携・製販ドリブンモデルとマッチング攻略について研究会を開催いたしております。
 しかし、残念ながら四国中央市、西条市の中小企業の関心は高いんですが、新居浜市の中小企業は余り関心を示さないと聞きます。私自身もハードルの高い事業と思っていましたが、2月1日の愛媛経済レポートを見ると、松山の中小企業が医療機器製造に参入の記事がありました。記事を見ると、県内企業の医療機器開発を支援する県のえひめ医療機器開発支援ネットワークの支援を受け、金属製の医療機器製造業として愛媛県に登録、今後も医療現場の要望を集め製品化していくと言っています。先日、新居浜市の医療機器製造販売会社にお伺いして医工連携の話をすると、今後は情報交換会の開催を行うことで一致しました。東予産業創業センターなどと連携して話を進めていくべきと考えます。これまでも航空機分野を初め、幾つかの情報を提供してまいりましたが、なかなか進まないのが現状です。現場に足を運んで現場の声を聞くことが非常に重要と考えますが、市としてはどのように考えているのか、お伺いいたします。
 新居浜市では、国、県の成長戦略にベクトルを合わせた新事業展開を支援すると言われていますが、成長分野としての医療分野への展開についてどのように考えているのでしょうか。
 また、今後具体的にどのようなことを行うのでしょうか、お伺いいたします。
 4番目、販路開拓についても、行政のバックアップがあると相手方の反応も全然違うと事業者からも大変喜ばれています。新居浜ものづくりブランド創出・支援事業は、販路開拓、受注機会の拡大を強力に支援する事業であり、現在35社44製品・技術が新居浜ブランドとして設定されています。これまでの支援内容、支援による成果、今後の取り組み、成果目標についてお伺いいたします。
 5番目に、労働力確保に向けた取り組みについてです。
 次世代のものづくり人材の育成が、大変重要になってきています。とりわけ中小企業の人手不足が顕在化しており、技術、技能等を持った社員が高齢化してきています。やりがいのあるものづくり、魅力のあるものづくり、生きがいのあるものづくり、自分がつくった品物が世の中に役に立っている商品を開発するためには、安定した企業風土が大切です。また、安定した雇用形態も重要になってきます。労働力確保のための手段についてどのように考えているか、お伺いします。
 以上、答弁をよろしくお願いいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) いずみ会代表の篠原議員さんの御質問にお答えをいたします。
 ものづくり産業についてでございます。
 まず、ものづくり産業の経済状況についてお答えいたします。
 本市のものづくり産業を取り巻く経営環境につきましては、為替や株価の乱高下、原油価格の下落といった世界的な景気要因に左右され、先行きにおいても、アメリカの金融政策の正常化の影響や中国を初めとしたアジア新興国の経済の先行き不透明感により不安定な状況が続いております。このような経営環境の中、住友諸企業の経済状況につきましては、昨年度末の決算では、円安による為替差益メリットも追い風となり、各社とも高収益を上げておりますが、今年度に入り中国経済の一層の減速や原油価格の下落による市況価格の低迷、急速な円高など、不安材料も散見されており、予断を許さない状況が続いております。そのため住友各社におかれましては、自社の独創的で高度な技術力を生かし、付加価値を最大限に発揮できる分野へ集中的に投資を行うなど、国際的な生き残りをかけた成長戦略を着実に実行していくと伺っております。
 また、本市のものづくり産業の中心的役割を担う中小企業におきましては、業種や業態の違いによって企業間格差が大きいものの、全体的な傾向といたしましては、大手企業の設備投資に動きが出てきたことから、仕事量として回復傾向にあると伺っております。
 しかしながら、依然として受注単価が安価で推移しており、企業収益の面では厳しい状況が続いております。市といたしましては、引き続き本市を取り巻く経営環境の変化に注視するとともに、市内製造関係企業との情報交換、意見交換による情報を共有しながら、適切な対応を図ってまいります。
 次に、新居浜市ものづくり産業振興ビジョンの総括と今回の見直しについてでございます。
 新居浜市ものづくり産業振興ビジョンにつきましては、計画期間を10年とし、平成22年3月に策定をいたしましたが、前半の5年を経過いたしたため、中間評価及びアクションプランの見直しを行ったものでございます。今回の中間評価に当たりましては、アクションプランの進捗状況を確認し、あるべき姿としてのビジョンと現状の差異を踏まえてアクションプランの見直しにつなげていくことといたしました。
 アクションプランの進捗状況の評価は、市や支援機関等の実施主体からの評価と利用者である事業所からの評価の両面で実施いたしました。
 前回の反省点でございますが、当初の策定時は、地域の将来像や基本方針を踏まえ、企業が取り組む方向性や行政機関、支援機関のアクションプランを策定いたしました。その結果、実施主体としては、各項目の実施についてはおおむね達成されているものの、実施効果をより明確に把握するための計数的な把握も検討が必要であるとの評価でございました。
 また、事業所からの評価では、えひめ東予産業創業センターや市への支援に対する期待度の高さがあらわれており、特に先端技術に関するセミナーや販路開拓支援に対し、利用者から評価されております。
 また、地域人材の活用や人材育成への期待と関心がうかがえる評価となっております。このようなことから、全体的な評価といたしましては、アクションプランの各項目はおおむね実施できているが、評価するための計数的な把握が必要である。さらには、利用者の要望に沿った見直しを進める必要があると、評価をいたしております。
 次に、この見直しの主な観点についてでございます。
 今回の見直しに当たっては、平成26年度に実施いたしました新居浜市地域経済構造分析調査結果に基づき、本市経済の目指すべき方向性を域外マネーを獲得する産業を育成するとともに、その獲得した域外マネーを地域内に循環させるという地域経済の循環性を確保し、持続可能な地域経済を実現することを目指していくという大方針として、その項目として、域外マネー獲得に大きく貢献していただいている住友諸企業が立地する地域の特徴を生かすための項目として、企業城下町としての視点、地域の中小ものづくり関係企業の競争力強化を目指した新製品・新技術開発や販路拡大を支援するための、地域基盤産業に対する視点、人口減少社会における労働力人口の減少に伴い、安定的な雇用の確保とものづくり産業を支える人材育成を図っていくための、社会構造変化に対する視点の3つの項目を基本方針といたしたものでございます。各視点で整理いたしておりますアクションプランにつきましては、今年度見直しを実施いたしました第五次長期総合計画や新居浜市総合戦略との整合性を図りながら、バランスよく実施していくことが重要であると考えております。今後におきましては、今回見直しました産業振興ビジョンについて、新居浜市やえひめ東予産業創造センター、商工会議所や新居浜高専など、実施主体が連携を密に図りながら、事業者の満足度の向上、地域経済の循環につながるよう積極的な取り組みを進めてまいります。
 次に、アクションプランについてでございます。
 まず、経済特区を活用した新事業展開への支援についてでございます。
 新たな産業分野の創出のためには、企業が取り組みやすい環境を、企業、行政が一体となってつくり出すことが重要でありますことから、経済特区などの思い切った規制緩和等も視野に入れた環境整備を検討していくことといたしたものでございます。
 また、住友企業の意向につきましては、具体的案件が出てまいりました際に、関係企業との協議を行ってまいります。
 次に、成長分野を初めとする新分野への進出支援についてでございます。
 まず、新居浜市水素社会推進協議会の設置に至った経緯でございます。
 国のエネルギー基本計画において、水素社会を実現するための取り組みを戦略的に進める方針が明示されましたこと、産業・環境共生都市として本市の地域特性を鑑みて、水素社会の推進は本市産業の新分野進出に向けて不可欠な取り組みであるということから、昨年6月に協議会を設置いたしました。
 本協議会は、水素エネルギー関連技術に関係している住友諸企業を初めとし、技術シーズを有している愛媛大学及び新居浜高専、地域のものづくり企業の代表として新居浜機械産業協同組合、産業支援の面からえひめ東予産業創造センターに参画をいただき、国、県等の御指導をいただきながら、地域振興と産業振興の観点から情報交換、意見交換を通じて基本的方向性を示す基本構想の策定を行っているところであり、産学連携、企業連携についても、今後具体的な取り組みを検討していく予定でございます。
 また、この取り組みについては、経営者の皆様にも新たな事業分野としての可能性を感じていただいていると考えております。
 次に、医工連携についてでございます。
 まず、現場に足を運んで現場の声を聞くことの重要性についてでございます。
 市といたしましても、経営者の持つ課題や相談を伺うことが重要であると考えており、さまざまな機会を捉え意見交換を行ってきたところでございます。今後におきましても、こうした意見交換を通じ、支援機関等との連携を密にしながら課題解決に向け取り組んでまいります。
 また、医療分野への展開につきましては、御案内のとおり、えひめ東予産業創造センターが主催する次世代技術研究会において、年2回医療分野をテーマとしたセミナー等を開催し、医療機器分野への新規参入促進の支援を行っておりますが、積極的に参加する本市企業は、少ないのが現状と伺っております。今後におきましても、引き続き医療分野に進出したい企業の声を聞きながら、えひめ東予産業創造センターとも連携を図りながら対応してまいります。
 次に、販路開拓についてでございます。
 新居浜ものづくりブランド創出・支援事業につきましては、平成25年度から開始し、これまでの主な取り組みといたしましては、新居浜ものづくりブランドのホームページや経済専門誌への広告掲載などによる情報発信、認定企業の販売促進ツールの整備や製品、技術を紹介した動画製作、大阪や東京で開催された大型商談会への出展支援並びに営業活動などの支援を行ってまいりました。その成果といたしましては、広告掲載による見積もり依頼や大型商談会での新規取引先の開拓により、年間約2億円の受注につながっています。今後におきましても、引き続き販路開拓支援を重点的に行うとともに、事業分野ごとの新たな取り組みや海外での販路開拓を検討しながら、この金額を5億円まで引き上げることを目標といたしております。
 次に、労働力確保に向けた取り組みについてでございます。
 市内のものづくり企業の労働力不足が深刻な状況にあることは、市といたしましても十分認識をいたしております。今年度策定いたしました新居浜市総合戦略においても、雇用の創出と地元産業の振興を基本目標の一つに掲げております。具体的な取り組みといたしましては、若者奨学金返済支援や中小企業住宅環境支援など、地方創生先行型事業に加え、若年人材確保に向けた製造業のイメージアップ事業やインターンシップへの支援などに、新たに取り組む予定といたしております。
 さらに、本市企業の就職情報などの提供を行いますとともに、西条市と合同で実施を予定いたしております松山市での合同企業説明会、市内高校生向けの企業説明会を開催するなど、本市のものづくり企業を支える人材の確保に努めてまいります。
 済みません、訂正させていただきます。
 ものづくりブランドの販路開拓の受注額ですが、年間「3億円」というところを「2億円」と申し上げました。改めて訂正させていただきます。
○議長(藤田豊治) 篠原茂議員。
○10番(篠原茂)(登壇) 石川市長になられて、住友諸企業との関係も良好になったように思います。その住友諸企業が立地する地域の特徴を生かして経済特区を活用した新事業の展開の支援を行うことは、大変重要でないかと思います。ぜひ推進、よろしくお願いいたします。
 住友各社も住友発祥の地新居浜で、何とか事業の存続をという気持ちは強いと思いますが、厳しいグローバル競争にさらされている中で事業を継続していくことは、大変容易なことではありません。日ごろから住友企業との情報交換に努めていただくことが大切でないかと思っております。
 大田区を視察して事例を紹介させていただきましたが、行政と地元企業が危機感を持って知恵を出し合えば、新居浜だったって大田区と同じようなことはやれないことはありません。これからの成長分野は、環境、省エネ、医療、農業だと思います。現在進めている新居浜市水素社会推進もその一つだとは思いますが、要はシンポジウムの開催だけにとどまらず、これを推進していく仕組みづくりが最も大切です。強いリーダーシップを発揮できる人材も必要ですし、何よりも行政、地元企業が新居浜から何としても新しい産業を創造していくんだという強い思い、気概が必要だと思います。水素以外にもセルロースナノファイバーや設備のメンテナンス集団の育成、老朽化したインフラ整備の補修、新たな農業の取り組みなど、課題はたくさんあります。行政の強いリーダーシップをよろしくお願いいたします。
 1点だけ質問します。
 ものづくり産業振興ビジョンを推進していくにしても、いつまでに何をどうしていくのか、具体的なスケジュール、ロードマップが必要でないかと思いますが、いかがお考えでしょうかお伺いいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。寺村経済部長。
○経済部長(寺村伸治)(登壇) 篠原議員さんの再質問にお答えいたします。
 新居浜市ものづくり産業振興ビジョンを進めるに当たってのロードマップという御質問でございますが、今回アクションプランの中では、前回のものづくりでの反省、計数的指数を持たないといけないということで、今回そういった目標を掲げております。例えば、企業城下町の視点でありますと、市内製造品出荷額とか、市内の事業者従業者数、企業立地奨励金の対象となる設備投資額など、それを平成25年度あるいは平成24年度統計資料によりますが、その数値と比較して目標数値を定めて、その数字を目標にやっていくことといたしております。具体的には、アクションプランとして多くの項目、行政がすべき項目、企業がすべき項目、そして中小企業の支援機関であるえひめ東予産業創造センターや愛媛大学とか学校関係、そういったものがする項目、責任分野も明確に定めて取り組んで、着実な成果を上げていく努力をしてまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 篠原茂議員。
○10番(篠原茂)(登壇) よろしくお願いいたします。
 次に、新しい学校と地域のあり方についてお伺いいたします。
 平成27年12月21日、新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について、中央教育審議会から文部科学大臣に答申がありました。その内容は、社会情勢の変化や教育改革の動向を踏まえ、コミュニティ・スクールのあり方や今後全ての学校がコミュニティ・スクールに取り組み、地域と相互に連携、協働した活動を展開するための総合的な方策、学校と地域をつなぐコーディネーターの配置のための方策、地域の人的ネットワークが地域課題解決や地域振興の主体となる仕組みづくりなどについてであります。このような答申の内容を受けて新居浜市の取り組み方について、以下お伺いいたします。
 1点目に、コミュニティ・スクールの導入についてお伺いします。
 学校が抱える複雑化、困難化した課題を解決し、子供たちの生きる力を育むためには、地域住民や保護者らの参画を得た学校運営が求められており、コミュニティ・スクールの仕組みである学校運営協議会を設立して学校を応援し、地域の実情を踏まえ地域との連携・協働体制が組織的、継続的に確立された特色ある学校づくりを進めていく必要があります。私が住んでいる泉川校区の学校は、既にコミュニティ・スクールとなっていると思っていましたが、少し認識のずれがありました。それは、あくまでも現在の住民の思いであり、今は確かにできるけども、将来にわたって現在のような思いを持った住民ができるかというと、その保障は誰もできないと思います。そのためにきちんと規則で定め、仕組みとしての学校運営協議会をつくることで継続性を担保すべきだと思うようになりました。今回の答申では、全ての公立学校がコミュニティ・スクールを目指す方針が打ち出され、コミュニティ・スクールの推進を図るために財政的支援を含めた条件整備や質の向上を図るための方策を講じると言っています。市町村教育委員会に対しても市町村としてのビジョンと推進目標の明確化、首長部局との連携、協働を図り推進するよう答申が出ていますが、新居浜市教育委員会はコミュニティ・スクールに対してどのようなビジョンをお持ちでしょうか。今後の導入についてどうお考えか、お伺いいたします。
 2点目、地域学校協働本部についてお伺いします。
 今回の答申で学校支援地域本部事業、放課後子ども教室の機能をベースとしてコーディネート機能を強化し、より多くの幅広い層の地域住民の参画を得て、持続的な活動で地域全体で未来を担う子供たちを支えていく地域学校協働活動として積極的に推進することが決まりました。先日講演会で講師の先生から、これから15年たつと、3分の2の職業は別の職業にかわる。半分ぐらいの仕事は自動化されると話されていました。何かを引き出すことは人工知能、機械によって行われ、人間は新しい事業、産業を興さなければ、人の出番がなくなってしまうと言われました。ですから、これからの子供たちが持つべき能力は、従来の知識詰め込み型から転換しなければならないと言われました。自分で物事をつくり出す、他者と一緒にさまざまな活動ができる、対人関係をつくり上げることができる、異分野の人たちとも仕事ができ学んだりすることができる子供たちを育てなければなりません。そのためには、知識注入型でない学び方、教え方でなければなりません。一つのパターンだけ教員のみが教えるだけの教育では、今後は到底無理でしょう。だから地域に開かれた教育課程が必要だというのが、現在の時代認識であると思います。
 今回の答申では、地域学校協働本部を早期に全小・中学校区に設置することを目指すと言っています。
 また、その中で地域住民や学校との連絡調整を行う地域コーディネーター及び複数のコーディネーターとの連絡調整などを行う総括的コーディネーターの配置が必要になってきますが、新居浜市ではこれまでの学校支援地域本部をどのように発展させて地域学校協働本部にしていこうとしているのか、そして市全体を見渡す立場の総括的コーディネーターの設置にどのように取り組むのでしょうか、教育委員会のお考えをお伺いします。
 3点目に、別子中学校学び創生事業についてお伺いします。
 平成28年度から地域コミュニティーの核となる魅力ある学校づくり、グローバル・ジュニア・ハイスクール構想に取り組み、過疎化で存続危機にある別子中学校に英語や数学に特化した独自の教育課程を導入することが計画されています。3年後には、全寮制となれば、スタッフを含め新たに40人ぐらいが別子山で生活をして雇用や消費が生まれ、過疎の歯どめになると夢を描いています。私自身も教育委員会の想定どおりに事が進めば理想的だと思っていますが、心配な点がありますから何点かお伺いします。
 1番目に、今回の生徒の選考方法を見ると、学習成績、出席状況、人物について書類選考で選んだと聞きました。先日徳島県美波町の伊座利地区に行ってきました。海と山の違いはありますが、限界集落が生き残る方法の一つとして漁村留学を行ってましたが、転入する子供が学校に適応できるかどうかを探るために、伊座利の学校に体験入学を行っていました。砥部町の高市小学校でも平成4年から山村留学を行っていますが、ここでも体験入学制度を実施しています。今回の別子中学校の採用は書類選考のみですから、入学した子供たちが自分の思いと違ったとき、こんなはずじゃなかったと後悔すると大変なことになります。その際の子供の心の不安が少し気になりますが、大丈夫でしょうか。教育委員会は、子供たちの不安を解消するためどのような対応を考えられていますか、具体的にどのような支援を考えているのか、お伺いします。
 2番目に、別子中学校卒業後の高校進学はどのようになると想定していますか。個人の自由ですから、そこまで気にすることは余計なことかもしれませんが、市外の有名私立に進学となったら残念です。ぜひ新居浜市内の高校に進学していただき、大学で高いレベルの教育を受け、新居浜市の別子山で育った子供たちが大学卒業後に新居浜に帰ってきて、行政職員や学校の教員、医者など、新居浜市のために活躍できるような関係になってほしいと思いますが、別子中学校卒業後の進路について何か理想とするところはありますか、教育委員会のお考えをお伺いします。
 3番目に、生徒数が5名と非常に少ないことから、コミュニケーション能力の不足が心配です。それを補完する意味も含めて、ぜひ別子小中学校をコミュニティ・スクールにして、地域住民と学校が連携を図り、地域を挙げて教育の改革を進めていくことが重要と思いますが、別子小中学校のコミュニティ・スクール化について教育委員会の考えをお伺いします。
 4番目に、別子中学校の先生が2名から6名に増員になると聞きましたが、このことにより別の中学校の先生が減員となり、その減員となった学校の生徒たちに影響を及ぼすようなことになることはないでしょうか。市内全体の生徒たちにしわ寄せがいくことになれば、長続きできないと心配しますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。
 4点目に、放課後児童クラブとまなび塾についてお伺いします。
 低学年は放課後児童クラブで子育て支援、高学年はまなび塾で学力向上の場となっているのが現状です。
 しかし、両者の関連性はもっとあってもよいのではないか思います。低学年も放課後の1時間ぐらいは学力支援で宿題に取り組む。そして保護者が働いていて家庭に不在の子供たちは17時以降も継続して預かるという、2段階の支援ができないかと思います。17時までの時間帯については、先生に面倒をかけるのではなく、地域の住民が協力することで、多種多様な体験の場が提供できるのではないかと思います。都市部では、全児童対象事業ということで学校を開放し、親が働いていようがいなかろうが、全ての子供の放課後の居場所を提供している例があり、私も視察をさせていただき、このほうが子供にとっては理想的な放課後の居場所だなと感じたことを思い出します。新居浜市の放課後児童クラブは、親が就労などで家庭にいないことを条件に掲げているにもかかわらず、子供が帰宅する時間に既にパート勤務を終えている家庭の子供も受け入れていると聞いています。これでは不公平ではないでしょうか。このように親の条件によって子供の放課後の支援を考えるのではなく、子供にとって必要なことは何かを考え、放課後の過ごし方を見直すことも必要ではないかと思います。子供の基本的な学力を上げるためには、低学年からきちんと学習習慣が身につけられるような対応が必要と考えますが、これからの子供たちの放課後の居場所の見直しができないものでしょうか、教育委員会の考えをお伺いします。
 また、まなび塾は、当初の2校がふえて5校に拡大したと聞いていますが、平成28年度はさらにふえるようですが、私はこの事業の意義は、とても大きいと考えますので、それゆえに校区によっての有無は、大きな問題があります。教え手の確保が隘路になっていると説明していますが、小学生がみずから学ぶ支援をするのであれば、高齢者の方々の協力を得ることでもっと枠を拡大できないかと思います。そのほうが高齢者にとっても生きがいにつながるのではないかと思います。教育の専門的な知識がなければならないものでしょうか。自習の見守り的な仕組みでは対応できない理由はあるのでしょうか。学校と家庭の中間部分の放課後という領域を地域が支えることができれば、もっと子供にとってもプラスに放課後が活用できるのではないかと思います。今後のまなび塾拡充の見通しと教える人の位置づけの見直しに関する所見をお伺いいたします。
 5点目に、子ども食堂についてお伺いします。
 最近の子供たちの置かれている状況についていつも危惧しているのは、社会的に厳しい家庭が増加し、以前には想像すらできない子供たちの生活状況が生まれている点です。その最たる事例が、都会でふえている子ども食堂です。貧困や親のネグレクトなど、さまざまな要因によって満足に食事をとることすらかなわない子供たちがふえていることです。このことを憂い、何とか子供を支えていこうという人々が動き始め、子供たちが安価でおなかいっぱいになることができるようボランティアで食堂を開いているようです。既に県内でもこのような動きが起こっていると聞いています。ボランティア活動に委ねるだけでなく、子供たちの現状を直視し、必要であれば本市でも子ども食堂の活動を考えていくべきではないかと思います。北九州市では、全国で初めて自治体の子ども食堂設置に取り組み、子供の居場所づくりに乗り出すようですし、都会だから必要と対岸の火事のような立場でよいのか、正直不安です。私も公民館で子供たちと接する中で、さまざまな事情で食事を満足にとれていない子供たちと出会うことがありますが、子供たちは決して自分から空腹を訴えることはありません。
 しかし、何かの機会でつらさをあらわすことがあり、そのたびに身につまされるのです。家庭に対して指導することが困難なことは想像できます。家庭の中に土足で踏み込むことはできないと私も思いますが、しかしそれでは子供たちの空腹や寂しさは解消できません。確かに子ども食堂を開くには、さまざまな課題や協力体制も必要だとは思いますが、これからは福祉と教育が連携して子供たちの生存権、学習権を保障していかなければ、貧困の連鎖を解くことはできないのではないでしょうか。子供の貧困率が過去最悪を更新する中、支援は待ったなしです。身近な貧困問題に社会全体で目を向ける必要があると感じましたが、子ども食堂についてどのように考えますか。
 さらには、新居浜市で開設することの可能性、開設支援助成金などについて所見を伺います。
 また、公民館のような施設で活用できないかについてもお伺いいたします。
 以上、答弁お願いいたします。
○議長(藤田豊治) この際、暫時休憩いたします。
  午後 3時04分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 3時14分再開
○議長(藤田豊治) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 答弁を求めます。阿部教育長。
○教育長(阿部義澄)(登壇) 新しい学校と地域のあり方についてお答えいたします。
 まず、コミュニティ・スクールについてでございます。
 平成27年12月の中教審の答申では、学校における地域との連携・協働体制を組織的、継続的に確立する観点から、コミュニティ・スクール導入を一層推進しており、全ての公立学校においてコミュニティ・スクールを目指す方向性が示されております。このような状況の中、本市におきましても、学校が抱える複雑・困難化した課題を解決するには、地域住民の協力が必要になってきており、これからの子供たちの生きる力を育てるためには、地域づくりと一体となって子供たちを育み、地域とともにある学校へと転換していく時期にあるものと認識しております。このようなことから、教育委員会では将来的にコミュニティ・スクールの導入を視野に入れ、文部科学省の平成28年度コミュニティ・スクール導入等促進事業の補助申請を行っているところでございます。この補助事業が採択となれば、人材の確保や研修、運営体制の確立など、学校運営協議会の組織化に向け地域と学校と協働で取り組みを進めていきたいと考えております。
 次に、地域学校協働本部についてでございます。
 本市では、現在実施しております学校支援地域本部事業は、登下校の見守りや花壇整備といった地域住民にとって比較的容易に参画しやすい内容から始まり、地域によっては、より多くの参画を得て組織的な取り組みへと発展しながら活動の充実につながっているところもございます。学校支援地域本部が地域学校協働本部へ移行するに当たっては、これらの支援活動を通じて、学校と地域相互の信頼関係の醸成が不可欠であり、今後においても人材の確保など、地域の実情を勘案しながら14校区での実施を全校区の実施へと、また活動内容の拡充に取り組んでまいります。
 統括コーディネーターにつきましては、複数の地域学校協働本部の助言、指導等を行う役割を果たすもので、今後の課題であると認識しており、今後の制度の動向に注視してまいります。
 次に、別子中学校学び創生事業についてでございます。
 まず、子供たちの支援につきましては、4月から別子中学校へ旧市内から5人の生徒が通学いたします。選考に際して子供たちから提出された作文には、新しい別子中学校への強い期待や将来の夢や希望が書かれており、教育委員会といたしましては、3年間元気で有意義な中学校生活を過ごしてもらいたいと思っております。新しい中学校では教員が増員となりますので、少人数個別学習のメリットを生かして定期的な生活相談などにより、子供の個性に応じた支援を行い、子供の気持ちに寄り添いながら少しの変化も見逃さないようきめ細やかな対応をすることで、子供たちの不安感の解消を図り、豊かで確かな成長をサポートしてまいります。
 次に、卒業後の進路につきましては、優秀な人材が市外に流出することなく地域に残り、地域とともに育ち、将来的にも地域へ帰ってこられるような教育環境を整えていくことは、今後の大きな課題の一つと考えております。そのようなことから、地元の優秀な人材の受け皿となりますように、市内の高等学校へ英語や進学等に特化した特進コースの設置に向けて今後強く要望や働きかけを行っていきたいと考えております。
 次に、別子小中学校のコミュニティ・スクール化につきましては、新しい中学校は、別子山地域のコミュニティーの中心的な役割を担う施設と位置づけをいたしておりますので、地域との協働は重要になるものと考えております。
 御提案のコミュニティ・スクール化につきましては、活動にかかわる地域ボランティアの育成や運営体制づくりに時間を要しますので、直ちに導入することは難しい面がありますが、地域、学校、保護者が相互に協力しながら、地域全体で学校を支えていく学校運営を目指していきたいと考えております。
 次に、教職員の配置につきましては、各学校の学級数により、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律で定められており、必要な教職員数が配置されますので、市内全体の教職員数が削減することはございません。
 次に、放課後児童クラブとまなび塾についてでございます。
 まず、放課後児童クラブにつきましては、保護者に対する就労支援及び子供の安心で安全な居場所づくりのために、国の補助を受けて実施しておりますことから、放課後児童クラブに登録されていない児童を放課後児童クラブにおいて保育することはできないこととなっております。このため、放課後児童クラブにおいては、まなび塾のような学力向上への対応については難しいものがあります。学習習慣を身につけられるよう宿題を行う時間を設定するなどの対応を行っております。
 また、子供にとってより楽しい時間を過ごせるよう実施している放課後子ども教室に、放課後児童クラブの児童を参加させるなどの連携を図ったり、放課後児童クラブ指導員に対し、子供に対する知識を向上させるための研修を実施するなど、さまざまな角度から子供の放課後の居場所づくりを図ってまいりたいと考えております。
 次に、放課後まなび塾につきましては、現在新居浜小学校、宮西小学校、泉川小学校、船木小学校の4校区でまなび塾を開設いたしております。
 また、来年度の早々には、高津小学校、神郷小学校での開設を予定いたしております。今後も条件整備が整った校区から順次事業を拡充してまいります。
 次に、放課後まなび塾の学習支援につきましては、これまでの現場の状況を見ておりますと、まなび塾で過ごす時間の中で、大多数の子供たちは音読を聞いてもらい、読み方や話し方の指導を受けたり、解き方のヒントや言葉の意味を尋ねるなど、学習支援員のさまざまなサポートを受けながら宿題を行っております。多くの子供たちが集う中で、整然と学習する現在の運営体制を考慮いたしますと、学習支援員には教員OBなどの子供への教え方やかかわり方の知識や経験を有効に活用していくことが、この事業には必要になるものと感じております。
 地域の人材を活用する御提案でございますが、小中学校では、現在地域との連携、協働を進める中でESD、ふるさと学習等を行っております。
 また、公民館を中心に学校支援地域本部事業や放課後子ども教室などの諸事業を展開しておりますので、そういった事業推進の中で地域の人材の効果的な活用を図ってまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 子ども食堂についてお答えいたします。
 子ども食堂の取り組みは、単に食の支援だけではなく、地域の方々が子供たちを温かく見守り、育てるという活動であり、地域コミュニティーが希薄になりがちな都市部を中心に各地に広がりつつあります。これまで全国で開設された子ども食堂の多くは、NPO法人や地域のボランティア団体、個人などが運営主体となっておりますが、平成28年度から北九州市が全国で初めて自治体による子ども食堂を設置する予定と伺っております。
 子ども食堂の取り組みに対する本市の考え方につきましては、貧困やネグレクトが原因で欠食がちな子供やでき合いの物で孤食が日常になっている子供に、にぎやかな食卓を提供することで、孤立しがちな親子を支援する取り組みであり、子供の貧困対策や食育という面だけでなく、地域の中で孤立した子供の居場所づくりといった側面もあり、さまざまな取り組みの可能性があるものと認識しております。今後におきましては、その実態の把握に努め、設置の必要性や本市の地域特性に合った設置方法、運営形態等について調査研究してまいりたいと考えております。
 なお、子ども食堂を開設する場合に公民館等の施設を活用することにつきましては、公の施設の利用目的やそれぞれの施設の利用規定に則したものであれば活用は可能であると考えております。
○議長(藤田豊治) 篠原茂議員。
○10番(篠原茂)(登壇) 教育長の答弁から大体わかりました。
 コミュニティ・スクール導入、地域学校協働本部、ぜひまた制度が決まりましたら、なるべく早く導入していただきますようお願いいたします。
 そして、別子中学校の学び創生事業も教育長の答弁を聞いてよくわかりました。ぜひまたそのように取り組んでいただければありがたいと思っております。
 1点、子ども食堂についてお伺いいたします。
 先日私たち市議会議員と市民との意見交換会がありました。そのときの市民からのアンケート調査にも子ども食堂を開設してくださいという市民の意見がありました。そのことに対して岡部部長はどのように考えますか。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 篠原議員さんの再質問にお答えいたします。
 先日の議員と市民との意見交換会のアンケート調査の中で子ども食堂という意見が確かにありました。そこで私個人としてはそういう名前を知ったのは初めてでございます。そういった中で、閉会中の福祉教育委員会の中でもそれは議題に入っておりまして、全国的に、東京を中心に子ども食堂とそういった事業に取り組んでいるというようなことで認識いたしまして、答弁でも申し上げたんですけれども、取り組んでいる状況というのは、どちらかというと行政主導ではなくて、民主導の中で行政が支援していくというようなことで取り組まれているんじゃないかというようなことで私は認識をしております。そういった中で、国のほう、厚生労働省につきましても、こういった取り組みについての補助というような考えもあるというようなことを伺っておりますので、そういった取り組みについても今後調査研究しながら、新居浜市で実施する、そういうような状況の中におかれましては、行政として支援できるところについては支援してまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 篠原茂議員。
○10番(篠原茂)(登壇) よろしくお願いいたします。
 次に、自転車の街の復活についてお伺いいたします。
 市長の目玉公約である自転車の街の復活については、過去の答弁で、ハード施策とソフト施策のバランスをとりながら自転車利用環境の整備を促進していくとされていますが、何も進んでないというより、取り組まれていないのではないでしょうか。愛媛県では、中村知事みずからが先頭に立って旗を振って自転車新文化の推進に取り組んでおられます。しかし、市長は本気で自転車の街を復活させたいのでしょうか。そのような観点からお伺いいたします。
 1点目に、今回新居浜市自転車ネットワーク整備基本計画を策定し、この整備計画の前提となっているのが平成25年度に設置された庁内検討委員会が作成した報告書とのことですが、この報告書は公表されてないとお聞きしておりますが、なぜ公表してないのでしょうか、お伺いいたします。
 今回策定された整備計画については、私はあくまで新居浜市が取りまとめた素案であると思っています。今後パブリックコメントを実施した上でネットワーク路線を整備していくべきだと思います。現時点では、ソフト施策については何も検討していないとのことですが、これをもって一緒にパブリックコメントを予定していると伺いましたが、来年度よりネットワーク路線を整備していくんであれば、今回作成された整備計画だけでパブリックコメントを先行して実施し、公表した上で整備していくべきと思いますが、どのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
 路線の選考に当たっては、サイクリストはもとより、小売店舗や飲食店経営者らから考えをお聞きすることで、新居浜の地域資源を生かす自転車ネットワークを構築することができると思いますが、お考えをお伺いいたします。
 2点目に、計画しているネットワーク路線の中には、国道や県道も含まれており、関係機関との調整も必要と思いますが、整備主体や整備時期はどのようになっているのでしょうか、お伺いします。
 3点目に、自転車歩行者専用道路、新須賀山根線の未整備区間城下橋から新田橋についてです。きょうから城下橋西詰めの新須賀山根支線の供用が始まり、通勤、通学や河川敷への利用が大変便利になるとともに、かけかえ工事が進む新田橋も8月には完成予定と聞いておりますが、城下橋から新田橋につきましては、事業化の見通しが全く立っておりません。このことにつきましては、これまでも伊藤優子議員や三浦康司議員が新田橋のかけかえ工事とあわせて一緒に整備すべきではないか、河川敷を利用するルートへの変更をして整備すべきではないかとの質問をしたのに対し、河川敷内の遊歩道の利用を県と協議していくや、まずは県による国領川の整備計画の見直しが必要との答弁でしたが、その後県との協議はどのように取り組まれたのでしょうか。昨年7月に開催されたまちづくり校区懇談会でも、県が今年度から国領川河川整備計画を策定すると回答されましたが、県との協議や河川整備計画はどのようになっているのでしょうか、お伺いいたします。
 そして、河川整備計画が策定されているのであれば、西側堤防沿いに計画されている現在のルートを河川敷を利用するルートへ変更して事業化を急ぐべきと思いますが、お考えをお伺いします。
 その際、整備が進む角野船木線や愛媛県が展開する愛媛マルゴト自転車道、別子・翠波はな輪道につなげたネットワークの強化を図り、ルートの変更や着手時期についてもお考えをお伺いいたします。
 4点目に、ソフト対策についてです。
 今回のネットワーク整備計画では、ハード対策の走るについて作成されていますが、ソフト対策の守る、とめる、使うはどのようになっているのでしょうか。
 私は自転車の街を復活させるためには、走行しやすい自転車走行空間を整備するとともに、自転車利用の交通ルールを利用者に守ってもらう対策を工夫し、安全快適な交通空間をつくり出していくことが基本的に大切であり、ハード対策はソフト対策を補完するものと考えておりますが、ソフト対策についてはどのようにお考えでしょうか、守る、とめる、使うの観点からお伺いいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。伊藤環境部長。
○環境部長(伊藤公夫)(登壇) 自転車の街の復活についてお答えいたします。
 まず、新居浜市自転車ネットワーク整備基本計画のうち、庁内検討委員会が作成した報告書の公表についてでございます。
 新居浜市自転車のまちづくり推進庁内検討委員会は、平成25年5月、自転車のまちづくりに関する情報共有と自転車関連施策としてどのような取り組みが必要であるかを協議、検討する庁内組織として設置し、その中で検討した内容を検討結果報告書として平成26年6月に取りまとめいたしました。報告書の内容といたしましては、自転車の街復活を目指して今後必要と考えられる取り組みを庁内の関係各課ごとに施策案として取りまとめたものであり、公表まではいたしませんでした。
 次に、ソフト対策についてでございます。
 庁内検討委員会の報告書では、自転車の街復活のための施策案を使う、守る、とめる、走るなどに分けて取りまとめておりますが、市民の皆さんに自転車をもっと使っていただき、自転車の街を復活していくためには、自転車走行空間であるハード面の整備が前提となります。今回、新居浜市自転車ネットワーク整備基本計画が策定されたことを受け、今後庁内検討委員会で具体的に取り組んでいくソフト対策を協議し、自転車の街復活につなげてまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 原建設部長。
○建設部長(原一之)(登壇) 新居浜市自転車ネットワーク整備基本計画についてお答えいたします。
 新居浜市自転車ネットワーク整備基本計画につきましては、平成25年度に設置された新居浜市自転車のまちづくり推進庁内検討委員会で提案された自転車のまちづくりの推進を図るための、守る、走る、とめる、使うという4つの基本方針のうち走るについて整備計画の策定を進めております。
 本計画の策定に当たりましては、国土交通省並びに警察庁交通局から示されたガイドラインに準拠し、事前に行った市民アンケートや社会実験で集約した市民要望、意見を取り入れまして、整備路線や整備形態の選定を行っております。
 また、今回の整備計画では、新たな用地の取得や沿線居住者の出入り等への影響がないことから、本計画に関するパブリックコメントの実施は予定しておりませんが、事業推進におきましては、市民の御理解や御協力が不可欠でありますことから、ホームページ等により事業内容の公表を検討してまいります。
 次に、路線の選定につきましては、本計画は、自転車の一般利用者を中心に安全確保、環境負荷の軽減、ネットワークの連続性や快適性の観点から総合的に検討をしており、その中で公共、民間を含めた主要な施設や産業遺産をめぐるネットワークの構築を図っているところでございます。今後、ソフト面の施策の展開としてサイクリングマップの作成や民間事業者等との連携などを検討する上で、民間の関係者などからも御意見をお伺いする必要もあるものと考えております。
 次に、ネットワーク路線の整備主体や整備時期についてでございます。
 現在、事業実施に向けて国、県、市の各道路管理者及び警察で構成する新居浜市自転車ネットワーク整備に関する連絡調整会議を設置し、整備計画の内容や年次計画等詳細協議を進めているところでございます。その中で各路線の整備につきましては、それぞれの道路管理者で行うこととしており、整備時期につきましても、少しでも早期に事業効果が発揮されるよう、今後も連絡調整会議で検討してまいります。
 次に、新須賀山根線の未整備区間についてでございます。
 上部河川敷内の遊歩道の利用に関する県との協議につきましては、上部河川敷は現在新居浜市が河川管理者である愛媛県から占用許可を受け公園として利用していることから、河川敷内に自転車道を整備することは可能な状況でございます。
 しかしながら、公園の一般利用者への影響や大雨時の増水による災害等検討の必要な要因もありますことから、今後自転車道整備のニーズ等を踏まえまして、さらに検討をしてまいります。
 次に、国領川中流域の河川整備計画につきましては、愛媛県から、今年度より今後の国領川の具体的な整備計画を定める国領川河川整備計画の策定に着手し、現在は基礎調査を行っており、今後は基礎調査の結果をもとに国等とも協議を行いながら進めると伺っており、策定完了の時期につきましては、未定とのことでございます。新居浜市としましても、できるだけ早期に河川計画の策定が完了し、河川整備が実施されるよう地元協議会の開催など協力してまいります。
 新須賀山根線につきましては、河川計画が策定途中のため、今回の自転車ネットワーク整備基本計画では、おおむね5年後以降の中長期計画と位置づけており、現時点では早期の着手は困難と考えておりますが、県が進める河川計画の内容によりましては、将来的に河川敷を利用するルートへの変更も検討する必要があると認識をしております。
○議長(藤田豊治) 篠原茂議員。
○10番(篠原茂)(登壇) 国領川河川整備計画についてお伺いいたします。
 国領川河川整備計画は、私たちも何度もお尋ねしたところ、ことしじゅうにやるとかという回答をいただいたんですが、なかなか進んでないのが現状じゃないかと思います。どうも愛媛県の時間稼ぎじゃないかと思われます。新居浜市からは具体的にいつまでにできるのかという作業スケジュールを示して、具体的に要望することが大変重要じゃないかと思ったりもします。
 またその際、河川不法占有部分についても県と協力して境界を国土調査と一緒に行い、そして国領川河川敷混乱地域の解消を図ることが大変重要だと思いますけど、新居浜市のほうの考えはいかがでしょうか、お伺いいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。原建設部長。
○建設部長(原一之)(登壇) 篠原議員さんの再質問にお答えをいたします。
 国領川の河川整備計画につきましての再質問でございますが、私も国領川の下流域の整備を進める上におきましては、連続性を持たすために上流域の整備ということで県のほうに要望もさせていただいて、いわば不法占用の問題等々ございますが、それらも含めまして一緒にやっていきたいというふうなことでお話もさせていただいております。当然ながら今の河川敷が上部までつながれば市民の方々も非常によくなるというふうな思いで取り組んでおりますので、県とも連携、協議をしながら協力して進めていきたいというふうに思っております。ただ時期につきましては、先ほども申し上げましたように、着手したところというところでございまして、完成時期についてはまだ未定というふうな状況でございます。
○議長(藤田豊治) 篠原茂議員。
○10番(篠原茂)(登壇) もう1点お伺いいたします。
 きょう開通した城下橋西詰めのところなんですけど、上部の中学生は城下町の髙橋電機の東側から国領川河川敷を通り、河川敷公園にみんな行っています。しかし、きょう開通した自転車専用道路は通行することができません。また、今度開通する新田橋も同じような要領ですけど、直接河川敷自動車道への乗りおりができるようにしなければならないと私はいつも言ってるんですけど、それはどのようにするんでしょうか、答弁お願いいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。原建設部長。
○建設部長(原一之)(登壇) 篠原議員さんの再質問にお答えをいたします。
 河川敷へ、いわば自転車道としておりれるような道をつくってということであろうかと思います。本日開通をいたしました新須賀山根支線のところも、基本的には自転車道は堤防の上のところを利用する計画としております。1点目のほうのお話がありました髙橋電機さんの横のところからおり口があって堤防の下側の低水敷護岸のところへおりるルートをつないだほうが便利になるんじゃないかというふうな御質問だと思います。
 その点につきましては、再度現地等も調査させていただいて検討させていただきたいというふうに思っております。ただ基本的には、先ほども申し上げましたように、自転車道としては災害時、大雨時等の洪水時の問題もございますので、堤防で計画をしておりますが、将来的な上流域などの整備の中では、先ほど申し上げましたようにルートの変更も含めて検討はしていきたいというふうに考えております。
○議長(藤田豊治) 篠原茂議員。
○10番(篠原茂)(登壇) 髙橋電機の東側手からおりるルートなんですけど、子供たちは全てあそこ通ってますよ。原部長は御存じじゃないかもわかりませんけど、樋口ゴルフの横のあの踏切は誰も通っていません。ですから、一度子供が体育大会のときとか等に現状を把握したらよいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは続きまして、地域おこし協力隊についてお伺いいたします。
 地域おこし協力隊は、総務省の支援により、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民を移動し、隊員は一定期間地域に居住して地域協力活動を行いながら、その地域への定住、定着を図る取り組みです。そして、任期終了後も約6割の隊員が同じ地域に定住しています。新居浜市にも3名の方が別子山地域で配属され頑張っておられます。地域おこし協力隊導入によって地域おこし協力隊員は、自身の能力や才能を生かした活動ができ、地域には協力隊員の熱意と行動力が地域に刺激を与えてくれ、地方公共団体は行政ができなかった柔軟な地域おこし策ができる。そして期間終了後はその地域に定住していただきますと、三方よしの取り組みになると総務省の説明にありますが、本市での実態はいかがでしょうか。
 先日、別子山に行き、地域おこし協力隊と地域住民の方を交えて現状並びに今後の思いについて話し合いを行ってまいりました。
 まず、1点目ですが、導入時点で地域おこし協力隊と地域と別子山支所の3者の想いを共有することが何よりも大切なはずですが、初めに3者の情報や意識の共有はどのようにされたのか。
 また、受け入れの手引の作成や行動原則の作成などのマッチングのための創意工夫が凝らされていたのだろうか、疑問に感じました。具体的にどのように対応したのか、お伺いいたします。
 2点目に、別子山の支所の対応ですが、毎朝別子山支所に出勤するとありますが、必要なのでしょうか。日報による労務管理でよく、例えば現場に近い公民館が拠点の活動でもよいのではないでしょうか。仕事に応じてもっと臨機応変に取り組むことで成果が上がるのではないでしょうか。裁量権をより大きく委ねてもいいのではないかと思います。期間終了後、別子山に定住していただくことが目的です。勤務時間だけ仕事をしたらそれでいいといった考えでは、3年後誰も定着しないと考えますが、どのように思いますか、お伺いいたします。
 3点目に、協力隊の皆さんとお話をしていると、研修に行きたいとの希望がありました。先日東京大学の牧野教授と豊田市で取り組んでいる、里山プロジェクト、日本再発信!若者よ田舎をめざそうプロジェクト代表の戸田友介さんを別子山に呼んでワークショップを行いました。協力隊の皆さんも豊田市の現地視察をして成功事例を見て勉強したいと言っておりました。総務省では、平成28年度から都道府県が実施する地域おこし協力隊向けの研修等に要する経費に1団体当たり約45万円の財政支援を国に要望いたしております。人材の育成が何よりも重要です。行政は国が行う財政支援を利用して研修等の実施を行うことが必要と感じますが、今後の取り組みをお伺いいたします。
 4点目に、任期終了後に別子山で生活するとなると大変厳しい現実があります。早急に自立に向けた取り組みが必要です。そのためには、農業をしながら福祉であったり生活支援であったり、別子銅山産業遺産や赤石山系登山ガイドなど、多くの仕事をして自立の道を探さねばなりません。行政には地域おこし協力隊に定住に向けた各種支援を継続して行おうとしていますが、どのような支援をするのでしょうか、具体的にお伺いいたします。
 5点目に、今回の地域おこし協力隊、地域住民、別子山支所の皆さんとの話し合いでは、地区の方に集まっていただき、地域おこし協力隊の皆さんの活動報告会と来年度に向けた活動計画を発表する会議を行うことがまとまりました。行政が地域おこし協力隊の皆さんを支援するだけでは意味はありません。協力隊の皆さんに別子山の地域住民を支援してもらわなければなりません。今回地域住民の皆様が集まり、お互いの気持ちを発表する場所を設けて住民との意思疎通が図られれば、次の活動につながると感じました。このような住民と行政、そして協力隊員の意見交換の場の確保についてどのように思われますか、お伺いいたします。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。寺村経済部長。
○経済部長(寺村伸治)(登壇) 地域おこし協力隊についてお答えいたします。
 まず、地域おこし協力隊、地域、別子山支所の3者の想いの共有についてでございます。
 別子山地域では、平成26年度から総務省の補助金を活用し、サトウカエデ育成、朝鮮ニンジン栽培、媛っこ地鶏育成から成る別子山未来プロジェクト事業を別子校区連合自治会が事業主体として実施しております。過疎化が進む別子山地域の振興と発展を目的としたこの別子山未来プロジェクト事業への協力を主たる業務として地域おこし協力隊を同年度から別子山地域に導入しております。
 導入に際しましては、平成25年3月に開催されました別子山地域審議会においても地域おこし協力隊制度について説明し、地域の賛同を得た上で、東京、大阪における愛媛県主催の合同募集説明会への参加、また新居浜市ホームページ等を通じて募集を行っております。
 また、合同募集説明会、書類審査、面接時には、地域代表の方にも御同行、御同席をいただいた上で採用者の決定に至っております。面接時には、地域の状況や課題等について説明し、協力隊もやりたいことや自立のイメージを持って別子山に来てくれておりますが、習慣、文化等住んでみないとわからないこともございますので、これからも3者で話し合い、意思疎通の場を設けてまいります。
 次に、別子山支所の対応についてでございます。
 地域おこし協力隊は、新居浜市の非常勤の特別職という位置づけにあり、また支所や関係各機関からの連絡事項等もありますことから、日中一度程度は支所へ出勤するよう伝えております。
 なお、協力隊の活動につきましては、隊員が各自の行動原則にのっとって主体的に活動しておりますことから、土日、祝祭日も地域内外の行事参加や天候に左右される作業等も出てくるため、協力隊員相互の調整により、月間スケジュール表を作成し、勤務時間、休暇については臨機応変に対応しております。
 次に、協力隊の研修会参加についてでございます。
 今年度は隊員1人、平均で11回程度、日にちで申し上げますと14.6日県内外で開催された各種研修会等に参加しております。申込期限の関係で参加できなかった研修もございますが、今後も隊員の希望に沿うべく支援してまいりたいと考えております。
 次に、任期終了後の定住に向けた地域おこし協力隊への支援についてでございます。
 任期中の家賃全額補助、各種研修会の負担金・旅費の支出、活動に必要な各種消耗品類の支出等、任期中の自己負担軽減を図るため、各種支援を今後も継続してまいります。
 また、協力隊として赴任後の活動を通じて、隊員が任期終了後どのようにして地域に定住したいのか、各人の希望等を話し合いながら支援してまいります。
 次に、意見交換会の場の確保についてでございますが、地域、協力隊、支所の思いを共有するためには、話し合いは必要不可欠と認識しております。先日篠原議員さんが別子山地域にお越しになられた際に御提案いただいたとおり、3者において日時を調整し、フォローアップ研修、意見交換の場を設けたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 再質問はありませんか。篠原茂議員。
○10番(篠原茂)(登壇) 1点だけ確認させてください。
 任期終了後、行政の支援といったら、具体的にどのような支援があるんでしょうか。
○議長(藤田豊治) 答弁を求めます。寺村経済部長。
○経済部長(寺村伸治)(登壇) 篠原議員さんの再質問にお答えいたします。
 任期終了後の支援についてのお答えでございますが、任期終了後につきましては、先ほど申し上げました財政的支援はございませんが、具体的な地域活動等におけるイベントや就職の状況、そういった地域内の調整等に行政としては支援をしてまいりたいと考えております。
○議長(藤田豊治) 再質問はありませんか。
(10番篠原茂「ありがとうございました」と呼ぶ)
 以上で本日の会派代表質問並びに質疑は終わりました。
 これをもって本日の日程は全部終了いたしました。
 明2日は午前10時から会議を開きます。
 本日はこれにて散会いたします。
  午後 3時58分散会