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平成28年第4回新居浜市議会定例会会議録 第4号

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ページID:0029887 更新日:2016年11月29日更新 印刷用ページを表示する
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目次

議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開議(午前10時00分)
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 一般質問
 神野恭多議員の質問(1)
  1 救急体制の維持、強化と地域医療の確保について
   (1) 今後の医師確保対策
   (2) 今後の内科・小児科急患センターの方針
 石川市長の答弁
  1 救急体制の維持、強化と地域医療の確保について
   (1) 今後の医師確保対策
 岡部福祉部長の答弁
  1 救急体制の維持、強化と地域医療の確保について
   (2) 今後の内科・小児科急患センターの方針
 神野恭多議員の質問(2)
  1 救急体制の維持、強化と地域医療の確保について
 岡部福祉部長の答弁
  1 救急体制の維持、強化と地域医療の確保について
 神野恭多議員の質問(3)
  1 救急体制の維持、強化と地域医療の確保について
 石川市長の答弁
  1 救急体制の維持、強化と地域医療の確保について
 神野恭多議員の質問(4)
  1 救急体制の維持、強化と地域医療の確保について
 岩本和強議員の質問(1)
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (1) 公共施設等のバリアフリー
 石川市長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (1) 公共施設等のバリアフリー
 関教育長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (1) 公共施設等のバリアフリー
 岩本和強議員の質問(2)
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (1) 公共施設等のバリアフリー
 鴻上経済部長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (1) 公共施設等のバリアフリー
 岩本和強議員の質問(3)
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (2) 障がい福祉サービス
   (3) 介護保険移行による負担増
 岡部福祉部長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (2) 障がい福祉サービス
   (3) 介護保険移行による負担増
 岩本和強議員の質問(4)
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (3) 介護保険移行による負担増
   (4) 障がい者雇用
 寺村総務部長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (4) 障がい者雇用
 岡部福祉部長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (4) 障がい者雇用
休憩(午前10時56分)
再開(午前11時07分)
 岩本和強議員の質問(5)
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (4) 障がい者雇用
 寺村総務部長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (4) 障がい者雇用
 岩本和強議員の質問(6)
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (4) 障がい者雇用
 寺村総務部長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (4) 障がい者雇用
 岩本和強議員の質問(7)
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (4) 障がい者雇用
 寺村総務部長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (4) 障がい者雇用
 岩本和強議員の質問(8)
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (4) 障がい者雇用
   (5) 災害時の障がい者支援
 木村市民部長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (5) 災害時の障がい者支援
 岩本和強議員の質問(9)
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (5) 災害時の障がい者支援
 木村市民部長の答弁
  1 障がい者が暮らしやすい新居浜市について
   (5) 災害時の障がい者支援
 佐々木文義議員の質問(1)
  1 子ども・子育て支援新制度について
 石川市長の答弁
  1 子ども・子育て支援新制度について
 岡部福祉部長の答弁
  1 子ども・子育て支援新制度について
 佐々木文義議員の質問(2)
  1 子ども・子育て支援新制度について
 岡部福祉部長の答弁
  1 子ども・子育て支援新制度について
 佐々木文義議員の質問(3)
  1 子ども・子育て支援新制度について
  2 B型肝炎ワクチン定期接種について
 岡部福祉部長の答弁
  2 B型肝炎ワクチン定期接種について
 佐々木文義議員の質問(4)
  2 B型肝炎ワクチン定期接種について
 岡部福祉部長の答弁
  2 B型肝炎ワクチン定期接種について
 佐々木文義議員の質問(5)
  2 B型肝炎ワクチン定期接種について
 石川市長の答弁
  2 B型肝炎ワクチン定期接種について
 佐々木文義議員の質問(6)
  2 B型肝炎ワクチン定期接種について
  3 食品ロスについて
 関教育長の答弁
  3 食品ロスについて
 岡部福祉部長の答弁
  3 食品ロスについて
 木村市民部長の答弁
  3 食品ロスについて
休憩(午前11時57分)
再開(午後 1時00分)
 佐々木文義議員の質問(7)
  4 読書通帳、図書消毒機(ブックシャワー)について
 関教育長の答弁
  4 読書通帳、図書消毒機(ブックシャワー)について
 佐々木文義議員の質問(8)
  4 読書通帳、図書消毒機(ブックシャワー)について
 岡崎溥議員の質問(1)
  1 伊方原発再稼働について
   (1) 過酷事故の危険性について
    ア 佐田岬半島5,000人の逃げ場がない
    イ 基準地震動650ガルは過小評価
    ウ 地震時の停止が間に合わない
    エ 知事のごまかし、無責任
 石川市長の答弁
  1 伊方原発再稼働について
   (1) 過酷事故の危険性について
    ア 佐田岬半島5,000人の逃げ場がない
    イ 基準地震動650ガルは過小評価
    ウ 地震時の停止が間に合わない
    エ 知事のごまかし、無責任
 岡崎溥議員の質問(2)
  1 伊方原発再稼働について
   (1) 過酷事故の危険性について
 石川市長の答弁
  1 伊方原発再稼働について
   (1) 過酷事故の危険性について
 岡崎溥議員の質問(3)
  1 伊方原発再稼働について
   (1) 過酷事故の危険性について
   (2) 低線量被曝について
    ア 広島市民の被曝の経験
    イ 原発ゼロを目指すドイツの経験
    ウ 福島原発事故が全国を汚染
 石川市長の答弁
  1 伊方原発再稼働について
   (2) 低線量被曝について
    ア 広島市民の被曝の経験
    イ 原発ゼロを目指すドイツの経験
    ウ 福島原発事故が全国を汚染
 岡崎溥議員の質問(4)
  1 伊方原発再稼働について
   (2) 低線量被曝について
   (3) 通常運転中に放出される放射性物質について
    ア 放射性希ガス
    イ ヨウ素131
    ウ トリチウム
 伊藤環境部長の答弁
  1 伊方原発再稼働について
   (3) 通常運転中に放出される放射性物質について
    ア 放射性希ガス
    イ ヨウ素131
    ウ トリチウム
 岡崎溥議員の質問(5)
  1 伊方原発再稼働について
   (3) 通常運転中に放出される放射性物質について
 伊藤環境部長の答弁
  1 伊方原発再稼働について
   (3) 通常運転中に放出される放射性物質について
 岡崎溥議員の質問(6)
  1 伊方原発再稼働について
   (3) 通常運転中に放出される放射性物質について
 太田嘉一議員の質問(1)
  1 新居浜市防災拠点施設建設基本計画について
 藤田消防長の答弁
  1 新居浜市防災拠点施設建設基本計画について
 太田嘉一議員の質問(2)
  1 新居浜市防災拠点施設建設基本計画について
 木村市民部長の答弁
  1 新居浜市防災拠点施設建設基本計画について
 太田嘉一議員の質問(3)
  1 新居浜市防災拠点施設建設基本計画について
 寺村総務部長の答弁
  1 新居浜市防災拠点施設建設基本計画について
 太田嘉一議員の質問(4)
  1 新居浜市防災拠点施設建設基本計画について
  2 空き家の現状と対策について
 赤尾建設部長の答弁
  2 空き家の現状と対策について
 太田嘉一議員の質問(5)
  2 空き家の現状と対策について
 赤尾建設部長の答弁
  2 空き家の現状と対策について
 太田嘉一議員の質問(6)
  2 空き家の現状と対策について
  3 市制施行80周年記念事業について
 石川市長の答弁
  3 市制施行80周年記念事業について
 太田嘉一議員の質問(7)
  3 市制施行80周年記念事業について
 石川市長の答弁
  3 市制施行80周年記念事業について
 太田嘉一議員の質問(8)
  3 市制施行80周年記念事業について
休憩(午後 2時04分)
再開(午後 2時14分)
日程第3 報告第32号
 石川市長の説明
 本田水道局長の説明
日程第4 議案第72号
 石川市長の説明
 赤尾建設部長の説明
 委員会付託
散会(午後 2時21分)


本文

平成28年9月8日 (木曜日)
  議事日程 第4号
第1 会議録署名議員の指名
第2 一般質問
第3 報告第32号 専決処分の報告について
第4 議案第72号 工事請負契約について
           (企画総務委員会付託)
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
――――――――――――――――――――――
  出席議員(26名)     
 1番    神野 恭多
 2番    米谷 和之
 3番    井谷 幸恵
 4番    藤田 誠一
 5番    田窪 秀道
 6番    小野 辰夫
 7番    太田 嘉一
 8番    岩本 和強
 9番    三浦 康司
 10番     篠原 茂
 11番   大條 雅久
 12番   高塚 広義
 13番   藤原 雅彦
 14番   豊田 康志
 15番   永易 英寿
 16番   伊藤 謙司
 17番   藤田 豊治
 18番   藤田 幸正
 19番   岡崎 溥
 20番   伊藤 優子
 21番   佐々木 文義
 22番   真木 増次郎
 23番   仙波 憲一
 24番   近藤 司
 25番   加藤 喜三男
 26番   山本 健十郎
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
 なし
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長                 石川 勝行
 副市長              近藤 清孝  
 企画部長             原  一之
 総務部長             寺村  伸治
 福祉部長             岡部 嘉幸
 市民部長             木村 和則
 環境部長             伊藤 公夫
 経済部長             鴻上 浩宣
 建設部長              赤尾 恭平
 消防長               藤田 秀喜
 水道局長              本田 陸治
 教育長               関   福生
 教育委員会事務局長       武方 弘行
 監査委員             田中 洋次
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長             多田羅 弘
 議事課長              原   正夫
 議事課副課長          松平 幸人
 議事課副課長           髙橋 憲介
 議事課議事係長         美濃 有紀
 議事課調査係長          神野 瑠美
 議事課主任            中島 康治
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開議       
○議長(近藤司) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第4号のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(近藤司) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において豊田康志議員及び伊藤謙司議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 一般質問
○議長(近藤司) 次に、日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。
 順次質問を許します。まず、神野恭多議員。
○1番(神野恭多)(登壇) おはようございます。神野恭多です。
 初めに、去る8月7日から5日間、市内の中学生並びに本市ボランティア団体である新居浜市民の会の皆さんとともに、東日本大震災の被災地を訪れました。御縁がありまして、7月に福島第一原子力発電所事故による立入禁止区域指定を解除された場所を視察させていただきました。災害から5年の月日が流れた今もなお、そこだけ時間がとまったかのように当時のまま手つかずの状態で残っており、私がなれ親しんだ日本の優しさをみじんも感じることができませんでした。生まれ育った町、住みなれた町、そのコミュニティーを失う怖さを肌で感じるとともに、改めて市政を推進し、議会を構築する一員として、また新居浜を愛する市民として、本市の将来を守るべく多くの課題に中長期的な視野に立ち取り組んでいかなければならないと新たなる決意をいたしました。
 さて、本市の将来に対する課題の一つであり、長期総合計画(後期計画)の重点施策に位置づけられております救急医療体制の維持、確保が喫緊の課題となっていることを踏まえ、その重要性を鑑みた上で、私の一般質問を行います。
 これまで本市では、新居浜市医師会を初め、愛媛大学医学部、住友別子病院、愛媛県立新居浜病院などの深い理解のもと、内科・小児科急患センターにて一次救急医療体制を築いてまいりました。さらには、本年4月より、愛媛県立新居浜病院、四国中央病院の協力により、日曜日の小児科医による準夜一次救急が行われており、この医療体制に関しましては、本市の誇れる点であります。しかしながら、本市の総医師数は、平成18年からの10年間でおよそ13%減少しており、とりわけ急患センターに出務いただいている先生方が、平成18年からの10年間で30%も減少しており、本市の一次救急を担う本センターの業務が過重となってきております。このように医師が減少し、高齢化するという少医師高齢化が進む大きな要因の一つに、平成16年に始まった新臨床研修制度があります。就職先を研修医が自由に選べ、所得の保障等もあり、研修医の大都市への集中が進み、医師の不均衡な地域偏在によって、地方での医師確保が非常に困難になっている中、劇的に現状を好転させることは難しい状況となっております。加えて、長時間労働や少ない報酬、訴訟リスクから医学部卒業生が自身の診療科目を選択する際に、特定の診療科目を敬遠するようになっており、その結果として、地方に若手医師が来ず、少医師高齢化に加えて科別偏在が起こってきました。私の高校の同級生も数名医学部へと進学後に医者となり活躍しておりますが、本市に帰ってきたのは、私の知る限り若干1名だけとなっております。
 このような状況の中、抜本的な改革なしには救急医療体制の現状の維持、確保ができるとは到底考えられません。
 そこで、お伺いいたします。
 このような厳しい状況を踏まえ、救急医療体制を維持、確保するためにどのような仕組みを構築するのか、本市のお考えをお伺いいたします。
 また、医師確保対策が喫緊の課題でありながら、かつ将来を見越して息の長い取り組みが必要とされる現状を踏まえると、中長期的な医師確保、即戦力の確保と多面的な対策が必要と考えます。中長期的な面で言うならば、本市の高校に医学部進学コースを設けるなどの教育環境面での対策、さらには医学部生に対する本市独自の奨学金制度を設けるなどの新しい施策が必要だと考えますが、お考えをお伺いいたします。
 また、即戦力の面で言うならば、県外、市外の医学部に入学した本市出身者の帰郷を促す魅力づくりや市外出身の医学部卒業生を本市に呼び込む取り組みをよりスピーディーに、より強力に行政、医療機関、市民が一体となって行っていく必要を感じますが、本市の取り組み並びにお考えをお伺いいたします。
 次に、内科・小児科急患センターについてですが、さきの6月議会において、市民の安全、安心を守り、信頼関係を構築していくことといったことに触れさせていただきましたように、同センターは、新居浜市民の一次救急医療において、安心、安全を守る重要な施設であると深く認識いたしております。昭和49年に医師会館内に内科・小児科休日急患センターとして発足後、医師会を初めさまざまな方々の御尽力があり、平成21年に現在の市役所南隣の旧医院跡建物内へと移動いたしましたことは御案内のとおりであります。この旧医院との契約が平成31年9月末に満了するに当たり、今後の方向性をしっかりと指し示していく必要性を感じましたのでお伺いいたします。先ほど述べましたように、この急患センターに出務いただいている先生方が、この10年間で約30%も減少しており、また平均年齢は現在約60歳となっております。今後もこの状況が続くのであれば、10年後に現在の体制は維持しがたいものと考えます。また、現在、本市と良好な関係を築いてくださっている愛媛大学医学部小児科学教室の教授は、残り3年で定年となっており、教授選が行われることになれば、後任の方の理解がなければ、現在の医療体制は保証されません。
 このような先行き不透明な状況の中、長期総合計画にあります同センターの施設整備が建てかえに当たるのであれば、どのような規模で、またどこに建設するのでしょうか。本市の目指す方向性を含め、御所見並びに今後のスケジュールをお伺いいたします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) おはようございます。
 神野議員さんの御質問にお答えをいたします。
 救急体制の維持、強化と地域医療の確保についてでございます。
 まず、今後の医師確保対策についてでございます。
 神野議員さん御案内のとおり、医師不足とそれに伴う医師の高齢化という厳しい状況が進行し、本市の医療資源は減少している状況でございます。このような中、必要な人が必要なときに必要な医療を受けることができるよう、また限られた医療資源を効率よく活用するために、救急患者の傷病の程度に応じて対応する救急医療体制を整備し、軽症者は一次救急、入院、手術が必要な人は二次救急、より専門的な処置が必要な重症者は三次救急で対応する仕組みを構築する必要があるものと考えており、新居浜市医師会や二次救急医療機関と連携を図りながら、救急医療体制の維持、確保のために鋭意努めているところでございます。
 次に、医師確保のための中長期的な政策といたしましては、現在、分娩を取り扱う産科医師等を確保するため、市内の医療機関を対象とした補助制度を実施いたしておりますが、新しい施策といたしましては、市内で新たに開業する小児科医師を支援する開業支援制度の創設や、医学部生を対象とした市内の医療機関で医師として勤務した場合に償還を免除する奨学金制度の創設、若手医師研修への支援などについて検討をしているところでございます。これらの取り組みのほかに、市民、医療、行政で組織する新居浜市救急医療体制維持確保検討委員会を設置し、新居浜市の救急医療体制を守るために、今私たちができる5つの項目を掲げ、救急医療体制のそれぞれの役割を知り、ルールを守って適正に受診すること等を推奨するため、さまざまな取り組みを実施し、市民の皆様にも救急医療の現状を理解していただきながら、粘り強く啓発活動を行っているところでございます。
 以上申し上げましたが、他の点につきましては補足いたさせます。
○議長(近藤司) 補足答弁を求めます。岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 救急体制の維持、強化と地域医療の確保についてのうち、今後の内科・小児科急患センターの方針について補足を申し上げます。
 現在の急患センターは、旧林内科の建物を賃貸借し、新居浜市医師会に診療業務を委託して開設いたしております。しかしながら、建物の老朽化等により、医師会からは新しい急患センターを建設してほしいとの要請を受けており、現在建てかえに向けて検討を進めているところでございます。具体的な建設地につきましては、利用者の利便性や新居浜市医師会の意向等を伺いながら検討を進めており、規模につきましても、現在の急患センターの機能を維持できる規模を考えております。急患センターは、本市の一次救急を担う重要な施設でありますので、救急医療体制の維持、確保に向けて、今後のスケジュールも含め、できるだけ早い時期に方針決定してまいりたいと考えております。
 以上で補足答弁を終わります。
○議長(近藤司) 再質問はありませんか。神野恭多議員。
○1番(神野恭多)(登壇) 急患センターを施設整備していくに当たり、関係各位の意向を尊重していただくことに関しましては、十分に理解をしております。しかしながら、今後のソフト面での懸念を踏まえた上で1点提案させていただきますと、先ほど場所や規模というのは今後検討していくということでしたが、市長による知事陳情、また県立新居浜病院整備基本計画策定委員会の委員として、意見を県に上申することにより、建てかえを含めた整備基本計画を策定中の県立新居浜病院内へと移設し、医療体制の集約化を図るなど、将来性を考えた計画の推進をしていただきたいと考えますが、御所見をお伺いいたします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 神野議員さんの再質問にお答えいたします。
 急患センターの建設地について、県立病院の建てかえの中で施設内に建ててはというようなお話だったかと思います。県立新居浜病院につきましては、地域の中核病院として、本市の二次救急を担っていただくとともに、東予救命救急センターを併設しておりますので、東予東部の第三次救急も担っていただいております。内科・小児科急患センターにおいては、一次救急を担うというようなことで、一次、二次、三次というようなことで、新居浜市の救急医療体制の維持、確保を図るというのが新居浜市の方針でありますけれども、県立新居浜病院内に建てるというような案につきましては、一次救急の両方を担うという点ではいい面もあると私も思っておりますが、新居浜市の場合、二次救急については、県病院のほかに住友・十全・労災病院あわせて4病院で対応しておりますので、これまでの検討の経過の中でも若干は出てきておりましたけれども、一次救急と二次救急において、県病院に設置した場合については、やはり一次救急を県病院の中にすると例えば労災病院に救急搬送する必要があったりしたときに、患者さん側から非常に不信感が出たり、混乱を来すおそれがあるのじゃないかというようなところもありまして、候補地の中では適さないというような判断をいたしたところもございますが、先ほど議員さんがおっしゃいました県立新居浜病院の整備計画の検討委員会につきましても、私も委員として出ておりますので、そういった中でも御意見を聞きながら、また医師会などの意見もいただきながら、建設時期とか建設場所について方針決定をしていきたいと考えております。
○議長(近藤司) 再質問はありませんか。神野恭多議員。
○1番(神野恭多)(登壇) この急患センターですが、先ほども述べましたように、新居浜市の誇れる点であり、強みでもあります。この急患センターを末永く続けるためにも、今後の方向性というものは非常に重要になってきます。このソフト面での懸念というものが拭えない限り、立派な新しい急患センターを建てても、今の体制というものが維持できないのであれば、これは意味のないものになってしまうかもしれません。そういったものを考えて、医療体制の集約化という言葉も最近よく出てきていますが、そういう長期的な目で見てどんどんこの策定委員会の中で提言していただければと思っております。
 また、先ほど答弁いただきました奨学金に関してなんですけど、医学部生に対する奨学金は、県のほうでもやっていると思いますが、県のほうでは知事の指定する医療機関というふうになっていますが、やはりこれは本市独自の、本市に勤めれるようなものになればいいと思いますが、そのあたりもう一度お考えをお伺いいたします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 神野議員さんの再質問にお答えいたします。
 神野議員さんがおっしゃるとおり、県の奨学金そのものは、県内の公立病院に派遣をすることを目的にというふうに聞いております。したがいまして、新居浜市の場合は、県立病院が該当するんですけれども、あとの住友、十全、労災については一応該当しないということでございますので、その他の病院等にも派遣ができるように、受け入れができるような新居浜市独自のそういう制度を検討してみたいなと、こんなふうに思っております。
○議長(近藤司) 再質問はありませんか。神野恭多議員。
○1番(神野恭多)(登壇) 先ほどから述べております医師不足という面に対してですが、この人材不足に関しましては、どの分野、どの業種にも同じことが言えます。共通して言えることは、人の流れる方向がまだ本市を向いていないことです。市長の提言される魅力あるまちづくりに大きな期待を寄せて、私の一般質問を終わります。
○議長(近藤司) 岩本和強議員。
○8番(岩本和強)(登壇) 無会派の岩本和強です。通告に従い質問をさせていただきます。
 障害者が暮らしやすい町新居浜について伺います。
 新居浜市民全てが住みなれた地域で安心して暮らせるよう、障害のある人もない人も基本的人権が守られ、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指すには、障害者が持つ能力を最大限に発揮できるよう、個々のライフステージに応じた保健、医療、福祉のサービスはもとより、住まい、雇用、社会参加、権利擁護、バリアフリー、防災など、生活全般についての地域の特性や当事者のニーズに応じた支援体制の構築が行政に求められています。本市では、平成15年4月、子供、高齢者、障害のある人全てが、生活上のハード、ソフト両面のバリアを取り除き、生き生きと生活し、みずからの意思で自由に社会参加ができるよう、市民がともに力を合わせ、愛するふるさと新居浜が住みやすく、住み続けたいと思える福祉のまちづくり実現へのかたい決意を示すみんなでつくる福祉のまちづくり条例が制定され、その理念達成に向け障がい者計画、障がい者福祉計画を策定し、障害者施策の推進を図っているところであります。
 そこで、現在本市が推進する障害者施策についてお伺いをいたします。
 1点目は、市内公共施設ほかのバリアフリー化についてです。
 まず、市内市営住宅については、高層階住宅共用部分への手すりの取りつけが完了し、昨年完成した南小松原住宅には、エレベーターが設置され、障害者や高齢者の方が格段に住みやすくなりました。ただ、車椅子対応の部屋は坂井団地2戸、治良丸団地4戸、計6戸のみであり、今後建築する市営住宅には必ず設けていただきたい点と、入居条件に障害者に制限を加える例が他市ではありますが、本市ではいかがですか。
 新たに建設する施設では、新ハートビル法に基づき、バリアフリー化が図られていますが、既存施設の改修では、例えば多目的トイレ一つを見ても、ベビー用ベッド、温水洗浄機つき便座、オストメイトなどの設置はまちまちであり、統一した改修基準をつくってはと思いますが、お答えください。
 一昨年から市内公共施設にある多目的駐車場でよりわかりやすい表示に順次更新していますが、民間スーパー、商業施設の思いやり駐車場では、健常者の方が駐車するのをたびたび目にします。とりわけその車から子供たちがおりてくるのを見ると、本当に悲しくなります。ボランティア連絡協議会では、商業施設等に出向き、該当者以外は駐車しないよう啓発活動を続けていますが、まだまだ理解が進みません。小学校総合学習の時間では、障害者からお話を聞き、実際に車椅子を押したり、視覚障害者へのガイド体験により暮らしの中での不便を知り、理解を深める授業を行っています。このカリキュラムに正しい駐車場の利用法を必ず取り入れていただくこと、また特集記事を市政だよりに掲載をしたり、保護者への呼びかけを市PTAを通じて行ってはと思いますが、お答えください。
 最後に、情報保障についてです。
 来年はえひめ国体があり、本市でも4競技が実施されますが、各会場に手話通訳・要約筆記者の設置要望が聴覚障害者協会、手話・要約筆記サークルの3団体から提出されていますが、県との協議は進んでいますか、お聞きいたします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 岩本議員さんの御質問にお答えをいたします。
 障害者が暮らしやすい新居浜市についてのうち、公共施設等のバリアフリー化についてでございます。
 本市では、新居浜市みんなでつくる福祉のまちづくり条例を平成14年12月に制定し、子供、高齢者、障害者の方を初め、全ての人が生活上の障壁を取り除き、自由に社会参加できる町、いわゆる人に優しい福祉の町の実現に向けて取り組んでおります。今年度から建てかえを予定いたしております治良丸南団地につきましては、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく評価基準等に基づき、スロープやエレベーターを設けるほか、車椅子での生活が必要な方に対応するため、2棟58戸のうち2戸を引き戸の玄関扉、広目の風呂、車椅子対応キッチンなど、日常生活に支障を来さないような仕様とする計画といたしております。今後とも入居希望者のニーズを把握しながら、車椅子対応の部屋の設置に努めてまいります。
 入居条件につきましては、本市では特に制限を加えることはいたしておりません。また、障害者を初め、特に居住の安定を図る必要がある裁量世帯は、一般世帯とは区別し、収入基準を緩和するほか、単身での入居も可能といたしております。今後におきましても、高齢者や障害者の方に配慮した市営住宅の建設、維持管理に努めてまいります。
 次に、既存施設の改修時における統一した改修基準の創設についてでございます。
 統一基準の創設につきましては、今後検討していく必要があると認識はいたしております。新築時や大規模改修時におきましては、設計段階から統一した基準に基づき施工することは可能でございますが、既存施設の改修では、当該施設の用途や規模、構造を初め、給排水等の各施設の状況等が多様であり、多目的トイレ等では、改修スペースが制約されることもありますことから、統一した基準に基づき施工することが困難な場合も想定されます。いずれにいたしましても、施設の状況に応じ、障害者の方を初め、利用する方々が快適に利用できるような施設整備に取り組んでまいります。
 次に、えひめ国体における各競技場会場への手話通訳・要約筆記者の設置についてでございます。
 先般、愛媛県保健福祉部から、えひめ国体開催期間中における聴覚障害者に対する情報支援について各市町に調査があったところでございます。手話通訳・要約筆記者の配置につきましては、愛媛県においても、短期間に集中することから、広域的な調整が必要との認識であると伺っております。ことし新居浜市で開催される競技別リハーサル大会の実施状況を踏まえまして、県、関係団体とも協議し、聴覚障害者の方も競技を楽しむことができるえひめ国体となるよう取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 関教育長。
○教育長(関福生)(登壇) 公共施設等のバリアフリーのうち、授業の中に正しい駐車場の利用の仕方を取り入れることについてお答えいたします。
 小学校におきましては、障害理解学習の視点で総合的な学習の時間や国語の教科においてさまざまなマークや生活用品についている点字の意味を学習し、障害のある方や高齢者、妊産婦の方々に対しての理解を深める学習を行っております。このことにより、パーキングパーミット制度の意味を理解した子供たちが、保護者に正しい駐車場の利用を呼びかけることができることも大切な学習の成果の一つであると捉えております。また、学校においては、このような学習した内容を学校だよりやホームページ、参観日等において保護者の方々へお知らせをしているところでございます。今後、障害理解教育の推進につきましては、ESDの柱の一つとして位置づけるなど、各学校での取り組みの推進を図ってまいります。
 なお、市政だよりによる啓発については、平成22年7月に県が制度を開始以降、毎年特集のページに掲載し、市民への普及啓発をいたしておりましたが、本年度は障害者差別解消法を主として掲載いたしました。また、市PTA連合会を通じた保護者への呼びかけにつきましては、私のほうからも積極的に働きかけてまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 岩本和強議員。
○8番(岩本和強)(登壇) ありがとうございました。統一基準が現場によっていろいろ難しいのはよく理解できます。一つ、これはお願いなんですけど、オストメイト、いわゆる人工肛門をつけている方が洗浄する場所なんですけど、そこで温水が使えない状態が以前あって、今全部温水を使って、そのほうが洗浄がしやすかったり、冬場のこととかいろいろあって、今後もオストメイトをつけるときは必ず温水つきということをお願いしたいのと、先ほど教育長さんもおっしゃってましたけども、環境教育にしろ、こういう障害に対する理解を深める教育にしろ、ある意味子供たちからやったほうが早いんで、その点ぜひ今後も取り組みよろしくお願いします。
 ちょっと話は変わりますけど、1982年11月3日に障害者やその家族、ボランティアを乗せたひまわり号という列車が上野-日光間を走りました。車椅子が通れない改札口とか、構内には段差、階段が多くて、また今のように多目的トイレがない、そのような時代に、どうしても若いころに乗った列車にもう一度乗ってみたいという障害者の願いをかなえて実現をしたものです。翌年、東予地区でも川之江から松山に向けてひまわり号が走りまして、駅の利用のしやすさとかしにくさ、それから町の利用の不便さ、また障害者に対する理解を深める人づくりなどにつながって現在も走り続けております。ちょうど30年ぐらい前に、当時の国鉄の新居浜駅の駅長さんに障害者の方と一緒にお会いして、エレベーターをつけていただけないかというお話をしました。そうすると、いやここにはそういう人は来ませんからという、バリアをつくっている側からのお返事で一蹴された記憶がありますが、月日が流れまして、石川市長さんや地元選出の国会議員の方の御尽力でエレベーターがつくようになったと思うんですが、国体、障害者大会までにということなんですが、最近少し時期が微妙じゃないかという話もありますが、その辺の進みぐあいはどうでしょうか。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。鴻上経済部長。
○経済部長(鴻上浩宣)(登壇) 岩本議員さんの再質問にお答えをいたします。
 四国旅客鉄道株式会社に問い合わせをしたところ、まずこの事業ですけども、平成28年6月に四国運輸局から四国旅客鉄道株式会社に対しまして補助金の交付決定がなされております。先月、担当部長さんとお話しする中で、トイレ、エレベーターが間に合うんかどうかということをお聞きしております。そのときには、特殊要因がない限り、平成29年の国体までには完成させる予定で取り組んでいるというような回答をいただいております。
○議長(近藤司) 岩本和強議員。
○8番(岩本和強)(登壇) 次に、障害福祉サービスについて伺います。
 本市の障害福祉サービスについては、当事者からお聞きをいたしますと、県内他市より利用しやすく充実しているとのことでしたが、さらなるサービス向上に努めていただくようお願いをいたします。障害者団体やいずみ会篠原議員さんの要望もあり、昨年から外出支援としてタクシー利用助成が復活をし、関係者から外出の機会がふえ大いに役立っているとの声が寄せられています。さらに、利用者の要望を聞き、今年度から1回につき1枚250円の使用から2枚500円の使用が認められました。制度開始後も福祉部に限らず、他の部局が所管する制度においても使いやすい柔軟な対応を続けていただきたいと思います。
 なお、松山市では、1枚につき初乗り料金の補助を実施しています。本市でもデマンドタクシーを利用しない方に限って検討はできないでしょうか。
 次に、介護保険移行による負担増についてです。
 本市では、自宅で暮らす障害者の方に対し、入浴、排せつ、食事介護などの生活全般にわたりサービスを実施する居宅介護やショートステイ等のきめ細やかな支援を障害福祉サービス制度によって行っています。ただ、全国で問題となっているのが、65歳になるといや応なく介護保険に移行となり、これまで主に利用するデイサービスが障害者向けから高齢者が多い施設にかわり、障害者同士での交流がなくなるケースがあるようですが、本市での状況をお聞かせください。
 介護保険では、生活支援を基準にして介護度を認定するため、障害者の中には大幅にサービスが減らされ、移行前は非課税世帯では無料でしたが、種々のサービスを受けるごとに1割の負担が生じ、経済的理由からサービス回数をみずから減らす障害者もいると聞きます。国は、自治体に対し、原則介護保険優先ではあるが、利用者の状況にあわせ配慮するよう通知しており、福岡県田川市では、障害者に対し独自にサービスを上乗せするなどの支援を行っています。65歳を過ぎても障害がなくなるわけではありません。いわゆる65歳の壁と呼ばれる介護保険移行後の本市での実態と支援に向けた取り組みをお聞きいたします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 障害福祉サービスについてお答えいたします。
 まず、タクシー利用助成事業につきましては、平成27年7月から在宅の重度障害者の福祉の増進と社会参加の促進を図るため、重度障害者を対象として開始いたしました。事業開始に当たり、他市の状況を調査するとともに、本市の高齢者や障害者などの交通弱者のために導入しているデマンドタクシーにも利用できる制度として、チケット1枚の料金を250円に設定し、他市のチケット合計金額等も勘案し、48枚を助成することといたしました。今年度からは、利用者からの要望にお応えし、初乗り料金に近い1回につきチケット2枚、500円までの利用ができるよう改善したところでございます。デマンドタクシーを利用しない方に対して、チケット1枚の料金を初乗り料金に設定してはどうかとの御提案でございますが、現在、デマンドタクシーの利用も考慮し、定額助成により行う制度設計となっておりますことから、抜本的な制度の見直しが必要となること、また個人によっては助成金額が異なり不公平感が生じることなど検討課題もありますので、現状では難しいものと考えておりますが、今後の制度見直しに当たっては、御提案の趣旨も含め検討してまいりたいと考えております。
 次に、介護保険移行による負担増についてのうち、移行後のデイサービスの状況についてでございます。
 岩本議員さん御案内のとおり、障害福祉サービスを利用していた障害者が65歳になりますと、介護保険サービス優先の原則から、同等のサービスにつきましては介護保険制度に移行することとなります。現行の制度におきましては、64歳まで障害者向けのデイサービスを利用されていた方が、65歳から介護保険対応のデイサービスに移らざるを得ない状況があり、心情的にはその気持ちは理解できますが、本市だけで解決することは難しいものと考えております。確かに移行直後には、これまで一緒に利用していた障害者と別になり、交流ができなくなったといったケースも聞いておりますが、サービス提供を行っている関係者からは、最初は場所がかわるストレスや戸惑いもありましたが、施設職員や関係者の温かく丁寧な対応により、知り合いの方もふえ、新しいサービスになじんでおられるといった状況も伺っており、移行による精神的負担も軽減しながら、デイサービス以外でも障害者同士が交流できる場づくりを推進してまいりたいと考えております。
 次に、介護保険移行後の実績と支援に向けた取り組みについてでございます。
 介護保険制度では、要介護認定に応じてサービス支給量を国が定めているため、障害福祉サービスの支給量に比べて少なくなるケースも生じる場合がありますことから、本市においては、制度移行に伴い、サービスの支給量が大幅に変更とならないよう、介護保険制度移行を視野に入れた計画や本人のニーズをマネジメントする計画相談支援事業所とサービス提供事業者との連携を図り、適切なサービスの提供に努めております。また、介護保険サービスに相当するものがない障害福祉サービス固有のものである同行援護や就労継続支援、補装具などにつきましては、継続した支援が受けられるほか、介護保険法に基づく要介護認定を受けた結果、非該当と判断され、介護保険サービスを利用できない場合については、引き続き障害福祉サービスを利用できるよう、柔軟な対応を図ってまいります。
○議長(近藤司) 岩本和強議員。
○8番(岩本和強)(登壇) ありがとうございます。きょうされん、共同作業所全国連絡会、障害者の方、新居浜にも加盟しているわかばさんとかありますけども、そこの調査では、やはり移行後、5人に1人はサービスを減らしたり、またなくなったりという状況があるようです。例えば、全盲の方というのは、おうちの中では全部覚えて自分のことは料理までできる方がおります。でも、例えばダイレクトメールが来たら、市の収税課からか、化粧品の案内か、読まないとわからない、そういういろんなサービスがあって、今障害者制度の中ではサービスを受けていますが、先ほど言ったように、介護保険でいいますと、いわゆる生活援助としては自分のことは全部自分でできるから、極端に言えば自立とかというケースになってサービスが受けられない、そのようなケースがあると思いますけど、今お聞きしましたら、そのようなすき間をしっかりと行政の側で埋めていただいておるということなんで、今後も要望を聞きながら進めていただきたいと思います。お願いします。
 障害者雇用について伺います。
 障害を持つ友人、知人は、異口同音に障害者年金を受給できなくてもよいから、健常者になりたい。それがかなわないなら、今残された身体機能と能力が発揮できる職場に就労し、税金を払う立場になりたいと話します。実際、仕事についた障害者とその家族は、自信を持ち、明るく本当に生き生きと生活されるようになります。ただ現実は障害者に対する就労の機会が限られていることは、多くの皆様が知るところです。障害者雇用促進法では、民間企業2.0%、公的機関2.3%の障害者雇用を義務づけていますが、厚生労働省の調査では、平成27年度の民間企業の障害者雇用率は1.88%で、雇用率達成企業は47.2%、過半数を超える企業が未達成となっています。第2期障がい者計画では、市内外の事業所に対し、ハローワーク等の関係機関と連携し、障害者雇用に関する研修会や企業訪問で助成制度活用などを啓発し、雇用の創出を図ると言っています。市内企業での障害者雇用の状況とこれまでの取り組みをお聞きいたします。
 市職員採用では、積極的に障害者雇用を図り、本年6月現在、市長部局3.38%、教育委員会2.61%といずれも雇用率を達成しています。
 そこで、市職員の重度身体障害者数と、重度身体障害者の場合、お一人を2名分としてカウントできる制度がありますが、本市もその方式をとっていますか。雇用率算定対象の障害者の中で、採用前から障害があった方、採用後に障害者となられた方の人数も把握できていればお聞かせください。
 次に、平成16年から正規職員採用に障害者特別枠を設け、先進的自治体として評価を得ています。これまでの採用人数と3障害別内訳並びに障害等級を伺います。
 採用条件の一つに、活字印刷文による試験に対応できる者とありますが、点字に頼る視覚障害者を排除するもので、障害を理由とする欠格条項はなくすべきと考えますが、市としての見解を伺います。
 最後に、新居浜市障害者雇用推進検討チームの提言により、平成22年6月から知的障害者の就労の場として庁内に設置したすてっぷについてです。これは、身体障害者と比較し、知的障害者の雇用が少なく、時給も低い現状から、公的機関である新居浜市が障害者雇用の拡充を図ることで、市内企業の障害者雇用・就労促進につながることを期待し、6年間限定で2名の知的障害者に封筒入れや個人情報、機密文書のシュレッダー処分等の軽作業に従事していただき、今年3月に終了し、これまでの経験を生かし民間企業に就職されました。今年度も新たな2人を採用し、すてっぷを継続するものと考えていましたが、廃止となり大変残念に思っております。廃止に至るまでにはさまざまな議論が交わされたと思いますが、それを踏まえて理由をお聞かせください。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。寺村総務部長。
○総務部長(寺村伸治)(登壇) 障害者雇用についてお答えいたします。
 まず、新居浜市職員採用における障害者採用状況についてでございます。
 重度身体障害者である職員の人数は、市長事務部局等で9人、教育委員会で2人、合計11人でございます。
 重度身体障害者である職員の人数の算定に当たりましては、障害者の雇用の促進等に関する法律等の規定に基づき、本市におきましても重度身体障害者である職員の数は、1人をもって2人として障害者雇用率を算定しております。
 次に、障害者雇用率算定の対象となる障害者である職員の人数は、市長事務部局等で17人、教育委員会で6人、合計23人です。このうち採用前から障害のあった職員は、市長事務部局等で11人、教育委員会で5人、合計16人です。採用後に障害者となった職員は、市長事務部局等で6人、教育委員会で1人、合計7人となっております。
 次に、これまでの採用実績につきましては、本市では平成15年度、平成16年4月採用から障害者の試験区分を設けて正規職員を毎年1名募集しております。採用試験の実施に当たりましては、障害の特性に配慮はいたしておりますが、職務を遂行する能力を見きわめた上で採用いたしておりますことから、応募はあったものの、採用に至らなかった年もあり、これまで13年間で9名の職員を採用しております。
 3障害別内訳と障害等級につきましては、9人はいずれも身体に障害のある職員で、1級が4人、2級が2人、3級が1人、4級が2人となっております。
 次に、受験資格についてでございますが、本市におきましては、現在、障害者採用の受験資格に、活字印刷文による出題に対応できる者を条件として入れております。都道府県、指定都市、中核市を対象とした平成25年度の試験の実施状況調査によりますと、点字試験を実施した団体の割合は、中核市で22%、都道府県で46%となっておりましたが、障害を持つ人も安心して応募することができる採用試験の実施に向けて、既に合理的配慮をしている他の自治体の状況を調査するとともに、障害者雇用促進法に基づき、厚生労働省で定められた指針等を参考にしながら検討してまいります。
 次に、すてっぷを廃止した理由についてでございます。
 すてっぷは、平成22年6月から、2人の知的障害者を非常勤職員として採用し、総務部総務課の分室としてことし3月末まで6年近くの間設置してまいりました。この間、新居浜地域での知的障害者の就労数も増加傾向にあり、庁内ではワークシェアリングによって正規職員が本来担うべき業務時間の確保が図られました。また、障害者と職員との距離が近づいたことにより、相互理解も深まり、ノーマライゼーションが進んだものと考えております。雇用していた障害者2人につきましても、すてっぷでの経験を生かし、4月からは新たな就業先で勤務していると伺っており、一定の成果を上げることができたものと考えております。しかしながら、地域の障害者の雇用の促進につながることを期待して開始いたしました、すてっぷの取り組みは、市民に直接見えないことから、政策的にもっと市民に見える形での障害者就労支援を行うほうが得策ではないかと考え、障害者2人が任期満了を迎えることし3月末をもって廃止することといたしました。今後におきましては、昨年から市役所ロビーで月1回新居浜市社会福祉施設協議会との協力で実施しております障害者就労支援所の紹介や物販コーナーを設ける新居浜ウェルフェアバザールin市役所の取り組みや職員互助会が運営する庁舎地下食堂での障害者雇用をお願いする等、市民の目に見える障害者雇用促進、就労支援を行っていきたいと考えております。
○議長(近藤司) 岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 障害者雇用についてのうち、市内民間企業の状況並びにこれまでの取り組みについてお答えいたします。
 障害のある人の就労意欲は、近年急速に高まっており、ハローワーク新居浜における障害者職業紹介状況でも、平成25年度新規求職者数130名、就職件数74件、平成26年度新規求職者数138名、就職件数73件、平成27年度新規求職者数162名、就職件数79件と新規求職者は微増傾向となっており、本市といたしましても、雇用、就労は障害のある人の自立、社会参加のための重要な柱であると認識しております。市内民間企業での障害者雇用の状況につきましては、ハローワーク新居浜管内の従業員50人以上で新居浜市に本社、本店を置く企業の障害者実雇用率は、平成26年度1.77%、平成27年度2.27%、達成企業割合は平成26年度56.4%、平成27年度55.1%となっております。実雇用率につきましては、前年度より改善し、法定雇用率の2.0%を超えておりますが、いまだ半数近くの企業が法定雇用率未達成となっており、達成企業数の拡大が課題であると認識をいたしております。本市の障害者雇用の取り組みにつきましては、障がい者自立支援協議会内にハローワークを初め、障がい者就業・生活支援センターエールや市内の就労関係の福祉サービス事業所が集まるはたらく部会を設置し、毎月障害者の就労に関する課題や政策についての検討を重ねておりますが、毎年障害者の雇用促進につながるよう、市民や一般企業などを対象とした講演会を開催しており、今年度も開催に向け準備を進めているところでございます。今後におきましても、はたらく部会のメンバーとの連携を図りながら、先進的な取り組みを行っている企業から講師を招くなどの啓発活動や法定雇用率未達成企業の解消に努め、障害者雇用のさらなる促進に向け取り組んでまいります。
○議長(近藤司) この際、暫時休憩いたします。
  午前10時56分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時07分再開
○議長(近藤司) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 岩本和強議員。
○8番(岩本和強)(登壇) 重度の障害者1人を2人で計算する方式というのは、雇用率達成の救済措置的な面があって、実人数での計算が本来だと思いますが、仮にお一人お一人とカウントした場合、本市での雇用率はどうなりますか。
 また、入庁後に障害者となった方とそれから今言うお一人お一人として計算しての雇用率達成を目指すべきだと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。寺村総務部長。
○総務部長(寺村伸治)(登壇) 岩本議員さんの再質問にお答えいたします。
 障害者の雇用率制度におけるダブルカウント方式を採用しない場合に法定雇用率を満たしているのかという御質問だと思いますが、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づき、雇用率を算定するに当たり、重度障害者である職員1人を2人としておりますが、このダブルカウント方式を採用しないとすると、市長事務部局等で2.30%、教育委員会では2.09%で、教育委員会が法定雇用率の2.3%に達しないこととなります。それと、このダブルカウント方式でございますけど、これは先ほど岩本議員さんもおっしゃったように、昭和51年の改正時からダブルカウント方式というのが始まっておりますけど、これは特に重度障害者の雇用が促進されてないということで、国のほうでそれを優遇してするというために設けられた制度だと思っておりますんで、これは私どもは法の制度にのっとって雇用率は算定しております。いずれにいたしましても、新居浜市としては、障害者の雇用に平成15年度の採用、平成16年4月からの採用、そして臨時、非常勤については平成23年4月から毎年2名程度募集しておりまして、そういったことで障害者の採用には積極的に取り組んでいきたいと考えております。
○議長(近藤司) 岩本和強議員。
○8番(岩本和強)(登壇) これまでに点字での受験をお断りしたケースはありますか。
 それと、御存じだと思いますけど、本市出身で全盲の星加良司さん、東大に行って東大の大学院を卒業され、今も活躍されている方がおります。そういうような方の例もあり、全盲の方でもやはり入り口で閉ざすべきではないと思いますし、これは障害者差別禁止法の理念にもある意味抵触するんではないかと思いますが、その辺の見解はどうでしょうか。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。寺村総務部長。
○総務部長(寺村伸治)(登壇) 岩本議員さんの再質問にお答えいたします。
 点字での出題の御要望は、今まではございませんでした。まず、活字印刷文の出題による対応の条件を私どもはしておりますけど、国から障害者雇用促進法に基づく合理的配慮の指針事例集が出されておりまして、採用試験において点字や音声等による実施につきましては、これは差別の禁止事項ではなくて、合理的配慮をすべき事項ということで事例が出されております。
 それと、具体的に今後の問題といたしましては、点字試験の問題の作成、またそれ以外の試験の方法、それと何より障害者の方が岩本議員さんがおっしゃるように、活躍できる場をということになりますと、入庁後の業務内容、業務の進め方、職場環境の整備など、さまざまな問題がありますので、先ほど答弁で申し上げましたように、視覚障害者だけじゃなくて、多様な障害を持たれている方もおられますので、そういう方も含めて、採用試験につきましては調査検討してまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 岩本和強議員。
○8番(岩本和強)(登壇) 先ほどの職員の3障害の内訳をお聞きしましたら、やはり知的障害の方はゼロです。その実態を踏まえた上でのすてっぷだったと思うんですけども、先ほど見える形でしたいと、例を挙げられましたけど、あれは市が独自でやっていることでなくて、場所を提供しているという話なんで、例えば今回のクックチャムさんの食堂の経営なんかでも、要するに経営者のいわゆる考え、理解、工夫によって障害者が働ける場ができるということなんで、やはりもう一度6年間の経験を生かしまして、すてっぷを再び新しい形で始めるべきではないかと思うんですが、御見解を伺います。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。寺村総務部長。
○総務部長(寺村伸治)(登壇) 岩本議員さんの再質問にお答えいたします。
 知的障害者の雇用を再度してはどうかということでございますけど、今後庁内の業務内容、これまでのすてっぷの実績等を検証いたしまして、改めて検討してまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 岩本和強議員。
○8番(岩本和強)(登壇) 先ほども述べましたように、障害者を積極的に雇用する、それを他に示すのが市役所だと思いますので、その辺の取り組みよろしくお願いいたします。
 災害時の障害者に対する支援について伺います。
 障害者や高齢者は、まさに災害弱者です。東南海地震を想定して、以下の点を伺います。
 車椅子を使って生活される方は、わずか数センチメートルの段差や倒木で避難できず、被災地の映像をただ見るだけで、アナウンサーから伝えられる災害情報が聞こえない聴覚障害者、そして自力での避難が困難な視覚障害者が市内で生活をされています。ともに聴覚障害、ともに視覚障害の御夫婦や独居の方など、障害を持つ家族だけで暮らす家庭は、まさに切実です。市として実態把握への取り組みは行われていますか。
 次に、震災発生前の準備として、二次避難所に設置するテレビに難聴者のために文字放送用アダプターの取りつけを済ませていただき、新居浜・西条エリアの災害情報番組を制作するケーブルテレビ局には、文字放送と手話通訳をつけるための準備を市から要請していただけないでしょうか。要援護者が気兼ねなく避難できる福祉避難所に、総合福祉センターや障がい者福祉センターを含む4カ所を指定し、障害別に受け入れ先を決めていますが、各団体への周知徹底はできていますか。
 もう一点、地域防災計画では、視覚・聴覚障害者の利用頻度を参考に障がい者福祉センターを指定した点は配慮ある決定ですが、収容可能人数18名で十分でしょうか。災害情報に関する掲示物が読めず、移動支援が必要な視覚障害者や館内放送が聞こえない聴覚障害者への情報伝達方法はどのように考えていますか。事前に当事者とガイドヘルパー、手話通訳者の公的派遣について話をして、災害時の協定を結ぶべきだと思いますが、お考えをお聞きいたします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。木村市民部長。
○市民部長(木村和則)(登壇) 災害時の障害者支援についてお答えいたします。
 まず、障害者のみの世帯の実態把握への取り組みについてでございます。
 障害者総合支援法に係る管理システムでは、重度障害者のみの世帯は、9月1日現在で796世帯あり、そのうち単身世帯は737世帯と把握しておりますが、災害時要援護者につきましては、障害分野では、災害時に自力で避難できない方で、身体障害者手帳1級から2級、療育手帳A級をお持ちの重度障害者を対象としております。民生委員が実際に戸別訪問を行い、聞き取りによる調査を行い、支援が必要である方について災害時要援護者登録を行っております。今後におきましても、重度障害者になられた単身者はもちろんのこと、世帯全体が重度障害に該当することになった場合には、災害弱者となり得る可能性が大きいことから、実態把握に努めてまいります。
 次に、御提案いただきました文字放送用アダプターの事前取りつけにつきましては、避難所施設のテレビ等の機器の状況を調査し、聴覚障害者においても情報の取得が可能な方法を確保してまいります。
 また、ケーブルテレビ局への文字放送と手話通訳放送を行っていただく働きかけについては、通訳者の人数確保等が可能であるかなどを関係部局とも協議してまいります。
 次に、福祉避難所の利用が想定される障害者団体への周知についてでございます。
 新居浜市では、現在13カ所の福祉避難所を指定しております。周知の方法としては、市ホームページでの広報が主体となっており、それぞれの団体への周知については徹底できているとまでは言えないのが現状でございますので、今後は関係部局と連携し、各団体への周知及び利用対象者への幅広い広報を行ってまいります。
 次に、障がい者福祉センターにおける収容人数につきましては、当該避難所スペースとしては、本館会議室のみとなっておりますことから、現在の収容人数を決定しておりますが、災害発生時に会議室で対応できる人数を超える避難者が利用される場合も想定して、他のスペースも利用可能かどうか検討してまいります。
 次に、視覚障害者や聴覚障害者への情報伝達方法につきましては、岩本議員さん御提案のガイドヘルパーや手話通訳者の公的派遣も含め、関係部局と協議検討してまいります。
○議長(近藤司) 再質問はありませんか。岩本和強議員。
○8番(岩本和強)(登壇) 先ほどの件ですけども、例えば全盲の方がおられても、息子さんが運転免許を持って車が運転できる御家庭と、先ほど言ったような障害者だけの御家庭では全く避難に対する困難度が違いますので、ぜひ実態の把握をしていただきたいと思います。
 それと、きょう質問させていただいたんですけども、こういう言葉があります。私たちのことは私たち抜きで決めないで、これは新居浜市には手帳を持っている方が7,000人ほどおられると思いますが、これは障害者の方の切実な思いです。常に障害者の意見を聞きながら、そしてそれを尊重しながらいろいろな施策を実施していただきたい、そう思っています。
 それで、一つ、地域防災計画、これは平成24年9月の私の質問でお願いしたんですけども、防災計画の委員の中に、社協、社会福祉協議会が入ってないのは何とも不思議なんで、社会福祉協議会さんを委員に入れていただくこと、ほんであわせて今回障害者団体の方も委員に入れていただきたいと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。木村市民部長。
○市民部長(木村和則)(登壇) 岩本議員さんの再質問にお答えいたします。
 地域、防災計画策定時の協議会等の委員メンバーにさまざまな方の意見を取り入れたらということだと思います。平成27年度に計画を改定いたしましたが、今後につきましては、いろんな方の御意見を聞く機会を設けていきたいと考えております。
○議長(近藤司) 再質問はありませんか。(8番岩本和強「ありません」と呼ぶ)
 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 公明党議員団の佐々木文義でございます。通告に従いまして質問をさせていただきます。
 まず、子ども・子育て支援新制度についてであります。
 全ての子供たちが健やかに成長していくために、子供の育ちと子育てを社会全体で支援をし、子供の目線に立ち、安心して健やかに子供が育つための環境づくりのため、平成24年8月、日本の子ども、子育てをめぐるさまざまな課題を解決するために、子ども・子育て支援法の法律が成立いたしました。この法律と関連する法律に基づいて、幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の量の拡充や質の向上を進めていく子ども・子育て支援新制度が昨年、平成27年4月にスタートいたしました。本市においても、平成27年度から5年を1期とする新居浜市子ども・子育て支援事業計画が策定されました。この計画においては、次世代育成支援行動計画(後期計画)における事業実績を引き継ぐとともに、社会の宝であり、次代を担う子供に対して、基本理念である、子どもがまんなか、家庭と地域を笑顔でつなぎ、みんなが育つあかがねのまちの推進に取り組むことで、第五次新居浜市長期総合計画で定める将来都市像の実現につなげようとされております。子ども・子育て支援新制度が施行されて1年半が過ぎようとしておりますが、現状はどうか、また総合的にどう捉えられているのか、お伺いをいたします。
 子ども・子育て支援新制度では、重要となるポイントは幾つかありますが、その中でも大きなポイントは、地域型保育給付、施設型給付の創設であります。認定こども園、幼稚園、保育所を通じた共通の給付(施設型給付)及び小規模保育等への給付(地域型保育給付)の創設であります。地域型給付は、待機児童解消とともに、子供の数が減少傾向にある地域における保育機能の確保に対応していくことができます。今後の小規模保育事業所等に対し、認可外保育所からの認可保育所へ向けての支援のあり方、取り組み、そしてまた認可保育所での夜間保育について今後どうされようとしているのか、お伺いをいたします。
 また、もう一つの重要なポイントは、市が実施主体となることであります。地域のニーズに基づき、保育、子育て支援の提供について、計画を策定し、給付事業を実施するとなっておりますが、本市の考え方をお伺いいたしたいと思います。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 佐々木議員さんの御質問にお答えをいたします。
 子ども・子育て支援新制度についてでございます。
 まず、平成27年4月にスタートいたしました新制度の現状についてでございます。
 新制度の施行に合わせまして、幼稚園から認定こども園への移行が1施設、認可外保育施設から小規模保育事業所への移行が2施設、事業所内保育事業所への移行が2施設ございました。現在、平成29年4月からの幼保連携型認定こども園の移行に向けまして、幼稚園2施設が施設整備を進めるとともに、幼稚園1施設が従来の制度から新制度への移行に向けた協議を行っているところでございます。総合的には、新制度が広く周知されつつあり、新制度への移行がおおむねスムーズに進んでいると認識をいたしております。
 次に、認可外保育施設から小規模保育事業所への移行に向けての支援のあり方と取り組みについてでございます。
 小規模保育事業所の認可に当たりましては、職員数、職員資格、設備等の一定の条件整備が必要となります。国におきましては、小規模保育事業所への移行を希望する認可外保育施設への財政支援の新たな補助メニューを追加しており、市といたしましても、本市の認可外保育施設に対しまして、積極的な周知を図ってまいります。
 また、小規模保育事業所への移行に向けましては、地域の保育ニーズを把握した上で、子供を安心、安全に保育するための体制や設備などについて相談や協議を十分重ね、認可に向けた支援を行ってまいりたいと考えております。
 次に、保育、子育て支援の提供についてでございます。
 本市におきましては、平成27年3月に策定いたしました新居浜市子ども・子育て支援事業計画の中で、平成31年までの5年間の保育の見込み量を算出し、対応する保育所等の定員数を設定しておりますが、5年間の計画期間内に保育ニーズの変化も想定されますことから、市が設置しております新居浜市子ども・子育て会議において御意見をいただきながら、計画の見直しを行い、柔軟な対応により保育ニーズに応えてまいりたいと考えております。
 以上申し上げましたが、他の点につきましては補足いたさせます。
○議長(近藤司) 岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 夜間保育についてお答えいたします。
 夜間保育事業につきましては、平成20年度に実施いたしました次世代育成支援行動計画ニーズ調査の結果において、休日・夜間保育の利用を希望される保護者の割合が2.9%でありましたが、平成25年度の子育て支援に関するアンケートにおいては、休日保育の利用希望が1.1%、夜間保育の利用希望が0.4%と5年間で利用を希望される保護者の割合が減少したこと、また希望割合が1.1%である休日保育の平成24年度における利用実績が、1日平均2.3人にとどまっていたことから、夜間保育の需要は極めて少ないと判断し、平成27年度からの子ども・子育て支援事業計画においては、取り組む施策に入れておりません。しかしながら、ひとり親家庭などで夜間の時間帯に保育を必要とするケースが存在することも十分考えられますので、夜間保育のニーズの実態把握に努めるとともに、夜間の時間帯の保育ニーズに的確に対応できる施策について検討してまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 先ほどの確認の意味でさせていただきたいと思いますが、平成27年4月から2園の小規模保育、そして企業内保育、今年度はまだそういった事業所さんの移行がないわけですけども、現在、そういう小規模保育事業所等の事業をしたいということに対しては、しっかり市として相談に乗り、そして支援をして、そして開所に向けて取り組むということで理解をしてよろしいでしょうか。
 そして、もう一点は、先ほど部長からありました夜間保育、後期計画の中で休日保育、夜間保育のニーズ等もありました。現在もやはり夜間保育をされている方もあるんですね。多い数じゃないけども、必要としている方がおられます。そういったことも踏まえて、公立の保育園でというんじゃなくて、今こういった小規模保育事業所等が夜間保育を進めていくんであれば、そういったことにもしっかりと支援をしていく、そして取り組みをしていくことが大事だと思うんですが、その2点についてお伺いをしたいと思います。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 佐々木議員さんの再質問にお答えいたします。
 小規模保育事業所等への移行に当たってでございますが、現在も相談を受けながらやっている事業者の方もおられます。そういった中で、今後におきましても、国が新制度へ移行するというような方針の中でこの制度があるということを認識しながら、いろいろ条件的な面というのはクリアしていただく必要があると思いますけれども、相談に十分乗った中で、移行がスムーズにいくような形で対応してまいりたいと思っております。
 夜間保育につきましても、議員さんがおっしゃられるように、夜間保育を必要とする方というのは現実的にはおられると思いますので、そういった実態も把握しながら、通常は一般の保育は午前7時から午後6時までという考え方なんですけど、夜間保育については11時から22時までというような制度もありますけれども、現実的にはもっと遅くに保育をしたいというような、そういう方も恐らくおられるんじゃないかなと思いますが、それを制度の中でうまく利用できるような方法等についても御相談も受けながら対応したいと思います。
○議長(近藤司) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 何とぞよろしくお願いをいたします。
 続きまして、B型肝炎ワクチン定期接種についてお伺いをいたします。
 B型肝炎ワクチン定期接種、これは厚生労働省の予防接種基本方針部会が、B型肝炎ワクチンを本年10月から予防接種法に基づく原則無料の定期接種にすることをこの2月5日に了承いたしました。日本のB型肝炎ウイルスの感染者は、約140万人と推定されております。B型肝炎ウイルスに感染し、慢性肝炎になると、長期にわたる治療を要し、最悪の場合は肝硬変や肝臓がんなど命にかかわる病気を引き起こすとされております。以前はB型肝炎を持った母親から分娩時に血液を介して赤ちゃんに感染する母子感染が多くありましたが、今では母子感染対策がとられており、新たな母子感染はほとんど起きていないそうであります。しかし、B型肝炎ウイルスは、非常に感染力が強いウイルスで、感染者の唾液や涙といった体液に触れるだけで感染する可能性が指摘をされております。また、原因不明のこともあり、特に子供の場合は原因不明のことが多いとされております。そして、3歳以下の子供さんがB型肝炎ウイルスに感染すると、キャリア、ウイルスを体内に保有した状態になる危険性が高くなります。B型肝炎ウイルスに起因する肝がんの死亡者数は、年間約5,000人、そして肝硬変による死亡者数は約1,000人と推定されております。そして、今なお約1万人近い人が新しく感染していると言われております。国立がん研究センターのがん登録統計によりますと、都道府県で愛媛県ではがん死亡率が2014年で8.3とワースト1位となっております。
 そこで、10月から定期接種化されるB型肝炎ワクチン接種に今後どのように取り組んでいかれるのか、お伺いをいたします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) B型肝炎ワクチン定期接種についてお答えいたします。
 佐々木議員さん御案内のとおり、B型肝炎ワクチンは、平成28年2月に厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会において定期接種化が了承され、平成28年6月に予防接種法施行令等の一部改正により、平成28年10月から定期の予防接種の対象疾患に追加されました。接種対象者は、平成28年4月1日以降に生まれた生後1歳に至るまでのお子さんで、接種回数は3回とされております。本市におきましては、円滑なB型肝炎ワクチンの予防接種の開始に向けて、愛媛県医師会や新居浜市医師会との事務協議を行い準備を進めているところでございます。また、接種対象者に対しましては、市のホームページや市政だより9月号への掲載のほか、リーフレットを活用し、家庭訪問時などを捉え情報提供し、周知を図っており、特に接種期間が短くなります平成28年4月、5月生まれの接種対象者には、1歳までに完了できるよう、7月に接種案内の個別通知をいたしました。今後の取り組みにつきましては、9月末に平成28年4月から7月生まれの接種対象者に委託医療機関で接種できる無料の接種券、予診票などを郵送し、平成28年8月生まれ以降の接種対象者につきましては、予防接種手帳に折り込み、生後2カ月ごろまでに届くよう郵送することにいたしております。また、接種をお願いする医療機関に対しましては、円滑な接種開始に向け説明会を開始する予定としており、次代を担う子供たちを感染症から守り、健やかな育ちを支えられるよう、実施に向け遺漏のないよう取り組んでまいります。
○議長(近藤司) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) いろいろ御答弁ありましたけども、再質問させていただきたいと思っております。
 まず、B型肝炎ワクチンの定期接種開始時に、既に1歳を超えてしまっているお子さんの中には、まだワクチン接種をしていない方も多くいると思いますが、接種状況はどのようになっているのでしょうか、お伺いをいたします。
 そして、B型肝炎ワクチンの定期接種が開始されるタイミングでは、B型肝炎ウイルス感染後にB型肝炎のキャリアへ移行するリスクが低くない1歳以上の幼児については定期接種の対象から外れてしまいます。ゼロ歳児同様に、公費負担での接種機会が与えられないことは、公衆衛生上の予防の観点からいっても問題ではないかと思われます。
 そこで、定期接種の対象から外れてしまう乳幼児、1歳、2歳についてもキャリア化のリスクが高い3歳未満児まで公費負担での接種機会が与えられるよう、任意接種の助成事業の実施を要望いたしますが、いかがでございましょうか。
 そして、定期接種対象者のうち、4月生まれはこの10月から翌年の3月までに接種を完了しないといけません。3回目の接種漏れ、この可能性が高くなることが危惧されますが、どのような対策を練っていくのでしょうか、お伺いをいたします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 佐々木文義議員さんの再質問にお答えいたします。
 まず、予防接種開始時に1歳を超えているお子さんの接種状況についてでございますが、ことしの1月から6月までの1歳6カ月児健康診査を受診したお子さんについてワクチンの接種状況を調査しました結果でございますが、468人のうち129人が任意接種を受けており、接種率につきましては27.6%というような状況でございます。
 また、定期接種の対象から外れてしまうというような乳幼児につきまして、キャリア化のリスクが高い3歳児までについての任意接種についての助成というようなことでございますが、基本的な考え方としまして、予防接種については、定期接種化されますと、健康被害が生じた場合に国の救済措置があって、安全かつ適正に実施することが検証されておりますので、国の実施要領に基づいて予防接種を行うことが望ましいと考えております。しかしながら、定期接種化に当たりましては、経過措置も必要ではないかということも感じておりますので、任意接種において助成する自治体もあるように伺っておりますが、3歳までの助成となりますと、対象者も多くなり、多額の費用もかかりますので、そういう財政的な負担であるとか、早急な対応等を考慮いたしますと、任意接種に対する助成については現段階では難しいものと考えております。
○議長(近藤司) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 昨年の10月2日から3月31日までに生まれたお子さんもおられます。その方も同じゼロ歳なんですが、定期接種を受けられません。そして、時限立法です。そのゼロ歳の方とそして1歳、2歳の方だけの本当に1回限りの予算措置であとはゼロ歳からずっと定期接種になるわけですから、そこらあたりを予算的な部分があろうかとは思うんですが、子育て支援という形の観点から市長の御意見をお伺いしたいと思っております。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 佐々木議員さんの再質問にお答えいたします。
 佐々木議員さんがおっしゃるとおり、昨年の10月2日からことしの3月31日までに生まれた方は、この制度がスタートする10月1日の時点ではまだゼロ歳であることで、確かに不公平感は否めないんじゃないかと思います。本来であれば、この点については国において制度発足時に経過措置として実施をしていただきたいところでございますが、今回国においてはそういうふうな措置もございません。本市で実施した場合に、およそ500人近くの方が対象になろうかと思いますので、財政的な負担あるいは実施対象の期間、そんな問題も含めまして、先行の大津市とか他市の事例あるいは実際に行っていただく医師会等の意見も聞きながら検討をさせていただいたらと思います。
○議長(近藤司) 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 何とぞよろしくお願いをいたします。
 それでは、続きまして、食品ロスについてお伺いいたします。
 食べられる状態なのに捨てられる食品ロスは、家庭やスーパー、ホテルやレストランなどあらゆるところで見受けられます。農林水産省によると、日本では年間2,797万トンの食品廃棄物が発生しており、このうちの4割近い632万トンが食品ロスと推計されております。既に先進的な自治体では、さまざまな食品ロス対策が行われてきております。長野県松本市は、宴会の場で食べ残しを減らすために、乾杯後の30分と終了前の10分は自席で食事を楽しむ30・10運動を進めております。また、NPOの活動としては、消費期限が迫った食品を引き取り、生活困窮者へ無償提供をするフードバンクが有名であります。国連は2030年までに世界全体の1人当たりの食品廃棄物を半減させる目標を採択しております。
 そこで、本市においても、まずは学校や幼稚園、保育所など教育施設等における学校給食や食育環境教育などを通して、食品ロス削減のための啓発を進めるべきであると思われますが、どう取り組まれますか、お伺いをいたします。
 また、家庭における食品在庫の適切な管理や食材の有効活用の取り組みを初め、飲食店等における飲食店で残さず食べる運動や持ち帰り運動の展開など、市民、事業者が一体となった食品ロス削減に向けての取り組みを進めることが重要であると考えますが、市としての考えをお聞かせください。
 さらに、本市の災害備蓄食品について、未利用備蓄食品の有効活用の観点から、例えば消費期限6カ月前などにフードバンク等への寄附等を検討してはどうかと考えますが、今後の取り組みについてお伺いをいたします。
 そしてまた、家庭の事情で1人で食事をとる孤食状態に陥りがちな子供のため、そういったものの取り組みができないのか、お伺いをしたいと思います。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。関教育長。
○教育長(関福生)(登壇) 食品ロスについてお答えいたします。
 食品ロスは食べることに関係するさまざまな場所で発生いたしております。食品ロス削減に向けて、学校におきましては、食育を推進し、給食の時間帯の中で食べ物を大切にし、食べ物の生産等にかかわる人への感謝する心を持つことを指導いたしております。また、農業体験や調理実習などの取り組みを通して、食に関心を持ち、好き嫌いせずに残さず食べようとする児童生徒を育てております。例えば毎月19日の食育の日に児童会、生徒会が中心となり残量調査を行い、その結果を校内放送等で知らせ残食を減らそうという取り組みを行っている学校もございます。また、家庭科の授業では、食材を買い過ぎないよう、買い物の前には食品の在庫を確認し、必要なものだけを買う、買ったものは使い切る、食べ切るというような消費者教育も同時に行い、食品ロスの削減に取り組んでおるところでございます。今後も食育や消費者教育、環境教育などを通じて、持続可能な開発のための教育、いわゆるESDの観点から、環境に優しい人づくりを推進し、家庭や各関係団体と協力しながら、食品ロス削減のための啓発を図ってまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 岡部福祉部長。
○福祉部長(岡部嘉幸)(登壇) 食品ロスについてのうち、孤食状態に陥りがちな子供のための取り組みについてお答えいたします。
 さまざまな家庭の事情のために孤食状態に陥りがちな子供のために、首都圏を中心に全国各地に広がりつつある子供食堂が始まっております。この子供食堂は、地域のボランティア団体やNPO法人、個人など多様な設置主体、運営形態で実施されております。朝日新聞の調査によりますと、子供食堂は、ことし5月末時点で少なくとも全国に319カ所あり、公民館などの公共施設のほか、空き店舗、民家、医療機関や介護施設の交流スペースなどが使われ、事業所や農家、フードバンクなどから食材の寄附を受けたり、食事のお手伝いや宿題など、食べる以外の活動も組み合わせ多様な運営がなされております。本市におきましても、先日、中萩校区の教会において子ども食堂が初めて開設され、教会や福祉関係者でつくる実行委員会の呼びかけで、地域の主婦や高校生がボランティアとして加わり、ゲームやミニコンサートも行われたと伺っておりますが、貧困やネグレクトが原因で欠食がちな子供やでき合いのものでの孤食が日常になっている子供ににぎやかな食卓を提供する取り組みは、貧困対策や食育という面だけでなく、地域の中で孤立した子供の居場所づくりにもつながるものと考えており、今後民間レベルの取り組み状況も十分注視しながら、支援の必要性なども検討してまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 木村市民部長。
○市民部長(木村和則)(登壇) 市民、事業者が一体となった食品ロス削減に向けた取り組みについてお答えいたします。
 本市におきましては、これまで消費者関係団体などで組織する新居浜市消費生活改善推進協議会が主催し、自立する消費者学習講座や消費者のつどい講演会、みんなの消費生活展などの開催を主体性を持った賢い消費者の育成に向けた取り組みを継続して行ってまいりました。その中で消費者のつどいにおきまして、食品ロス削減とフードバンク活動をテーマにした講演会も実施し、市民の皆様に食品ロス削減に向けての啓発を継続的に行っております。食品ロス削減に向けては、家庭における食品の在庫管理や食材の有効活用、また飲食店での食べ残しをなくす取り組みなど、消費者の意識啓発が重要であると認識いたしております。そのようなことから、今後も継続して賢い消費者の育成という観点から、消費者関係団体の講演会や学習講座を初めとする各種イベント、市の各種広報手段を活用して市民に向けた食品ロス削減についての意識啓発に取り組んでまいります。
 次に、未利用備蓄食品のフードバンク等への寄附についてでございます。
 災害備蓄食品につきましては、現在、指定避難所となっている各小中学校に日用品等とあわせて分散備蓄を順次行っております。食料品につきましては、消費期限がございますことから、順次補充することといたしておりますが、消費期限が近づいた食料品につきましては、毎年各小学校区で実施いたしております防災訓練等で有効に利用する予定といたしておりますことから、現時点でのフードバンク等への寄附については予定をいたしておりません。
○議長(近藤司) この際、暫時休憩いたします。
  午前11時57分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――

  午後 1時00分再開
○議長(近藤司) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 読書通帳、図書消毒器、ブックシャワーについてお伺いをいたします。
 まず、読書通帳であります。
 子供から大人まで、全ての人が本に親しみ、豊かな心を育むきっかけをつくるため、読書履歴を残すことができる読書通帳があります。読書記録を残すことで、心にすてきな貯金ができます。本のタイトルや作者名のほか、読み始めた日付や読了日、感想などを記入し、楽しみながら読書に取り組める工夫をし、子供が人生をより豊かに生きる上で読書が大変重要だと思われますが、図書館としてどう取り組まれているのか、お伺いをいたします。
 次に、図書消毒器であります。
 図書館などで手にとる本がどんな環境で読まれているのかわかりません。不特定多数の方が利用する本には、ほこりやダニ、ごみ、雑菌の危険がいっぱいであります。集じん、除菌、消臭で安心で快適な読書タイムをつくるために、図書消毒器の導入を考えてはどうかと思いますが、お考えをお伺いいたします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。関教育長。
○教育長(関福生)(登壇) 読書通帳、図書消毒器についてお答えいたします。
 まず、読書通帳でございますが、図書館では、今年1月から、独自の読書通帳を作成し、幼児から大人まで使える4種類の読書通帳を配布いたしております。これらは、図書館のインターネットサイトからダウンロードすることも可能です。読書通帳では、読んだ書籍の日付、タイトル、感想をみずから記入し、目に見える形にすることによって読書意欲を高めるとともに、過去の読書記録を把握でき、読書活動の推進に役立っているものと考えております。
 また、子供たちの読書推進になればと考え、読書通帳を活用した読書通帳マラソンの行事を5月1日から8月20日まで実施いたしました。幼児部門、低学年部門、中学年部門、高学年部門、中学生部門の5つの部門合計で、期間中に140名のエントリーがあり、読書状況を図書館壁面に記録表として掲示し、そこにみずから読んだ冊数に対するシールを張ってもらうようにしたところ、最高では400冊を超える読書数があり、楽しみながら読書活動を推進する励みになったものと考えております。8月27日には、読書記録数の上位者に対する表彰式を開催し、受賞者並びに関係者に大変喜んでいただいたものでございます。今後も読書通帳の普及に努め、読書活動が広まるよう取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、図書消毒器の導入についてでございますが、図書館では、購入する書籍については、抗菌、UVカットを施したブックカバーフィルムでコーティングしており、返却されました書籍については、職員が何か挟まっていないか、汚れはないか等を確認し、汚れがある場合は拭き取り作業をしてから再び書架に配架するなど、書籍の衛生には十分注意を払っているところでございます。御提案いただきました図書消毒器につきましては、衛生意識の高まりから、全国でも少しずつ設置している図書館がふえてきております。今後、設置経費や導入効果、他市の活用状況などについて調査研究してまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 再質問はありませんか。佐々木文義議員。
○21番(佐々木文義)(登壇) 読書通帳というのは今教育長がおっしゃったように、大人から子供までいろいろ読んでいく、そういう中でどんどん広めていっていただきたいと思っております。
 図書消毒器に関しましては、図書館など公共施設が先進的にまず入れると。あと一般のいろいろなところ、本を置いているところがあります。先進的に市がまず取り組みをしていただいて、あとは公共施設であったりとか、一般の本がたくさんある病院であったりとか、そして待合所であったりとかいろいろなところに置いていけれるような仕組みもつくっていっていただきたいなと思っております。
 以上で質問を終わります。
○議長(近藤司) 岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。即入りたいと思います。
 伊方原発再稼働について伺います。
 まず最初に、過酷事故の危険性についてです。
 福島事故から5年半、今も10万人の方が避難生活、原発関連死が1,368人、甲状腺がんの関連の子供は、福島県内だけで172人ということで急増しております。誰も責任をとらないまま、伊方原発再稼働も強行されました。これに対し、松山、広島、大分で運転差しとめ訴訟が起きております。
 まず、佐田岬半島5,000人の逃げ場がないという問題であります。
 知事は、伊方原発の地盤に対して、岩盤が強いと言っているわけですが、三波川帯における岩石はもろい性質、県が半島の各所を地すべり地帯として指定しており、土砂災害特別警戒区域が194カ所もあります。避難所の多くが危険であり、道路が寸断され、港も船も使えない。避難先の大分県も大きな被害が予想されます。
 次に、基準地震動650ガルは過小評価だという問題です。
 熊本では1,580ガルを観測、周辺では軒並み700ガルを超えております。全国では2,000ガル、4,000ガルという地震も起きており、地元住民に大きな不安が広がっております。南海トラフの震源域に位置し、国内最大級の活断層がすぐ近くを通り、地震学者も危険性を指摘しているところであります。
 次に、地震のときの停止が間に合わない問題です。
 震源に近過ぎるため、原発をとめる制御棒の挿入が間に合わない危険性があり、その際の熱量は約14倍で被害の甚大性が心配されております。
 次に、知事のごまかし、無責任の問題についてであります。
 知事自身が650ガルは過小評価だと思ったのでしょう。おおむね1,000ガルに対応と言いました。あたかも基準地震動を1,000ガルに設定しているかのような印象を振りまいております。また、ドイツの太陽光発電を失敗例のように語って、自然エネルギーは限界があるとねじ曲げました。とんでもございません。ドイツの自然エネルギーは、全エネルギーの32.6%となっているではありませんか。国の責任、首相の言質をとったといいますが、福島県民を切り捨てようとしている首相に転嫁するのは知事の責任逃れであり、県民を欺くものであります。
 以上、それぞれについて市長の見解をお伺いします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 岡崎議員さんの御質問にお答えいたします。
 過酷事故の危険性についてであります。
 伊方原発3号機につきましては、原子力規制庁の最終検査を受け、昨日試験運転から通常の営業運転に移行いたしました。今回の運転開始を受けて、中村知事は、今後も安全運転を確実に続けることを最優先の使命とし、一層の緊張感を持って取り組んでほしいとのコメントを発表、伊方町副町長も、全ての町民は、住みなれた町で、町内で安心して暮らせるよう、伊方原発が事故なく安全に運転され、再び地域経済を支える大きな活力となることを期待している等とのコメントを出したと新聞報道があったところでございます。
 伊方原発の原子力災害時における佐田岬半島部の住民の避難につきましては、昨年度は愛媛県が国とともに原子力総合防災訓練を行い、本年度につきましても、9月4日に愛媛県、伊方町、愛媛県警察本部、海上自衛隊、愛媛県旅客協会などが参加し、平成28年度原子力災害時における伊方町佐田岬半島部の住民避難個別訓練を行うなど、緊急時における対応に取り組んでおられます。
 また、伊方原発の基準値震動については、国による審査の過程で、従来の570ガルから650ガルに引き上げられており、加えて愛媛県におきましては、平成27年8月、国の基準を上回るさらなる揺れ対策のほか、国の基準を上回る電源対策など、合計8項目の追加要請を四国電力に行い、県民の安全性の確保に努めておられます。原発事故以降、エネルギー政策や原発の安全性に関する関心が高まっておりますが、コストや出力、安定供給の面で原子力発電にかわり得る代替エネルギーが見つかるまでの間は、現時点での最新の知見に基づく安全対策を施しながら、原子力発電を活用せざるを得ない状況と認識をいたしております。
○議長(近藤司) 岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) 人命よりももうけ、経済を優先させるやり方が誤りであったというのが福島の貴重な教訓でありましたが、市長はその点どう受けとめられてますか。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 岡崎議員さんの再質問にお答えをいたします。
 先ほどもお答えいたしましたように、最新の知見に基づく安全対策に万全な措置を講じた後に再稼働ということでございますので、もちろん人命は大切にしているところでございます。
○議長(近藤司) 岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) ありがとうございました。しかし、市長の答弁は、全く的外れだと思うわけでございますが、時間がありませんので、次に行きます。
 2つ目は、低線量被曝についてであります。
 まず、広島市民の被曝の経験についてであります。
 福島事故がまき散らした放射性物質は、広島原爆の比ではありません。例えば、セシウムは168倍です。その広島でさえ、多くの身内、親戚、友人、知人たちが長期にわたる低線量被曝、特に内部被曝の深刻な影響で、がんや白血病ばかりでなく、原爆ぶらぶら病などさまざまな病気を発症し、苦しみ、亡くなっていきました。放射能は人の細胞を確実に破壊することによって生きる力を奪っていく。放射線被曝は安全量などない。これ以上新たな放射能を環境につけ加えるべきではない、こういうふうに被爆者の皆さんは訴えているところであります。
 次に、原発ゼロを目指すドイツの経験についてであります。
 ある特定の地域に幼児白血病が多発しているということが大きな社会問題となり、疑われたのが原発の通常運転から放出される放射性物質でございました。長年にわたってさまざまな調査が行われました。その結果、5歳未満の小児白血病リスクは、原発に近づくに従って増大するというものでございました。
 以上の広島とドイツの経験は、資料1をごらんください。一番下のグラフでございます。100ミリシーベルト以下の点線部分も、実はがんや白血病などを発症する、発病することがほかのさまざまな調査でも明らかにされているところであります。
 次に、福島原発事故が全国を汚染した問題についてであります。
 資料2をごらんください。2011年3月11日に起きた原発事故、2010年度と2011年度に全国の原発で軒並みヨウ素131を検出しております。これは、初期に発生したヨウ素131が、時間をかけて北海道泊原発、鹿児島県の川内原発に到達したということではありません。事故直後から2011年8月まで、大量放出が続いたヨウ素131を全国の原発が精度のよい測定器をたまたま備えていたので、観測地点の役割を果たしたということでございます。参考までに、ヨウ素131の半減期は8日間です。そして、飛んだのは、ヨウ素131だけではございません。さまざまな放射性物質が日本全国を覆ったと考えられます。ということは、多くの国民が呼吸し、飲食物などでさまざまな形で放射性物質に触れ、そして体内に取り込んだと思われるわけでございます。大変なことだと思いますが、これらについて市長はどういうふうに受けとめられますか。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 低線量被曝についてお答えをいたします。
 高線量放射線の被曝により白血病が早期に発生することは広く広島を初めとする原爆被害者の方々のお苦しみなどからも広く知られているところでございます。ただ、低線量被曝につきましては、近年の研究、調査において、白血病のリスクがわずかではありますが上昇するという結果が報告されておりますが、一方では、慢性の低線量放射線被曝と白血病死亡率との間に有意な関連は見られなかったとする報告もあり、現時点では低線量放射線による影響の科学的証明は困難であるとする意見もあるようでございます。いずれにいたしましても、市民の皆さんが、健康で安心感のある生活を維持するためにも、将来的には原発に依存しない社会を実現する必要があるものと考えております。つきましては、引き続き国、県、地元市町、四国電力の動向を注視し、必要に応じて愛媛県市長会等を通じた要請についても考えてまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) ありがとうございました。低線量被曝については、いろいろ研究が行われまして、今では当たり前のようにあるということで、あの点線が実線だということで今確認されているところであります。
 最後に、通常運転中に放出される放射性物質についてであります。
 圧力容器や格納容器など五重の壁で閉じ込められているから安全だというわけでございますけれども、放射能を放出せずに定常運転できる原発はどこにもありません。しかし、大量に放出される放射性物質による健康被害については、許容範囲だなどと放任されているのが実態であります。
 まず、放射性希ガスでございます。
 資料3をごらんください。原発から大気中に放出された放射性物質のデータです。気体がゆえに、肺の中に簡単に入ってくるという恐ろしさがあり、肺がんを引き起こす危険性がございます。そのほかいっぱいあるわけですが、省略します。
 ヨウ素131です。現在、ヨウ素131は特に危険な放射性物質として厳しく規制されているわけでございますが、かつては安全な放射性物質ということで野放しにされておりました。原発周辺地域の赤ん坊や住民に深刻な奇形、腫瘍、乳児死亡などをもたらし、当時の科学者が最も危険な放射性物質だということを突きとめたのだそうでございます。
 次に、トリチウムでございます。
 資料4をごらんください。トリチウムは、長い間、人体にはほとんど影響がないものとされておりました。ですから、垂れ流しです。しかし、口や鼻、皮膚から吸収されるとほとんど血液中に取り込まれ、体内のどこでも運ばれて悪さをします。福島の汚染水は、アルプス除去装置で放射性物質を取り除いておるわけでございますが、トリチウムだけは除去できない。1,000基のタンクにため込まれております。伊方原発は、半閉鎖性水域であるにもかかわらず、大量のトリチウムを瀬戸内海へ垂れ流してきました。2011年度は53兆ベクレルの年間放出量です。ところが、動いていなかった翌年は30分の1に激変しているわけでございます。トリチウムは、水蒸気の形でも大量に放出されるわけでございますが、その量は発表されておりません。このように、通常運転でも大量の放射性物質を垂れ流したり放出しているという実態についてどう考えられますか。よろしくお願いします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。伊藤環境部長。
○環境部長(伊藤公夫)(登壇) 通常運転中に放出される放射性物質についてお答えをいたします。
 原子力発電所から平常運転時に出てくる代表的な放射性物質といたしましては、放射性希ガス、ヨウ素131、トリチウムなどがあり、それらを環境中に放出する際には、原子炉施設保安規定で定める管理基準以下の量であることを確認の上放出することになっております。放出されたこれら放射性物質からの放射線によって、周辺の住民が受ける被曝線量は、年間で0.001ミリシーベルト以下と言われており、国際放射線防護委員会が勧告する一般の人が平常時に受ける被曝線量の限度、年間1ミリシーベルトより極めて低い数値となっておりますことから、住民の影響は少ないものと考えております。
○議長(近藤司) 再質問はありませんか。岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) ありがとうございました。確かに基準値には入っているということでございますが、どんどん研究が進みまして、トリチウムもほとんど垂れ流してもいいという状況であったのに、今ではごらんください。あの福島第一原発の1,000基80万トンというふうに言われておりますけれども、これ流せない、そこまで今研究が進んでいるわけでございます。市長も指摘されました。さっきのグラフを見て、点線の部分は大丈夫だという考え方もあるといいますけれども、実はこれも研究が進んで、とても大変なんだということが明らかになってきたというのが現実なわけでございます。その点、どういうふうに考えられますでしょうか。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。伊藤環境部長。
○環境部長(伊藤公夫)(登壇) 岡崎議員さんの再質問にお答えいたします。
 放射線量が与える人体への影響についてでございますけども、我々が生活していく上におきましては、宇宙でありますとか、大地、また食物などの自然界から受ける放射線、これは世界平均で調べてみますと、年間1.2ミリシーベルトと言われております。一方、原子力発電所から出る放射線量の限度、0.001ミリシーベルトは、およそ1000分の1以下と非常に小さいものであると思われます。また、先ほど資料1で示されました100ミリシーベルト以下の低線量域についてでございますが、仮説とはいいながら、健康被害への明確なデータは十分にわかっていないという報告もございます。そのようなことから、原子力発電所から出る放射線量の0.001ミリシーベルト、これは人体には影響は及ぼさない値として設定されているものと思われます。
○議長(近藤司) 再質問はありませんか。岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) 今、答弁がありましたことはよくわかっておるわけです。どんどん害があるということが明らかになりまして、ほぼ通説として承認されるようになってきたということで大変な状況が進んでいるということです。(ブザー鳴る)
○議長(近藤司) 太田嘉一議員。
○7番(太田嘉一)(登壇) 太田嘉一です。一般質問も最後になりました。お疲れのこととは思いますが、通告に従い質問いたしますので、御答弁よろしくお願いします。
 まず、新居浜市総合防災拠点施設建設の基本計画についてお尋ねいたします。
 新居浜市安全安心のまちづくり条例の基本理念のもと、災害に強いまちづくりを目指し、大規模災害の発生時においても行政が機能不全に陥ることのないよう十分な耐震性を備え、万全の危機管理体制の充実強化を図るため、災害対策本部機能、消防本部機能及び給水対策本部機能を有する総合防災拠点施設を平成31年中の供用開始を目指して現在設計業務を進めていると聞いています。現在計画中でもあり、詳しくは聞けませんが、基本的なことのみ何点かお尋ねいたします。
 防災拠点施設、防災センターは、全国各地にたくさんあります。国土交通省防災センター、東京都新宿区の自衛消防隊本部機能となる防災センター、京都市、大阪にもあります。神戸市には阪神・淡路大震災記念の人と防災未来センターがありますが、これは防災、減災の世界的拠点になることを目的に創設されています。近隣では、広島、岡山にもあります。高松市には香川県防災センターがあり、観音寺市にも四国中央市にもあります。もちろん松山市にもあります。全国にはその運営母体、組織、地域性などを生かした防災施設がたくさんありますが、見方を変えれば、似たような施設がどこにもいっぱいあるということです。防災拠点施設というなら、その定義があります。それは、防災対策上、極めて重要な司令塔機能を持っているということで、市の防災活動の中枢拠点として、意思決定機能、情報発信機能を備えたものになります。この新居浜市総合防災拠点施設とは、そのような施設になるんでしょうね。確認をしておきたいと思います。お答えください。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。藤田消防長。
○消防長(藤田秀喜)(登壇) 太田議員さんの御質問にお答えいたします。
 新居浜市防災拠点施設建設基本計画についてでございます。
 まず、消防本部機能につきましては、平常時、災害時、ともに迅速かつ効果的に活動できる機能的な施設構成として計画しているところでございます。建物にあっては、より災害に強く、耐震安全性を向上させるため免震構造を採用する予定となっており、非常時における電源確保につきましては、非常用発電機を設置し、災害対策本部、通信指令システム、サーバー室等主要機能部分へ優先的に電力を供給できるよう計画しております。消防車庫は、県道壬生川新居浜野田線に直面した形で配置し、南北方向への出動を可能としており、新たに車庫に隣接した出動準備室を設け、大型モニター画面等により災害情報の確認や活動方針を瞬時に指示することができるように初動態勢の迅速化について配慮いたしております。また、増加している救急出動に対して、救急業務エリアを1カ所に集約し、洗浄・消毒室を新設することで感染症対策を強化し、業務の効率化、迅速化を図れるようにいたしております。職員の仮眠室につきましては、夜間仮眠時間においても迅速な出動ができるよう、出動準備室後方に配置いたしております。さらに、災害による被害を最小限に抑えるため、災害受信から活動終了まで一元的に管理する、より高機能な通信指令システムの設置を計画しております。
○議長(近藤司) 太田嘉一議員。
○7番(太田嘉一)(登壇) この総合防災拠点施設建設計画概要については、総事業費約60億円以上、計画地新居浜市一宮町一丁目5番、敷地面積2万2,831.8平方メートル、階数地上5階、建築面積2,103.17平方メートル、延べ床面積7,612.47平方メートル、構造免震構造、RCづくり、プレストレストコンクリートはり使用、その他省エネルギー計画、吹き抜けエコボイド、井水利用、非常時への対応非常用発電設備などのようであります。そのうち、展示計画と全体のコストについてお尋ねいたします。
 展示コーナー工事費として、約4億5,000万円、情報コーナー、研修室、豪雨、地震、水害などの体験室、また消火体験、大声体験、通報体験、煙避難体験などの体験室、さらにはビデオシアター等を計画しているようであります。費用のことなど考えずに計画をしているものだと思いますが、この展示コーナーについては、後の運営にコストがかかります。建物本来の目的を重視し、身の丈に合った効果効率的な施設となるよう希望をしています。また、プレストレストコンクリート、エコボイドスラブ等新工法を採用していることなどから、コスト増も予想されますが、時期的なこともあり、コストダウンも少しは考慮されたらいかがでしょうか。市は、ほかの工事、小規模工事のコスト管理、工程管理については厳しく指導、管理されているようです。時に厳し過ぎて問題が起きることもあるようですが、ただ大型工事については、適正で十分な管理が行われているとは思っておりません。9億円以上かかったマイントピア別子の温浴施設改修工事、約11億円の新居浜駅南北自由通路、約70億円かかったと言われている駅前あかがねミュージアム新築工事などです。目を転じれば、新聞、テレビからの情報ですが、東京オリンピックの会場建設費などは、基本計画と実施計画で723億円が3,000億円に、国立競技場改築工事は1,300億円が3,000億円に、築地市場移設では、豊洲市場建設費が990億円から2,750億円に、移設総事業費も3,900億円から5,900億円になっているそうです。まだまだほかにもあるようですが、世の中おかしくなっているのではないかとさえ思われます。もちろん比較するつもりはありませんが、悪い見本として参考にはしていただきたいと思います。展示コーナー建設予定については、特にそのコスト以上の必要性についてお答えいただきたいと思います。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。木村市民部長。
○市民部長(木村和則)(登壇) 太田議員さんの再質問にお答えいたします。
 防災センター展示コーナーの予算、必要性についてでございますが、ことしに入りまして4月に熊本の地震、ここ最近起きております北海道、東北での水害など、今まででは想定されていなかったような災害が起きている箇所が出ております。そのような中、防災センターの展示コーナーにつきましては、災害から身を守り抜くことを学ぶ施設をコンセプトとして、市民一人一人が自分にかかわる災害を知る、災害を疑似体験することにより実感する、防災学習により災害対応力を身につけ持ち帰ることができる施設を目指しております。みずからの命はみずから守る、自分たちの町は自分たちで守ることができるよう、市民みずからがふだんから備えを進め、自助、共助による地域の防災力の向上を推進するためにも、幅広い年齢層の市民がこの防災センターを活用した継続的かつ実践型の防災学習を行うことが何よりも必要ではないかと考えております。展示コーナーの内容等につきましては、ランニングコスト等も含めました費用について十分考慮して検討してまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 太田嘉一議員。
○7番(太田嘉一)(登壇) 十分検討して、市民のためにと言われると次の質問は出ないんですけれども、その質問については、一昨日、四国中央市にも似たような施設ができたけどどうするのと言われたときに、市民のためにつくるんじゃみたいな答えをされたような、そういうことを聞いたような気がするんで、私耳が悪いんで、そのときは私寝ぼけとったんかなあと一瞬思ったんですけど、寝ぼけとんのは私じゃなかったような気もします。北海道の災害なんか見ていただくとよくわかるように、自助、共助じゃないんですよ。あれは公助なんですよ。じゃけん皆さん、時に自助、共助、これが一番大切のように言われますけれども、北海道の雨水災害を見ますと、あれは公助なんです。その辺を十分考えていただいて、市民のためにやるんですと言われると、もうそれ以上質問できないんですけど、この展示コーナーについては、どこの施設にもあるんですよ。これは必要ないんです。もちろん子供たちの学習にもなります。確かになりますけれども、4億5,000万円もかけるほどのもんにはすべきではないと思います。もうあなた方は計画しとるから変えることないと思いますけれども、これはもうちょっと考えていただいたらいいと思いますよ。全体のコストにもかかってきますからね。
 次、行きます。
 建設予定地についてお尋ねいたします。
 総合防災拠点施設の建設予定地で、間もなく解体撤去される予定の郷土美術館敷地には、一部民間の土地があると聞いています。この郷土美術館は、昭和27年3月1日、新居浜市庁舎として建設されていますが、当時この民間との土地対策については、土地使用承諾書を取り交わして契約しているようでございます。公簿上2筆、2,746平方メートル、約832坪あります。このことについて、市は今後どのように対処されるか、お尋ねをいたします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。寺村総務部長。
○総務部長(寺村伸治)(登壇) 太田議員さんの再質問にお答えいたします。
 防災拠点施設建設予定地の中にある民有地への対応についてでございます。
 太田議員さん御指摘のとおり、現在2筆、2,746平米の土地を借地しているところでございます。市といたしましても、市庁舎内の敷地の借地という不安定要素を解消する必要があると考えておりまして、所有者の方々に土地賃貸借契約の更新時などに機会あるごとに売却してほしい旨の申し出を行ってまいりました。現在のところですが、2筆のうち1筆の所有者につきましては、昨年の5月にお願いしましたところ、当面は現状のまま貸し付けしたいとのことでしたが、もう一筆の所有者の方からは、昨年4月に土地売却希望申出書が提出され、現在、売買について交渉中でございます。民地につきましては、現在このような状況でございますが、今後におきましても1筆は買収に向けて粘り強く交渉してまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 太田嘉一議員。
○7番(太田嘉一)(登壇) 市庁舎の下に民有地があるというこの不安定要素は残しておくべきではないし、将来に引き継いでいくべきことではないような気がします。いかなることがあっても買い上げて、全部市のもんにしていただきたいと思いますし、民間の方にもよく公共に売却する分には随分な利点があるというふうに私は思っています。こういうときに、公共事業の買収に応じるということについての土地売買の利点というのは、たくさんありますので、せっかくの機会ですから、売却していただきたいという話をしていただいて、できるだけそういう方向で話をまとめていただきたいと思います。この総合防災拠点施設は、市庁舎と同等かあるいはそれ以上の重要な施設になります。土地の所有については、この際きっちりと処理をし、工事施工中は特にコスト管理、工程管理など全てをしっかり管理をして、最後にインフレスライドがどうのなどと言わないようにお願いしておきたいと思います。
 これで1番目の質問を終わって2番目、新居浜市の空き家の現状と対策についてお尋ねいたします。
 空家等対策の推進に関する特別措置法によると、この法律は、適正な管理が行われていない空き家等が防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしていることに鑑み、地域住民の生命、身体、または財産を保護するとともに、その生活環境の保全を図り、あわせて空き家等の活用を促進するため、空き家等に関する施策に関し、国による基本方針の策定、市町村による空家等対策計画の作成、その他の空き家等に関する施策を推進するために必要な事項を定めることにより、空き家等に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって公共の福祉の増進と地域の振興に寄与することを目的とするとあります。同じ文章がいっぱい出てくるんですけど、こういうことなんです。新居浜市は、空き家対策についてどのような現状調査を行い、どのような空き家判定をし、どのような施策を実施し、どのような実績を上げ、今後市民に対してどのような指導をしていかれようとしているのか、お尋ねをいたします。特に、老朽危険空き家対策については、急を要することと思いますので、どのような対応をされるか、お尋ねをします。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。赤尾建設部長。
○建設部長(赤尾恭平)(登壇) 空き家対策の現状と対策についてお答えをいたします。
 利活用を目的とした空き家対策といたしましては、本市への移住、定住の促進及び使用されていない空き家の有効活用を図ることを目的に、本年7月より新居浜市版の空き家バンク制度の運用を開始いたしました。現在、宅建協会新居浜支部の協力のもと、物件情報の充実に努めておりまして、今後におきましても、さまざまな情報媒体等を活用しながら、本市の空き家バンク制度の認知度を高め、空き家所有者と利用希望者とのマッチングにつなげていくとともに、現在国が検討を進めております全国の空き家バンク情報の一元化や民間情報サイトとの連携事業が開始される際には、本市も積極的に参画をしたいというふうに考えております。
 次に、適切な管理が行われていない、あるいは利活用が不可能な空き家の対策についてでございます。
 適切な管理が行われていない空き家は、太田議員さんおっしゃるとおり、防災、衛生、景観等の面から地域の生活環境に深刻な影響を及ぼしますことから、建物の改修、除却等を促すことにより、地域環境の保全を図ることが最重要というふうに考えております。昨年施行されました空家等対策の推進に関する特別措置法におきましても、所有者等が適切な管理に努めなければならないことが明記されておりますことから、現在新居浜市では、現地確認、それから所有者等の特定の後、所有者等に対しまして面談または文書の送付等により除却を含めた適切な維持管理を依頼しておるところでございます。いずれにいたしましても、新居浜市の空き家は、今後も増加が予想されますことから、空き家対策につきましては、継続して取り組むべき課題と捉えており、空き家所有者の意向や他市町の動向なども注視しながら、より実効性のあるものとしてまいります。
○議長(近藤司) 太田嘉一議員。
○7番(太田嘉一)(登壇) この空き家対策につきましては、今後ずっと続いていく問題があろうかと思います。簡単には片づくようなもんではありません。この市政だよりの抜粋ですけれども、老朽危険空き家の除却費用の一部を助成します、これ何月号か失念しましたけれども、市政だよりで募集しているんです。解体の補助金を10分の8まで、上限80万円を補助するということなんですけれども、募集件数は5件なんですよね。この辺の状況を教えていただきたいのと、今の部長のお答えと重複するかもわかりませんけれども、用意しているのでもう一点お尋ねしたいと思います。
 空き家対策については、いろいろな方法があります。私は、大きくは2つあると思ってます。1つは、人が住むことが可能な建物について、軽度の改修整備により所有者以外の人に住んでもらうという、先ほど部長が言われましたことで、国土交通省などでも検討しているようです。国土交通省で検討していることは、低所得者向けの住宅に空き家を活用し、家賃を一部補助するもので、公営住宅を十分供給できないため、都道府県ごとに一定の基準を満たす空き家を登録し、入居希望者に仲介する仕組みをつくるというもので、低所得者の住宅環境の改善と空き家の減少を目指す、家賃は周辺より安くし、自治体は所有者に家賃の一部を補助する、所有者へのリフォーム代補助も検討する、具体的な入居基準や補助率、補助対象は今後詰め、来年の通常国会に関連法改正案の提出を目指すというものです。もう一つの方法は、人の住むことが不可能な建物について、所有者に解体撤去の処分をお願いするというものです。人口減少が進み、空き家は今後とも増加します。一方、日銀のマイナス金利政策の影響などもあり、不動産への投資が多くなります。高齢者住宅等への投資も多くなります。つまり、人口減から住む人が少なくなる世界に投資過剰になり、高齢者住宅なども含めて住宅が多くなるということで、実需の減っているところに供給が多くなる供給過多の状況が今後も続く、今後も空き家はふえるということです。この対策については、国単位の対策が必要ではありますが、自治体としても手をこまねいているわけにはいかない。今後、市として空き家の問題についてどう捉えて、どう対策しようとしているのかをもう一回お尋ねします。例えば一つの方法として、これは幼稚な方法ですけれども、現在の家は30年から40年、50年で大体廃屋になります。空き家はそういう状況でふえます。昔の家のように、100年以上住み続けられる家への建築を奨励し、そういう設計書、建築時には補助金を出すとかというのも一つの方法かなと思っていますが、いかがでしょうか。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。赤尾建設部長。
○建設部長(赤尾恭平)(登壇) 太田議員さんの再質問にお答えをいたします。
 まず1点、解体補助の状況についてでございます。
 新居浜市では、本年4月から、老朽危険空家除却事業を御案内のとおり実施をしております。これは、用途区域内、または人口集中地域の区域内にあることなど、補助要件に該当する老朽危険空き家の除却費用の一部を補助しようとするもので、本年度の募集件数につきましては5件でございます。8月末時点での相談件数、これは除却を望む相談件数は28件ございました。そのうち、補助要件に該当し、申請が実際になされたものは1件となっております。御指摘のとおり、申請件数が少ないという理由につきましては、住宅の不良度が基準よりも低い、それから補助要件を満たさないもの以外に相続人、それから土地の所有者等の同意が得られないというような状況で減っておるというような状況が考えられます。あと一点、住宅を100年もつ住宅にして、社会資本として捉え、長い間使えるものにしてはどうかというような御意見でございますが、それにつきましては、住宅の品確法等でそういう規定がされておりまして、融資制度、そういうものに国としては取り組んでおります。それに基づきまして、状況を勘案しながら、新居浜市のほうとしても今後検討していく課題かなというふうに考えております。
 以上でございます。
○議長(近藤司) 太田嘉一議員。
○7番(太田嘉一)(登壇) この空き家対策については、老朽危険家屋の解体処分についてですけれども、更地になった後の土地の処分までお世話をしてあげるというような人が近所にいない限りは、なかなか難しい問題があろうかと思います。行政だけではとてもできないことだろうと思いますけれども、その辺はもちろん地域も巻き込んでの対策が必要かなと思っておりますので、気長いお世話を願いたいと思います。
 次、行きます。
 新居浜市市制施行80周年記念事業についてお尋ねをいたします。
 来年新居浜市は市制施行80周年の節目の年を迎え、記念事業の実施に向け、市制80周年記念事業検討委員会を庁内に組織し、検討、協議を進め、そのテーマを「つむぐつなぐ未来へ人へ」と決定し、記念事業実施に向けた取り組みを推進していると聞いています。工程もかなり進んでいると思いますので、議論の経過や市民の声、進捗状況などをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 市制施行80周年記念事業につきましてお答えをいたします。
 平成29年度は、市制80周年という本市におきまして大きな節目の年を迎えます。80周年を記念するさまざまなイベントや事業を実施する予定といたしております。記念事業の実施に当たりましては、今年度5月に若手職員で構成する市制80周年記念事業検討委員会を立ち上げ、市制80周年のテーマ及び記念事業の計画、実施に向けた検討を行っております。市制80周年のテーマにつきましては、6月に庁内においてテーマ案を募集し、応募があった168件の中から先ほど太田議員さんもおっしゃいました「つむぐつなぐ未来へ人へ」をテーマとして決定をいたしました。記念事業につきましては、7月に職員提案、8月に市民提案を募集し、職員提案では、近藤勝也企画展や水樹奈々さんによる新居浜市のイメージソング制作など、ふるさと観光大使の皆さんに活躍をいただく各種事業や新居浜太鼓祭り市制80周年記念イベントなど、30件の提案がございました。また、市民提案では、市民や各種団体から6件の応募があり、これらの提案事業につきましては、検討委員会において、テーマに合致しているか、実現の可能性があるか、後年度への発展性があるかなどの視点から審査を実施したところでございます。今後のスケジュールといたしましては、事業の実施に向け、事業担当課及び関係機関との協議を行った後、予算化に向けて調整を行う予定でございます。いずれにいたしましても、市制80周年のテーマにもございますように、一本の糸を紡ぐようにつくり上げてきた新居浜の歴史を、時代を超え、世代を超えて未来へつなぎ、市民の皆さんが一体となれるような記念事業を企画してまいりたいと考えております。
○議長(近藤司) 再質問はありませんか。太田嘉一議員。
○7番(太田嘉一)(登壇) 少し関連があるので、ここで新居浜市の沿革を紹介してみたいと思います。明治22年、町村制により新居浜村に、明治41年、新居浜町となる。昭和12年11月3日、新居浜町、金子村、高津村が合併、新居浜市となりました。昭和28年5月3日、神郷村、垣生村、多喜浜村、大島村を編入、その前年の年に郷土美術館ができているようです。その同じ年、昭和28年に、第8回の国民体育大会が四国で行われて、柔道と重量挙げが新居浜市の会場になっております。昭和30年3月31日、泉川町、中萩町、船木村、大生院村を編入、昭和31年9月28日、大生院西部地区を西条市に編入、昭和34年4月1日、新居郡角野村を編入、平成15年4月1日、宇摩郡別子山村を編入して今日に至っております。昭和28年、第8回国民体育大会が全国の地方財政窮乏の中、四国は一つの合い言葉で四国全体で開催され、文化の向上と明朗な社会の建設に貢献したそうです。そのとき、柔道と重量挙げが新居浜市で開催されています。つまり、新居浜市は、来年の市制施行80周年の記念の年に、65年ぶりに再び国体会場となるということです。第72回国民体育大会えひめ大会の新居浜会場に、ウエートリフティングとセーリングとサッカー、野球の一部が会場になります。特に、重量挙げ、今は重量挙げとは言いません、ウエートリフティングといいますが、市制施行80周年記念事業に国体開催とリンクをさせることはできないものかというふうに思います。ぜひ検討していただきたい、先ほど市長も言われたように、ひとつ提案させていただけるものなら提案したいと思います。ウエートリフティング競技は、新居浜市と深い関係があります。1952年、昭和27年、オリンピックヘルシンキ大会、フィンランドです。ヘルシンキというのは、大会に新居浜市の白石勇さんが出場されています。西原の黒川さんの練習場で練習をしてオリンピックに行ったそうです。昭和27年です。以後、1984年ロサンゼルス大会に真鍋さんが出場して銅メダル、1988年ソウル大会に同じく真鍋さんが出場して8位入賞、新居浜市はウエートリフティング競技人口が多い町でもあり、強い選手がたくさん輩出されております。その功績をたたえる、競技を支援するという意味から、80周年記念事業と国体開催をリンクさせていただきたい。特にウエートリフティング会場は文化センターになります。文化センターは築55年です。文化センター最後の晴れ姿になるかもわかりませんが、あわせて提案させていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(近藤司) 答弁を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 太田議員さんの再質問にお答えいたします。
 国体とリンクした記念事業の実施についてということでございます。
 お話のように、来年度は市制80周年という節目の年になり、国内最大のスポーツイベントでありますえひめ国体が開催されるという本市にとりましても記念すべき年でございます。新居浜市におきましては、ウエートリフティングのほか、先ほども言っておられました3競技が実施され、大会期間中には、選手、役員を初め、観戦に来られる多くの方々が本市に訪れます。この機会に、市制80周年の記念事業を絡めて実施できないかという御提案でございますが、80周年と国体が同時期に行われるというまたとない、二度とない機会でございますので、私もできましたらそういうことを考えてみたいなと思っております。つきましては、ウエートリフティングを初めとする関係団体と今後協議をしてみたいと、こんなふうに思っております。特に、先ほど太田議員さんもおっしゃいましたウエートリフティングにつきましては、新居浜のいわゆる独自のスポーツでないかと思っております。来年本市で開催されますえひめ国体のウエートリフティングの競技でも、ことしから女子の種目が追加され、高校生を初め多くの本市選手の出場が見込まれているところでございますので、このえひめ国体をまさに市制80周年を記念するにふさわしい事業にできればと、このように思っているところでございます。
○議長(近藤司) 再質問はありませんか。太田嘉一議員。
○7番(太田嘉一)(登壇) 市長さんにわかっていただけているようですので、特にウエートリフティングを記念ということをお願いして終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(近藤司) これにて一般質問を終結いたします。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 2時04分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 2時14分再開
○議長(近藤司) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 報告第32号
○議長(近藤司) 次に、日程第3、報告第32号を議題といたします。
 説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました報告第32号につきまして御説明を申し上げます。
 報告第32号、専決処分の報告につきましては、損害賠償の額の決定についてでございまして、平成28年7月20日、下泉町一丁目5番57号地先路上において、公用車が進行方向転換のため後進した際、相手方車庫用のシャッターに接触し、損傷させた交通事故に係る損害賠償の額を11万6,143円と決定し、平成28年9月1日専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
 なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(近藤司) 補足説明を求めます。本田水道局長。
○水道局長(本田陸治)(登壇) 報告第32号、専決処分の報告につきまして補足を申し上げます。
 議案書の1ページ、2ページをお目通しください。
 本件は、損害賠償の額の決定についてでございまして、平成28年7月20日午前11時40分ごろ、漏水確認調査現場から帰庁するため、下泉町一丁目5番57号地先路上におきまして、公用車を進行方向転換のため後進させていたところ、公用車車載キャリー左後部が相手方の車庫用シャッターに接触し、当該車庫用シャッターを損傷した事故に係る損害賠償の額を決定し、平成28年9月1日専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
 損害賠償の額につきましては、当事者との協議及び新居浜市農業協同組合の査定によりまして、車庫用シャッターの修理に要する費用を11万6,143円と決定いたしたものでございます。
 なお、損害賠償の額につきましては、全額新居浜市農業協同組合から一般用自動車共済により支払われる予定となっております。
 常日ごろから安全運転の遵守の徹底について指導しているところでございますが、今回の事故は、誘導者と運転手の意思疎通が不十分だったため起こったものでございます。今後におきましても、安全運転を心がけるよう、強く指導してまいります。
 以上で補足を終わります。
○議長(近藤司) これより質疑に入ります。
 報告第32号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(近藤司) 質疑なしと認めます。
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  日程第4 議案第72号
○議長(近藤司) 次に、日程第4、議案第72号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第72号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議案第72号、工事請負契約につきましては、治良丸南団地1号棟新築建築工事の請負契約でございまして、去る8月29日の一般競争入札の結果、3億7,800万円で株式会社菅工務店と契約を締結するため、本案を提出いたしました。
 なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(近藤司) 補足説明を求めます。赤尾建設部長。
○建設部長(赤尾恭平)(登壇) 議案第72号、工事請負契約につきまして補足を申し上げます。
 議案書の3ページから8ページまでをお目通しください。
 本工事は、新居浜市の公営住宅の適正な管理戸数を維持するために、新居浜市公営住宅等長寿命化計画に基づき、老朽化の著しい治良丸南団地の全50戸を除却し、建てかえを行うものです。
 建設場所は、新居浜市萩生字治良丸2833番1でございます。
 建物の構造及び規模は、鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積2,062.64平方メートル、整備計画の全58戸のうち、1期工事として29戸を整備するものでございます。
 住宅の部屋の種類といたしましては、1LDK8戸、2DK12戸、3DK9戸の3種類を整備するものでございます。
 なお、1階の2DK1戸は、車椅子対応でございます。
 整備基準といたしましては、住宅の品質確保の促進等に関する法律の規定に準じるとともに、新居浜市市営住宅等の整備に関する基準を定める条例に基づき、住宅の基準に係る措置として、省エネルギー対策や劣化対策等を講じ、住戸内の各部に係る措置として、高齢者等配慮対策を講じております。
 なお、品質の確保を図るために、住宅瑕疵担保責任保険制度を活用いたします。
 以上で補足を終わります。
○議長(近藤司) これより質疑に入ります。
 議案第72号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(近藤司) 質疑なしと認めます。
 議案第72号は、議事日程に記載のとおり、企画総務委員会に付託いたします。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。議事の都合により、9月9日から9月14日までの6日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(近藤司) 御異議なしと認めます。よって、9月9日から9月14日までの6日間、休会することに決しました。
 9月15日は午前10時から会議を開きます。
 本日はこれにて散会いたします。
  午後 2時21分散会