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平成30年第1回新居浜市議会定例会会議録 第5号

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平成30年3月15日 (木曜日)
  議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第1号 市道路線の認定について
   (環境建設委員長報告)
   議案第2号 製造請負契約について
   (市民経済委員長報告)
   議案第5号 新居浜市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について
   (企画総務委員長報告)
   議案第6号 新居浜市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
   (同上)
   議案第7号 新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について
   (同上)
   議案第8号 新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
   (同上)
   議案第9号 新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について
   (環境建設委員長報告)
   議案第10号 新居浜市子ども医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定について
   (福祉教育委員長報告)
   議案第11号 新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
   (同上)
   議案第12号 新居浜市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について
   (同上)
   議案第13号 新居浜市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
   (同上)
   議案第14号 新居浜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例の制定について
   (福祉教育委員長報告)
   議案第15号 新居浜市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について
   (同上)
   議案第16号 新居浜市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第9条第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定について
   (市民経済委員長報告)
   議案第17号 新居浜都市計画事業新居浜駅前土地区画整理事業施行規程に関する条例を廃止する条例の制定について
   (環境建設委員長報告)
   議案第18号 新居浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
   (同上)
   議案第19号 新居浜市下水道事業に係る受益者負担金等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
   (同上)
   議案第20号 新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
   (企画総務委員長報告)
   議案第32号 平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)
   (各常任委員長報告)
   議案第33号 平成29年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)
   (環境建設委員長報告)
   議案第34号 平成29年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
   (福祉教育委員長報告)
   議案第35号 平成29年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
   (同上)
   議案第36号 平成29年度新居浜市工業用水道事業会計補正予算(第2号)
   (環境建設委員長報告)
   議案第37号 損害賠償の額の決定について
   (同上)
   議案第38号 和解について
   (同上)
   議案第39号 工事請負契約について
   (企画総務委員長報告)
   議案第40号 平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第7号)
   (各常任委員長報告)
   議案第41号 平成29年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)
   (環境建設委員長報告)
第3 議案第21号 平成30年度新居浜市一般会計予算
   (予算特別委員長報告)
   議案第22号 平成30年度新居浜市渡海船事業特別会計予算
   (同上)
   議案第23号 平成30年度新居浜市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
   (同上)
   議案第24号 平成30年度新居浜市平尾墓園事業特別会計予算
   (同上)
   議案第25号 平成30年度新居浜市公共下水道事業特別会計予算
   (同上)
   議案第26号 平成30年度新居浜市国民健康保険事業特別会計予算
   (同上)
   議案第27号 平成30年度新居浜市介護保険事業特別会計予算
   (同上)
   議案第28号 平成30年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計予算
   (予算特別委員長報告)
   議案第29号 平成30年度新居浜市工業用地造成事業特別会計予算
   (同上)
   議案第30号 平成30年度新居浜市水道事業会計予算
   (同上)
   議案第31号 平成30年度新居浜市工業用水道事業会計予算
   (同上)
第4 報告第3号 専決処分の報告について
第5 陳情第1号 新居浜市のロゴの使用中止について
   (企画総務委員長報告)
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第1号、議案第2号、議案第5号~議案第20号、議案第32号~議案第41号
日程第3 議案第21号~議案第31号
日程第4 報告第3号
日程第5 陳情第3号
議案第42号~議案第46号、諮問第1号
――――――――――――――――――――――
  出席議員(26名)     
 1番    神野 恭多
 2番    米谷 和之
 3番    井谷 幸恵
 4番    藤田 誠一
 5番    田窪 秀道
 6番    小野 辰夫
 7番    太田 嘉一
 8番    岩本 和強
 9番    三浦 康司
 10番     篠原 茂
 11番   大條 雅久
 12番   高塚 広義
 13番   藤原 雅彦
 14番   豊田 康志
 15番   永易 英寿
 16番   伊藤 謙司
 17番   藤田 豊治
 18番   藤田 幸正
 19番   岡崎 溥
 20番   伊藤 優子
 21番   佐々木 文義
 22番   真木 増次郎
 23番   仙波 憲一
 24番   近藤 司
 25番   加藤 喜三男
 26番   山本 健十郎
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
 なし
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長                 石川 勝行
 副市長              寺田 政則  
 企画部長             原  一之
 総務部長             多田羅 弘
 福祉部長             白石   亘
 市民部長             木村 和則
 環境部長             小山 京次
 経済部長             鴻上 浩宣
 建設部長              赤尾 恭平
 消防長               藤田 秀喜
 水道局長              岡松 良二
 教育長               関   福生
 教育委員会事務局長       武方 弘行
 監査委員             田中 洋次
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長             粂野 誠二
 事務局次長             原   正夫
 議事課副課長          小島   篤
 議事課副課長           髙橋 憲介
 議事課議事係長         美濃 有紀
 議事課調査係長          神野 瑠美
  議事課主任            中島 康治
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開議   
○議長(仙波憲一) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第3終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(仙波憲一) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において岩本和強議員及び三浦康司議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 議案第1号、議案第2号、議案第5号~議案第20号、議案第32号~議案第41号
○議長(仙波憲一) 次に、日程第2、議案第1号、議案第2号、議案第5号から議案第20号まで及び議案第32号から議案第41号までの28件を一括議題といたします。
以上の28件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、伊藤企画総務委員長。
○16番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
本委員会は3月2日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第5号から議案第8号まで、議案第20号、議案第32号、議案第39号及び議案第40号の8件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第5号及び議案第6号の2件につきまして一括して御報告申し上げます。
議案第5号は、新居浜市事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について、議案第6号は、新居浜市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第5号及び議案第6号の2件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号、新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、前納報奨金の件数及び現状はとの質疑に対し、平成28年度において、納税義務者4万8,701件に対し、前納報奨金利用納付者は2万6,489件であり、納税義務者の約54%であるとの答弁がありました。
次に、前納報奨金の総額、1人当たりの平均額は幾らかとの質疑に対し、平成28年度において、前納報奨金の総額は2,425万5,520円であり、1人当たりの平均額は約915円であるとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、コンビニ収納の拡大が前納報奨金の廃止理由の一つであることは承服できないが、時代の趨勢だと思うので、金利の状況や厳しい税収など、市民に事情を伝えて理解していただくよう努めることを要望して賛成するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第7号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号、新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第8号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第20号、新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第20号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第32号について御報告申し上げます。
議案第32号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出、第2款総務費、ただし第1項総務管理費、5目企画費、デマンドタクシー運行事業費、15目市民活動費、18目災害対策基金費を除く、第9款消防費、第10款教育費、第6項保健体育費、1目保健体育総務費、国民体育大会開催対策費、第2表継続費補正変更、第3表繰越明許費補正追加、第2款総務費、第9款消防費、第4表地方債補正追加及び第5表地方債補正変更であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、国民体育大会開催対策費に関して、9,460万3,000円を減額しているが、どういう理由かとの質疑に対し、各会場の設営業務を競争入札したことによる入札減少金と選手や観客等の送迎バスの台数を精査し、台数を減らしたことが大きな理由であるとの答弁がありました。
次に、消防施設耐震補強対策事業に関して、来年度に繰り越す工事箇所はとの質疑に対し、金子西分団、多喜浜分団、新居浜西分団及び泉川分団が現在全て工事中であり、平成30年4月及び5月に完了予定であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第32号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第39号、工事請負契約について御報告申し上げます。
本案は、高機能消防通信指令システム整備工事の請負契約についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、更新整備の中で既存のものを使用する整備箇所はあるのかとの質疑に対し、サイレン吹鳴装置については、分団詰所の屋上の土台、基礎はそのまま使用し、その上に新しい機器を据えるとの答弁がありました。
次に、気象観測装置のメンテナンスはどのように行っているのかとの質疑に対し、雨量計などを市民に公開する場合は、5年に1度更新しなければならず、毎年2回ほどメーカーに発注してメンテナンスを行っているとの答弁がありました。
次に、システムの運用開始時期はいつか、メンテナンスの費用は幾らかかるのかとの質疑に対し、工期は平成31年12月までとしているが、平成31年の秋を運用開始時期として計画している。年間のメンテナンスの費用は、今回の整備工事費の5%以下としているとの答弁がありました。
次に、現在使っているシステムとの変更点はとの質疑に対し、119受信等の内容を手書きで入力できる装置の導入、高所監視カメラの設置、無線操作におけるフットスイッチの導入及び保安3法を取り入れた消防情報通信支援システムの充実等であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第39号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第40号について御報告申し上げます。
議案第40号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第7号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部及び第3表地方債補正変更であります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第40号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) 次に、永易福祉教育委員長。
○15番(永易英寿)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
本委員会は3月5日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第10号から議案第15号まで、議案第32号、議案第34号、議案第35号及び議案第40号の10件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第10号、新居浜市子ども医療費助成条例等の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第10号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
なぜ県単位化を行うのか、また保険料への影響はとの質疑に対し、国が示す県単位化の狙いは、小規模保険者が多く不安定な中、県全体で財政を担い、支え合うことにより、国保の安定化を図ることである。また、保険料については、平成30年度の保険料率算定に当たり、県から示された標準的な保険料率を参考に再計算した結果、9.11%の増加になるが、激変緩和のため一般会計からの繰り入れを行い、2%の増加に抑制している。平成31年度以後については、平成30年度の国や県、医療費などの動向を見ながら判断するとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第11号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号、新居浜市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
現在、後期高齢者医療保険制度で住所地特例が適用されている方はいるのかとの質疑に対し、新居浜市から県外の病院へ入院等をし、住所地特例の対象となっている方は25人であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第12号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号及び議案第14号の2件につきまして一括して御報告申し上げます。
議案第13号は、新居浜市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第14号は、新居浜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。
以上の2件につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第13号及び議案第14号の2件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第15号、新居浜市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
県から市への権限移譲は、国からの改正案によるものか、また移譲に伴う事務量増大への対応はとの質疑に対し、今回の権限移譲は、平成26年度に制定された地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の中で介護保険法の一部が改正され、その中で居宅介護支援事業者の指定に関しては、平成30年4月1日に県から市へ権限移譲するとされたことによるものである。また、事務量の増大への対応は、主に人件費に係る部分であるため、定員管理全体の中で考えていくとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第15号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第32号について御報告申し上げます。
議案第32号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第3款民生費、第4款衛生費及び第10款教育費、ただし第6項保健体育費、1目保健体育総務費、国民体育大会開催対策費を除くであります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第32号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第34号、平成29年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第34号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第35号及び議案第40号の2件につきまして一括して御報告申し上げます。
議案第35号は、平成29年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。議案第40号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第7号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第3款民生費、第2表繰越明許費補正追加、第3款民生費であります。
以上の2件につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第35号及び議案第40号の2件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) 次に、豊田市民経済委員長。
○14番(豊田康志)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
本委員会は3月2日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第2号、議案第16号、議案第32号及び議案第40号の4件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第2号、製造請負契約について御報告申し上げます。
本案は、新居浜市総合防災拠点施設建設事業に係る展示物等の製造の請負契約についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
落札業者である丹青社の実績はとの質疑に対し、展示施設の実績が多くあり、四国中央市の消防防災センターのほかにしながわ防災体験館や東京消防庁の池袋防災館、富山県の四季防災館などがあるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第2号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第16号、新居浜市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第9条第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、工場の面積が減少する場合に、届け出は必要かとの質疑に対し、生産施設のみ面積が減少する場合は必要ないが、増加する場合は届け出が必要となり、緑地面積等の基準を満たす必要があるとの答弁がありました。
次に、国の基準はとの質疑に対し、工業専用地域については緑地が100分の1から100分の10の範囲、環境施設が100分の1から100分の15の範囲であり、その範囲で市が定めることができるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第16号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第32号について御報告申し上げます。
議案第32号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、5目企画費、デマンドタクシー運行事業費、15目市民活動費、18目災害対策基金費、第6款農林水産業費、第7款商工費及び第3表繰越明許費補正追加、第6款農林水産業費、第11款災害復旧費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、有害鳥獣駆除費に関して、60頭分の報償費の追加であるが、それで賄えるのかとの質疑に対し、2月末現在の捕獲頭数は436頭で、昨年度並みになると見込んで計上しており、不足はないと考えているとの答弁がありました。
次に、生活路線維持運行対策費に関して、まず補助金の増額にはガソリンの高騰も含まれているのかとの質疑に対し、増額となった一つの要因は、経常経費の増加であり、その主なものが燃料費と老朽化した車両の修繕費の増加である。また、現在の国庫補助制度では、国、県、市がそれぞれ担うべき部分を支出しており、経常収益が経常費用の20分の11に満たない部分について市が負担することになっているとの答弁がありました。
次に、現在の制度では、事業者の営業努力が反映されないのではないかとの質疑に対し、今後、愛媛県とも連携しながら、補助制度の内容について国に要望するなど、交通事業者の経営努力が反映されるような制度設計になるよう検討していきたいとの答弁がありました。
次に、別子山地区林道等開設事業に関して、実施箇所はとの質疑に対し、豊後線、保土野線の2路線を継続して実施しているが、豊後線については路肩が弱く、崩れている箇所があり、路肩補修を行ったために事業の着工がおくれ、繰り越しとなる見込みであるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第32号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第40号について御報告申し上げます。
議案第40号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第7号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第6款農林水産業費、第1項農業費、4目農地費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
土地改良施設耐震対策事業費に関して、まず、いつ始めるのかとの質疑に対し、池田池の耐震工事については、愛媛県が平成29年度に耐震設計を終わる予定であり、工事着工は平成30年度の稲刈りが終わった後となるため、10月から11月の予定であるとの答弁がありました。
次に、どのくらいかかるのかとの質疑に対し、平成28年度に測量設計、調査を開始し、事業完了は平成33年度の見込みである。総事業費は4億円の予定であり、市の負担はその11%の4,400万円であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第40号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) 次に、三浦環境建設委員長。
○9番(三浦康司)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
本委員会は3月5日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第1号、議案第9号、議案第17号から議案第19号まで、議案第32号、議案第33号、議案第36号から議案第38号まで、議案第40号及び議案第41号の12件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第1号、市道路線の認定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
市道に認定されることで、市道の周辺に利点はあるのかとの質疑に対し、市道認定する4路線は、最終的に市道認定される前提で市道の規格に基づく構造で道路をつくった開発道路である。開発区域以外へ利点があるからということで市道に認定しているわけではないとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第1号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
近隣市の手数料の改定状況は、また改定による増収見込み額はとの質疑に対し、西条市、今治市は、愛媛県と同様に引き上げの予定である。また、平成30年度の増収見込み額は300万円から400万円であるとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、新居浜市の定住を促進し、交付税や税収をふやすためにも、手数料は据え置いていただきたいので反対するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第9号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第17号、新居浜都市計画事業新居浜駅前土地区画整理事業施行規程に関する条例を廃止する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第17号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第18号、新居浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
今回名称が変更される宇高第一雨水ポンプ場の処理能力は、また集中豪雨時の対応はとの質疑に対し、宇高地区の排水エリア173.9ヘクタールに対し、宇高第一雨水ポンプ場の排水能力は32.1ヘクタールであるが、豪雨時には沢津雨水ポンプ場や松の端樋門等で排水処理ができるので、現状は問題ないが、雨水ポンプ場の新設も検討していきたいとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第18号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第19号、新居浜市下水道事業に係る受益者負担金等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
排水処理区域外から下水道に接続する際の負担は、また都市計画税を支払っている排水処理区域内の方との公平性はとの質疑に対し、排水処理区域内外の公平性のため、区域外の方については区域外流入分担金を受益者負担金の最高単位額に設定し、さらに都市計画税の5年分を上乗せして徴収しているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第19号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第32号について御報告申し上げます。
議案第32号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第8款土木費及び第3表繰越明許費補正追加、第8款土木費であります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第32号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第33号、平成29年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
終末処理場改築事業に関して、どのような業者が応札するのかとの質疑に対し、入札は市と協定を結んだ日本下水道事業団が公告し、一般競争入札を行うが、終末処理場の工事上、プラントメーカーが応札しているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第33号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第36号、平成29年度新居浜市工業用水道事業会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
埋設物が発見された工事箇所はどこかとの質疑に対し、別子銅山記念図書館前において、800ミリメートルの工業用水道管を布設がえする工事であるが、当初確認できなかった埋設物による影響によって繰り越しを行うとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第36号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第37号、損害賠償の額の決定について及び議案第38号、和解についての2件につきまして一括して御報告申し上げます。
以上の2件について質疑の概要を申し上げます。
まず、浸水被害を受けた住宅、車両などの査定基準は、また示談交渉中の案件の交渉の状況と賠償の想定額はとの質疑に対し、査定の評価については、市と委託業者によって作成した損害賠償査定マニュアルに基づき評価した。また、示談交渉中の案件は45件あり、今年度末を目標に対応したい。賠償額総額については、約6,800万円を見込んでいるとの答弁がありました。
次に、人為的なミスが起きないような対策は、また総合的に監視はできないのかとの質疑に対し、王子川は国領川のように監視カメラがなく、台風時には水防本部が直接情報把握できていなかったので、常時監視できるカメラを平成30年度に設置予定である。また、防災拠点施設などで総合的に監視するには多額の費用が必要なため難しいが、氾濫の危険性があるところを再確認し、雨水ポンプ場で監視が可能なところにおいては検討していきたいとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第37号及び議案第38号の2件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第40号について御報告申し上げます。
議案第40号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第7号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第2款総務費、第4款衛生費、第6款農林水産業費、第1項農業費、2目農業総務費、第8款土木費及び第2表繰越明許費補正追加、第2款総務費、第6款農林水産業費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
東予港(東港)建設事業に関して、東港の防波堤の老朽化対策としての改良であるが、どこの防波堤かとの質疑に対し、東予港東港地区で、磯浦岸壁の西側の一文字の防波堤であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第40号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第41号、平成29年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第41号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。井谷幸恵議員。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
議案第6号、新居浜市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について反対の立場から討論します。
国家公務員退職手当法等が一部改正されたのに準じて、退職金が1人77万円、ことしは21人退職されるので合計1,620万円引き下げられるとの答弁がありました。どういういきさつがあるのでしょうか。内閣府から人事院に対して、民間における退職金等の実態調査の依頼があり、人事院は調査を行い、官民比較を実施しました。前回平成25年には410万円がカットになり、3年間かけて減らされました。今回の77万円は一度にカットされます。5年ごとに見直しをするということになっているそうです。人事院は、どのように調査をしたのでしょうか。企業規模50人以上の民間企業4万1,963社から無作為抽出法によって抽出した7,355社に対して調査、4,493社を集計したということ、これは約10%に当たります。大変難しい計算をした結果、民間の退職金2,459万6,000円、公務員2,537万7,000円でその差78万1,000円、3.08%公務員が上回る。官民均衡の観点から退職給付水準について見直しを行うことが適切と人事院は見解を発表しております。この数字は、十分に信用に足る数字でしょうか。最近の働き方改革の数字、森友公文書改ざん問題などを見ますと、疑念を抱かざるを得ません。民間のほうが退職給付が少ないというなら、少ないほうに合わせるのではなく、少ないほうを手厚くするべきではないでしょうか。経済活性化のためには、庶民の懐を温かくするしかありません。非正規で安く働かせ、大企業の内部留保は400兆円を超えていると言います。400兆円は誰がつくったのでしょうか。労働者が汗水垂らして働いた結晶です。ほんの少し使うだけでも、働く人の懐は潤います。公務員の退職金をカットするのは反対です。公務員の退職金がカットされると、いろいろなところに影響が出るのは目に見えているのではないでしょうか。安倍政権が、国家公務員の常勤職員の定員を削減する方針を続ける中、常勤職員は減り続け、非常勤職員は増加しております。行政サービス水準の低下を招いております。国際的に見てみますと、日本の公務員数は、総雇用者数に占める割合5.9%で、ノルウェー30%の5分の1以下、OECD29カ国で最低の人数です。公務員の人件費対GDP比は、OECDの中で2004年から2014年まで11年連続で最低です。公務員の数や人件費はふやしこそすれ、減らすなどとはとんでもないことではないでしょうか。退職金もしかりです。ことし退職される皆さんは、それぞれ計画がおありになると思います。車や家のローン、退職後の生活設計などなど、予定していたことが狂ってしまって大変お困りだと思います。国民の懐を冷やさず温めることこそが一番、このことを強調いたしまして討論といたします。
○議長(仙波憲一) 岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
議案第9号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場から討論したいと思います。もう一件ありますが、続いて行いますので、よろしくお願いします。
この条例の制定の提案理由は、建築関係手数料の額を改定すると。及び建築基準法の一部改正に伴い、引用法令条項のずれが生じたこと等のために条文整備を行うんだということです。県が昨年4月から上げたそうでございます。近隣市もそれに倣って、新居浜もそうですが、上げるという方向に動いているようでございます。民間は既にもっと高く設定されているとのことでした。気持ちはよくわかるわけですが、家を建築するときは、多額の出費が伴いまして、ほとんどの方が一生に一度あるかないかという大仕事でございます。多額の住宅ローンを組んで、そしていろいろ設計などで各種の設備や装置などのハードルを下げたり、いろいろ費用負担を減らすために思案するところでございます。この移住者、定住者をふやすというのが、今、新居浜の一つの大きな課題でございます。もちろん各地方都市も皆そういう方向で取り組んでいるところでございます。移住者、定住者をふやせば家を建てることなどによる仕事量増により直接的な経済効果を初めとしまして、当然のことながら、定住することによって消費、人口がふえることによる交付税、個人住民税等、新居浜市の収入増ということに直接大きく貢献してくるわけでございます。そのため各地方都市は、人口減少に対しまして、これを防ぎ、そして移住者、定住者をふやすということで、さまざまな対策をとっております。新居浜も総合戦略の中で移住者、定住者をふやすことなどの効果的な施策の検討を行いまして、移住相談窓口設置、本市の出身の大卒者のUターン、そしてお試し移住、空き家バンク制度、RCC新居浜ということでいろいろ力を入れているところでございます。今回の建設関係の手数料の引き上げ問題も、引き続きできるだけ安く設定しまして、新居浜に家を建てて定住しやすい条件、環境を整え、その一環として考えるべきではないかと思います。
次に、議案第13号でございます。
新居浜市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてです。これも反対の立場から討論させていただきたいと思います。
これは、介護保険事業計画の見直しに伴い、介護保険法施行令の改正を踏まえた保険料率の改定を行うため及び介護保険法の一部改正に伴い、被保険者等に関する調査に係る罰則の対象を第2号被保険者の配偶者等に拡大するための提案でございます。高齢者の生活環境は、申すまでもございません、年々厳しくなってきております。消費税が引き上げられるたびに福祉のため、社会保障のためと言ってきましたけれども、いずれも医療も介護も年金も生活保護も皆削られてきたところでございます。2018年度は、3年に1度の介護保険改定の年でございます。65歳以上の第1号被保険者の保険料が300円から最大第11段階で1,100円のアップとなるわけでございます。この介護保険が実施された初年度には、2,875円でございました。今度6,250円となります。そうしますと、2.17倍となってくるわけでございます。介護保険は、言うまでもございませんが、利用料も1割から2割へ引き上げられ、来年度は3割へと引き上げられます。もちろん所得によるわけでございますが、小さく産んで大きく育てるというやり方ではないでしょうか。要支援1、2は、保険給付から外されて、地方自治体の地域支援事業に移行しました。そして、要介護1、2は、特養ホームから外されました。今利用料の原則2割負担、要介護1、2の地域支援事業への移行、こういうことも検討されております。そのほか介護問題では、介護離職、介護労働者の労働条件の低さ、老老介護の深刻さなどなどいろんな問題が生じているところでございますが、住民に負担を押しつけていくということが、これからさらに進められる方向でございます。このような深刻な矛盾が生じている介護制度、今回値上げが設定されているわけでございますが、反対の立場からの討論とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(仙波憲一) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第1号、議案第2号及び議案第5号を一括採決いたします。
以上の3件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の3件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号、議案第2号及び議案第5号の3件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第6号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第7号及び議案第8号の2件を一括採決いたします。
以上の2件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の2件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号及び議案第8号の2件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第9号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第10号から議案第12号までの3件を一括採決いたします。
以上の3件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の3件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号から議案第12号までの3件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第13号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第14号から議案第20号まで及び議案第32号から議案第41号までの17件を一括採決いたします。
以上の17件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の17件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号から議案第20号まで及び議案第32号から議案第41号までの17件はいずれも原案のとおり可決されました。
それでは、暫時休憩いたします。
  午前10時52分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時05分再開
○議長(仙波憲一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 議案第21号~議案第31号
○議長(仙波憲一) 次に、日程第3、議案第21号から議案第31号までの11件を一括議題といたします。
以上の11件に関し、予算特別委員長の報告を求めます。近藤予算特別委員長。
○24番(近藤司)(登壇) ただいまから予算特別委員会の報告を行います。
本委員会は3月1日及び3月7日から3月9日まで委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第21号から議案第31号までの11件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
最初に、議案第21号、平成30年度新居浜市一般会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、企画部関係について申し上げます。
まず、ふるさと応援寄附金推進費に関して、ふるさと納税の現況と来年度の目標金額はとの質疑に対し、平成29年度は1月末現在での寄附実績は、件数で約2万3,000件で金額で約5億4,000万円であり、県内市町では1位の寄附実績となっている。平成29年度末に国からの指導に基づき、返礼率を4割から3割に見直すため、平成30年度は平成29年度寄附額よりは減少することを見込み、約4億円を目標とし、魅力的な商品開発や効果的なPRにより目標達成に取り組みたいとの答弁がありました。
次に、お試し滞在推進費に関して、お試し滞在利用率向上のための工夫はとの質疑に対し、新たな移住・定住専用ポータルサイトの開設や市の取り組み等を紹介する情報誌の作成、配布により事業の周知を図ることに加え、改修後の旧国家公務員宿舎において、お試し移住用住宅2部屋、移住支援住宅18部屋の運用を開始するとの答弁がありました。
次に、転入者ウェルカム事業費に関して、事業の目的と成果はとの質疑に対し、目的は転入者に好印象を持ってもらうとともに、市の魅力を知ってもらい、愛着と誇りを高めることである。成果は定住につなげて人口減少を抑止することであり、毎年実施している市民アンケート調査で、シティブランド戦略で定めるKPIの数値を確認することにより、成果が達成されたかどうか判断したいとの答弁がありました。
次に、転入後のフォローアップ体制はとの質疑に対し、転入届の提出時にプレゼントを渡した後の第2弾、第3弾が重要だと考えており、別事業だが、平成29年度に実施した新居浜みらい会議をより充実させ、いろいろな方に意見を聞かせてもらおうと考えている。バスツアーだけでなく、その後も新居浜市とかかわりを持っていただけるような働きかけをしたいとの答弁がありました。
次に、シティプロモーション推進費に関して、移住・定住専用ポータルサイト、ガイドブック、シティプロモーションマガジンの内容はとの質疑に対し、ポータルサイトは、移住に向けたお役立ちリンク集、移住者の生の声、移住に関するQアンドAなど、移住に関する情報を一元化するサイトで、ガイドブックとシティプロモーションマガジンは、新居浜市の魅力を発信するための情報誌を作成し、首都圏で約5万部、県内で約1万部を配布する予定で、公募型プロポーザル審査によって委託業者を選定するとの答弁がありました。
次に、山田社宅整備促進事業に関して、住友化学工場長宅の整備内容及び活用方法は、また計画区域全体の整備方針はとの質疑に対し、一般公開に向け、主に耐震工事、雨漏り補修工事を行い、住友3代目総理事の鈴木馬左也氏、海底ケーブルに功績のあった吉田貞吉氏両名の顕彰施設として活用するのが望ましいと考えている。また、整備方針としては、既に市が管理している住友共電社宅に加え、鉱山所長宅、化学工場長宅、西洋社宅とともに駐車場やトイレ、あずまやなどを整備し、産業遺産を生かしたまちづくりの星越地区の拠点として整備を図る予定であるとの答弁がありました。
次に、福祉部関係について申し上げます。
まず、東新学園費に関して、施設の建てかえの方向性はとの質疑に対し、民設民営も選択肢に入れて検討を重ねている。施設整備に係る補助金やスケジュール等について、国、県と協議を行っており、協議が調い次第、早い段階で建てかえ方針を決定したいとの答弁がありました。
次に、地域子育て支援拠点一時預かり事業費に関して、実施施設2カ所の選定方法は、また一時預かりの内容はとの質疑に対し、地域子育て支援拠点事業での実績、一時預かりの場所の確保、職員体制、事業に対する理解度等を提案する公募型プロポーザル方式で選定する予定である。また、預かり対象児童は、原則生後6カ月以上3歳未満で、利用時間は9時から16時まで、利用料金は1時間当たり200円で、1日当たりの受け入れは、3人から4人の予定であるとの答弁がありました。
次に、子育て世代包括支援センター運営事業費に関して、事業の必要性はとの質疑に対し、核家族化や地域とのつながりの希薄化などにより、妊産婦や母親の孤立感や負担感が増す中、子育ての相談窓口の第一歩となる子育て世代包括支援センターを創設することにより、妊産期から子育て期の切れ目のない支援が行え、育児不安を軽減し、安定した子育て環境をつくることができるとの答弁がありました。
次に、虐待を見つけたときの対処方法はとの質疑に対し、校区の担当保健師が、保護者の気持ちに寄り添いながら、継続的な相談支援を行い、関係機関が連携して、子供の命を守る対策を講じるとともに、家庭環境を整えるなどの支援をすることにより、虐待の重症化を予防するとの答弁がありました。
次に、市民部関係について申し上げます。
まず、コミュニティFMラジオ普及事業費に関して、ラジオの購入補助台数と金額はとの質疑に対し、他市を参考に新居浜市の世帯数等を考慮し、1,000台分の補助を行う。1世帯当たり9,000円の購入費用の3分の2を補助し、自己負担額3,000円で購入できるとの答弁がありました。
次に、運転免許証自主返納推進事業費に関して、対象者数は、また警察との連携はとの質疑に対し、65歳以上の高齢者が約2万3,000人おり、平成28年の返納件数は411件であった。年100人単位で増加傾向にあるため、平成30年度は600人程度を想定している。また、申請者の負担軽減のため、手続が煩雑とならないよう協議を進めており、運転経歴書の証明写真を警察署内にて撮影できるよう協議しているとの答弁がありました。
次に、環境部関係について申し上げます。
まず、墓地管理費に関して、未使用区画の再貸し出しの進捗状況はとの質疑に対し、平成29年度に真光寺8区画、土ヶ谷2区画の合計10区画の再貸し出しを実施した。平成30年度は15区画程度を再貸し出しする予定であるとの答弁がありました。
次に、斎場施設整備事業に関して、施設整備の内容はとの質疑に対し、火葬炉については、平成30年度に設計を行い、平成33年度までに8炉全てをセラミック製の大型炉に更新する。また、待合室の畳席から椅子席への変更や内装の更新、トイレの洋式化などの改修工事については、平成30年度と平成31年度に設計を行い、平成33年度までに更新するとの答弁がありました。
次に、経済部関係について申し上げます。
まず、人材確保対策事業費に関して、職場見学会の開催方法はとの質疑に対し、採用増並びに採用後の早期退職防止を目的として、仕事内容や職場環境を求職者に知ってもらう機会を提供するため、月1回3人から7人程度をハローワークの求職者を中心に参加を募り、業種ごとに二、三社程度の訪問を予定しているとの答弁がありました。
次に、就職情報調査の対象となる企業の規模と調査頻度はとの質疑に対して、対象は人材不足が深刻化している製造業を中心とした資本金3億円以下、常時雇用の従業員300人以下の中小企業を中心としたいと考えている。調査頻度は、年間100社を2回程度訪問したいと考えているとの答弁がありました。
次に、有害鳥獣駆除費に関して、個人が行う有害鳥獣対策の補助対象者はとの質疑に対し、土地所有者や耕作を行う方が対象で、農家に限らず、規模の小さい耕作の方も対象にしたいとの答弁がありました。
次に、ものづくり産業情報発信事業費に関して、マイントピア別子の観光坑道列車別子1号の特別番組の著作権は、誰が有するのかとの質疑に対し、制作者であるテレビ局が著作権を原則として有することとなるため、テレビ局の承諾を得て、学校の授業、金融機関の待合室、イベント等で活用したいとの答弁がありました。
次に、広域観光推進費に関して、マイントピア別子東平ゾーンからゆらぎの森、具定展望台から霧の森ルートへ観光客を呼び込むための課題と具体的な取り組みはとの質疑に対し、各施設を訪れる動機となる魅力が乏しいという課題があり、それぞれの施設が魅力を引き出す取り組みを行うとともに、NS観光推進協議会が主体となって、ルートの情報発信などの取り組みを行うとの答弁がありました。
次に、建設部関係について申し上げます。
まず、空き家対策事業費に関して、特定空家等の指定状況はとの質疑に対し、老朽危険空家の判定調査により特定空家等と判定し、自主的な改善を繰り返し依頼したものの改善が見られなかった空き家等5軒について、新居浜市空家等対策協議会において、特定空家等と認められるとの回答を得た。現在、その5軒の所有者等に対し、再度改善を求めているが、期日までに回答がない、または改善ができないといった内容の場合には、特定空家等と判断するとの答弁がありました。
次に、自転車道整備事業に関して、整備予定箇所はとの質疑に対し、上部東西線、角野船木線、種子川筋線、駅前滝の宮線、原地庄内線、前田社宅東筋線の6路線を予定しているとの答弁がありました。
次に、上部東西線改良事業(街路)に関して、今後の方向性はとの質疑に対し、現事業区間の横山高尾線から萩生出口本線については、平成30年9月ごろ完成予定である。次の事業区間は、総事業費が約12億5,000万円、事業期間は平成30年度から平成36年度までの7カ年の予定である。
なお、市道岸の下東旦の上線から渦井橋大野山線までの大生院側の地方道についても、同様の事業期間を予定しているとの答弁がありました。
次に、都市公園整備事業に関して、大生院地区の公園整備と滝の宮公園のリニューアルの検討内容はとの質疑に対し、大生院地区の公園は、大生院校区協働の公園づくり協議会を設置し、整備内容を検討しているが、子育て世代をターゲットにした特色ある公園を目指している。滝の宮公園のリニューアルについては、エントランス部分の整備、園路の改修、ボートの復活、公園内にカフェなどの民間施設の導入などを検討しているとの答弁がありました。
次に、消防本部関係について申し上げます。
消防分団詰所整備事業に関して、整備予定箇所はとの質疑に対し、消防分団詰所の整備計画に基づき、神郷分団詰所のホースの乾燥と洗い場の整備、泉川分団東田詰所のトイレ、シャワー等の整備を予定している。今後は、トイレの洋式化、シャワー等の整備を行っていきたいとの答弁がありました。
次に、教育委員会事務局関係について申し上げます。
まず、王子幼稚園管理運営費及び神郷幼稚園管理運営費に関して、公立幼稚園の2園の定員充足率が約20%まで落ち込んでいるが、今後の取り組みはとの質疑に対し、公立幼稚園のあり方については、早急に検討すべき課題であると認識している。新居浜市今後の学校の在り方に関する検討委員会において、公立幼稚園の役割や存在意義、少子化の現状と園児数の推移を踏まえて、統廃合も含めた今後のあるべき姿を現在検討しており、平成30年度のできるだけ早い時期に今後の方針を決定したいとの答弁がありました。
次に、スクールソーシャルワーカー活用事業費に関して、スクールソーシャルワーカーの配置予定人数と活用実績は、またその重要性はとの質疑に対し、市内の各学校の状況を見ながら3人を配置する予定である。平成29年度の支援対象人数は、小学生11人、中学生13人である。また、スクールソーシャルワーカーが学校の一員として教職員や関係機関の情報をもとに専門的な知見を生かし、福祉や医療、警察など関係機関と連携し、児童生徒の問題行動等の解決策を考えることが重要であると考えるとの答弁がありました。
次に、コミュニティ・スクール推進事業費に関して、コミュニティ・スクールの導入に向けての市内の学校の取り組み状況はとの質疑に対し、平成30年3月に新たに船木小中学校、東中学校をコミュニティ・スクールに指定する。その他の学校については、平成31年度の導入を目指して協議している学校が多い状況である。また、導入校での取り組みの共有を行うとともに、導入に向けての課題や必要な支援について協議する場として、新居浜市コミュニティ・スクール推進協議会を立ち上げ、全市的な導入に取り組みたいと考えているとの答弁がありました。
次に、小中学校業務改善推進事業費に関して、取り組み内容は、また業務改善を推進するための課題の抽出方法と対応状況はとの質疑に対し、取り組み内容は、チームで対応する機会の増加などの数値目標の設定、学校を支える医療・福祉関係者などによる支援体制の整備等である。また、職員による業務改善検討委員会を立ち上げ、校長、教頭、事務職員、養護教諭など、さまざまな職域から委員を募り、それぞれの立場で学校業務の課題を抽出した。それらの課題について検討委員会で協議し、対応可能なものから業務改善を行っているとの答弁がありました。
次に、若宮学習館管理運営費に関して、若宮小学校跡地の活用方法は、また地域住民との協議状況はとの質疑に対し、跡地については、子供から高齢者まで、各ライフステージに応じた学びや体験を提供できる新たな学びと交流の拠点施設として整備する計画としており、計画策定に当たっては、若宮地域づくり実行委員会との協議を重ね、地元要望を踏まえた施設整備計画案とした。
なお、計画案では、高齢者生きがい創造学園と生涯学習大学の講座を移転集約することとしており、高齢者生きがい創造学園の代表者及び生涯学習大学の推進委員会に説明したところであるとの答弁がありました。
次に、あかがねマラソン大会開催事業費に関して、次回開催に向けての検討課題は、また距離やコースの変更の検討はとの質疑に対し、各ポイントに警備員が足りていなかったなどの警備員の課題、交通規制の周知期間が短かったことなどの交通規制の課題、ランナーの交差や衝突を起こしそうになったことなどのスタート時間とコースの課題、おもてなしコーナーの内容を決定した時期が遅かったというさまざまな課題を次回開催に向けて検討していきたい。また、距離やコースについては、周辺自治体で開催されているマラソン大会との差別化や会場周辺の住民の方への影響、ランナーや観客の安全対策、ランナー等からの要望、道路管理者や警察の意見等を総合的に勘案しながら、新居浜市民マラソン大会実行委員会において検討していきたいとの答弁がありました。
質疑終了後、委員からの要望として、企画部関係では、山田社宅整備促進事業について、移築される日暮別邸、旧選鉱場、星越駅舎、山田社宅につながる歩道整備を所有企業と検討してほしい。小中学生に別子銅山を支えた人々を教える事業をしてほしい。シティプロモーション推進費について、委託先や担当課だけに頼らず全庁で取り組んでほしい。また、市とコンサルだけでなく、市民、民間団体の魅力発信の取り組みを生かし、市民との連携がしっかり位置づけられた事業を行ってほしい。ポータルサイトやマガジンの反響をはかる適切な数値目標を定め事業に取り組んでほしい。総務部関係では、債権管理対策費について、債権管理対策室の適切な指導とともに、各担当課の窓口や徴収担当者の機転や気遣いで徴収成功につながることがあるので、関係職員のスキルアップに努めてほしい。職員の頑張りで滞納分の徴収率が上がると思うので、債権管理対策室を中心に、担当課がしっかりと努力してほしい。介護福祉課、子育て支援課、墓地担当の環境保全課などの職員を増員してほしい。高齢化社会や南海トラフ地震の対応のためにも、消防職員の計画的な増員を図ってほしい。福祉部関係では、障がい児通所支援事業費について、事業を拡大しているが、国の補助がなくなったとき行き詰まる可能性が高いので、慎重に進めてほしい。愛顔の子育て応援事業費について、1日違いで第2子の子供のおむつ費用がもらえない人がいるので、基準日以前に生まれた子供に半額でも出してほしい。子ども医療助成費について、高校生までの拡大を検討してほしい。また、インフルエンザの予防接種の助成をしてほしい。安心して老後が過ごせる条件を徐々に整えてほしい。東新学園について、建てかえを含め、早期に方針を決定してほしい。方針決定の際に、子供たちにとって何が一番いいかを考えてほしい。また、現在の新居浜市が主体の取り組みは考えるべきで、愛媛県と十分協議して取り組んでほしい。市民部関係では、コミュニティFMラジオ普及事業費について、ラジオの購入補助台数と3,000円の市民負担が適切かどうかを全国の事例を参考にして見直してほしい。地域コミュニティ再生事業費について、交付金がコミュニティー再生に寄与しているかを積極的に検証、助言し、活力ある地域コミュニティー再生を目指し、自治会加入率アップに努めてほしい。環境部関係では、家庭ごみふれあい収集事業費について、利用者の基準に乱用が見られるので、社会的弱者を地域が支える制度に変更してほしい。墓地管理費について、管理者が判明した市営墓地から管理料の徴収を始めるよう職責を果たしてほしい。ごみの有料化を避けてほしい。斎場施設整備事業について、市民の利用しやすい施設に整備してほしい。清掃センター廃棄物処理委託費について、飛灰の薬剤処理には、施設の必要性も踏まえ、施設づくりに取り組んでほしい。経済部関係では、中小企業住宅環境支援事業費について、市外の高校卒業生が安心して働ける寮を設置してほしい。中心市街地活性化対策費について、市としてはっきりとした構想や考えを示してほしい。市単独土地改良事業及び農道維持管理事業について、当初予算より昨年度の積み残しのほうが多いので、予算の増額を検討してほしい。旧工業試験場解体事業について、建物を解体せずに愛知県大府市を参考にして、防災備蓄品の倉庫として利活用してほしい。もし解体する場合は、経費節減を目指し、基礎のくいを抜かず、南側フェンスのみ取り外し、多喜浜体育館の駐車場として利用してほしい。跡地売却に関しては、経済部所管のまま近隣校区、住民の要望を尊重してほしい。解体、くい等の撤去実施の妥当性について、詳しい説明をしてほしい。建設部関係では、空き家対策事業費について、現在未判定の110件を危険度1、2、3に分類すべきである。市民や自治会、各種団体や事業者に協力を依頼し、市内の空き家の存在や危険度は極力最新の状況を網羅するよう努める体制にしてほしい。また、速やかな解体を促すため、特定空家に指定された5軒は、できるだけ早く固定資産税軽減措置の廃止手続をしてほしい。宇高中郷線について、便利になるので拡幅してほしい。道路緊急舗装等事業について、道路の傷みがひどいので、事業を継続してほしい。上部東西線について、高速道路の災害時の代替道路やあかがねマラソンの延伸に使用できる道路であり、切れ目のない取り組みをしてほしい。住宅リフォーム助成制度について、中小零細業者の仕事づくり、地域経済の活性化にも大きく貢献するので、創設をお願いしたい。消防関係では、消防団活動費について、消防団に配置されている準中型自動車を運転できない人に準中型免許を取得する経費を公費で負担する制度を創設してほしい。消防分団詰所整備事業について、トイレとシャワールームを全分団詰所に整備してほしい。教育委員会事務局関係では、放課後まなび塾推進事業費について、有料の放課後児童クラブとの整合性を保つため、まなび塾も有料にしてほしい。スクールソーシャルワーカー活用事業費について、スクールソーシャルワーカーを増員してほしい。また、スクールソーシャルワーカーを全校に配置し、教育委員会内での明確な立ち位置を確立してほしい。公民館管理運営費について、近年の気候変動により公民館の光熱費が増加しているので、それなりの予算対応をしてほしい。いじめ・不登校問題対策費について、不登校の学生が登校するようになった実績がある西高定時制の先生とも連携をとってほしい。正規の栄養士、調理員をふやし、食育が豊かに進められるようにしてほしい。テスト主義や行き過ぎた競争教育を改めて、一人一人の子供を大事にし、能力を豊かに伸ばす教育を進めてほしい。子供の貧困の実態調査をして、就学援助を拡大してほしい。教師が時間的余裕を持てるよう、教職員をふやし、中学校まで35人学級にして労働条件の改善を図ってほしい。また、教師の置かれている実態やさまざまな声を調査して改善を図ってほしい。学校配分予算をふやし、父母負担軽減や給食費の無料化を進めてほしい。コミュニティ・スクール推進事業費について、温度差のない状態で全市スタートが切れるようにしてほしい。若宮学習館管理運営費について、若宮小学校の跡地利用については、若宮小学校を巣立った人が、よかったと思えるように、地元の意見をよく聞いて進めてほしい。あかがねマラソン大会開催事業費について、小中学生の参加料を見直してほしい。当初予算の教育費の構成比について、10%を目指してほしい。公立幼稚園の2園の合併、または閉鎖については、地域に十分説明して進めてほしい。
以上の経過を経て採決の結果、議案第21号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第22号、平成30年度新居浜市渡海船事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
質疑終了後、委員から、渡海船の乗客収入、輸送収入をふやすための営業努力をしてほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第22号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号、平成30年度新居浜市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について報告を申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
公債費の償還が終了する平成32年度以降の収入未済額の処理はとの質疑に対し、平成32年度末の収入未済額を1億5,500万円程度と見込んでいる。償還終了後も債権は残るので、顧問弁護士や債権管理対策室の助言や支援も受けながら、適正な債権管理を続けて、未収額の回収に努めるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第23号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第24号、平成30年度新居浜市平尾墓園事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
平尾墓園における承継調査の状況、また管理料の再徴収はとの質疑に対し、3,776区画のうち、1,682区画を対象として調査実施をし、平成29年1月末時点で4%、159区画が承継に至っていない状況である。また、平成31年度から年間2,100円程度の管理料の再徴収を行う予定であるとの答弁がありました。
質疑終了後、委員から、平尾墓園の承継調査よりも、真光寺、黒岩、土ヶ谷の3墓地の承継調査は大変だと思うので、承継が確定し、管理料徴収に至るまでの間、職員を増員してほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第24号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号、平成30年度新居浜市公共下水道事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第25号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、平成30年度新居浜市国民健康保険事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
質疑終了後、委員から、一般会計からの繰り入れをふやし、保険料を値上げしないでほしい。子供の均等割をやめてほしい。無駄な診療や薬などのチェックを行い、支払い能力があるのに保険料を支払わない人の徴収をしっかり行うなどして、保険料を抑えるようにしてほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第26号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号、平成30年度新居浜市介護保険事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、栄養改善個別指導事業費に関して、対象者と支援内容はとの質疑に対し、この事業は、要支援1、2の認定者を対象に、6カ月程度の栄養改善プログラムを実施する予定で、管理栄養士の訪問による栄養診断、個別指導計画作成、栄養指導等を行うとの答弁がありました。
次に、在宅医療・介護連携推進事業費に関して、主な取り組み内容はとの質疑に対し、それぞれの制度や立場を互いに理解し、情報交換を密にして連携を深めるために、新居浜市在宅医療・介護連携推進協議会を設置する予定である。この協議会の構成員は、新居浜市医師会、新居浜市歯科医師会等の医療関係者、東予地区老人福祉施設協議会、新居浜市介護支援専門員連絡協議会等の介護関係者、愛媛県、西条保健所等の行政関係者であるとの答弁がありました。
質疑終了後、委員から、障害者が65歳になったときに、障害者福祉制度と介護保険のどちらか有利な制度を選択できる権利を与えることが必要であると思うので検討してほしい。介護保険料について、所得が高い方は応能負担をすべきであるので、保険料の上限を上げてほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第27号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号、平成30年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第28号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号、平成30年度新居浜市工業用地造成事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
質疑終了後、委員から、多喜浜野積場を造成する際、近隣住民とトラブルにならないよう配慮してほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第29号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第30号、平成30年度新居浜市水道事業会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、老朽化設備の更新や送水管の耐震化等設備関係の支出計画はとの質疑に対し、水道ビジョンで示している平成32年度までは年間11億円前後の費用を計上しており、配水池整備については、耐震補強及び長寿命化対策で施設を長く使用する方針として事業の平準化が図られるよう整備計画を策定し、水道管の耐震化等の整備については、管路更新・耐震化計画に基づく老朽管路及び基幹管路の更新、下水道工事に伴う支障水道管の布設がえ、道路改良に伴う新設などのほか、漏水多発管路や管網対策等による更新工事を行い、年間管路延長約8キロメートルの整備を図るとの答弁がありました。
次に、瀬戸・寿上水道問題の進展はとの質疑に対し、市水道との統合に向けて、組合役員と協議を重ね、平成29年12月に組合の水道委員会において平成30年度末を目途に市水道との統合に向けて取り組むことで委員全員の共通認識を持つことができたと伺っている。今後は、円滑な移行に向け、引き続き精力的に協議を進めていくとの答弁がありました。
質疑終了後、委員から、瀬戸・寿上水道問題について、明るい兆しが見えてきたので、合意に向けて進めてほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第30号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第31号、平成30年度新居浜市工業用水道事業会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第31号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後になりますが、今回の予算特別委員会では、昨年とは通告の方法や運営方法など大きく変更をいたしましたが、各委員の皆さんには、長時間に及ぶ熱心な議論を尽くし、厳正な審査をしていただきました。理事者におかれましては、この3日間にわたる審査の中で出されましたさまざまな意見や要望を十分踏まえ、スピーディーできめ細やかな予算執行に取り組まれることを強く要望いたします。新居浜市市制施行80周年という節目の年を終え、新たなスタートの年に向けての当初予算の審査を行いましたが、我々議員といたしましても、二元代表制の一翼を担う議会人としての自覚を持ち、市民の皆様の負託に応えられる議会を目指し、今後も自己研さんに努めてまいりたいと考えております。
以上で予算特別委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
ただいまの予算特別委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 質疑なしと認めます。
この際、暫時休憩いたします。
  午前11時56分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――

  午後 1時00分再開
○議長(仙波憲一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。井谷幸恵議員。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
平成30年度一般会計予算と水道事業会計予算に反対の立場から討論します。ほとんどの点は賛成ですが、以下の4点に絞って申し述べます。
1点目、住宅リフォーム助成制度についてです。
新居浜市には、3世代同居のためのリフォーム助成制度はありますが、上限10万円、ことしは4件という実績です。本格的なリフォーム助成制度はまだありません。中小零細企業の仕事確保と経済の活性化のため、どうしても必要だということで、全国でも、県内でもたくさんの自治体で実現しております。経済の波及効果は、大変大きいと言われております。ぜひ予算化するべきです。
2点目、水道瀬戸・寿の……。
○議長(仙波憲一) 休憩します。
  午後 1時01分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 1時01分再開
○議長(仙波憲一) 再開します。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 2点目、自衛官募集事務費について。
先日朝6時15分からお役立ち情報ボックスの最後の5分間のコーナーで自衛隊の紹介がされていました。災害救助のために献身的に働く隊員の様子は心を打ちますが、2015年安保法制以後の自衛隊は、地球の裏側にまで出かけていって、アメリカとともに戦う自衛隊です。心も体も壊してしまうこともあるようです。自殺率も高いと聞きます。自衛隊員の命を危険にさらしてはなりません。
3点目、教育の分野から数点述べます。
1つ目は、義務教育無償化の観点から、教育費の保護者負担を減らすための予算を増額すること。学校の教育のために使われるものは、原則公費負担を基本に据え、公費負担の項目を思い切ってふやしていくべきです。
そして、給食も教育の一環です。給食費の無償化に向け、思い切って予算をふやすこと。
多子世帯支援事業費487万7,000円、前年よりは多い予算になっていますが、少な過ぎます。スピード感を持って支援を受ける条件を取っ払っていってください。これは一番の子育て支援、応援になります。
2つ目、子供の貧困の実態を調べ、就学援助の割合をふやすこと、就学援助の受給割合は、新居浜市は約1割ということですが、全国平均は16%です。受給資格は、住民税非課税か児童扶養手当満額支給家庭とのことです。遠慮なく申請できるようにすべきです。また、校納金が払えない児童の問題についても解決方法を示してください。
3つ目、教師の多忙化解消のため、学校に人をふやすこと、中学校3年生まで35人学級にする、フリーの先生を置く、支援員の先生をふやす、授業のこま数を減らして授業準備の時間を確保する、あらゆる手を尽くして人をふやすべきです。
4つ目、学力テストについて。
1人1教科350円の予算、849万6,000円です。4年生は2教科、5年生は3教科、6年生と中学1年生は4教科、中学2、3年生は5教科です。4月の最初にするだけだから、現場には何の負担もないとおっしゃいますが、国、県の学力テストもあるのですから大変です。先生方の心からの御要望をよくお聞きになっていただきたいと思います。
以上、数点に絞って述べさせていただきました。子供を中心に据えた施策を行うことが、人口をふやすのに一番だということを強調して、反対討論といたします。ありがとうございました。
○議長(仙波憲一) 永易英寿議員。
○15番(永易英寿)(登壇) 自民クラブの永易英寿です。
議案第21号、新居浜市一般会計予算について賛成の立場で討論いたします。
国におきましては、人づくり革命と生産性革命の推進により、少子高齢化を克服するとともに、脱デフレに向けた取り組みを進める中、新居浜市では、人口減少問題を克服するため、新たな雇用の創出や定住人口、交流人口の拡大、子育て支援などの基本目標を掲げて、平成27年に作成した総合戦略を着実に推進していることを評価いたします。また、昨年Hello!NEW新居浜をスローガンに掲げスタートした取り組みを平成30年度にHello!NEWプロジェクトとして本格始動するための予算を平成30年度当初予算として提案していただいていると認識しております。我々市議会といたしましても、人口減少問題を克服し、地方創生をなし遂げるため、地方創生特別委員会を設置し、チーム新居浜の一員として、その実現に向け日々取り組んでいるところでございます。また、先日の日曜日、東日本大震災から7年が経過した被災地の様子が全国に流れており、改めて震災を初めとする自然災害の恐ろしさを痛感したわけですが、新居浜市の防災のかなめとなる総合防災拠点施設の建設推進や災害発生時の情報伝達手段となるコミュニティーFMラジオの普及促進など、防災・減災対策の強化充実の予算も盛り込まれており、より一層市民の安全、安心のまちづくりを推進していただきたいと思います。
以上申し上げましたが、理事者におかれましては、予算特別委員会で各議員から出された意見、要望を真摯に受けとめ、笑顔輝く新居浜市の実現に向けまして、スピード感を持って全力で取り組んでいただくことを強く要望いたしまして、私の賛成討論といたします。
○議長(仙波憲一) 岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
4つの議案について反対の立場から討論させていただきます。
まず最初に、議案第21号ですが、平成30年度新居浜市一般会計予算です。
企業立地促進対策費の問題でございますが、前年度分1億7,461万円が計上されているわけですが、これからの分はまだどんどん出てくるふうに思いますが、これらの相当額が、支援の必要のない住友など大企業各社に補助していくという制度となっていることであります。福祉、教育を初め、災害対策などに金が必要な自治体が、景気もよく、内部留保もたっぷりため込んでいる住友各社に補助金を出すというのは、逆ではないだろうかというふうに思います。雇用や地域経済の活性化にも大きな効果がある、経営が大変な中小企業こそ支援すべきであります。
次に、消防職員の問題です。
現在、職員数は134人、消防力の整備指針によりますと、208名が必要だということでございますので、充足率は64.4%です。全国平均は77.4%、県平均は72.9%ということからしましても、また救急出動も3,000件台から5,000件台に増大しております。南海トラフによる大災害も予測される中、消防職員の増員が図られるべきだと思います。
次に、議案第26号、国保事業特別会計の予算でございます。
新制度で大きく変わるのは、都道府県が国保財政を一括して管理することです。市町村に負担させる金額を決めたり、それを上納させたりする仕組みなどを通じて、国保に係る公的医療費を抑え込む役割を県に担わせようというのが狙いでございます。予想どおり、保険料アップ8,217円、9.11%とアップが出てまいりました。1億円の繰り入れにより1,837円、2.04%のアップにとどめましたが、あと3,000万円あれば値上げをゼロにできます。これからも県内保険料の統一、一般会計からの繰り入れの段階的廃止などで、今後も値上げが次々と繰り返されるおそれがあります。
議案第27号は、介護保険ですけれども、これは先ほど討論させていただきましたので、条例のところで、略します。
議案第28号です。後期高齢者医療事業についてでございます。
75歳以上の高齢者を囲い込んで、医療保険制度をつくりましたが、まるでうば捨て山だと、大きな国民の批判が巻き起こり、参議院では廃止法が成立したほどであります。その反対の世論を静めるために、保険料の軽減特例を設けました。ところが、この特例措置を廃止する方向に前年度から動き始めました。高額療養費の負担限度額の引き上げも行われてきましたし、これからも計画されているところであります。
以上、反対討論とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(仙波憲一) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第21号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号から議案第25号までの4件を一括採決いたします。
以上の4件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の4件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議案第22号から議案第25号までの4件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第26号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第27号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第28号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第29号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第30号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第31号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時16分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 2時09分再開
○議長(仙波憲一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第4 報告第3号
○議長(仙波憲一) 次に、日程第4、報告第3号を議題といたします。
説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました報告第3号につきまして御説明を申し上げます。
報告第3号、専決処分の報告につきましては、損害賠償の額の決定についてでございまして、平成30年1月23日、新居浜市高津共同調理場駐車場において、清掃作業のため開放していた公用車のドアが強風により駐車中の小型自動車に接触し、車両を損傷させた事故に係る損害賠償の額を9万1,000円と決定し、平成30年3月6日専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
なお、詳細につきましては補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(仙波憲一) 補足説明を求めます。関教育長。
○教育長(関福生)(登壇) 報告第3号、専決処分の報告につきまして補足を申し上げます。
議案書の1ページ、2ページをお目通しください。
本件は、損害賠償の額の決定についてでございまして、平成30年1月23日午前11時ごろ、新居浜市高津共同調理場駐車場において、清掃作業のために開放していた公用車のドアが、強風により駐車中の小型自動車に接触し、車両を損傷させた事故に係る損害賠償の額を決定し、平成30年3月6日専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
損害賠償の額につきましては、当事者との協議及び損害保険ジャパン日本興亜株式会社の査定によりまして、車両の修理に要する費用等9万1,000円と決定いたしたものでございます。
なお、損害賠償の額につきましては、全額、損害保険ジャパン日本興亜株式会社から一般自動車保険により支払われる予定となっております。
職員の公用車使用につきましては、安全確認の徹底について指導いたしているところでございますが、今後なお一層の安全確認の励行につきまして周知徹底を図るとともに、強く指導を行ってまいります。
以上で補足を終わります。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
報告第3号に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 質疑なしと認めます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第5 陳情第1号
○議長(仙波憲一) 次に、日程第5、陳情第1号を議題といたします。
本件に関し、企画総務委員長の報告を求めます。伊藤企画総務委員長。
○16番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました陳情第1号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
陳情第1号、新居浜市のロゴの使用中止についてでありますが、本陳情の趣旨は、Hello!NEWというのは、奇異な英語であるため、Hello!NEWあるいはHello!NEW新居浜というロゴの使用中止を陳情されているものであります。
本件に関し討論に付したところ、インパクトを第一にして採用されたものであり、市内民間企業もその定着に協力している現状であるため、反対するなどの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、陳情第1号については、賛成する者なく、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
ただいまの企画総務委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第1号は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、陳情第1号は不採択と決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  議案第42号~議案第46号、諮問第1号
○議長(仙波憲一) お諮りいたします。ただいま市長から議案第42号から議案第46号まで及び諮問第1号の6件が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第42号から議案第46号まで及び諮問第1号の6件を日程に追加し、議題にすることに決しました。
議案第42号から議案第46号まで及び諮問第1号の6件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第42号から議案第46号まで及び諮問第1号の6件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第42号、新居浜市監査委員の選任につきましては、新居浜市監査委員田中洋次氏は、平成30年3月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに監査委員の選任を必要といたしますため、新居浜市監査委員に寺村伸治氏を選任するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、議案第43号、新居浜市固定資産評価審査委員会の委員の選任につきましては、新居浜市固定資産評価審査委員会の委員近藤利人氏は、平成30年4月1日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の選任を必要といたしますため、新居浜市固定資産評価審査委員会の委員に神野覚氏を選任するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、議案第44号、新居浜市教育委員会の委員の任命につきましては、新居浜市教育委員会の委員長野美和子氏は、平成30年3月31日をもって辞任いたしますので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜市教育委員会の委員に本田郁代氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、議案第45号、新居浜市公平委員会の委員の選任につきましては、新居浜市公平委員会の委員加藤哲氏は、平成30年3月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の選任を必要といたしますため、新居浜市公平委員会の委員に工藤順氏を選任するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、議案第46号、新居浜港務局の監事の任命につきましては、新居浜港務局の監事神野和髑氏は、平成30年3月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに監事の任命を必要といたしますため、新居浜港務局の監事に神野和髑氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、諮問第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員山本光博氏は、平成30年6月30日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に森本芳樹氏を推薦いたしたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
議案第42号から議案第46号まで及び諮問第1号の6件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第42号から議案第46号まで及び諮問第1号の6件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号から議案第46号まで及び諮問第1号の6件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第42号から議案第46号までの5件を一括採決いたします。
以上の5件はいずれもこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号から議案第46号までの5件はいずれもこれに同意することに決しました。
次に、諮問第1号を採決いたします。
本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は異議ない旨答申することに決しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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  田中監査委員退任の挨拶
○議長(仙波憲一) この際、今期定例会をもって退任されます田中監査委員から挨拶があります。田中監査委員。
○監査委員(田中洋次)(登壇) お許しをいただきまして、退任に当たりましての御挨拶を申し上げます。
このたび4年間の任期満了により、3月末をもちまして監査委員を退任することとなりました。これまで議会の皆様、市長を初め職員の皆様には、大変お世話になり、厚くお礼を申し上げます。この間、監査業務に当たりましては、少しでも本市のまちづくりのために貢献できるよう心がけてまいったつもりではございますが、監査委員としての職務を十分果たすことができたのか、振り返ってみますと反省することも多く思い出されますが、こうして任期を終えることができますのも、皆様方に温かく支えていただいたおかげと心から感謝をいたしております。地方自治体を取り巻く環境が、今後も楽観できない状況の中にありまして、将来にわたり持続可能なまちづくりを実現していくためには、これまで以上に公正で合理的かつ効率的な行財政運営を行っていくことがますます重要となってまいります。本市におきましても、人口減少問題への対応、地方創生の推進を初め、さまざまな課題に取り組んでおりますが、行財政運営の健全化と透明性の確保を図りながら、さらに魅力あふれる新しい新居浜市をつくり上げていくために、皆様方がそれぞれのお立場で今後も御活躍されますことを心から祈念申し上げまして、退任に当たりましての御挨拶とさせていただきます。大変お世話になりありがとうございました。
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  市長挨拶
○議長(仙波憲一) 市長から挨拶があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。
議員の皆様方には、今議会に提案いたしました新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定を初め、平成30年度当初予算につきましては、3日間に及ぶ予算特別委員会におきまして、終始御熱心に御審議をいただき、それぞれの重要諸案件につきまして御議決、御同意を賜ることができました。
審議の過程や一般質問、討論の中で御指摘いただきました御意見、御提言等につきましても、今後の市政運営の中で配慮してまいりたいと考えております。
施政方針でも申し上げましたが、平成30年度は、昨年策定いたしましたシティブランド戦略に基づくHello!NEWプロジェクトの本格的なスタートの年と位置づけており、市民の皆さんとともに、動く、動かすをテーマに、市民の皆さんに新居浜に誇りと愛着を持っていただくよう、また市外の皆さんには本市の取り組みに興味を持ち、ファンとなっていただくよう各種施策を展開してまいる所存でございます。
さて、先月14日から27日まで、市制施行80周年記念事業でありますふるさと映画ふたつの昨日と僕の未来の撮影が市内各地において行われました。撮影に際しましては、スタッフの食事のお世話では、市内の女性団体や業者の方々に御協力をいただくとともに、山根市民グラウンドでのロケでは、大変多くの市民の皆さんに御参加、御協力をいただき、無事に撮影を終えられたとのことでございます。この場をおかりいたしまして、改めて厚く御礼を申し上げます。
なお、劇場公開は、本年秋ごろの予定でございますが、シティブランド戦略の一つといたしまして、新居浜市を全国にPRする絶好の機会であると考えており、今から完成が楽しみであります。
また、今年度実施してまいりました市制施行80周年記念事業でございますが、その最後の事業といたしまして、今月24日、25日の両日、あかがねミュージアムを会場に、未来へつむぐ新居浜のものづくりをテーマにあかがね産業博を開催いたします。市内ものづくり企業の展示や合同企業説明会等を予定いたしておりますので、皆さんの御来場をよろしくお願い申し上げます。
3月は別れの季節ではありますが、ここで今月末をもって退任される田中監査委員さん、また退職される市職員の皆さんに対しまして、心からねぎらいを申し上げたいと思います。本当に御苦労さまでございました。
結びになりますが、平成30年度におきましても、議員の皆様、また市民の皆様方には、市民の誰もが幸せを実感できる笑顔輝く新居浜市の実現に向けまして、チーム新居浜の一員として、一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、今議会閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(仙波憲一) これにて平成30年第1回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
  午後 2時27分閉会