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特定外来生物「ヒアリ」「アカカミアリ」

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ページID:0035548 更新日:2025年7月7日更新 印刷用ページを表示する
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「​ヒアリ」「アカカミアリ」に注意

 特定外来生物に指定されている「ヒアリ」が兵庫県尼崎市で平成29年6月9日に、「アカカミアリ」が大阪府大阪市で平成29年6月20日に国内で初めて確認され、その後も国内各地で確認されています。新居浜市内においても、アカカミアリが平成30年6月2日、令和2年7月16日に確認されています。
 ヒアリは強い毒性を持ち、アカカミアリもヒアリに比べて毒性は低いものの、同じ種類の毒を持っているため、ともに人体にとって危険な生物であり、一度定着すると根絶することが難しいことから、早期に定着を防ぐ必要があります。 
 ヒアリ・アカカミアリと疑われるような個体や巣を見つけた場合は、絶対に素手で触らないで下さい。近くに生息している可能性があるような場所(緑地帯や芝生の土等)には安易に手を入れたりせず、刺激(アリを踏もうとしたり、巣を壊したり等)しないで下さい。

​「ヒアリ」の特徴​

【生態:生息地など】
・公園や農耕地などの開けた場所に営巣する。
・土で直径25~60cm、高さ15~50cmのアリ塚(巣)を作る。
・食性は雑食性で、節足動物、トカゲなどの小型脊椎動物、甘露、樹液、花蜜、種子など。
・極めて攻撃的で、節足動物のほか爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し、捕食することで知られる。
【形態:大きさや特徴】
・体長2~6mm。
・主に赤茶色で体表にツヤがある。
・体色は赤褐色、腹部が暗色。

ヒアリ

​「アカカミアリ」の特徴

【生態:生息地など】
・裸地や草地などの開けた環境に生息し、土中に営巣する。
・雑食性で、甘露や植物の種などを餌とする。
・水に浮かんで集団で移動するなど拡散の能力が高い。
【形態:大きさや特徴】
・体長3~5mm。
・主に赤茶色。
・体色は赤褐色、頭部が褐色。

アカカミアリ

刺された時の症状​

◆刺された毒への対応は人によって大きく異なりますが、アルカロイド系の強い毒による痛みやかゆみ、発熱、じんましん、はげしい動悸等の症状が引き起こされ、アレルギー性のショックで昏睡状態に陥ることもあります。

刺された場合の対処法

◆20分から30分程度安静にし、急激に容体が変化する場合には速やかに最寄りの病院を受診してください。
◆受診の際には、「アリに刺されたこと」、「アナフィラキシーの可能性があること」を医師に伝えてください。

駆除方法

◆市販のアリ用殺虫剤や熱湯をかけることで駆除が可能です。

「ヒアリ」「アカカミアリ」のモニタリング調査

 新居浜市では、愛媛県生物多様性センターと連携して、港湾地域のコンテナヤードなどでの侵入確認調査を年2回実施しています。

調査

相談窓口

 アカカミアリやヒアリと疑わしいアリを発見した場合は、次の相談窓口にご相談ください。

  • 環境省ヒアリ相談ダイヤル(電話:0570-046-110)​
  • 愛媛県生物多様性センター(電話:089-948-9678)
  • 愛媛県自然保護課(電話:089-912-2365)
  • 新居浜市環境政策課(電話:0897-65-1512)

参考資料

関連リンク

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