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平成14年度 第4回 議事録

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ページID:0000376 更新日:2014年12月1日更新 印刷用ページを表示する
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平成14年第4回新居浜市高齢者保健福祉計画推進協議会

平成15年2月13日(木曜日)
13時30分~14時45分
市役所3階応接会議室


(副会長)定刻が参りましたので、ただいまから平成14年度第4回新居浜市高齢者保健福祉計画推進協議会を開催いたします。
本日のご出席は9名ですので、設置要綱第6条により本日の会議は成立要件を満たしておりますことを確認させていただきます。
それでは、ただいまから議事に入りますが、皆様方の忌憚のないご意見をお願いいたしまして、議事の進行にご協力をお願いいたします。
本日の議題「次期新居浜市高齢者保健福祉計画(案)」につきましては、委員さんのご意見をいただきたいと存じます。
その前に、事務局から計画案の概要について説明をお願いします。

<事務局説明>

(委員)何歳を境に、前期高齢者と後期高齢者に分かれるのですか?

(事務局)75歳です。

(委員)P17のグラフで生き生きヘルパーの利用率が非常に低いようですが、これはどういった原因でしょうか?

(事務局)生き生きデイサービスも同じなんですが、そもそも介護認定で非該当になった方のみが利用できるようになっておりますので、対象となる方の絶対数が少ないのです。

(委員)P45のグループホームの利用者推計数ですが、現在の定員が80名程度で、
15年度から128人とかなり増えておりますが、その見込みはあるのですか?

(事務局)実際に開設を予定している業者に確認したところ、6ユニット54人分増加予定です。

(委員)平成15年から19年度まで128人という定員数が横ばいになっておりますが問題はないのですか?もし今後他にも開設を希望する事業者が現れた場合は、保険料にも跳ね返ってくると思うんですが?

(事務局)グループホームは在宅サービス扱いになっておりますので、条件さえ整えば市、県の立場としては開設を拒否できませんので、非常に難しい問題です。
開設数が予定以上になる場合は、保険給付が圧迫されて保険料上昇につながることも考えられます。
ただし計画の見直しというのは3年に1回、5年先を見据えて行います。今回は15年から19年まで計画し、そして次回が平成17年に18年から22年までの見直しを行いますので、実際は18、19年は次回の見直しの際に実状に応じて変化して参ります。ですから一度決定してしまうと変更できない向こう3ヵ年(平成15年から17年)が重要になってきます。

(委員)p47の特定施設についてなんですが、これから開設を予定しているところはないのですか?

(事務局)今のところ相談を受けているところはありません。

(委員)P50,51で「WAMNETを活用して情報の提供に努める」ということですが、実際は空き情報等の入力もなく活用しようがないところがあります。

(事務局)空き部屋情報等は、県や市が入力するのではなくて、事業所自身が入力することになっております。ただし現状では定期的にきちんと入力している事業所は非常に少ないです。ですから今後は、きちんと入力するよう指導していきたいと思います。

(委員)ショートステイの利用希望者がたくさんいるのに、実際に稼動しているベット数が少ないために利用したくても利用できない方がいます。
ショートの施設建設時の定員以下で運営している施設に対して、きちんと定員どおりにショートを運営するように徹底させることは出来ないのでしょうか?

(事務局)定員割れした場合の収入減が施設の運営を圧迫することもあり、そうした事情からなかなか定員どおりに運営するように、強く指導できない部分もありました。ただし最近の実績からするとおおむね満床の状態が続いておりますので、施設建設時の定員どおりに運営した場合でも収入減になることはないと思われますので、その点でも今後は指導を強化しても問題はないと考えております。

(委員)施設としても、建設時の定員である20人で運営するのは非常に手間がかかることではありますが、ただそうしないことには現在の需要には追いつかないと思います。

(委員)老健や療養病床の医療型のショートステイを利用すべき人が特養のショートに入ると余計に手がかかり施設も対処しかねると思いますので、利用者側もその点を踏まえてショートを利用するようにしないといけません。

(事務局)利用者からするとそういったショートの施設の区別は理解してもらい難いです。そこをきちんと理解してもらうようにするのが、ケアマネの役割ではないかと思います。

(委員)15年度から保険料が大幅アップされるが、今後この上昇がどこまでいくのか。
そしてそうした保険料上昇を抑制するためには、介護保険の適用にならないようにするための介護予防が重要になってきます。そして今回の計画では、前回の介護予防計画と比べて違いがあまりないように思えます。これ以上の保険料上昇を抑えるためにも、前回以上の予防策が必要ではないでしょうか。

(事務局)介護予防には特効薬というのがありません。また実施していったとしても、ある程度年数が経たないことには効果がわからないところがあります。今回の計画については基本的な部分で前回と同じになりますが、しかし介護予防の施策については、どういうものがいいのか毎年見直していって具体的に何を実施するのが最も効果的なのかを見極めたいと思います。

(委員)効果が見えにくいとはいえ、それをやらないわけにはいきません。
これまで実施してきた施策の継続だけでなく、保険料抑制のためにそれ以上のものを実施する必要があると思います。

(事務局)新たな事業を実施するためには財源が必要であり、それを確保するためにはこの不景気の中では財源の増収も望めないため、既存の事業をなくして、その財源を新たな事業にまわすほかありません。今まで実施してきた事業は、一定の期間実施しておりまして、急にそれを廃止するというのは難しい部分があります。ただし15年度のこの会で既存事業の見直しを皆さんに論議していただき、その内容を、16年度の当初予算に反映していきたいと考えております。 その中では介護予防に重点をおいていきたいと思います。

(委員)財源の問題もわかりますが、このままにしておくと既存事業の継続だけで終ってしまうような気がします。予防に力を入れないで、保険料が上がるだけでは市民も納得いかないのではないでしょうか。新居浜市の独自性を出していただけるような方向で検討していただきたい。

(事務局)予防という観点からいうと、若い時からの健康管理も重要になってきます。
つまり保健の分野も絡んできます。若いうちに何も気を使わないでいると、年をとった時に成人病になり、その結果介護が必要な状態になってしまうこともあります。
ですから自分の健康は自分で守ると言う心構えを、若いうちから持っておくことも必要です。

(委員)保健と福祉を一緒に計画していくわけですから、この会に保健の関係者にも出席してもらって審議をする必要があるのではないでしょうか?

(事務局)これから審議していただく時には、保健センター等の関係機関にも出席してもらって論議してもらい、今以上に連携を図っていきたいと思います。


(副会長)国や県からあらかじめ決められた方向性はあると思いますが、その中でも新居浜市は独自の施策ができるように、今後検討していきたいと思います。
それでは「次期新居浜市高齢者保健福祉計画(案)」はこれでよろしいでしょうか?

<委員承認>

(事務局)文言等で修正したほうがよい箇所等ございましたら、2月中に事務局までご連絡いただければと思います。そして取りまとめ後修正をいたしまして、「次期新居浜市高齢者保健福祉計画(案)」が完成しましたら副会長が皆さんを代表しまして市長に提出することになります。

(委員)現在会長さんが欠員になっておりますが、市長に提出する時までに委員を補充して会長を選任してはどうでしょうか?

(事務局)社協の会長さんが決まるまで待ったほうがいいのか、それとも今の委員さんの中から、会長・副会長を選任したほうがいいのか検討中です。
社協の会長さんが必ずこの会の会長になるというように決まっているわけではありませんが、3月5日までには社協の会長さんも具体的に決まるようなので、それを待ってどうするか判断したいと思います。ただしその決定が長引くようであれば、今の委員さんの中から決めたいと思います。

(副会長)それでは、予定しておりました議題はすべて終了いたしました。
長時間にわたりまして、熱心にご協議いただきましてありがとうございました。
これをもちまして、本日の会議を終了させていただきます。

〈終了〉