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ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の水稲被害について

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ページID:0124213 更新日:2023年7月11日更新 印刷用ページを表示する
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ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の水稲被害が発生しました!

令和5年度、新居浜市垣生地区でジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)によるイネの食害が発生しました。

ジャンボタニシは、雑食性の巻貝で、特に4葉期(田植え後、約3週間)までの柔らかいイネを好んで食べます。

ジャンボタニシの画像

農林水産省HP掲載のジャンボタニシの画像
農林水産省HP「スクミリンゴガイの被害防止対策について」より引用

ジャンボタニシについて

・南米原産で、食用目的で輸入されたものが野生化して繁殖

・俗称は「ジャンボタニシ」ですが、「タニシ」とは異なる科の生物です

・成貝の殻高は2~7センチメートル程度

・ふ化から約2カ月で産卵を開始し、条件が良ければ3~4日間隔で産卵します

・水路壁や稲の茎におよそ200~300個の卵を塊状に産み付け、色は濃いピンク色をしています

・寒さに弱く、冬場は土に潜って越冬しようとします

ジャンボタニシ対策について

【注意】卵には毒が含まれます、また貝には寄生虫(広東住血線虫)がいる場合がありますので、手袋を使うなど、直接触らないようにしてください

・ピンク色の卵は水中ではふ化できないため、卵を見つけたら水中に払い落とすことで駆除ができます

・ふ化直前の黒から白っぽい色の卵は水中でふ化できるので、除去または押しつぶすことが必要です

・1~2月の厳寒期にトラクターで耕起することで、貝を破砕、寒風にさらすことで駆除することができます

・取水口・排水口を9ミリメートル以下の目合いのネットや金網で覆うことで、成貝の侵入を防げます

・未発生ほ場への持ち込みを防ぐために、トラクター等を移動させるときは、泥の洗浄をおこないましょう

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