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救助係の仕事

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印刷用ページを表示する 更新日:2017年5月2日更新
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特別救助隊

 近年、都市構造の複雑化やレジャーの多様化などに伴い、人命に関わる重大事故が後を絶ちません。このため、人命救助に関する高度な知識と専門技術、特殊な資機材を備えた特別救助隊(レスキュー隊)は、火災や交通事故、自然災害など、あらゆる災害の最前線で、救助を待つ人々と同じ環境に飛び込み手を差し伸べます。

 新居浜市では昭和49年7月に救助隊が発足しました。平成8年4月には高度な技術および資機材を備えた特別救助隊を発足させ、北消防署および南消防署に救助隊を編成し、現在に至ります。これまでさまざまな災害対応を行っており、大規模災害発生時には、地域を越えた災害対応を行う緊急消防援助隊として、「阪神淡路大震災」「東日本大震災」「広島市集中豪雨土砂災害」へ救助隊を派遣してきました。

【 救助隊の歴史 】

昭和49年 7月  救助隊発足

平成元年 3月  救助工作車2型購入 消防署へ配置(現北消防署)

平成元年 4月  潜水業務開始

平成 7年 1月   阪神淡路大震災発生に伴う救助活動応援

平成 8年 3月  救助工作車3型購入 北消防署へ配置

平成 8年 4月  愛媛県消防防災航空隊へ職員派遣開始

            南消防署救助隊発足 ・ 特別救助隊発足

平成21年12月  救助工作車2型購入 南消防署へ配置

平成23年 3月  東日本大震災発生に伴う緊急消防援助隊派遣

平成26年 8月  広島市集中豪雨土砂災害発生に伴う緊急消防援助隊派遣

平成27年12月  救助工作車3型購入 北消防署へ配置

【緊急消防援助隊派遣】

阪神淡路大震災東日本大震災広島市集中豪雨土砂災害
阪神淡路大震災東日本大震災広島市集中豪雨土砂災害

     

【救助隊の訓練】 ~我々の訓練に妥協と終わりの文字はなし~

災害などから一人でも多くの人を救うため、救助隊はあらゆる場面を想定した訓練に励んでいます。

 
火災防御交通事故対策
火災防御交通事故対策
火災家屋から逃げ遅れた要救助者を想定しての消火救出訓練。火災現場での活動は、濃煙熱気の中での活動となり、人命救助は困難を極めます。煙による視界不良な状況下での連携や、有効な消火、排煙方法を日頃の訓練で検証し、隊員間の意識統一を図ります。近年の車両開発技術の向上により、事故車両内への閉じ込めなどは減少しているものの、ハイブリッドカーや電気自動車などの普及に伴い、車両構造は複雑化しています。安全・確実・迅速な救助活動を行うため、日々、救助資機材の点検、訓練を繰り返し、有事の際に備えます。
高所・低所救助山岳救助
高所・低所救助山岳救助
高層建築物などの高所や、マンホール、河川などの低所から要救助者を安全な位置まで救出する訓練。さまざまな状況を想定して、要救助者への負担を軽減しながら安全に救出すべく、日々、知識と技術の向上に励んでいます。近年の登山人気もあり、入山者も増加しています。昨年も滑落事故・遭難が発生しており、過酷な現場での人命救助には多数の隊員、救助資機材を投入し活動にあたります。そのため、日々の訓練による救助隊の心・技・体の向上は欠かせません。
特殊災害対策がれき救助
特殊災害がれき救助
化学物質などによる事件・事故は一度起これば被害は甚大なものとなり、二次災害も心配されます。過去には「東京地下鉄サリン事件」、「福島第一原子力発電所事故」などがあり、見えない敵との戦いは困難を極め、活動も制限されることから、不安全地帯での活動隊員の行動を管理し、組織的な活動を行います。近い将来必ず発生すると言われている南海トラフ地震などの大規模地震への対策のため、県下消防本部が合同で倒壊家屋・がれき下に取り残された要救助者の救助訓練を行っています。大規模災害発生時は、他市他県の救助隊と合同での活動となることから、救助技術や知識の共通認識を持って活動を行う必要があります。
水難救助航空隊との合同訓練
水難救助航空隊との合同訓練
全国各地で発生しているゲリラ豪雨により、急激な河川の増水による水難事故や、海・川・ため池などで起こるレジャー中の不慮の事故は後を絶ちません。水中での潜水活動は会話ができず、視界不良となる現場が多いため、陸上支援隊と協力し、冷静沈着な活動ができるよう訓練を重ねています。四国4県には、Ehime21(愛媛)、オリーブ2(香川)、うずしお(徳島)、りょうま・おとめ(高知)の5機の防災ヘリが配備されており、山林火災時には空からの消火や、遠方の医療機関への傷病者搬送に活躍しています。山岳事故発生時には、地上で活動する救助隊との連携が欠かせず、定期的に合同で訓練を行っています。

【災害時に活躍する高度救助資機材】

高度救助資機材とは、倒壊家屋の下敷き、生き埋めになった生存者の発見や、濃煙や暗闇の中で被災者を発見するための高度な機能を有した資機材です。

画像探索機1型画像探索機2型熱画像直視装置
画像探索機1型画像探索機2型熱画像直視装置
倒壊家屋やがれきの隙間からCCDカメラを挿入し、映像を見ながらの救助活動を可能とする探索機。生存者への送気、がれき内における可燃性ガスなどの検知および温度測定、内蔵小型マイクにより音声を聴き取ることも可能。カラー液晶モニターを採用した鮮明画像で、一人で画像と音声を確認しながら探索できる画像探索機。目視ができない夜間や濃煙の中でも熱源を感知して映し出し、生存者を検索することができる装置。
夜間暗視装置地中音響探知機地震警報器
夜間暗視装置地中音響探知機地震警報器
赤外線照射装置、自動輝度コントロールを内蔵し、夜間の捜索や監視など、暗闇でも鮮明な画像を視認することができる装置。地中の音や振動を増幅して、地震・土砂災害などで、生き埋めになったり、閉じ込められたりした生存者の発見と位置の特定ができる探知機。大きな地震が起きる前の小さな縦揺れ(P波)を瞬時に捉え、その後に到達する大きな横揺れ(S波)を予測して危険を知らせ、余震による二次災害から救助隊員を守ります。